« September 2007 | Main | November 2007 »

October 31, 2007

腹なら丈夫だ

白い恋人やら赤福やら御福餅やら吉兆やらジュースやら、表示違反続出らしいのだが。

ここであえて問いたい。

何がそんなに問題なのだ?

ま、確かに表示違反はいかんよ。でも、賞味期限とやらは短すぎる感じはする。赤福は昔ほどおいしくなかったし、あんなに出回ってるのに持たないなんてのもおかしい話なのであって、前から疑問には思っていたが。だったらもう少し製造数を落とした上で、賞味期限をもっとちゃんと長めに書けばいいんじゃないかとフト思ったりするが規定はあるんだろうか。

はてな 賞味期限
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BE%DE%CC%A3%B4%FC%B8%C2
Wiki 賞味期限
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%9E%E5%91%B3%E6%9C%9F%E9%99%90

Wikiを見ると賞味期限って
その食品を開封せず正しく保存した場合に味と品質が充分に保てると製造業者が認める期間(期限)
なので、長めに取っておけばいいんじゃないかな~と思ってしまうのだが違うんだろうか。

だって、ズルしてても誰も食中毒起こしていないんだよね?だったら大丈夫じゃないの?ま、ルールはルールなんだろうけど、マスコミが一斉に取り上げてつぶしそうになってるわけだが、これってそんなに問題か?? 私ならちょっとくらい期限過ぎてても大丈夫だしね。あと安曇野のジュースね。茅野とか原村のトマトが入ってたんで安曇野だけじゃなかったっていうんだけどね。え~っと、元長野県民として、その地域が安曇野じゃないかどうか区別つきません。すみません。安曇野ってどこまでだっけ?

じゃ、比内鶏やミートホープはいいのか?というとそれは良くない。だってもったいないからじゃなくて、「高く売るため」の方策だから。比内鶏で使われた廃鳥ってブロイラーで卵産まなくなったヤツなんだけど、これはアミノ酸とか肉に入っていて味はいいんだそうだ。ただ、固いので、普通の食肉にならないから、ちょっと加工しなきゃならないらしい。ミートホープは、そうだな~あの、「牛の味がするコロッケ」にしておけばよかったのだ。アボガドにしょうゆでマグロみたいなさ。ま、それじゃ安くしかうれないんだけども。

よく考えたら、子供のころ、牛肉なんてたぶんハンバーグにチラッと入っているくらいしか食べてなかったし、そんなに牛がありがたいんかなって思うほうなんで、ミートホープも哀れだねえと思ってしまうのだ。比内鶏は・・・やっぱりいかんよ。比内鶏育てるのって大変そうだし、ブランドを落としたらいけない。

これって重大事件なのかね?と、職場で問いかけてみたら、みんな「赤福は好きだ。オレの腹なら壊れないからいい」という丈夫なヤツばかりだった。つぶれるくらいなら賞味期限切れの赤福も食うらしい。

一般人はかなり、ど~でもよしと見ている感じ。それよりイラクとかイランとかイスラエルとか、タンカーのハイジャックとか、アゼルバイジャンの米大使館襲撃とか、もっともっと知らせる内容あるだろ、大マスコミさんよ、と毒づいてしまうのだった。まったく。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

October 28, 2007

国敗れて企業あり

内橋克人著 『悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環』

NHK特集『ライスショック』で米の自由化に反対していた内橋氏の『悪夢のサイクル』を読んでみた。

内橋氏は、なぜ、今こんな日本に成り下がっているのかを、1970年代のアメリカから読み解いていく。市場原理主義は景気の上昇・下降を繰り返し、どんどんそのカーブは急峻になってゆき、金持ちは金持ちに、下層階級はどんどん貧乏にと二極化していくというサイクルがあると主張。アメリカ、南米、日本の事例を例にあげて一つ一つ証明していく。そして、市場原理主義でも、規制強化でもなく、北欧のように市民が市場を調整し、共生する方法を取っていくという第三の道を選択することこそ、日本の道であるということを語っている。

とてもわかりやすいし、もやもやと考えていたものが、スッキリと理論づけて解説されているので、市場原理主義に疑問を持つ方はぜひ読んでいただきたいと思う。

私がこの本の中で、最も驚いたというか、なるほど!と思ったのは、どこから市場原理主義が生まれたのかってことだ。

市場原理主義が台頭したのは1970年代末のアメリカだという。

当時、1970年代初期までのベトナム戦争のおかげで財政が悪化し、戦争さえなければ働いていた公共政策が破綻し、インフレが発生してしまっていた。

1960年代、市場原理主義が生まれたときは、規制が必要というケインズ学派が主流で、市場原理主義は奇矯な論理とみなされる傍流だったらしい。

しかし、1970年代後半にケインズ学派はインフレで行き詰った。そこで市場原理主義論者たちは、インフレを抑えるために貨幣の供給量で経済をコントロールできる!という理論をぶちあげた。打開策を探っていたカーター政権は、これを採用。規制緩和や累進課税を弱め、貿易の自由化も実施した。

そのおかげでインフレは抑えられたらしい。それで、アメリカでは市場原理主義者たちが主流になっていったんだそうだ。

この市場原理主義台頭の主役がフリードマン。ユダヤ人である。

Wiki ミルトン・フリードマン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3

フリードマンは、迫害を逃れアメリカに移住したユダヤ人の息子だそうである。だから、アメリカ人ではあるが国家が信用できない。国家の迫害から逃れ、金だけが自由を手に入れる手段であったからだろう。あ、差別じゃないからね、念のため。

しかし規制緩和から30年後のアメリカの現実は、大きな所得格差が生まれ、金持ちはどんどん金持ちになり、貧乏人は這い上がれず、教育も医療も公のものは荒廃している。国民を守るという国としての役割は破綻したが、大企業と金持ちは残った。それでもいいというのが市場原理主義だそうだ。国敗れて企業あり、である。

というわけで日本はアメリカまでひどくならないうちに、少し保護主義よりの、内橋氏のいう「第三の道」に振り子を戻したほうがいいように思うんだが、経団連の言うことしか聞かない政府じゃ期待しようがない。何しろ、史上最高益を出してもベアアップもしない企業が経団連会長会社だったわけだし、だから、国内で車が売れなくなったといっても誰も同情しないわけだ。

そういえば日本の市場原理主義第一人者も税金納めていなかったっけ。国家から自分だけ自由になっている人に、国民の声が届くはずありませんな。あ~あ。

| | Comments (2) | TrackBack (2)

October 24, 2007

ゴアの裏技ww

相変わらずゴアは、私の使命は温暖化エバンジェリストと思っているらしく、ドイツでメルケル首相にあったりなんかしている。

ロイター Gore says 2007 pivotal year in climate change fight
http://www.reuters.com/article/latestCrisis/idUSL23520477

まあ、それはどうでもいいんだけど、原田武夫氏のブログで、こんなウワサが。

元外交官・原田武夫の『国際政治経済塾』
マーケットを駆け巡る「ブッシュ大統領途中退任」の噂
http://money.mag2.com/invest/kokusai/2007/10/post_36.html

