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May 27, 2007

『かもめ食堂』

『かもめ食堂』
http://www.kamome-movie.com/
監督・脚本:荻上直子 原作:群ようこ
主演:小林聡美 片桐はいり もたいまさこ ヤルッコ・ニエミ タリア・マルクス マルック・ベルトラ

なんとなく、面白いと聞いていた。日本映画は見ないのだが、この「やっぱり猫が好き」メンバーでつくる映画にはちょっと興味があった。映画館にいかなくても、せめてビデオでね…。

というわけで、レンタルしようと思っていたらWOWOWでやっていたので、録画してあったのを、ようやく鑑賞。

なぜかヘルシンキ(フィンランド)で食堂を開こうと思ったサチエ(小林聡美)。カモメならぬ閑古鳥がなく状態が1ヶ月続いたころ、初めての客、日本かぶれ(アニメお宅?)のトンミ(ヤルッコ・ニエミ)がやってくる。トンミにガッチャマンの歌の歌詞を聞かれたサチエだが、最初のフレーズしか出てこない。その日、本屋でムーミンの本を読んでいたミドリ(片桐はいり)と知り合い、ガッチャマンの歌詞を教えてもらった。サチエはそのお礼に、家に泊めることにする…。

というのがイントロ。もたいまさこも加わって、かもめ食堂が繁盛するまでをゆったりと描く映画である。

ガッチャマンのフレーズ、確かに思い出せないよなあ・・・。

のんびりとした日曜の昼に、コーヒーを飲みながら見たい映画である。そんな感じ。ストーリーに特段盛り上がりがあるわけではないが、気持ちよく時間をすごすことができる。フィンランドってこんな感じなのかな?映画館で見てもいいが、家でぼんやりしながら見るのに適しているだろう。

「やっぱり猫が好き」が好きだった人にはお勧め。一部オマージュらしき部分もある。

ラストの井上陽水の「クレイジー・ラブ」がまた、この映画にぴったり。

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May 25, 2007

ゆるいマスコミ考

マスコミ業界の超超隅っこにいる者からみても、最近の新聞の凋落ぶり、テレビの適当ぶりには、かなり愕然としている。従軍慰安婦問題についての朝日新聞の態度(種まいた責任とらね~のかよ)とか、日経のアオリぶり(アメリカさんの思い通りに誘導すんじゃね~よ)とか、どうでもいいけどあるある問題とか(クロレラは正しいのかな?)とか、古館の意味のない感想しゃべりとか。イラクとかイランの問題が深刻化していても、ヒマネタ延々と流していたりとか。

かつては立派だと思っていた大マスコミが、ことごとく崩れていく。昔のマスコミ像は幻想だったのかもしれないけど、仕事の現場で一緒になった新聞記者たちは、まじめに仕事をしていていい人も多かっただけに、どうしてなんだろうなと思う。これではネットによって情報が無料化し「新聞を殺す」どころではなく、新聞が自滅していくんじゃないかと思わざるをえない。あ、テレビは自滅というより、意識的に滅亡したいんじゃないかと思う番組のつくりだけども。

特にこの件については、そう思ってしまう。

サーベラス毎日問題(驚愕!)
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50382689.html
サーベラスってクライスラー買ったところだよな…。

大企業やその他いろんな勢力(あえてぼかす・苦笑)が力を持ってきた背景には、やはり、バブル崩壊があると思う。それまでは大企業の力も、その他の勢力の力もあったけれど、マスコミにも力があったし、一応、「第4の権力」としての存在感はあった。だけど、バブル崩壊で、企業のカネが流れなくなり、マスコミもそれによって疲弊し、有力顧客の言うことを聞かねばならない部分が大きくなったんだと思う。それは隅っこにいる者だけに、すごくよく感じるんだが。

