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January 27, 2007

いまどきの子供がうらやましい件について

007cr11
どうしても「007 カジノ・ロワイヤル」がもう一度見たくなって、同僚を誘って見に行ってしまった。

2度見ても、ダニエル・クレイグの悪がき007(修行中)がとても素晴らしい。修行中ってこともあって、感情が表れやすいし、荒唐無稽なメカとかでてこないので、「24」なんかに慣れた観客には受け入れやすい、のかもしれない。ピアース・ブロスナンのときも、トゥモロー・ネバー・ダイみたいな必死なバージョンのほうが面白かったし。あれはミッシェル・ヨーがかっこよかったんだけど。

ダニエルはピアースほどハンサムじゃないし、体も素晴らしい筋肉美だが大きくはない。でもそれがかえってリアルスパイに見える。すごくハンサムで背が高いと目立っちゃってしょうがないんじゃないだろうか。スパイとしては。ダニエルはなにしろ本物のKGB職員だったプーチンに似ているし、この間殺されたリトビネンコとかにもちょっと似ている。それじゃかわいそうなんで付け加えると、もちろんスティーブ・マックイーンにも、かすかに微妙にショーン・コネリーにも、ほんのちょっとだけジェームス・ディーンにも、あと、ケビン・スペイシーにもかなり(笑)似ているわけですが。

この魅力はなんだろうと思うのだが、ダニエルはどうも、イギリスでは当初「なぜこの名優がジェームズ・ボンド役を受けたのか?」という疑問が呈されるほどの役者らしい。ムービーウォーカーの特集によれば「ボンドにしておくには惜しいほどいい俳優」なんだそうで、確かに、Mにしかられたあとの悲しそうな目とか、ヴェスパーに気があるんだけどぶっきらぼうに対応する様とか、ボンドの人間らしい内省的な一面が、抑制されながらも見えてくる。その加減が秀逸なのかもしれない。これはダニエルだからいいのか、演出がいいのかわからないが。

ただし、これは、becommingなんだからかもしれない。007として完成されてしまったら、またあの余裕しゃくしゃくのボンドになってしまうんだろうか。どこかの記事にあったように、ダニエルの新シリーズが、007「2.0」であるならば、従来を踏襲する必要はないと思う。エンドロールでジェームズ・ボンドは戻ってくるよと書いてあったので、かなり楽しみにしている。

で、表題の件なのだが。

そんなわけでにわかMr.Craigファンとしては、日本に来たときのインタビューを探してみたんだけど、一瞬、フジテレビの「とくダネ!」に出たときのものがyoutubeで見つかっただけ。それもすぐ削除されてしまったし、日本語で見ることができない。しかたないので、youtubeで英語で探してみると出てくる出てくる。たくさんあるんだよね。

映画では相当低かったボンドの声だが、ダニエルは普通に話すともう少し高めで早口。ただ、全部英語だから半分も言ってる意味がわからない。しかしながらタダで、自分の好きな俳優の生英語が聞けるわけだ。私が高校生だったら、英語の勉強と称して、ずっと探して聞いているであろうと思う。書き取りまでやれば、相当な英語力がつきそうだ。探していると、クリントンやヒラリーやスティーブ・ジョブズのインタビューがあったりして、全部聞いたらすごく勉強になりそう。

iPodでも、ポッドキャストを利用してタダでBBCやCNN、NHKの英語ニュースが聞ける時代。私たちの時代はカセットを買うか、ラジオやテレビの時間にあわせて視聴するしかなかった。テレビでも大して英語の放送なんてなくて、とはいえFENはなにいっているかわかんないし、唯一、ネイティブ英語に触れるシーンは、京都の修学旅行だという(笑)世界だっただけに、なんだか今の子がうらやましい限りである。英語ニュースも1ヶ月まとめて発行しているだけの雑誌もあったよね。いまはグーグルニュースで全世界のニュースが読めるし、アラートしておけば、気になる英語記事が手に入る。英語の授業がつまらないのは、「今」感がないからだったし。

というわけで、今の子供たちに、インターネットの恩恵を全面的に利用して、限りなく楽しく英語の勉強をしてほしいなと思うわけである。英語なんて、そんな難しくないぜっていうふうになってほしいなと思いつつ、youtubeにあったジミー大西の英語に笑っていたのであった。

追記:カジノ・ロワイヤルの初見感想はこちらのエントリに書いております。

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