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June 24, 2007

米大統領選2007年6月まとめ

ぼうっとしている間に、米大統領選も進んでいるようで、だんだん、追っかけるのも面倒になっているが、とりあえず、これまでひろった記事などから面白いものを、共和党と民主党それぞれに分けてメモ。

<共和党>
ブッシュの支持率も26%と、23%のニクソンに肉薄中。
ニューズウィークの調査
http://www.msnbc.msn.com/id/19354100/site/newsweek/

こんな中だから、共和党候補者たちも絶望的な戦いを強いられている模様だ。候補といえば、離婚暦があり妊娠中絶にも理解を示すあたりがキリスト教右派にきらわれるジュリアーニ氏、手腕も高く討論会で人気があがっているけれどモルモン教というところがひっかかるらしいロムニー氏、厭戦ムードの中で堂々とイランへの攻撃まで言及するマケイン氏と、有力候補はそれぞれなんとなくマイナス要因がある。


決定的に強い候補者がいない中、出馬が有力視される俳優のトンプソン氏に人気が集まっている。といっても、なかなか正式に出馬表明しないんだが、ラスムッセンの調査では、とうとう共和党候補の1位になってしまった。

産経新聞 俳優トンプソン氏首位に 米大統領選の共和党候補
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070620/usa070620003.htm

ラスムッセンリポート
http://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/2008_republican_presidential_primary


さらに、大統領選出馬が噂されるブルームバーグNY市長が共和党を離党。無所属になった。

USFL ブルームバーグ氏無所属に 大統領選出馬の布石
http://www.usfl.com/Daily/News/07/06/0620_006.asp

ワシントンポスト NY Mayor Bloomberg becoming an independent
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/06/19/AR2007061901640.html

いろいろな噂があって、独立系で立候補するということは共通なんだが、共和党というより超党派の支持者を集めるためだとか、ヒラリー側に有利になるように共和党の支持者を奪うためだとかいわれている。

JMMの冷泉彰彦氏の『from 911/USAレポート』第308回「中道マジックの可能性」より引用


 どうして無所属での大統領選出馬に対する期待感があるのかというと、そこにはウラがあるのです。一つには「保守票の分裂期待」ということがあります。直近の例で言えば、1992年にビル・クリントンが勝った背景には、ロス・ペローの存在がありました。究極の小さな政府論を掲げてブッシュ(父)の票を食った無所属のペローが18.9%の票を取って、クリントンの勝利をアシストしたという見方です。ペロー同様に大富豪で選挙資金は自前で用意できるブルームバークのポジションは、どうしてもペローその人に重なって見えるというわけです。

 ちなみに、逆の例としては2000年に「緑の党」のラルフ・ネーダーが、リベラルな票の一部(この時はペローよりはるかに少ない2.7%)を食ってしまってゴアの落選の一つの要因となったことも記憶に新しいところです。いずれにしても、二大政党制が余りにも強大なために、独立系の「第三の極」が票を集めてしまうと、意外な効果を発揮するというのは事実です。

本人は否定しているけれどもずっと噂されるというのは、民主党のゴアと同じといえるだろう。億万長者だから資金には困らないしね。

ワシントンポスト Bloomberg says he is not eyeing White House
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/06/20/AR2007062001309.html
あれ?もともとは民主党で、共和党に鞍替えしていた人なんだね。


<民主党>

何回か行われた討論会の中で、エドワーズはオバマとヒラリーをえらそうに糾弾したものだから人気が落ち、強気で攻めたヒラリーが支持を伸ばしたようだ。オバマもいろいろと余計なビラをまいたりしていたらしく、微妙にあせりが感じられる。

AFP オバマ候補、ヒラリー候補とインド企業の関係指摘したメモ配布に謝罪
http://www.afpbb.com/article/politics/2241827/1706847


まあ、そうはいってもヒラリー?って感じの人も多いらしく、オバマが躓いたら、ゴアがオバマとともに参戦するだろうと有名政治ブロガーが予言しているらしい。つうか、ステッカーまで考えているし(笑)

The Unbeatable Democratic Ticket: Gore-Obama 2008?
http://www.clevelandleader.com/node/2156

ビデオまである。歌は「Sweet Home Alabama」のモジリすね
http://www.youtube.com/watch?v=T8eR48X_zXU&eurl=
Young Turks というインターネットTV番組がある模様。全容わからず。


ヒラリーもその辺のところは承知しているらしく、有名な長寿ドラマ「ソプラノズ」(でもマフィアの話らしい)の最終回をパロったキャンペーンビデオを作成した。ビルの演技がいい(笑)

AFP クリントン候補、TVドラマのパロディビデオでテーマソングを発表
http://www.afpbb.com/article/politics/2242263/1709758

で、そのビデオはこちら。Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=gK0G5pbT7RQ

ヒラリーのホームページでも当然見られる。
http://www.hillaryclinton.com/

で、セリーヌ・ディオンが歌うテーマソング「You and I」が聞ける。
http://www.hillaryclinton.com/feature/song/

ビルも年とったなあというのが感想なんだけど。まあ、いいや。

少しヒラリーを見直したりしていたんだが、これから大きな落とし穴もありそう。マイケル・ムーアの最新作「シッコ」で、ヒラリーが批判されているらしい。

「暗いニュースリンク」さん 
マイケル・ムーア最新作『シッコ』公開前から大評判 より引用
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2007/06/post_e874.html

ムーアはストレートに、民間医療保険業界は廃止すべきで、製薬企業には大幅な規制が必要と訴え、両業界から金を受け取って政府規制緩和に努める共和・民主両党の有力議員たち-リック・サントーラム、ヒラリー・クリントンらを批判し、カナダやイギリス、フランス他の先進国事例を引用し、国民皆保険制度の導入を主張する。


そんなわけで、安泰に見えるヒラリー(ラスムッセンリポート)にも、どこに落とし穴があるかわからない。本当にゴア・オバマが現実化したりして。

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Tracked on June 24, 2007 01:17 PM

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