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September 28, 2005

テレビに辟易

毎日繰り返される自民党の新人議員の紹介に辟易としていたのだが、今度は杉村太蔵代議士の所信表明演説なんだそうだ。

ワイドショーで延々と取り上げられるのもイヤなのだが、テレビのニュース番組でもトップに持ってくるところもあってトホホな気分にさせられる。発砲事件もあったというのに、平和なもんである、日本は。

新聞は2次元の面積だから読みたくなければ飛ばせばいい。だけどテレビは「時間」を超えられないから、飛ばすわけにもいかない。

テレビ局は政府からの免許が必要で、電波が限られているから独占的で、時間を超えられないという制約がある上に、視聴者にとって情報収集が楽だから、広告料金が莫大に集まり、広告料収入のために視聴率を稼ぐ必要があり、そのためには面白おかしい番組が重要だ--というのはわかるけどね。

文句を言うなら、やっぱりニュースもハードディスクに入れて見るべきなんだろうな。ドラマなんかは見逃さないために今そうしているし。  え?みんなもうやってるって?

HDDでみるようになるとCMはスキップするから、テレビにもたらされる莫大な広告料金は危機に陥ると思うけどね。だからテレビはもっとまじめに番組を作る必要があると思うけど、最近のマスコミ批判というか、個人情報保護を盾にした政府からの報道の自由への攻撃をみると、免許が…って最初に戻ってしまうんだろうなあと。

いっそのこと、インターネット放送にしたほうが、言論の自由は保たれるかもしれない。言論の自由を守るために、24時間ネットニュース局(文字も含む)でも作ったらと思うが、そうするとどこで稼ぐかというビジネスモデルが問題か。

PS.29日午前0時半に書き直しました。

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September 13, 2005

衆院選後の雑感

ここまで自民党圧勝とは。世論調査で予測された結果ではあるが、あまりにゲンナリして、昨日一度エントリをアップしたものの、削除してしまった。仕切りなおして、私の中で、総括してみたい。

小泉首相というブランド力を利用して、郵政民営化と法案をごっちゃにして勧善懲悪化するという戦略があたったわけだ。これによって自民党の法案反対派のみならず、郵政の労組を抱える民主党にも改革反対派というレッテルを貼ることに成功した。

本当は年金問題とか、景気対策が一番の焦点だと思うのに、郵政民営化(小泉法案)が争点だと勝手に決め付けられ、党首討論でもそれしか小泉首相が言わないからには、国民として法案を理解してから判断しようと、能動的に情報収集してみた。はっきりいってわかりにくくて、困難な作業だったし、最後まで明確にはわからなかった。どれほどわかりにくかったかは、以前のエントリの悩みぶりを呼んでいただくとして。

しかし、いまさらながらあえていうけど、法案の是非の判断なんて、本来、立法府である国会と国会議員がすべき仕事だ。郵政民営化は、前回の選挙で一応信任されているわけだから、法案は国会議員が最後まで責任もって議論すべき話。衆議院では可決され、良識の府である参議院で否決されたのだから、衆議院でもう一度3分の2を取れるように、法案を改正するのがルールだ。議会制民主主義だからさ。

そうはいっても「郵政民営化は改革の本丸。改革を止めるな」っていう単純な呪文を唱え続けたおかげで、郵政民営化小泉法案反対派は守旧派というレッテルを貼られ、とてもカッコ悪い感じになって、負けてしまった。小泉首相のケンカの強さは天晴れであるが、民主党弱すぎ。得票率は1.3倍しか違わないのに、結果はトリプルスコアまで引き離されるなんて、戦術がダメダメだった証拠である。

与党が3分の2もいるのだから、当然、あの郵政民営化法案も通るだろうし、自民単独でも過半数なんだから、なんでもできる体制になったわけだ。この結果を見て、ちょっとキナくさくなってきたな、と思う人は、投票行動どおり、全国の3分の1くらいなんだろうか。

そう思って、11日夜は幻滅していたのだが、今日発表された経済界のコメントでは、あたりさわりなく「構造改革に期待」ってだけじゃなくて、「白紙委任ではない」というクギを刺すものも多かったので少し安心した。中国問題や構造改革の動きは業績に直結するからだろう。日本でしっかりしているのは経済界だけなのか?

