« July 2007 | Main | September 2007 »

August 31, 2007

正論は反論できない

小沢民主党は代表代行と副代表とどっちが偉いのかわからないのだが、話は変わってテロ特別措置法への反対表明は、結構、よいポイントなんじゃないかと思う。参院で多数を取った民主党が反対することで、本当に継続できなくなりそうだというブラフが成立し、当然のように行っていた海上自衛隊の行動を、国際社会に「高く」売ることができるようになっている。何しろ、APECにかこつけて、ブッシュ米大統領がNHKのインタビューを受け、自らテロ特措法の延長を訴え、拉致は忘れていないといわせるし。正論で攻める小沢民主党に、議論好きで論理好きの西洋人は反論できないわけだ。いずれにせよ、これはウマイ。どこで落としどころを見つけるかが、小沢代表の手腕が問われることになりそうだ。

正論といえば…エドワーズやヒラリーが日本を標的にしていた「為替操作国」の汚名はどこに消えたのだろうか。中国のついでに、外貨準備高が2番目に高かった日本も入れておけば、フェアに見えるだろうと思ったに違いないのだが、ここ数週間のサブプライム問題で、とてもじゃないけど、日本が「為替操作」をしたら大変なことになっていたのでは? 

というか、アメリカ自身が為替操作しているし。実質あまり意味のない公定歩合引き下げを発表するし、日米欧で徒党を組んで資金供給するし。日本がバブル崩壊したときは、そんなことなかったのはなぜですか?

とりあえず思いついたことをメモ。

追記:ブッシュとバーナンキの発言で米株式が上昇したらしい
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200709010012.html

つまりブッシュは破綻しそうなローンを買い取って救済するよと言っているらしいのだが、日本がバブル崩壊したときはそんなことまったくしなかったんだよねえ。アメリカの言うことを聞いてだと思うけど。でも、自分がそうなったときは、アメリカはやるわけだよ。為替操作も救済もね。正論というのは、海外には言ってもいいが、国内には使わないというのが、たぶん国際常識なんじゃないかと思い始めた。日本は逆だけど。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

ブッシュ暗殺!…あくまで映画だけど

しばらく前に話題になっていた映画『大統領暗殺』が、日本でも公開されるようだ。映画でブッシュ大統領が暗殺されるのが10月19日なのだが、公開はその直前の10月6日だそうで。

『大統領暗殺』公式サイトはこちら
http://www.20071019.jp/

この映画、昨年のトロント国際映画祭で国際批評家賞を受賞したものの、上映拒否が相次いだんだそうで(そりゃそうだろ・・・さすがに)、よく、アメリカベッタリの日本で公開できたなあと思うわけだ。

予告編を見ると、チェイニーが当然出てくるわけだし、キャストはブッシュとチェイニーなんだけど、ということは映画ではチェイニーが大統領になるのだろうか? 

しかし現在の状況では、10月には、金融がどうなっているかわからないし、イラクからも撤退しそうな勢いだし、この2,3ヶ月は相当激動になるだろう。だからこんなことがあってもおかしくない雰囲気にはなっている。なぜ10月19日なのかはわからないが。

公式サイトのダウンロードのページに行くと、ペーパークラフトがあるのが面白い。作ってみようかと思案中。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

アーロン・ルッソ

アーロン・ルッソ(Aaron Russo)という人がいたらしい。エディー・マーフィーの『大逆転』をはじめとするハリウッドの映画プロデューサーだが、つい6日前の24日なくなったそうだ。ネヴァダ州知事選や2004年の大統領選挙に立候補したこともあり、今大統領選ではロン・ポールを応援していたという。9.11問題にも取り組んでいたそうだ。

このルッソさんは、かつて、ロックフェラーに会ったことがあって、そのとき、ロックフェラーは9.11のようなことがおきるよと言っていたそうだ。

PrisonPlanet
http://prisonplanet.com/articles/january2007/290107rockefellergoal.htm

日刊ベリタ
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200707221154210

最近では「America Freedom to Fascism」(アメリカ、自由からファシズムへ)というドキュメンタリーを撮影していたようで、DVDがあるらしいのだが、googleビデオでも見られる。

公式サイト
http://www.freedomtofascism.com/

グーグルビデオ
http://video.google.com/videoplay?docid=5355374476580235299&total=43&start=0&num=10&so=0&type=search&plindex=1