それにバブル期までに大企業幹部やその他勢力の子弟が大企業に入っており、さらにバブル後はコネによる選別によって濃度が高まり、大企業人とそうでない人の2極化が進んでいった。大企業の範疇にはもちろん大マスコミも入っているから、同質な人たちになっていくわけで、利害関係も同じになっていくと…。被害妄想だって? そんなことないと思うけどね。

CNNが素晴らしいとは思わないけど、日本ではデジタル化であんなに電波を増やしたのに、きちんとした独立ニュースチャンネルはひとつもできなかった。新聞も迷走中。そんな日本では、ネットが新聞を殺すのではなく、ネットが崩壊しつつあるジャーナリズムの受け皿になるんじゃないかな。そんな気がする。

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May 23, 2007

007DVDキター

Dvdcr007
うっかり、『007カジノ・ロワイヤル』ブログだったことを忘れていた。

きましたよ。DVDが。なんか遅すぎて微妙に熱が冷めているのだが、この間、売り場のVAIOのiTunes Videoにカジノ・ロワイヤルが入っているのを見たら、やっぱりいいなと思ったし。

会社の同僚は「面白くなかった」「それほどでも」というヤツが多いので、少々ムッとしているわけだが、まあ、この面白さがわからない人とは、文化的にほかの部分も相容れないだろうから。人それぞれだしね。

というわけで、いつ見ようかなあ。あんまり豪華じゃないんでツマランですが。せめてトランプとかさあ・・・。まあ、しょうがないか。

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May 22, 2007

イランはとりあえず融和ムードじゃないのか?

夜中に起きてしまったので、仕方なくネットを見ていたら、こんな記事が・・・。

Iran says anti-U.S. policy "bigger than Hiroshima" ロイター
http://www.reuters.com/article/topNews/idUSBLA14874720070521

核開発問題のイランが広島よりも大きいというと、おいおい、そんな核兵器持つんかいなと早合点したら、そういう話じゃなくて、今、イランが行っていることは、米国の原爆投下よりもより国際政治に影響力があるといいたかったようだ。あ~、驚くじゃん。

しかし、時々、中東では広島、長崎の話が出るわけで、いかに、日本への原爆投下というものが、世界に対する「恐怖政治」の始まりだったかわかる。って今さらですが。

とりあえず訳してしまったので、とりあえず掲載。読む方は続きをクリックしてください。間違っていたらご愛嬌ということで・・・。ポリポリ。

Continue reading "イランはとりあえず融和ムードじゃないのか?"

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May 15, 2007

共和党のスキャンダルおさらい

メモ用にリンク

図解:共和党のスキャンダル(Slate)
http://www.slate.com/id/2165783/nav/tap1/

よくできてる(笑)
知らないのもあるけど。


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May 14, 2007

泡沫候補(?)奮戦中の模様

民主党、共和党両党の第一回米大統領候補公開討論会が行われた結果、微妙にそれまでと票の伸びが変わってきているのが面白い。民主党では討論会で慎重姿勢を貫いたオバマが失速し、強気の発言をしたヒラリーの評価があがったり、共和党ではジュリアーニが首位ながらもロムニーの評価が高くなったりしている。やはりテレビは恐ろしいすね。

しかしながら公開討論会では、泡沫と思われていた候補が意外に人気になったようだ。

共和党ではRon Paul下院議員。
これは討論会での発言(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=peBGJwE9NXo
英語力皆無なので、なんとなくしかわからないが、イラク戦争に反対している模様。イラク戦争の金があったなら税金が安くできるといっているように聞こえるが…。ホームページを読んでみたところ、アメリカは他国に首突っ込んで、その結果、軽蔑されているといっているようだ。


・・・・・・・・・・・・・・日本語に頼ってみる(あ~情けない)。

Wikiより http://ja.wikipedia.org/wiki/2008%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99

* ロン・ポール 下院議員(テキサス州選出)
1988年の大統領選挙にはリバタリアン党候補として出馬。2007年1月11日、検討委員会設立の届出を行った。2003年のイラク戦争への議会承認の際に反対投票を行った7人の共和党議員のうちの1人。2007年3月12日に正式に立候補を表明した。

投票行動はというと
Brief Overview of Congressman Paul’s Record
He has never voted to raise taxes.
He has never voted for an unbalanced budget.
He has never voted for a federal restriction on gun ownership.
He has never voted to raise congressional pay.
He has never taken a government-paid junket.
He has never voted to increase the power of the executive branch.
He voted against the Patriot Act.
He voted against regulating the Internet.
He voted against the Iraq war.