そんな中、私の耳にこの10月になってから入ってきたことが1つある。それは次のような情報だ。 「11月になると、驚くべきことだが、任期を全うせずにブッシュ政権が崩壊する。後を継ぐのはチェイニー副大統領ではない、全く別の人物だ」 伝えてきたディープ・スロートでさえ、「単なる酒の肴としての噂話だ」と言っていたくらいの話である。それ程度のものとして受け取るべきものなのかもしれない。 何せ、話の主人公は、表向き米国を「仕切って」いるはずのブッシュ大統領なのだから。いくら頼りなさそうだとはいっても、さすがに任期途中での降板はないだろう。私も、当初はそう思った。

しかし、日本では全く報じられていないが、欧米のメディアをウォッチする限り、確実にこの関連で大きな「潮目」が生じつつあるのだ。まさに「何でもアリ」の状態。驚くべき予測が、徐々に確実性を増していく。


これってデジャブなんだけど。8月にフルフォード氏が書いていて、別の人物というのはゴアだという。

ベンジャミン・フルフォード
August 14, 2007
ブッシュ政権は今年の秋で終わり?

http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/08/post-11.html

日本の裏権力関係者によると、早くても今年の秋にブッシュ政権が終わるという。

そして代わりにアル・ゴアが臨時大統領になるそうだ。

ブッシュのブレインと言われるカール・ロブの辞任はそれに向けての第一歩だった

という。

同氏は最近、電波度増してきている感じがしているんだが、これもどうかと思っていたら、原田氏に伝染してたわけだ。

8月にすでにエントリ書いてた。忘れっぽいな(苦笑)
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2007/08/post_7d5e.html

 

なぜチェイニーじゃないのか、どうやってゴアがなるのかについてはフルフォード氏のほうのコメント欄をご参照。

Executive Order12656はNSC(National Security Council)を国家非常事態の場合の中心とする。米国憲法の定めるところとは一線を画する。FEMAはexecutive order12148によって発足した。ご存知のようにデンバー空港地下や全米500箇所以上にFEMAキャンプが完成している。11月ブッシュ政権交代 は以下の記事が関係があると考えます。
http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/657.html

すでに東部バージ二ア連邦地方裁判所からの二ヶ月の猶予期間は終了し彼らの逮捕が実現性を帯びてきました。
国家非常事態の場合FEMAが実権を握るという秘密国家の機能を有しています。オリバー・ノースが全権を握り,アル・ゴアを暫定大統領に任命することはおおいにありうることと思います。

まあ、副大統領まで一緒にどうかなっちゃえば、誰か新しい人にしなくちゃいけないわけだ。ゴアが出馬しない理由はこれか!って違うだろ~たぶん。

確かにあと1年ブッシュで行くのは怖い。イラン戦争したいようだし、そうなったら泥沼になりそうだし、戦争しているのに減税しているから財政めちゃくちゃ。だから絶望感にかられて、早く辞めさせるにはこんな方法もあるねという話をして楽しんでいる政権内部の人がいるってのが真相なんじゃないかと邪推中。本当にやったとしたら9.11自作自演以来の大事件だが、まあ、ありえなくはないかもしんない。

| | Comments (5) | TrackBack (2)

October 22, 2007

シビリアンコントロール問題かと

テロ特措法関連が、さっぱりわからないので、頭の整理のためにメモ。

▼テロ特措法に民主党が反対しているために、延長不可能に。自民、新特措法を準備。

▼江田けんじ議員が米軍第五艦隊のホームページを示し、テロ特措法に基づく給油活動がイラク戦争に使われているのではないかと指摘→指摘された米軍第5艦隊のホームページから記述削除

過去のエントリ 「イラク戦争向けに給油していたらしい」
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2007/09/post_11d9.html

江田けんじ議員のHP
http://www.eda-k.net/index2.html

▼具体的には、2003年2月に自衛隊の補給艦「ときわ」が給油した米補給艦ペコスが、イラク作戦に参加するキティーホークに給油していた事実が判明→米政府が転用を否定・声明発表

日経 海自給油、米政府が転用を否定・声明発表http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt215/20071018AS2M1804418102007.html

▼「ときわ」給油問題について、2003年3月でも国会で議論となったが、当時の福田官房長官、石場防衛庁長官は、ときわからペコスへの給油量が「20万ガロン」と説明し、ほとんどイラク戦争とは関係ないとしていたが、実は「80万ガロン」だったことが市民団体の調べで判明。しかもその誤りを海幕は把握していたにもかかわらず報告せず

朝日 給油の米補給艦、イラク戦関与か 海自巡り市民団体調べhttp://www.asahi.com/politics/update/1005/TKY200710050029.html?ref=goo

読売 インド洋の給油量誤り、海幕は03年に把握・報告せず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071021i111.htm?from=navr

調べた市民団体 ピースデポ
http://www.peacedepot.org/

▼インド洋で給油活動に従事していた海上自衛隊の補給艦「とわだ」について、2003年7月から11月までの5カ月分の航海日誌を、文書の保存期間内にもかかわらず廃棄したことが明らかに。

産経 補給艦の航海日誌を廃棄 インド洋での補給時
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071016/plc0710161316007-n1.htm

これでは日本のシビリアンコントロールが利くのかどうかわからないんで、テロ特措法より自衛隊のあり方で国会が紛糾しそうだ。しかし、せめて政府にはきちんと報告しないと、まわりまわって中村医師とか中東在住の日本人の安全が脅かされるってば。自衛隊の立場って、結構ひどい扱いだなと思っていたのだけどこれじゃあねえ。だからって、なくせ~とは言わないので、ここでビシっと引き締めてもらって、日本国民を守る国益にかなった自衛隊になってください。まあ、でもイラン攻撃のウワサもあって巻き込まれたら大変なんで、とりあえずこの話で引き伸ばすってのも手かもしれない。

| | Comments (6) | TrackBack (6)

October 21, 2007

最近すごい人をよく見かける

本日のサンプロ。ミャンマー問題で、元ミャンマー大使の山口洋一氏が出演したのだが、これがミャンマー政権べったり。政権の言うことをすべて肯定。政府というものは、自分に都合のいいことをいうものという認識はすっかり抜け落ちており、今回の件も田舎坊主が起こした騒動だとか、外国勢力による工作だとか、外交官だった人としてはどうかしてるんじゃないかという発言を繰り返し、とうとう外務省のスポークスマン的活動を続ける森本敏氏ですら「日本政府や外務省の名誉のために言っておくが、政府はあなたの見方とは違う」と指摘する始末だった。

10月11日付週刊新潮にも、同じような趣旨の原稿を書いていたらしい。
http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG5/20071004/69/

確かに山口氏が言うように、今回の僧侶のデモの背景には、中国包囲網を引きたい英米の工作があったといわれているが、その後、軍事政権がやったことといえば、僧侶の惨殺、長井さんを含む市民の惨殺である。非難されてしかるべきだろう、やっぱり。大体、選挙に負けたのにそれを無視して政権にのさばっているところが、そもそもだめなんだし。しかし、元ミャンマー大使とはいえ、外務省的に、暗に英米の工作だということを匂わせてもいいんだろうか。

ミャンマーメモ
米流時評さん ビルマの赤い川
http://beiryu2.exblog.jp/i23/

共同通信ニュース ミャンマー特集
http://topics.kyodo.co.jp/chaosmyanmar/

コメ問題における本間東大教授とか、ミャンマー問題における山口元ミャンマー大使とか、最近、世間的な立場が立派なのに、すごくずれている人をみることが多い。精神衛生上悪いんで何とかしてほしい。

| | Comments (6) | TrackBack (2)