残念ながら英語なのでさっぱりわからないんだが、英語がお得意な方は見てください。

Continue reading "アーロン・ルッソ"

| | Comments (0) | TrackBack (3)

August 28, 2007

セクシープーチン(笑)

もうあちこちで取り上げられているのだが、夏休みのプーチンの上半身半裸の写真が世界をにぎわせているようだ。女性だけでなく、ゲイのアイドルにもなっているらしい。

写真はここだ。クレムリンのホームページで堂々と何枚も…。
http://kremlin.ru/eng/events/photos/2007/08/13_141050.shtml

Putin

この写真が人気みたいなんだけど・・・。

そ、そうですか? 年相応にたるんでいる風ですが。若かりしころは、しまっててカッコよかっただろうなと思わせるものはありますが。




プーチン似といえばダニー。プーチンはKGB出身で柔道黒帯という、ジェームズ・ボンド顔負けの元スパイ。ということで、とりあえずダニーのボンド写真を掲載してみる。

20070106175037

ダニーのがいいなあ。若いし(笑)






プーチンの写真は、笑えるけどとりあえず無視しようかと思っていたんだが、ポッドキャストで聞いているBBCニュースで、ゲラゲラ笑いながら話題にしていたので(詳しくはわからないんだが)、もうなんだかすごいことになっているんだなと思って取り上げてみた。しっかし、こんな旋風をまきおこして、プーチンはどんな気持ちでいるんだろうか? コワモテでロシア復活の狼煙をあげているのに、違う意味で、親しみをもたれてしまうなんて・・・。

さてプーチンが半裸をさらしたために、対象として取り上げられた、修正を加えたらしいサルコジ写真はこちら。
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2007/08/24/wsarko224.xml

| | Comments (3) | TrackBack (0)

レームダックですなあ

安部再チャレンジ内閣もようやく発足。さて自民党はこれから挽回できるんでしょうか。期待したいですね(棒読み)

アベちゃんは再チャレンジだが、3度目はないブッシュ政権はレームダックが進んでいる。今度はゴンザレス司法長官が辞任だ。カール・ローブ次席補佐官とともに、いろいろと批判されていたようなので、9月の議会再開前に批判をかわすために任したのだろうといわれているようだ。

それで、最近の辞任をみてみると…

ゴンザレス司法長官 9月17日付
連邦検事の解任、礼状なし通信傍受で、民主党、共和党から批判されていた
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070828/usa070828000.htm
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070827i314.htm

カール・ローブ次席補佐官 8月31日付
ホワイトハウスの司法省人事介入に関する上院司法委員会の調査でローブの証人出廷を求めたが、ブッシュ大統領が拒否
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/briefing/2007/08/8_240a.html

スノー報道官 9月初旬
ガン治療に医療費かさみ、2000万円の報酬では治療できず(映画『シッコ』の現実を政府高官が体験しているといえそう…)
http://www.asahi.com/international/update/0818/TKY200708180058.html

ポートマン行政管理予算局長 6月20日 理由はわからず
http://www.afpbb.com/article/politics/2242084/1708597

あと、選挙参謀だかにいた若い人(あ~思い出せない)も辞任してるよね。

ラムズフェルドなども入れれば、ブッシュ第2次内閣は、アベ1次内閣よりひどいことになっている。だが、米大統領の2期目というのはだいたいレームダックになるものだ。レーガンのときはイラン・コントラがあったし、クリントンも不適切な関係問題でレームダックだったし。しかし不適切な関係のほうが、イラン・コントラとか司法介入よりマシだと思うが。

さて、アメリカが大変なときに、あまりにもレームダックなので、とんでもない方法が考えられているらしい。

今年の秋にブッシュ政権が終わるという。そして代わりにアル・ゴアが臨時大統領になるんだそうだ。
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/08/post-11.html

ええ?チェイニーじゃないの? どうやってゴアが??

と思ったがコメント欄を読んでみると、ありうるらしい。私がバカだからか、その理由とされるリンクはなんだかまったくわからないけど、執行機関はFEMAですか?ふーん。ハリケーン・カトリーナのときのだめだめFEMAですよね?