なぜ共和党にいるのか…。討論会でも「アメリカにとってビル・クリントンがホワイトハウスに戻ったほうがいいとお考えですか」と聞かれていたしな。(答えは聞き取れません。すんません)


というわけで
http://ronpaul2008.typepad.com/ron_paul_2008/2007/05/highest_positiv.html
でみると、MSNBCで中継された公開討論会の後の評価はポール下院議員が1位だったようだ。


民主党でも討論会であまりに率直な発言をしたマイク・グラベル元上院議員の人気が高まっているらしい。

Wikiによると
* マイク・グラベル 元上院議員(アラスカ州選出)
マサチューセッツ州出身。1969年から81年までアラスカ州選出上院議員、1972年大統領選挙では、民主党副大統領候補の地位をめぐって争った。働いているかを問わない年間所得保障を提言したことで知られる。選挙の時点で78歳という高齢である点、30年ほど連邦の政治から離れている点を指摘されている。2006年4月に立候補を表明し、連邦選挙委員会にも届出済み。

討論会での発言内容は暗いニュースリンクさんを読んでいただくとして。

ポールもグラベルも、「まっとうなアメリカ人」的主張をしているといえるだろう。まだまだ泡沫のようだけど、お二人には、ぜひ、がんばってほしいものだ。しかし、万一、この2人の対決になったら、みんなどちらを選ぶんだろう。同じに見えるんだが…。

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May 07, 2007

サルコジの勝ち

フランス大統領選の決選投票では53%を取ってサルコジが勝った模様。

Sarkozy 'wins French presidency' BBC
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/6630797.stm

読めないけど仏紙より
Nicolas Sarkozy élu à la présidence de la République à une large majorité ル・モンド
http://www.lemonde.fr/web/article/0,1-0@2-823448,36-906044@51-906165,0.html

Président Sarkozy リベラシオン
http://www.liberation.fr/actualite/politiques/elections2007/252035.FR.php

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May 06, 2007

共和党候補の初ディベート

5月3日に共和党大統領候補の初ディベートが行われた。2008年大統領選では最初から不利な戦いを強いられている共和党だけに、初ディベートの場は米国民最愛の大統領、レーガンの記念図書館で行われた。ナンシー・レーガンもシュワルツネガーも出席。各候補はレーガン頼みかよ~と突っ込みを入れたくなるほど、レーガンをたくさん引用していた。まあ、司会者がレーガンの名前を出していたけどね。

GOP Contenders Embrace Reagan Legacy ワシントンポスト
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/05/04/AR2007050400280.html

08 Republicans Differ on Defining Party’s Future NYT
http://www.nytimes.com/2007/05/04/us/politics/04repubs.html

ディベートを見たい人はこちらから。
MSNBC ディベート特集 右下のvideoのコーナーにある。
http://www.msnbc.msn.com/id/18296908/


といっても英語ではよくわからないので、日本の報道を見ると…

米大統領選共和党候補討論 ヒラリー氏に批判集中 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007050502013835.html

イラク問題などで論戦 米大統領選へ共和党候補10人 産経
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070504/usa070504003.htm

イラク問題やテロ対策で論戦、米大統領選共和党10候補 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20070504SSXKF007504052007.html

とりあえず、民主党はイラク撤退に期限をつけるが、それではいけない、イラク戦争勝利へむけてもうひと踏ん張りせねばならぬと声を揃えたという感じかなと。ジュリアーニの「レーガン時代の楽観主義に戻る時」というのはどういう意味なんだろう。うーむ。