米に認証制度導入してみたらどうかと

NHKでさっき、「日本の、これから『どうしますか?わたしたちの主食』」をやっていた。この討論番組は苦手なんで見るつもりもなかったんだけど、最後だけちょこっと視聴したら、また本間先生出てた(苦笑)。北海道の宮井さんという大豆農家(どうも遺伝子組み換え大豆を栽培したいらしい人)と、本間先生とキッコーマンの会長(だったかな)の3人がヒール役をやってました。大変なこってす。ええ。

さて話は変わるが、魚沼産コシヒカリはおいしいから高いわけだ。でもなんでなんだろ~と思うわけよ。米がうまくなるのは、夏の気温の昼夜間差とか、水がいいとか、土がいいとかっていうんだけど、昼夜間差があるところは山側に行けば多いし、日照も同じくらいいいところもあるし、水がいいところもある。だから決め手は土なんじゃないかなと思う。

フランスのブルゴーニュに遊びに行ったことがあるんだけど、ブルゴーニュのワインというのはブドウ畑ごとに作る。ほかの畑のは一切混ぜないから、そこの畑のブドウの味がするわけ。ロマネコンティとかは、だから年間4000~7000本しかできない。ブルゴーニュでは、飲み比べツアーに2回参加したんだが、どちらのガイドさんも味の決め手は「土」だと言っていた。もう詳細は忘れてしまったのだが、畑の土壌によって、味がぜんぜん異なるんだそうだ。だから同じような高度、同じような斜面にあっても、畑がひとつ違うだけで、格付けも価格もかわる。年によって味が違うのも、日照時間とか毎年条件が変わるからだ。

というわけで、米も土なんじゃないかと思う。水もあるだろうけど、土は結構重要なんじゃないかと。どなたか研究していないですかね?

魚沼産コシヒカリを売っているネットショップと知り合いなんで、そこで売っている魚沼米と、ほかの魚沼米と食べ比べたりしているんだが、これがまた、それぞれ違う。生産者によって味が違うんだよね。透明感があるものもあれば、どっしりした味わいのものもある。同じ魚沼産でも結構違うもんである。

こうして生産者の違いを楽しめるのも、96年に米販売が自由化されたからだ。だから自由化がすべて悪いって言っているわけじゃない。それよりも、自由に売れるようになったのであれば、フランスワインのように格付けしてみたら面白いのにと思う。

フランスワインではラベルを見ると、Appellation 地名 Contrôlée という表示があって、これがついているとそれなりの高級ワインである。地名が細かくなればなるほど、高いワインであり、その地名によって値段も変わってくる。

Wiki アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(AOC)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%AC

だから今だって魚沼産とかはブランドとして通用しているわけだけど、たとえば米でAOCのような表示をきちんと整備して、「A 魚沼 C」とか、「A 新潟 C」とかにしてみたらどうかなあと。自分の名前でもいいが、毎年審査があってなれたりなれなかったりするとか。AOC表示があると高く売れるとかすれば、その格付けを取ろうと必死になるだろうし、できるなら米屋ブレンドでもAOC取れるとかでもいい。ボルドーワインはブレンドだが、そこにもAOCはあるわけだし。

だからたとえば米ソムリエの資格でもつくって、「土の香りがするどっしりした味わい。料理は何々に合う」とか言ってもらって、それで売るとかさ。5キロとかじゃなくて2キロくらいで売ると、選びやすくていい。大家族はAOC表示の米なんていらないだろうから、そちらは海外米でもいいです、ええ。もちろん、認証制度の名前はAOCじゃなくていいけども。

それにしても日本政府は中国に米を売りたいみたいなんだが、そうなると、日本人の口に魚沼産が入らなくなっちゃうんじゃないかと危惧している。

というのも、先日、台湾に行ってきたという同僚から話を聞いたのだが、日本人が比較的安く台湾に行けるのも今年までだということらしい。

なぜなら台湾の旅行客は現在日本人が一番で100万人なので、とてもとりやすいわけだ。しかし来年から中国人の台湾渡航が自由になるので、中国人観光客が500万人くらい来てしまうらしい。そうなると日本の旅行会社が取りづらくなり、価格も高くなってしまうということだ。この辺の数字は確認できてないので、適当に聞き流してほしいんだが、とにかく中国のバーゲニングパワーはすごいのだ。

というわけで、米についても中国人がわ~っと日本の米を食べ始めたら、うまいんで買い占めそうな予感がする。そのかわりすご~く安い海外米を日本人が食べるわけだ。それはちょっとカンベンなので、もう少し、日本人が米のおいしさを楽しんで、米価を上げて、自給率もあげたほうがいいんじゃないかと思うのであった。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

October 20, 2007

中村医師にこそノーベル平和賞を

アフガンで医療活動を続けつつ、独学で土木工学を学び、水路を作った中村哲医師は、最近、ちょくちょくテレビなどで取り上げられるようになったからご存知の方も多いだろう。

中村医師の活動を簡単にまとめると以下のとおりだ。

もともと神経内科の医師だった中村氏は、パキスタンで1984年から医療活動を始める。アフガン難民を治療したことから、アフガンにも活動を拡大。しかし、どんどん乳幼児がどんどん死んでいく状況に、これはきれいな水がないからだと、アフガン市民の協力を得ながら井戸を掘る活動を始める。アフガンでは地球温暖化の影響で2000年から旱魃が続いているのだ。そして、より豊富な水を確保しようと、2003年から用水路を作る事業を始める。4年ごしの工事を経て、今年3月、水路が完成。砂漠化していたアフガンの地に、昔のように豊かな麦が実った。

詳しくはこちらで。
ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/

中村医師はアフガンの復興に武力は要らないという。

「テロ特措法」はアフガン農民の視点で考えてほしい より
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/kaiho/nakamuramainiti.html

 テロ特措法延長問題を議論する前に、今なお続く米国主導のアフガン空爆そしてアフガン復興の意味を、今一度熟考する必要があるのではないか。日本政府は、アフガンに1000億円以上の復興支援を行っている。と同時にテロ特措法によって「反テロ戦争」という名の戦争支援をも強力に行っているのである。

 「殺しながら助ける」支援というものがあり得るのか。干渉せず、生命を尊ぶ協力こそが、対立を和らげ、武力以上の現実的な「安全保障」になることがある。これまで現地が親日的であった歴史的根拠の一つは、日本が他国の紛争に軍事介入しなかったことにあった。他人事ではない。特措法延長で米国同盟軍と見なされれば反日感情に火がつき、アフガンで活動をする私たちの安全が脅かされるのは必至である。繰り返すが、「国際社会」や「日米同盟」という虚構ではなく、最大の被害者であるアフガン農民の視点にたって、テロ特措法の是非を考えていただきたい。

アフガンの人々とひとつひとつ問題を解決していく中村医師のような活動が、真の平和活動だと思う。でも欧米の思惑とは少々異なる主張をしている中村医師が、ノーベル平和賞をもらうことはないんだろうな。

そもそも、なぜアフガン空爆を日本や世界が支持したのか・・・。2001年9月11日からもう6年もたったが、アルカイダは一掃されず、ビン・ラディンもつかまっていない。そもそも本当に9.11はテロだったのか。アフガン空爆が正しかったのか。それを見直す時期に来ているのだと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