さすがのマスコミ(特にテレビ)も危機感を覚えたようだ。今頃になって、テレビではこんな結果はまずいみたいな雰囲気。だけど、造反、刺客とかって単純化した勧善懲悪ドラマを繰り返し繰り返し伝えたのは、ドコのドイツだ。

そういうわけで、私は、今回の選挙の一番の敗者はマスコミなんじゃないのかと思っている。小泉戦略に乗せられ、毎日、どちらに傾いても自民党だろうっていう刺客選挙区を取り上げることで、郵政民営化(法案)だけに焦点を当ててしまったのだから。本来、選挙は、景気対策や社会保障政策や外交問題など国家の重要な方針を決める機会。だけどマスコミが刺客にウツツを抜かした結果、マスコミから得られる情報は少なく薄くなり、その結果、私を含めて情報が足りないと考える人は、ネットを浮遊することになった。ネット上も真偽がはっきりしない情報は多いが、いろいろ見ていけば真偽も想像がつき、自分の考えも方向が出てくるというものだ。

選挙報道におけるマスコミの限界に直面する今、弱小マスコミの片隅で仕事をする自分も、謙虚にこの現実を受け止める必要があると思っている。

なんだかまとまらないが、とりあえず総括。

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September 11, 2005

田中健!

さすがテレ東。首相と党首決断ドラマだって(爆)。
宅間伸は岡田?

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パウエルの汚点

選挙当日だけど、昨日のニュースで気になったこの件をアップ。

NHKニュースより「前国務長官『戦争は正しかった』」

アメリカのブッシュ政権のもとでイラク戦争開戦を準備したパウエル前国務長官が、退任後初めて、アメリカのテレビ局、ABCとの長時間インタビューに応じ、イラクが大量破壊兵器を保持しているという誤った情報を提供したことは残念に感じるが、フセイン政権を打倒したことは正しかったという認識を示しました。

この中でパウエル前国務長官は、自らイラク戦争の前に国連の安全保障理事会で、開戦の根拠として、イラクが大量破壊兵器を保有していると主張したことは誤りだったと認め、「わたしの汚点であり、残念に思う」と述べました。そのうえでパウエル前国務長官は、「ブッシュ大統領がイラクの安保理決議違反を容認しないと決めた際には、私も武力行使の立場に立っていた。フセイン政権が倒れたことを喜んでいる」と述べ、戦争自体は誤っていなかったという認識を示しました。また、今も激しいテロや襲撃で混乱が続いていることについて、「イラク人による部隊をできる限りの力を尽くして育てる以外に、ほとんど方法はない」と述べ、それまでの間、アメリカ軍の駐留が不可欠だという考えを示しました。一方、アフリカ系アメリカ人として初めて大統領候補となる可能性のある人物とされてきたことについて、「私は政治向きではない。人種差別は厳と残っており、あるべき形になるまで、まだ長い道のりが必要だ」と語りました。

以上引用終わり

ニュースでは戦争は正しかったよりも、「汚点」のほうでアナウンスしてたけど。

パウエルが大量破壊兵器の存在について国連で説明させられている時、非常に苦しそうな表情だったのを覚えている。今の国務長官は、ニューオリンズがカトリーナにやられているころ、フェラガモで靴買ってたけど、パウエルだったらどうしていただろうか。

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September 08, 2005

郵政民営化法案で考えたこと

あの法案どおり行われた場合、どうなるか考えてみた。違うかもしれないので、間違っていたら指摘して欲しい。

1.窓口サービス会社
今の街中にある郵便局の受付部分。
コンビニみたいに他のサービスもやればいいっていうことになっているが、だったらコンビニになったほうがいいとも思う。ただ人から預かるお金もあるから、バイトってわけにいかないと思うし、結局コストは高そう。村部はつぶれるんだろうしなあ…。というか、これって分離すべきものなのだろうか。どんな事業にしろ、小売部門や窓口部門というのは、そこだけ切り離したら赤字になること多いと思うけど?