レーガンの次を行こうというのか、俳優のトンプソン氏が出馬するかもしれないらしい。出馬表明していないのに共和党で3位だし。映画『レッド・オクトーバーを追え』に出ていたそうだが、どんな人だっけ? …と思ったら、AFPの記事に写真が載っていた。ああ、いましたね、この人。しかし民主党支持者にも人気なんだろうか。

米大統領選で俳優・トンプソン氏が出馬準備…共和党で3位 読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070506i102.htm?from=main1

俳優で元上院議員のトンプソン氏、次期大統領選の出馬を検討中 - 米国 AFP
http://www.afpbb.com/article/1407852


そんなわけで、共和党苦戦の原因、ブッシュの支持率はとっても落ちているらしい。

米大統領支持率、28%で最低更新・米誌世論調査 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070505STXKG051105052007.html

もとの調査結果はこちら。19問目ですね。
NEWSWEEK Poll
http://www.msnbc.msn.com/id/18491981/site/newsweek/
20問目は最も偉大な大統領について。共和党支持者はレーガン、民主党支持者はクリントン(ケネディより上だ!)を選んだらしい。トータルではレーガンとクリントンが同率首位。共和党のディベートでレーガンを出し、ヒラリーを批判する意味というのはここらあたりにあるだろう。


ブッシュ大統領は民主党のイラク撤退法案に対して、当然ながら拒否権を行使し、この法案は廃案になる模様だ。テロ炸裂中の今のイラク情勢の中、撤退期限を切るというのは、戦争を開始し、イラクという国をつぶしてしまった米国の責任問題としていかがなものかと思うけど、米国内はもう、これ以上の犠牲に耐えられないという雰囲気なんだろうな。しかし、予算はどうなるんだろう? 

米大統領の拒否権、下院で覆らず 与野党が合意模索へ CNN
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200705030010.html

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欧州も選挙の季節

フランスでは大統領選挙の投票も始まったらしい。ちょっとエキセントリックな感じで日本文化嫌いが不安を覚えるサルコジと、人はよさそうだが政策がブレるという評判のロワイヤルの対決は、サルコジ優勢らしい。詳しくは知らないのだが、私がフランス人でも、どちらに投票するか迷いそうな選挙ではある。

フランス大統領選特集 yahooニュース
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/france_presidential_elections/


イギリスも労働党が地方選で惨敗中らしく、そろそろブレアが退任表明するらしい。10年の長期政権だったブレア。最初は若々しい感じだったが、ブッシュとともにイラク戦争の泥沼に足を突っ込んだおかげで人気はがた落ちのようだ。次の首相は財務相のブラウン氏になる予定。イギリスの総選挙は09年なので、政権交代があるとすればそのときらしい。ちなみに保守党の党首はキャメロン氏。

英統一地方選で労働党が退潮、次期首相は党勢回復が課題に ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070505-00000340-reu-int

英労働党、地方選で敗北 保守党「政権奪回へ土台」朝日
http://www.asahi.com/international/update/0504/TKY200705040159.html?ref=rss

ゴードン・ブラウン wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3

デービッド・キャメロン wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%B3
41歳。同級生だ(泣)。

そんなわけで英仏も政権交代の季節を迎えるし、ロシアも08年3月に大統領選だそうで、米国も09年から新大統領だし、07~09年で欧米がガラリと変わりそうである。で、日本はどこへ行くんだろう。英仏露より経済力はあるのに、敗戦国であるがために(それだけでもないんだろうが)、まったく政治力がない日本。どうする、オレ?

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May 02, 2007

民主党大統領候補のテレビ討論会の結果は?