October 19, 2007

久々に大統領選

ノーベル平和賞以来ゴアは大人気らしいのだが、大統領選に出るつもりはないと再度否定した。もっと大事なことがあるんだそうで、それは「種類が違った、国際規模のキャンペーンに関与している。気候変動問題に対する人々の考え方を変える運動だ」と言っている。だからさあ、あんたの国が一番温暖化に貢献しちゃっているんで、それを変えたら世界の考え方が変わるんじゃないかと。なんか逃げてるよなあ。別にいいけど。

AFP ノーベル平和賞のゴア氏の米大統領選出馬へ高まる期待
http://www.afpbb.com/article/politics/2299107/2252119

CNN 米大統領選出馬を改めて否定、ノーベル平和賞受賞のゴア氏
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710170037.html

一番最初の予備選挙がすぐ始まっちゃうので、立候補届出まであと2週間くらいしか時間がないらしいといわれていたのが先週末だからね。あと1週間で出るかでないかはっきりすると思うけど、ここまで引っ張ったので出ないだろうと思われる。

というわけで、自動的にヒラリーになりそうな気配。資金もたんまり集めているらしい。

読売 米大統領選、「軍資金」ではクリントン氏が圧倒
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071016i215.htm?from=navr

ヒラリーったら、フォーリンアフェアーズに「米中関係が一番重要」とか書いちゃったので、日本の各方面で発火中。

Foreign Affairs
Security and Opportunity for the Twenty-first Century
http://www.foreignaffairs.org/20071101faessay86601/hillary-rodham-clinton/security-and-opportunity-for-the-twenty-first-century.html
英語なんで読んでません!古森さんのところをご参照。

産経・古森論説委員
日米関係を無視したヒラリー候補の外交政策
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/353184

私はあまり感想もない。ヒラリーになったら日本にとって悲惨であるということは半年以上前からわかってたことだし。中国からの献金がすごいらしいのだが、日本も困ってないでどんどん献金すりゃいいと思うけどね。とはいえ、あっちは13億人の国なんで、たかだか1億人の国とは、ハゲタカさんたちの利益率が違うでしょうね。

ヒラリーの陰に隠れて元気のないオバマだが、なんと、チェイニーと遠い親戚だそうだ(苦笑) 8代前ってどっちでもよくない?

ロイター オバマ米上院議員、チェイニー副大統領の親せきと判明
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-28377220071017

それじゃあ、共和党はどうかというと…
読売 米大統領選共和党候補争い、“スター”トンプソン氏が失速
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071017i311.htm?from=navr

まあ、よくわからないけど不調なようだ。マイケル・ムーアにケンカ売られたときも、あんまり切り返しが面白くなかったしね。

そんなわけで、もっと若くて生きのいいジョージ・クルーニも大統領選に出ろといわれてる(苦笑)

映画コム ジョージ・クルーニー語る「米大統領への立候補は、ない!」
http://eiga.com/buzz/show/8960

あ、大統領といえば、おフランスのサルコジ大統領が離婚。さすがフランス。大統領のメンツなんてどうでもいいという、気の強いファーストレディーだったねえ。プーチンにもやり込められているし、サルコジも形無しだね。

日経 サルコジ仏大統領が離婚
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20071018AT2M1803C18102007.html

北海道新聞 イラン核 溝埋まらず 仏ロ首脳会談 プーチン大統領、制裁強化に反対
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/54289.html

| | Comments (0) | TrackBack (1)

October 16, 2007

10月15日ってこれか!?

10月15日?というエントリを受けての表題です。しかしサブプライム来ましたね~。

日経 シティグループ7-9月期、57%減益
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBUY8063.html

おお10月15日発表だ。へえ!!これですか?原田さん??(もういいけど)。そういえば最近は四半期が終わるたびに2週間くらいで決算が出るんだった。

★これがきっかけで、日米にいろいろと波及中。

ロイター 日経平均急反落、サブプライム問題意識し200円超下げ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-28364720071016

読売 米大手銀 1000億ドル基金 正式合意
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071016mh05.htm

時事 金融機関は情報開示強化を=サブプライム問題で-米FRB議長
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007101600385

★日本は大丈夫なんていってたけど、結局、野村が赤字である。

読売 野村損失 1456億円に
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071016mh04.htm

それで結局、サブプライムから撤退するそうだ。

読売 野村 サブプライム関連撤退
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20071016mh06.htm

★でもアジア市場はまだ堅調らしい。

ロイター 上海株式市場が1%上昇、一時最高値更新
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK803455220071016

ロイター インド株式市場はほぼ変わらず、一時最高値更新も割高感から売り進む
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnJT803500220071016

★商品市場は上昇中

CNN NY原油、連日の高騰 初の1バレル=87ドル台も記録
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200710160022.html

読売 金価格、23年ぶりグラム3千円台突破…インフレ懸念で
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071015i313.htm

石炭もあがってる
日経 一般炭スポット最高値――豪州産、出荷制限で供給減
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20071015d1j1501615.html



え~これらを総合してちょっとだけ素人が考察。

エネルギー価格高騰でロシアや中東の資金はジャブジャブ。このほか中国も、安い労賃でガッポガッポなので資金ジャブジャブなわけだ。米国債保有量は、日本を抜いて中国が一番らしいからね。しかもドル安。貨幣価値もあがっている。
 ↓
しかし株式市場はサブプライムローン問題で、今後、四半期ごとに話題になる。つうことでそのたびに株価は下がるが、もうける人はもうける。
 ↓
すると株への投資が商品市場に。まず石油に、そして金に。すると原油価格が上がるので、オイルマネーのロシア、中東がさらに資金が余り、さらに投資。
 ↓
投資先がないので、アメリカの影響を受けない中国などの新興国に。日本も土地が安くなり円安気味なのでお得なお買い物が可能。サブプライムが落ち着けば、株に戻る。

う~ん。こうなるとたぶんエネルギー価格が安くならない限り、バブルは激しくははじけないことになるなあ。あとは戦争ですか。でも戦争するとエネルギー価格高くなるからなあ…。

ということで原油価格がポイントなんじゃないかと思っているんだけどあたってますかね?たぶんあたってないので、みなさん信じないでね。

日経によれば、原油価格は先行きの供給不安に加え、イラク北部でトルコ軍がクルド人居住地を攻撃するという見方が強まっており、イラク北部とトルコを結ぶパイプラインが損傷する可能性がでてきたそうだ。しかも冬の需要期に米国の石油製品在庫が少なくなっているんだそうで。

またアメリカかよと思うわけだ。いい加減、製油所作ったらどうかね?製油所が足りないことも、WTIがあがっている一因だと聞いたことがあるんだが。ハリケーン・カトリーナのときもそうだったし。日本人としてはちゃっちゃと作らんかいと思うが、作ってしまうと価格が下がるので、作らないか、作ってもゆっくり作る。たぶん金融資本主義なんてそんなもんだと思う。

中国の共産党大会は、江沢民以外で何か重大事件はあったんでしょうかね?

| | Comments (0) | TrackBack (8)

お友達続き

今日NHKスペシャルの「ライスショック」第二回が放送されたわけだが、ようやく「お友達」発言者がわかったのでメモ。あ、「お友達が助けてくれるwww」のエントリの続きです。

「お友達」発言者=本間正義東京大学教授・経済財政諮問会議グローバル化改革専門調査会EPA・農業ワーキンググループ副主査

東京大学・本間正義教授
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/agriecon/staff.html

経済財政諮問会議グローバル化改革専門調査会EPA・農業ワーキンググループ
http://www.keizai-shimon.go.jp/special/global/epa/index.html

農業新聞インタビュー
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/tinyd/index.php?id=105