FEMAが強権を発動する可能性はかなり低いと思うんだが、そうなったらすごいね。アメリカが非常事態じゃ、日本は当然、戒厳令くらいでそうだね。それは面倒くさいんで、ブッシュさん、うまくかわしてください。

| | Comments (4) | TrackBack (3)

August 25, 2007

『フラガール』

『フラガール』
http://www.hula-girl.jp/

常磐ハワイアンセンターといえば、幼少のころ、よくテレビなどで宣伝を見かけたものである。当時住んでいたところは福島からはすごく離れているんだけど、軽井沢スケートセンターとか大磯ロングビーチとかもバンバン宣伝していたことを考えると、そういう時代だったんだなあ。でもまあ、スケートセンターとかロングビーチは、高度成長期の若者がなけなしの金をはたいたカローラに乗って行く場所としてはわかるわけだが、常磐ハワイアンセンターだけは子供心に???であった。だいたいなんで日本で「ハワイ」なんだ? それにバカな小学生には常磐ってどこ?って感じだしね。

そんな思い出はともかく、常磐ハワイアンセンターができるまでを描く映画『フラガール』、今頃見た。日本映画はほとんど見ないのだが、コレは予告編で気になっていたのだ。

涙ちょちょ切れます。今でも書きながらウルウルしてるくらい。

炭鉱がだめになって、なぜハワイかはわからないけど、とにかくハワイを作ろうと炭鉱会社は考えた。大胆だけど、それなりによく考えた結果だったわけだ。だって、ハワイを作る場合、今だったら、ハワイから人を呼ぶよね? そうでなくても普通はダンサーを呼んでくる。でも、炭鉱の娘たちをダンサーにして、食い扶持を稼ごうというのが炭鉱会社の狙いなのだ。炭鉱の全員を救うことは無理でも、新しい産業を地元で興そうという心意気なわけで、そこが日本的でとても心地よい。

時代がいやおうなく移り変わる中で、炭鉱で働く人々の誇りと、そこから抜け出したい女の子たちの心がぶつかりあうところにドラマができるわけだ。映画の構図としてはよくあるものだし、炭鉱モノとしてはイギリスでいえば『リトルダンサー』とか『フル・モンティ』なんかがあるわけだが、『フラガール』はイギリス映画とちがって町全体がガンバル話であり、話も明るいところがいい。

最近の日本映画では最高傑作なんじゃない? まあ、ほかの映画は見てないけど(高田純次風)。

韓国でリメークされることになったというが、なぜ、この映画のままじゃいけないのかわからんな。ハリウッドがリメークしたいってのはなんとなくわかるのだが。デトロイトとかでできそうだし。イギリスでは公開しないのかな?受けそうだけど。

とりあえず、フラが見たくなりましたよ。ウン。


| | Comments (0) | TrackBack (1)

August 17, 2007

自由と繁栄の弧っていいんじゃない?

米株式市場は爆下げ継続中である。円もドルだけじゃなくてユーロにもすごいスピードで円高になっている。しかし、ここまで急激な調整とはね。円高でそれでなくても大変なファンドに、日本が利上げなんて追い討ちをかけたら、世界経済が目も当てられないことになりそうだ。あ、そうそう、昨日のカネの流れに、9.11や対テロ戦争(苦笑)、イラク戦争、アフガンなどの要因を入れるのを忘れていました。まあ、対テロ戦争なんて、どうもウソらしいですけどね。

さて、それよりも今朝、とてもうれしかったことをメモ。

次期幹事長をうわさされる麻生外相がパレスチナを訪問。農産業団地の設置などへの支援をうたう「平和と繁栄の回廊」構想を提案してきた。資金援助再開って意味だけど。外相会談に先立って行われたアッバス議長との会談後の記者会見で、アッバス議長はウソや儀礼ではなく、本当にうれしそうな顔をしていたようにみえた。まあ、NHKの報道映像で見る限りだが。
AFP 日本、パレスチナ自治政府への直接援助再開へ

その後行われたイスラエル、ヨルダンを含む4外相会談でも、この構想が話し合われ、その後の記者会見で4者は握手をするわけだが、その感じもとてもなごやかないい感じだった。

この構想は昨年11月に麻生外相が発表した「自由と繁栄の弧」という外交政策のひとつであろう。このときも、地政学を取り入れた構想で、へええと思ったわけだが、「平和と繁栄の回廊」でこの3国が、経済をベースに関係を深めるという、日本らしい構想はなかなか面白い。この話をしたとき、米政府も関心したという。麻生外相は「東洋人がいうからいいんだ」と説明したそうだが。

正面切って軍事的介入なんかをしてもうまくいかなそうなパレスチナ問題。そこにこんな風に日本らしい変化球を投げ、それが各国の利害に一致するという政策は、これまでに存在したんだろうか? 「中東で日本ができるのは金もうけのための話だ」というのが麻生外相の持論らしいが、日本が品がよく筋の通った金持ちらしい外交を展開し、世界のみんなが幸せになれれば、日本人であってよかったと思えるようになるのではないかと思う。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 16, 2007

お金の流れ考察

アメリカの低所得者向け住宅ローンのサブプライムローンが大変らしい。でもよくわからん!!

