ノラ・ジョーンズ
夕べはノラ・ジョーンズinパシフィコ横浜。
赤いベルベットの垂れ幕と、50年代風のペンダントライトのような照明。どこかホテルのラウンジで聞いているように思わせる舞台。バンドはとてもオトナな人たちで、大変落ち着いた感じ。
一曲目、ノラがピアノを奏で、歌い始めた瞬間に、なぜかとても感動して涙が出そうになった。
アルバムは何度か聞いているので曲は知っているが、曲名は覚えていない。だからセットリストはまったくいえないという程度のファンなのだが、ハスキーなその声に心が反応したらしい。このなんだかわからないけど泣きそうになる感覚、何年か前に「リバーダンス」を見たときにも味わったのだが。周囲に目を押さえている人をチラホラ見かけたから、同じように琴線に触れた人はいたようだ。(花粉症かもしれないが)
とても落ち着いた雰囲気の中、ノラの声に癒される2時間だった。アンコールのテネシー・ワルツは、「おおっ」と思いましたね。音楽について造詣が浅いので、うまく書けないのが残念だけど、とても豊かで素敵な時間をありがとう、ノラ。