一体、経済財政諮問会議というのはなにをしているんだろ? そりゃ、かつての米価は高すぎたと思う。だけど農業を破壊してはいけないでしょ。まあ大規模小売店舗法が地方の小売店をつぶしたのと同じことをしようとしているんだろうけどね。

というかさ、日本がアメリカのマネしてどうするよ? 国土狭いんだし。大規模農業やったって、アメリカの大規模農業に勝てるわけがないって。

日本のアメリカ化にはショックを受けたことがある。20年ほど前、大学卒業の記念にヨーロッパを旅行したときのことだ。訪れた小さな町では、きちんとした小売店が堂々と営業していた。うちの田舎は全部小売店がだめになっていったのに、ヨーロッパには昔とかわらないお店が厳然と残っている。

なぜだ?と思ったけど、それはやはり大店法のせいだった。大店法は最初こそ、スーパーの権益を制限し、小売店がその権益を守ることができたが、外圧を含めたスーパー業界のロビー活動のために、その営業活動は拡大し、おかげで日本の地方都市にはスーパーが街中に入ってきて、小売店を圧迫した。しかもしばらくすると車社会になったからとスーパーが郊外にどんどんと出て行った。それで街中がだめになると、小売店を荒らしに荒らしたスーパーはさっさと撤退し、郊外店に集中した。これで街中はさらにだめになった。その郊外店でさえ、新しい道路ができるたびに新しく出店し、前に出店していたところをつぶしていった。だから、たった10年ほどで、スーパー集中地点がどんどん変わっていった。

人間の数が少ないのに、にわかに新しい街ができて、すぐに消えていくのはかなり異常だ。そしてそうなるたびに街全体が荒れていった。こんなアホなことがこの30年、田舎では当たり前に起きているのだ。都会の人は気づかないだろうけど、それが全国化の現実なんだよね。

こうして日本の地方の小売店はだめになっていった。ヨーロッパに初めて行った20年前も日本はすでにひどい状態だったのだが、同じだと思っていたヨーロッパは実は小売業者を守っていた。守っていいことだったのだ。日本はアメリカに倣うことで小売店を捨てていたのだった。それはかなりショックだった。

日本は、アメリカのやることがすべてグローバルスタンダードだとして進めようとする。グローバル化は実はグローバルスタンダードではないのに。そして今度は小売店と同じように、日本の農業を捨てようとしている。

しかし農業は小売と大きく異なる。だって農業は国の根幹をなすものなんだから。自民党、いや清和会なんだろうけど、この人たちを切るなんて自民党はなんとバカなんだろうか。

いっとくけど、農民はたいてい頭いいぜ。農民で村長になった人に会ったことがあるが、ものすごく頭が切れて優秀だった。なにせ農家は利益が薄い上に、天候も予測しなくちゃいけないし、政治も気にしなきゃいけないし、周囲と協力しなきゃいけないし、会計だってできるんだからね。領収書も管理できないそんじょそこらのお坊ちゃまよりもずっと優秀なはずだ。

農業が国の根幹だってこともわからないくらい政治が劣化しているのは、たぶん2世や3世がのほほんと地盤を次いでいるからだろうなと思う。もう、政治家の2世、3世はやめませんか? せめて、親を引き継いですぐに立つのは禁止とかさ。2期以上あける必要があるとかしないと、真っ当な政治はできないと思う。

かつては、つまり戦争直後は農業は国の根幹であるというのは共通認識だったので、いちいち考えなくても、普通にやってたんだろうなあ。議論する余地なく大前提なんだから。時代が変わっても、それは普遍のはずなんだが、農業や田舎なんて知らないお坊ちゃまだらけなので、常識が通らなくなったのだ。

そうそう内橋氏とともに真っ当な意見を述べていたのは、こちらも本間教授と同じ東京大学の鈴木宣弘教授でした。
http://www.ga.a.u-tokyo.ac.jp/p_suzuki.html

| | Comments (0) | TrackBack (2)

October 15, 2007

クラッシュ・プログラムメモ

アメリカがクラッシュ・プログラムなるものを作成していることを知ったので、とりあえずメモ。

阿修羅 
http://www.asyura2.com/07/war90/msg/394.html

オルタナティブ通信さん
http://alternativereport.seesaa.net/article/36036690.html

アメロなる新しい通貨についての話らしい。ふ~ん。事の真偽は不明。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 14, 2007

お友達が助けてくれるwww

NHKスペシャル「ライスショック」。魚沼産コシヒカリを売るネット米屋と知り合いなもので、気にしてみてみた。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/071014.html#

第一回の今回は、世界でコシヒカリが作られていて、日本のコメ市場開放を虎視眈々と狙っているという話なんだけど、まあアメリカ米とか台湾米とかを日本に売りたいそうで、でも日本の最高品である新潟産の米が売れなくて台湾に売るという本末転倒な事態になっているっていうことだ。

で、パソコンで遊びながら見ていたんで、誰だったかわからないが、研究者だか評論家がでてきて言い放ったことが「お友達を作ろう」だ。ひとつの国が売ってくれなくても、全部の国から買えなくなることは考えづらい。だからちゃんとお友達関係を作っておけば売ってくれるから自由化すればいいっていう話らしいんだけどね。

そっか、お友達を作っておけばいいんだ。アメリカもオーストラリアも中国も台湾もいいお友達になろうね~~ってアホですか?

日独伊3国同盟で第二次世界大戦をしていたとき、ドイツやイタリアが食料支援してくれましたかね?彼らは正式にお友達ですよね。え?時代が違うから大丈夫って???

じゃあエネルギーはどうですか? 西側が開発していたロシアの石油・ガス田開発は、ロシアの国営会社にほとんど権益が巻き上げられた。こういう資源の国有化は中東でもアフリカでも中南米でも起きている。それは石油がとても重要な戦略物資だからなんだけど、食料も十分戦略物資だ。エネルギーを見てもわかるように、自由貿易体制なんて崩れやすいもの。今の体制が永続的に続くって信じられるとは、なんてのんきな人なんだ。

日本の食料自給率40%を支えるのはコメだって知ってる? しかも先進国では世界一、自給率が低い。あのスイスでさえ49%あるんだから。
http://www.kanbou.maff.go.jp/www/jikyuuritsu/013.html

さすがにこの人以外でコメントした、大学の先生と内橋克人さんは、明確に反対していた。コメは戦略物資だからきちんと守るべきで、他の先進国もやりすぎるくらいやっている。大体、食料を自由化する理由は産業界の要求からではあるが、世界で稼げる企業は数社しかないし、そこがいつまで稼げるのか。いつまでも稼げると思っているのか。稼げなくなったとき、日本はどこから食料を調達するのか、とね。

これが真っ当な考え方だと思うよ。しっかり国民を支えられる国として友人を作るべきで、最初から頼っていたら足元を見られるだけだ。

国民が苦しみ国土が荒れても企業さえ残ればいいっていう、新自由主義信奉者はもう退場してほしい。日本人のうち、何人がその恩恵にあずかれるっていうんだよ。

農家の労働不足とかというのは、ネットカフェ難民を連れて行けば解決するんじゃないだろうか。賃金は高くないけど、田舎なら食料には困らないし、住居費もただ同然のところだってある。ネットが使える環境さえあれば、農家の人が面倒だと思われるネット販売とかだってやってあげることだってできる。新潟ならば2時間もあれば東京にこれるし、楽しみもなくなるわけじゃない。田舎でお金をためて、東京で再起を果たしてもいい。