Wikiによれば
サブプライムローン

本質的には債務不履行のリスクは通常の住宅ローンよりも高い構造を有しているものであるが、住宅の価格が上昇している場面においては、返済の破綻はこれまでは必ずしも表面化しなかった。債務者の所得が上昇せず、生活費が上昇して本来であれば返済に行き詰まる状況であっても、住宅価格が上がっている場合には、債務者は住宅価格の値上がり分について、担保余力が拡大することから、その部分を担保に、新たな追加借入を受けることができた(ホームエクイティローン)。これにより破綻を先延ばしするだけでなく、消費を拡大することもできた。

住宅価格が上がるのを見込んで、実際の住宅価格以上のお金が借りられるっていう仕組みのようだ。

いずれにせよ、アメリカ人が消費しやすい国民であることが起因しており、とはいえそれを許していたのは、かつて米国債をホイホイ買っていた日本だともいえるのでは…。それで、「米国債を売りたいという誘惑にかられたこともある」といっただけで、首相がつぶされるという…。

そうはいっても、世界的なカネの流れがよくわからないのだが、こんな感じだろうか?

1990年代
日本(失われっぱなし)→為替操作→ドル買い(米国債買い)→米資金余り→ヘッジファンド→ITバブル→住宅価格上昇→サブプライムローンなども登場→ITバブル崩壊→2000年代へ

2000年代
日本ゼロ金利(デフレ脱却できず)→円キャリートレード→米国ファンド→中国などBRICS投資→中国など成長→①、②へ
①→原油価格高騰→産油国にオイルマネー→欧米中に投資→米サブプライムローン拡大→さらに欧米中が投資→住宅価格上昇→サブプライムローン拡大(サブプライムローンを原油に変えても同じかも)
②→中国経済拡大→中国、為替操作でドル買いまたは欧米に投資→米借金ゆるく→サブプライムローン拡大

(注)違うような気もするので、信じないでください。

今、日本が金利を上げると、それでなくても損しそうなファンドがキャリートレードで借りていた分を返さなければならなくなって、大変なことになるんだそうだ。海外だけじゃなくて、キャリートレードってのは一応日本の金融機関が「貸している」ので、焦げ付きが出てくるかもしれないという。

米国時間の8月15日は、サブプライムが破綻しそうなので、投資が引き上げられそうになるため、利益確保のために米ファンドが株を売り始めるんじゃないかといわれている。そうなると株の大暴落がおきて大変らしいのだが、いまのところ小幅な下落に収まっているようにみえる。欧州中銀やFRBや日銀が無制限に資金供給したのが奏功しているのか、今だけなのか?

PS.と思っていたらやはり続落しましたね。しばらくこの傾向、続くんだろうな。そんでもって下降傾向でも、空売りとかで設ける人がいるわけですよね。やっぱり。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

終戦記念日だから考えてみる

敗戦からもう62年である。いつまでも敗戦国扱いなのはどうか、と日本人は考えている。けれど、外国は、特に直接利害関係のある西側諸国やアジア諸国は、敗戦国のクセに金があるドイツと日本は、ていのいいカモにしておくのがいいわけだ。特にアジアの日本はね。だから外国は日本が負けたことも忘れないし、日本から被害を受けたこと(西側は自分たちの権益を失った恨み)も、そして核爆弾が落とされた唯一の国であることも、忘れてはいないのだ。

それがよく現れたのは、中越沖地震で、柏崎刈羽原子力発電所が停止したときだ。BBCは「奇妙なことに、日本は唯一の被爆国なのに、原子力発電にこだわっている」との書き出しの記事を掲載しているし(エネルギー自給率が低いことはそのあと述べているが)、イスラエルのYnetnewsでは「60年の時を超えて、再び日本から核の警告が発信された(最初は2度の原爆)」というようなことを書いていた。そんなわけで広島と長崎に落とされた原子爆弾については、世界中がやはり、「ひどいこと」として認識しているんだなと改めて確認することになった。

久間発言以来、今年は、アメリカの「地上戦になったらもっと多くの被害を出していた。戦争を早期に集結するためには必要だった」といういい分を繰り返し聞かされた(歴史的事実についてはもっと違うところにあると思うが、それについてはもっと詳しい内容を示したサイトを見てほしい)。そのいい分が正しいならば、なぜ今やらないのか?ひどい内戦状態になっているイラクやアフガニスタンでどうして使わないのか?