2.郵便
ユニバーサルサービスが一番の問題。はがき1枚50円で届けられるのかどうか、クロネコヤマトさんに聞いてみたい。50円でなくてもいいという議論もあるとは思うが、田舎は届けられないとなると、やっぱり町役場とか村役場なんかがその代替をしなければならなくなるだろうね。現金書留とかどうなるのかな? 海外では郵便局が為替もしてくれたりするんだけど…日本ではしてたっけ?

3.郵便貯金
みんなの貯金なのに、まるで国のお金みたいに言われているのが不思議。自分のお金なのに、よく考えないで「民営化(法案)賛成」とか言っている人が多そうなのも気になる。無駄に使われていたにしろ、国のために利用されていた国債での運用から、外国債とかで運用されるとなると、国民の貯金が海外のために利用されることになるわけだ。もうアメリカは皮算用中らしい。↓
「郵政民営化で、得するのは誰なのか?」-ウォールストリートジャーナル紙8月26日の概訳-  

小泉首相の話を聞いているとなんだか民営化って素晴らしいみたいなのだが、バブル時代に郵便貯金が民営化されていたら、間違いなく同じように不良債権を抱え込んでいただろうと思う。

4.簡易保険
田舎で入りたい人にはいい制度なんだろうけど、よくわからない。以下は郵便貯金と同じ。


結局のところ、あの郵政民営化(法案)って、自民党を牛耳っていた橋本派の票田をつぶすこと、米国にいい顔をすることという1石2鳥の政策という以外になにかあるのだろうか。それよりクロネコヤマトに信書を開放しなさいよ。ったく。

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September 07, 2005

医療費負担は重い

ある医師の話(伝聞)。
最近、病院には末期がん患者と自殺者が運び込まれるケースが多くなっているのだという。小泉政権が国民の医療費負担を増やしたものだから、初期段階の患者は我慢するようになってしまったらしい。自殺者のほうは、もちろん、さまざまな経済環境が悪化したからだと思うのだが。

筆者自身、ある検査で3万円(!)かかり、まさかそんなにかかると思っていなかったので、持ち合わせがなく、ATMで下ろしてきたという経験がある。その検査、そんなに難しいものじゃなかったと思うのだが。これじゃあ、おちおち病気になれないなと思ったのが印象に残っている。だって病院に来るってことは調子が悪いって事で、調子悪いってことは、働けないってことなのに。で、大抵、具合の悪い理由なんて、すぐにはわからないのだから。

そんな中、さらに暗澹たる気持ちになった日本経済新聞の記事。国民保険に入るように言われたある若者は「僕は病気にならないから入らない」と断言したそうだ。この子が、万が一、事故にあったりしたら、どうなるんだろう?

今の世の中、医療費と教育費は充実させたほうが、「米百俵」なんじゃないだろうか。医療費が国の財政を圧迫しているというが、その前に特殊法人の財投債をなんとかすべきじゃないですかね。郵政民営化とかよりも前にね。

大増税と大予算カットをさせようという財務省のゲームがある。どうやっても大増税と地方交付税カットに走ってしまう。
こんな日本にしたのは誰よ。

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September 06, 2005

郵政民営化・小泉法案への銀行マンの意見

最近交わした某銀行マンとの私的会話
(注)超アバウトな理解かもしれないので、意味半分に読んでください

Jin 「郵政民営化法案って銀行にとってはどうです?」
銀行マン「330兆円もの巨大銀行を作られちゃ困りますよ」
Jin 「そーですよね(笑)。郵便局って資金運用できるのかな」
銀行マン 「急にできるわけないですよ。いままで国債で運用していたんだから」
Jin 「よく外資に持っていかれるっていうじゃないですか。あれは?」
銀行マン 「自分で運用できないなら、どこかに運用してもらわなくちゃいけないでしょ。ゴールドマンサックスとかで」
Jin 「ゴールドマンといえども損することありますよね」
銀行マン 「もちろん」
Jin 「米国債で運用するってのは?」
銀行マン 「国債は国の事業に使っているわけだけど、米国債は米国の事業に使うわけだから、日本にはお金は落ちないで、米国に落ちることになりますねえ」

国費を突っ込んだためか、郵政民営化(法案)→巨大銀行発足について、銀行業界からの意見が聞こえてこないのだが、一銀行マンの声を聞いてみるとやっぱり、(今回の法案には)反対らしい。

いずれにせよ、民間にお金が回るってこともなさそうだ。しかも国にも回らず、米国へお金貸してあげることになるらしい。でもそれは止めるよとはいえない金貸し。だって某・元首相は米国債を売る誘惑に駆られたこともあるといっただけでササレたという話だしね。

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September 03, 2005

IQ低いんですが、何か?