まあとにかく日本人だからおコメ食べよう。新米の季節なんだし、いろいろ試すと結構楽しい。せっかく日本に住んでいるんだから日本のよさを楽しまなくちゃね。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

ノーベル平和賞ときたか

アル・ゴア前米副大統領とIPCCがノーベル平和賞をもらうらしい。

AFP ノーベル平和賞にゴア元副大統領、米各紙が称賛http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2297494/2238404

ノーベル平和賞って、金大中とかラビン&ペレス&アラファトとかカーターとか見るとわかるように、その後うまくいかなくても、そのとき話題の政治的成果を上げていれば、もらえるもんである。金大中とかカーターは対北朝鮮問題、ラビンらはパレスチナ問題で一瞬成果をあげたように見えたが、その後の経過は見てのとおり。ヨーロッパ側からみた国際政治的な意向が大きく働くわけだ。ゴルビーとかもそうだしね。

地球環境問題というのは、今の段階で温暖化しているとしても、それは人間が出す二酸化炭素が多くなったからなんだろうかっていう疑問符はずっとついていて、そのデータを集めるような研究に従事する科学者の物言いは慎重になることが多い。

とはいえ、地球が長い時間かけて、植物や動物として溜め込んできた二酸化炭素を、石油や石炭として一気に大気に放出しているのは間違いない(無機起源説を取らなければだが)。それがどの程度、地球環境に影響を与えるのかは、誰も経験したことがないのでわからないわけだけど、なんとなく暑くなっているし、一応、二酸化炭素は温室効果ガスなんだそうだし(理由がいまいちわからないが)、人工起源の二酸化炭素が温暖化に影響しているってIPCCがお墨付きを与えちゃったので、みんな反論できなくなって、あくまで仮説のはずの温暖化が証明された説のように言われるようになった。

しかし、仮説に疑いはあったとしても、本当に暑くなっちゃったら困るので、とりあえず取り組んでみるというのはいいんじゃないかと思う。イラクに大量破壊兵器が見つからないうちにアメリカはイラクに攻め込んでいるし、まあ、仮説で動くことは国際的にもあるわけですよね、って皮肉ですが。

だけど、石油や天然ガスや石炭の残り年数をみると、あと40年とか70年とか160年とかといわれているんだよね。

世界のエネルギー資源確認埋蔵量
http://www.fepc.or.jp/thumbnail/zumen/1-05.html

最悪6度くらいあがってしまうらしい2100年まであと93年ほどあるわけだが、それまでに石油も天然ガスもなくなっていて、石炭しかなくなるかもしれない。石油なんて30年ほど前にあと30年といわれていたわけではあるが、最近はオイルピーク論もかまびすしいので今度こそ本当かもしれない。

だから暑くなるぞと心配していても、人間がバンバン地球を温暖化できるのはあと30年程度なんじゃないかと。

しかし30年のうちに、温暖化が進んで海洋大循環がとまって、映画の「デイ・アフター・トモロー」みたいに極地が凍りついてしまうとしたら、暖房用の燃料がなくなってしまうのもまずい。というわけで仮説であっても、温暖化は防ぐ努力をしたほうがいいし、温暖化防止って結局、省エネか新エネルギー開発にいきつくから、広い心で見守っているんだけどね。

海洋大循環
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%A1%A9%E5%BE%AA%E7%92%B0

さて、表題の「ノーベル平和賞ときたか」っていうのは、米大統領選である。

大統領選だが、最近ぜんぜん追ってなくて、もし気にしている方がいたら申し訳なかった。でも民主党でいえばオバマはともかくヒラリーに魅力を感じないし、共和党もジュリアーニはなんかいまいちだし、いくら俳優のトンプソンが出てきても、そういい感じでもないし、私の中でかなり盛り上がりに欠ける。ロン・ポールやマイク・グラベルはいいんだけど無理でしょ?

今のところ民主党、共和党を通してみても、ヒラリーがジュリアーニを抑えてぶっちぎりトップのようなんで、ヒラリーは女性だし、がんばってほしいね~とは思うのだが、いかんせん、好きになれないというのが痛い。それはなんとなくアメリカでも同じようなんで、ゴア待望論ってのが結構前からあったわけだ。民主党の支持率では、現在、ヒラリー43%、オバマ24%、エドワーズ10%。ゴアは出馬もしていないのに現在でも10%くらいの支持がある。

勝手にゴアを担いでいるサイトもある。
ドラフトゴア
http://draftgore.com/

しかしいかんせん、最近では時期を逸した感はあった。アカデミー賞を取ったあたりとか、ライブアースとかのころならともかく、予備選が2月に始まっちゃうから、あと3ヶ月しかなくて、もはや遅いなと。ゴアに何か秘策でもあるのかと思っていたのだが、ノーベル平和賞とはね! 

これまでも時々触れているけど、本当に地球温暖化防止したいなら、伝道師ではなく、政治家となったほうがいいじゃないすかね。ティーチャーよりプレーヤーになれってことですが。もう、お膳立ても整ったことだしね。

というわけでリンク
今日の覚書さん
アル・ゴアのノーベル賞受賞で大統領への声
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/a7f99bb2c717dfabd534ceb0cf68aa94

| | Comments (0) | TrackBack (3)

October 11, 2007

違ったので削除します

先日原田武夫通信が廃刊だということで「あらら」というエントリを立てましたが、どうも違うらしく、その後もメールが来ています。メルマガがいくつかあって、ものすごく前に登録したことを忘れていて、いつのまにか休眠していたメールマガジンを廃刊にしたということなんでしょうかね?? 特にホームページでもなにもいわれていないので、よくわかりません。というわけで「あらら」は削除しました。

でも宮崎正弘氏のメルマガでこんな質問があって、あれあれ?と思っています。

(読者の声4) 最近、貴誌が到着しないという読者の声がたくさんありました。
 私もある時期から、メールが届かなくなっていたのですが、「削除済みアイテム」のなかに
自動的に「meiwaku](迷惑メール)として分類されていました。
皆さんが同じ原因かどうか分かりませんが・・・。
今は「削除済みアイテム」から「受信トレイ」に移動して見ています。
他のメルマガはそんなことがないのに何故でしょうか。
  (豊後SH)


(宮崎正弘のコメント) 確実に何処かの国の機関によって妨害されているのですが、
当方は技術的防衛対応がとれません。 
ハッカーにやられても日本政府や日本の企業のHPが対応できなかったように。
半年前でしたか、一晩で五百人の読者が、登録を消されていました。これには驚きました。
話は飛ぶようですが、わが自衛隊はハッカー防衛の専門部隊が必要です。「スパイ防止法」はもちろん必要です。

うーん、あのメルマガ廃刊メールも「どこかの国の妨害」なんでしょうかね。確かに宮崎氏のメルマガもしばらく来ませんでしたし。

とはいえ原田武夫氏は10月15日についていまだ答えを書いていません。いったい何なんでしょうかね?中国の共産党大会以外、なにかあるんでしょうか。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

October 08, 2007

グローバル化は幸せをもたらすのか?