イラクでの死者はすでに100万人を超えたそうだ。アフガンはどうなんだろうか? もし、本当にアメリカの言い分が正しければ、早く終わらせられるんじゃないのか? 

結局、それをやらないのは、核兵器を使うことはやはりタブーだからだ。核戦争が始まってしまう可能性があることも、当時と今は条件が異なっているというかもしれない。しかし大量破壊兵器がみつからなかったイラクには反撃はできまい。その他核保有国が、自国に打ち込まれたと間違えてアメリカに攻撃することも考えにくいだろう。イラン…持っているかもしれないが、圧倒的に保有数が異なるアメリカにそれをやるだろうか?

結局のところ、アメリカの言い分は正当化するための詭弁だし、当時としても国際法に反しており(東京大空襲もだが)、人道的にも間違っている行為であったってことだろう。アメリカが国としてそれを認めることは絶対にないだろうが、核兵器は使ってはならないものだということはわかっているのだろう。

…と思っていたのだが、やっぱりそうでもなさそうだ。

暗いニュースリンクさん
イラク駐留米軍:狙撃兵の従軍拒否宣言 より

2008年度のアメリカ大統領選候補者のうち、ヒラリー、オバマはいずれも米軍のイラク駐留について“撤退”ではなく“中東再配備”を主張する。オバマは米国はパキスタンに単独攻撃を仕掛けるべきと主張し、ヒラリーは核攻撃も選択肢から外してはならないと発言して憚らない。

そのもととなるワシントンポストの記事
ウィリアム・アーキン Obama and Clinton Go Nuclear

オバマが、アルカイダ掃討作戦でも、アフガンやパキスタンに核兵器を使うことには反対だと発言したとき、ヒラリーが「大統領たるもの、核兵器を使うか使わないかについて明確に言うべきではない」とかお説教したらしい。冷戦のときは戦争抑止力があったという理由だ。(オバマは、イラク戦争に賛成票を投じるという間違いを犯した人に言われる筋合いはないと反論したらしいが)

しかし冷戦は終わり、世界への米ソのにらみがきかなくなった今、核兵器はインドやパキスタンや北朝鮮も持てる一般兵器に近いものになってきてしまっている。つまり、より使われる可能性が高くなってしまったということだ。

それだけに核兵器がどれだけの被害を与えるのか、それがどれだけひどいものなのか伝えていく義務が、日本にはあるんじゃないのだろうか。二度と、人類に核兵器を使わせないために。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

August 15, 2007

ノートPCは熱い

暑い日が続くと、パソコンも心なしか熱く感じる今日この頃。クーラーつけてるのに、なんでそんなに熱くなるのだ、わがPCは。

というわけで、冷やすパッドを探していたのだが、化学式の板状のは熱くなるのを遅くしているだけみたいな感じだし重いし。とはいえファンでうるさいのもどうかと。USBから電気取ったら省エネにもならないしね。と思ってサンワサプライの「アルミで冷える! ノートクーラーパッド」にすることにした。下に空間を作って冷やすだけという超簡単な構造。重量が20グラムと軽くて、折りたたみができる。

で、ビックカメラで探したが見当たらない。ファンタイプや化学タイプはあるのだが、コイツはないのだ。仕方なくヨドバシに。ヨドバシはかろうじて商品サンプルは陳列してあるが、ブツがないので、店員さんにさんざん探してもらってようやくでてきた。う~ん、もしかして売れている?

使ってみた。ぐんぐん冷えているという感はまったくないが(笑)、一応、下の空間からも放熱できるので、最悪の状態にはならないんじゃないだろうか。

シンプルな割に、格安のファンタイプより価格が高いのが微妙だが、ファンを使いたくない人にはよろしいと思います。というわけで商品リンクを下に張ってみる。一番左のヤツね。ファンタイプ、化学タイプも張ってみるので、PCの熱に悩んでいる人は検討してみてちょ。(古っ) あ、ファンタイプのみA4版です。


| | Comments (4) | TrackBack (1)