小学生のころ、IQテスト(知能テスト)で70台を出したことがある。

そのIQテストは95-110点が普通だったと思う。130くらい出している子はとても頭がいいとされていた。シャローン・ストーンとか、ライス長官が200っていうと、もう雲の上だ。ということで70台は大変低い値である。

つまづいたのは忘れもしない、積み木問題だった。立体的に描かれた積み木が、いくつあるのかを数える、至極簡単と思われる問題。しかし私は考え込んでしまった。この積み木の裏に、見えないように積まれている積み木があるかもしれないのだが、それをどうやって数えればいいのかと。出題者はそんなこと求めてないだろうと大人の私は思うのだが、小学生の私は考え込んでしまい、答えが出せないまま時間がすぎた。結局、後の問いを答える時間がなくなってしまった。

あまりにショックだったので、翌年からは積み木問題は飛ばして、後でやることにした。どうせまた考え込むのが目に見えていたからだ。おかげで、数値は通常に戻ったのだが、私の中で、積み木問題は解決していない。いつかじっくりやって、疑問を解消したいと思っている。

低いIQをさらしたのも、小泉首相が私を郵政民営化賛成のターゲットにしていると知ったからである。

それはこれ「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略」である。ウワサには聞いていたが、「『小泉支持者はIQが低い』という国会資料!」のリンクを発見したので改めてみてみた。

2ページ目の図をみると、IQが低く、失業もしていない私は、フォーカスされるB層にピッタリである。「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを指示する層」とされている。確かに郵政民営化はわかりにくいし、小泉総理が誕生したころは、そのキャラクターは新鮮で面白かったし(反省)。

3ページ目もなかなかである。郵政民営化の価値を訴えるとともに、「道路公団民営化や年金問題のプロセスを想起させないコンテンツを形成」とある。つまりこれらは失敗したって認めているってこと?

さらに読み進めると、竹中大臣と佐藤雅彦氏による対談「民営化ってそういうことだったのか会議」(仮称)をするとある。私はお二人の「経済ってそういうことだったのか会議」を読んでいる立派なB層だが(「経済ってそういうことじゃないんじゃ…」と思ったけど)、これは知らなかった。テリー伊藤とか伊藤元重氏とか引っ張り出そうとしているみたいなんだが、実行されたんだろうか。
 9月4日追記 実行されてた。→「郵政民営化ってそうだったんだ通信」

その後の資料もイカしてる。郵便局の満足度はめちゃめちゃ高い(笑)。

以下は感想。国民をバカにして、だます方法を考えるヒマがあるのなら、大学教授のようなIQが高い人たちにもネガティブに捕らえられないような郵政民営化法案を作ればいいと思うよ。あ、こういう考え方もB層っぽい?

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報道ステーション

ここ数日、テレビ朝日の報道ステーションを注視している。
なぜなら古館キャスターの壊れぶりが怖いからだ(怖いもの見たさってやつ)。

多くの人が指摘しているが、31日の番組で行われた政党討論会の司会ぶりはひどいものだった。野党が郵政民営化法案の問題点を指摘すると、それに自ら反論。発言をさえぎったのだ。その様子はここに詳しいので読んでいただければと思うのだが、どう贔屓目にみても、報道番組の司会者を逸脱する言動だった。

さて、2日も放送を見ていたのだが、ハリケーン「カトリーナ」による大災害のニュースについて話していた天野祐吉氏のコメントを、全く逆にまとめるシーンもあったぞ。

もともと何でも大げさにしゃべるだけで、ニュースキャスターとしてはどうかと思っていたが、最近のあまりの壊れぶりに、そろそろご退場願いたいと思うのだ。そんな中、久米宏が久々にTBSで選挙特報をやるようなので、楽しみにしている。

話は変わるが、カトリーナの被害は悲惨すぎる。全く救援が間に合っていない。日本から何かできないかと思っても…やはり義捐金ということになるだろうか。

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