ハイリゲンダムサミットでグローバル化反対派の過激なデモが行われていたと記憶しているが、本当に、グローバル化って大変な事態だなと思うようになった。民営化ってすばらしい?の続きなんだが、かなりとりとめなく、グローバル化を考えてみた。

グローバル化ってのは国際化ではない。国際化っていうのは、国境があるということだけど、グローバル化には国境はない。かつていわれていたボーダーレス化の拡大した概念だと思う。

で、グローバル化が行き着く先というのは、全世界最適化じゃないかと思う。金融も農業も工業も資源も、圧倒的な規模を持つところが勝者となる。業界1社というわけではないが、グローバル化していなければ万単位であったはずの企業が数社に集約されてしまうだろうということは、自動車を見ていればわかるというものだ。そういえばかつて、何カ国もに拠点を置く企業を多国籍企業といったが、いまやグローバル企業と表現するのも、国境という概念がなくなってきていることを象徴しているようだ。

で、全体最適をされてしまうので、グローバル企業に関係できればOKだが、そうでなければどんどん潰れていってしまう。利益は他国に流れ、運よくグローバル企業に関係できたところで、そこでもグローバルに全体最適が行われているので、息が抜けない競争を強いられる。

まあこれは、田舎の商店街が大店法によってダメになっていったのと同じ構図である。大規模で安い物品が、さほど収入の高くない地域に来れば、自動車の普及もあいまってそちらに流れてしまうわけだが、そうすると細々と生きていた商店は立ち行かなくなってしまう。そこで働く人の賃金は多少あがったかもしれないが、働く機会は少なくなった。利益は大都会に吸い上げられ、田舎にはほとんど資金は落ちない。これによって商店街はシャッター街となり人は少なくなり、郊外の幹線道路沿いに、日本全国同じようなスーパーが並ぶようになった。ま、私の田舎のことだが、これはどこの田舎でも同じだろう。

そんでもってグローバル化が進むとどうなるのか―?

三輪のレッドアラートさんの農業阿修羅地獄計画というエントリから農山漁村文化協会のページに飛んだら、こんな記述があった。

三輪のレッドアラートさん 農業阿修羅地獄計画
http://klingon.blog87.fc2.com/blog-entry-378.html

農文協 経済財政諮問会議「EPAの加速、農業改革の強化」を国民的・世界的に批判する より
http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2007/200708.htm#m6

農業ジャーナリストの大野和興さんが、先月号(7月号)で、農業国・タイの状況を報告している。

 タイ政府は2003年10月1日、中国とのあいだでFTAを発効させ、果物と野菜関税をゼロとした。その結果、9カ月後には、中国からタイへの野菜流入量は 180%増加。ニンニクの価格が35%下落、タマネギ価格は80%下落した。2005年にはタイ豪FTAが加わり、営々と酪農を育ててきた15万人の酪農家がいま危機に瀕している。

 一方、タイはブラジルに次ぐ世界第二位の砂糖輸出国だが、そのタイの砂糖がフィリピンに輸出されて、フィリピンの砂糖産業を構造不況業種に追い込み、フィリピンからは安いココナツがタイに入り、タイ産ココナツを半値に暴落させた。タイの砂糖はカンボジアにも入り、カンボジア農民の伝統的な現金収入の道であるサトウヤシから作る砂糖を衰退に導いている。東北タイのサトウキビ農民は、国際競争に巻き込まれて製糖資本から原料買い上げ価格の引き下げを強いられ、年収の何倍もの借金を抱えて苦しんでいる。


グローバル化による全体最適の結果、カンボジアにあったサトウキビ栽培に適した土地や、タイのココナツ栽培に適した土地も荒れ、罪もない農家が生活に困窮する可能性がでてきたわけだ。従来どおりやっていても、弱いところはやられるのがグローバル化だからだ。

つまりグローバル化っていうのは、ごく普通の田舎や、ごく普通の一般人を、いきなり国際競争にさらすってことだ。たとえばある秀才がいて、地域では優秀でも、全国でみるとそうでもない、ということはよくあるように、どんなに優秀だって国際的にみてそこまで秀でているかはわからんし、常に競争であるというのはかなりしんどいことだ。そのしんどいことができなければ優秀じゃないといえばそうだが、そんなにみんな優秀であるべきなんだろうか。しかも、それで優秀じゃないとされた人の才能がもったいないわけだ。土地や産業についても同じだけどね。

このように、勝者はごく少数、あとはすべて敗者にならざるをえないのがグローバル化だとすると、全体最適どころか逆に非効率的になりそうな気もするんだよね。切り捨てる部分が必ず出てくるから。

で、そのグローバル化のルールを作っているのは英米だ。まあ、グローバル化はたぶん最初に金融から始まっただろうから、巨大金融資本を持つ英米が圧倒的に強い。だからグローバル化ゲームは英米が勝者になることは最初から決まっているんじゃないかと疑っている。

とりとめなくなったけど、そんなわけで、グローバル化でどう生き延びるのか、もうちょっと真剣に考えたほうがいいんじゃないかと思う。

まあ、グローバル化の中でも特徴や品質があれば、なんとかうまく生き延びることができる可能性もある。

大資本攻勢が吹き荒れたわが故郷でも、昔からある和菓子店はずっと生き残っているし、おいしい洋菓子店 とか、よい精肉店とかは元気がいいということもあるしね。最近では商店街を再開発して、マンションを建て、市街地に人が住めるようにしたことで、「車なしの生活」という便利な 環境が少しずつ再認識されつつある。

グローバル化にさらされつつある食料問題も、中国野菜や米国牛肉問題で日本回帰中であり、バイオエタノール問題による食料価格高騰でそうそう日本の食料価格も高いとはいえなくなってきていることを考えると、結局、グローバル化の中で生き延びるのは、日本回帰ってことなんじゃないだろうか。中国の工場をやめて日本回帰する企業もあることだし、結局、日本人による日本回帰が一番幸せで最強なのかもしれない、と思う。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

民営化って素晴らしい?

最近びっくりしたのは、すばらしい経歴をお持ちの団塊の世代(たぶん)と話をしていたときのこと。「郵政民営化って絶対失敗しますよね」と問いかけたら、全員「何でそう思うんだ? そんなことない」と言い切ったことだ。郵政民営化はどうも失敗しないらしい。

まあ、私も詳しくないわけだが、銀行業務については、唐突に巨大銀行が出現し民業を圧迫する上に、そのカネはゴールドマンサックスが運用したりするわけで、アメリカにいいように使われちゃうってことだ。まあ、財政投融資がいいわけじゃないけど、あの戦争好きなアメリカにカネ流れるんだよ?いいの? しかも減らさないといっていたのに、案の定、郵便局数は減っているし、さらに事業を分割したことで、郵便局員が田舎のおばあちゃんなどにしてあげていた集金業務は難しくなるだろう。もちろん預かったお金を自分のポケットに入れてしまった不埒なヤツもいるわけだけど、それは人定ができるわけでまあなんとかなる。でも今後は郵便局員に成りすましたヤツとか、ヘタするとタンス預金ねらいの強盗とか、出てきかねないじゃん。ま、それは郵便局の業務じゃないかもしれないが、国の保全としては重要じゃないかと思うんだけどね。

しかも郵便料金は確実にあがりそうだ。さらに信書は握ったままのくせに、宅配便は日通と組むって、ヤマトや佐川を虐げていないか?これが正しい民営化なんだろうかね。

赤旗 簡易郵便局 417局閉鎖(赤旗を引用するのもどうかと思うがほかに見当たらないので)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-10-07/2007100701_02_0.html

朝日 民営化早々、大胆策 規制脱し戦略見直し 新郵政
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200710060006.html