August 14, 2007

カール・ローブ辞任へ

ブッシュの選挙参謀、カール・ローブ次席補佐官が辞任するらしい。

CNN 米大統領側近のローブ補佐官、今月末に辞任へ
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200708130026.html

ウォールストリートの記事はこちら
http://online.wsj.com/article/SB118698747711695773.html?mod=hpp_us_whats_news

レームダックといわれるブッシュ政権だけど、パウエル(パウエルはソリが合わなかったからいいのかもしれないが)、ラムズフェルド、あと、この間やめた若い人(名前忘れた)に続いてカール・ローブまで、こんなに懐刀がいなくなって大丈夫なんだろうか。本人の選挙はもうないけど、一応、再来年の1月までは任期があるわけなんだし。どちらが切ったのか知らないけど、カール・ローブまでとはね・・・。

残るはチェイニー副大統領とライス国務大臣だけか。ほかにもいるんだろうけど。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

August 09, 2007

…結局、日本は米国のカネを握っているってこと?

米大統領選、中だるみだな~と思いつつ、8月末にゴアが立候補宣言するというウワサもあったりして、それとなくすごしていたのだが…。

やってくれました。エドワーズ候補。
http://johnedwards.com/splash/

『日中は為替操作国』 通商政策で批判
2007年8月7日 東京新聞夕刊

 【ワシントン=久留信一】来年の米大統領選挙で民主党の有力候補の一人であるエドワーズ元上院議員は六日、同日発表した通商政策で、中国と日本を「為替操作国」と名指しで批判し、世界貿易機関(WTO)への提訴など対抗措置を検討する構想を明らかにした。

 同氏は「通貨を意図的に操作して輸出産品の価格を下げ、米国産業に多大な不利益をもたらしている国がある」と指摘。「中国や日本のような国は、為替操作を停止するため、意味のある前進をしなければならない」と主要貿易相手国である日中両国の為替政策を批判した。

 その上で、為替相場に問題がある場合は、当事国からの政府調達の停止やWTOへの提訴などの対抗措置をとる考えを示した。同氏が発表した通商政策は米国の労働者の権利確保や環境保護を基調としており、共和党のブッシュ政権の政策と比べて保護主義的色彩が強い。また、民主党主導の議会では先月、上院財政委員会が為替操作に対する対抗手段を盛り込んだ法案を可決している。

はあ???

日本って介入やめてなかったっけ??確かに数年前までは円高を阻止しようとバリバリ介入していたけど、あまり効果もなかったし、結局、円高になっていて、海外からも批判されたから、結局やめたんだよね? 

そんでもって、今の円安は、為替というより金利問題であって、円キャリートレードで投資したりしてるのは、あんたの国のファンドじゃないの???

いくら米民主党といっても、電波出しすぎ、疑問大きすぎと思っていたのだが、真意はこっちにあるんじゃないかと気がついた。

今日の覚書さんより
「中国、橋龍の真似をしてみる@テレグラフ」

読んでもらえばわかるけど、同じく民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントンは、中国が米国債を買い込んでいることを危機だというわけ。対ドルに対して為替介入する場合は米国債を買うものらしいので、中国は為替介入し米国債で資金運用しているわけだ。中国は経済制裁したら、この米国債を売るよと脅しているわけで、そうなったら米国の信用はがた落ち、米ドルは激下げ、米株式も当然下がるに違いないと、市場はみている。

橋本龍太郎は「米国債売るかも?」といっただけでつぶされた。まあ、言ってもいいと思うんだけど、そこはジャイアンな米国と、金持ちスネ夫の日本だけに、ただではすまなかった。でも中国は日本とちがってもう一人のジャイアンだから、そう実害はないかもね。

まあ、つまり、米国債を大量に保有しているのが中国と日本なわけで(もしかしたら中東諸国も持っているかもしれないけど)、その借金以上に稼がせてもらえなければヤダって思うジャイアンなのであった。

しかしなあ、エドワーズったら、代わり映えのしない髪型のヘアセット代に1回400ドルつぎ込むのであれば、ちょっと日本の友人でも作ってみたらどうですかね?400ドルもあれば、友人をちょっといい食事に誘うくらいできるでしょ?

そんなわけで、エドワーズは私の中では地に落ちたな。いや、最初から大して好きじゃなかったし、ヒラリーも嫌いなんだよなあ。

今の大統領候補者の中では、一番ジュリアーニが好きかも知れない。娘がオバマ支持ってのもナイスだし

| | Comments (6) | TrackBack (2)

« July 2007 | Main | September 2007 »