4月26日、民主党大統領候補8人がサウスカロライナ州に集まって、2008年大統領選初のテレビ討論会が行われた。もう、あちこちで書かれているので私が書く必要もなさそうだけど、一応メモ。

討論会そのものを見たい方はこちら。
MSNBC  The Debates
http://www.msnbc.msn.com/id/18296908/
右下のVIDEOの「Watch the debate」というところをクリックするとビデオが見られる。

とりあえず見てみたけど、当方、英語が苦手だし、イラク戦争のことばかり言っていて、これで誰が有利になったのかはさっぱりわからない。感じとしては、バイデンがなんとなくいいなと。上品で、映画に出てくる大統領っぽいねというだけですが。

米2紙は…
ワシントンポスト Candidates Unite in Criticizing Bush
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/04/26/AR2007042602593.html

NYT Democratic Hopefuls Square Off for First Time
http://www.nytimes.com/2007/04/26/washington/27demscnd.html


英語を読みたくないので日本語の記事を見てみる(面倒なんで…)。
読売 米民主党が大統領選で初の討論会、イラクなどで論戦
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070427id01.htm

日テレ 米大統領選 民主党候補者がTV討論
http://www.news24.jp/82778.html

東京新聞 両雄対照的 米大統領選 民主討論会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007042802012320.html

日経 米大統領選「スタート」・民主党討論会
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070428AT2M2702427042007.html

え~まとめますと(笑)、イラク戦争での質問に対し、いつもこの件で賛成票を入れたとして責められるヒラリーがうまくかわして、あと、女性だけに疑問視される戦時対応についても強気の発言をした模様。あと、オバマが日本を重要な同盟国と発言したそうだ。

これだけじゃアメリカの雰囲気はわからないので、JMMメールマガジンより、米国ニュージャージー州在住の作家、冷泉彰彦氏の見方を引用すると

 安倍首相のワシントン入りした26日の晩には民主党の大統領候補8名がサウスカ ロライナ州で「第一回のTV討論」を行いました。討論自体はブッシュ批判、イラク 戦争批判をそれぞれの候補が訴える「無難」な内容だったのですが、ヒラリー・クリ ントン候補が当意即妙の話術と、強硬さ毅然さを前面に出す戦術の効果で大きな得点 を上乗せしたというのが、もっぱらの見方のようです。(ちなみに私が危惧していた ように、銃規制の議論はほとんどされていません)

 保守派の論客パット・ブキャナンなども「ヒラリーの弁舌にはレーガンを彷彿させる」と絶賛を惜しんでいません。そのヒラリーは「イラク戦争推進決議」へ賛成票を投じたことは「反省する」としながらも「仮にテロ攻撃の責任が明確になったとしたら毅然として報復(retaliation)する」という強硬な言葉を使って、他候補を圧倒しています。共和党の元下院議員ジョー・スカーボロも「クリントンは余程の失点がない限り候補として指名されるだろう」とかなり断定的なことを言っています。


というわけで、どうもヒラリーが高得点を挙げた模様。ヒラリーの冷たい感じはマイナスだと思っているのだが、女性だから戦時対応ができないんじゃないかという、いかにも米国らしいマッチョな懸念に答えるためには、サッチャーばりの「鉄の女」に徹するしかないんだろう。まあ、本当は戦争をしないで最大の国益を得るのが重要だと思うのだが…。

討論会の後、カリフォルニアに舞台を移して民主党大会が行われたらしい。
CNN 米大統領選の民主党候補2人、ブッシュ政権批判を展開
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200704290018.html

時事 初仕事はイラク戦終結=「大統領になれば」-米・ヒラリー議員
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007042900094


それじゃヒラリーが、ダントツ首位かと思ったら、先日も引用したラスムッセンの4月30日の調査では、ヒラリー30%、オバマ32%、エドワーズ17%で、とうとうオバマがヒラリーを抜いてしまった。
http://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/2008_democratic_presidential_primary

日テレ24によれば、ウォールストリートジャーナルの調査でもヒラリーが36%で1位だが、オバマが31%と5ポイント差まで詰め寄っているとのこと。この記事だけだとわからないけど、以前、オバマはもっと引き離されていたってことのようだ。

今週の木曜日、5月3日には共和党のテレビ討論会がある模様。見所はやはりマケインかな。

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