というわけで、素人ながら郵政民営化はきっと失敗して大変なことになると思っているわけだが、それなのに、小泉-竹中ラインが残していったグローバル化へ向けた「改革」という亡霊は、いまだ効力を発揮しているらしく、なんとお次は造幣局の民営化らしい。

読売 造幣局・印刷局など、独立法人20以上民営化…政府方針
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071007it02.htm?from=navr

これについては各方面で話題沸騰中

ネットゲリラさん 誰でも1万円札が刷れるようになります
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/10/post_55f7.html

或る浪人の手記さん アホでビョーキのカイカク真理教
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-948.html


なんでそんなものが民営化なんだよ!!と思うわけだけど、これはたぶんアメリカを真似してのことではないだろうか。郵政民営化だってイギリスやドイツがやっていたように、もちろんこれにもお手本があるわけだ(郵政民営化は他国だって決して成功しているわけじゃないけど)。

だが、アメリカでもこれは問題だと思っている人がいて、共和党の大統領候補ロン・ポール氏はここについて切り込んでいる。

2億5540万の瞳さん 
ドル紙幣印刷利権に切込んだ共和党のロン・ポール(Ron Paul)上院議員が情報規制されたらしい
http://fadjap.exblog.jp/5566214/

米国の法律では、ドル紙幣は財務省が発行する事になっている。しかし実際には中央銀行FRBが紙幣を印刷し発行している。これは違法行為であり、現在世界に出回っているドル紙幣は、この違法行為により発行された無効な無価値な紙幣である。世界の経済はこの虚構の上に成り立っている。 FRBは公的機関ではない。株式会社であり、営利企業である。最大の利益を求めて金儲けのためなら何でもする営利機関である。

FRBは紙幣を印刷する。実際には印刷所が印刷するので FRBは何もしていない。FRBはドル紙幣をアメリカ政府に「レンタル」する。ドル紙幣には数%のレンタル料金が 課されている。現在世界中がドル紙幣で商売をし、取引をしているが、世界のあらゆる取引きにFRBが「課税」し、数%を「ピンハネ」 している事になる。しかもこの「課税」は米国政府の収入にはならず、FRBの 経営者個人の懐に転がり込む。


単純に考えると、民営化すると金を刷るのにマージンと消費税がかかるわけだ(苦笑)。民営化には必ず利権がついてきそうだし、ロクなことはない。それにネットゲリラさんがいうように、偽札が出るかもしれないし、ちょっと余分に刷って横流しとかもできそうだ。


やっぱりいろいろ考えるにつけ、日本のように国土力が小さい国は、基本的に郵便事業や紙幣印刷、あとは道路や水道なんかのインフラ関係は、民営化したり自由化したりしちゃだめだろうと思うんだよね。国土力ってのは食料とか資源とかのことだけど。国が広くて資源もあって、自給自足ができて、他国が入ってこれないというのであれば、海外のモノとなったとしても、いざとなったら強権も発動し、国に戻すこともできるから、「グローバル化実験」をしてみてもいいけど、食料自給率40%、エネルギー自給率4%の日本の場合、だめだったからって強行して取り戻したら、いきなり兵糧攻めされるのがオチだ。

それにこんな問題もある。

ワイルドインベスターズさん 民営化 vs 国有化
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/vs_6a6a.html

さらに日本では、「分割民営化」がこれからも活発化すると思います。民営化は、

   1. その会社のコスト意識と効率を高め
   2. 国に配当と税収をもたらす

という意味では合理的なのですが、

   1. 公共の利益がないがしろにされる
   2. 国の支配が薄れ、経営者や株主の支配が強まる

という意味では国益に反する可能性が高まります。

 これと関連しますが、独占禁止法はある企業がひとつの業種を独占し、不当な利益を得ることを禁止しています。しかしそれでは

   1. ある人(会社・ファンド)が、その業種のすべての会社の議決権を過半数以上押さえてしまったらどうなるか?
   2. さらにその人(会社・ファンド)が、敵対している国のために働くことがわかっている場合はどうなのか?

メディアや通信などの業界では、外国人が株を持つことができる比率を制限しています。しかしその外国人が、日本の会社やファンドを使って「間接的に」会社を支配するようになったらどうなるんですかね。これも面白い問題です。

 さて、仮に日本政府が過半数以上の株を放出してしまった場合、外国人に株式の保有制限がない業種では外国政府のファンドが議決権の過半数を買うことが可能になります。すると日本が民営化した会社を、外国が国有化することも可能になるわけですな。


そんなわけで、最近は中国の国営ファンドが欧米でも問題視されている。他国が自国企業を買い占めたらどうなるのか。民営化したおかげで他国の国営企業になっちゃう可能性だってあるってことだよね。

私としては、中国に買われるくらいならアメリカに買われたほうがましかもしれないが、アメリカに買われるくらいなら、いっそアメリカになったほうがいいくらいだと思う。というわけで、日本が日本としてあるために、なるべく買われないように努力するというのが、最低限、国政を預かる人の責務じゃないだろうか。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

October 06, 2007

ローゼン閣下は2ちゃんねら~

フジのハッケン!の特集でご発言
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1213362

田崎「2ちゃんねるとかチェックするんですか?」
閣下「ええ、まあ、多いからね。(略)そういうのに、時々書いたりすることはありますよ」
(スタッフ)「書くって・・・」
閣下「2ちゃんねるに」

テレビで見てたけど、噴いた(爆)   まじすか・・・。

2ちゃんねるを見るだけじゃなくて、書き込んでもいたなんて。どの板なんだろ~か。でも新聞よりもいいとこついているとかいってたから、政治板かな。もしかしたらコテハンがあるかも。

PS.田崎氏と閣下の発言間違えてました。直しますた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 04, 2007

単なる覚書

最近のヒット

毎日 特集ワイド:安倍政権の最後 与謝野馨・前官房長官に聞く
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071002dde012010011000c.html
与謝野さんは政策通である。それはちゃんと政治家になってから勉強していたからであり、それに参加しない人たちに憤りを感じていたわけで、「頭がいい」のくだりのあたりに、そのニュアンスがにじみ出ている。バカだと思ってたんだね。ナイス。

最近の困ったニュース

毎日 小沢民主党代表:アフガン部隊参加に意欲…海自給油代替案
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071003k0000m010162000c.html
もう自民党がアホなんで、民主が政権とってもいいかとも思っていたのだが、人権擁護法案とか、これとか、ちょっとなあ…。アフガンはイラクよりも治安が悪いらしいので、自衛隊がISAFなんかに入ったら、完璧に人間に向かって発砲しなければならない。国連軍ならば発砲しても憲法違反にならないってのはちょっと拡大解釈しすぎじゃないかなあ。国連軍っていってもNATOだし、欧米の言うことさえきけば、発砲していいってのもちょっと違うような気がする。

最近のどうなんだろう

みんなの政治 「反米」と見られ日本を孤立させた安倍晋三=日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071003-02-1201.html
麻生太郎の発言はアメリカに不信をもたらしたらしい。それにしては、次は麻生っていわれていたころは(1日だけど)、アメリカの新聞も「麻生なら日米関係OK」とか書いていたように思うんだけど。まあ確かにイラク戦争はお粗末さまだが、外務大臣として発言すべきことじゃないとは思うので、発言には注意してほしいもんである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 03, 2007

何がなんだかわからない

世界が動きすぎなので気になるニュースをただ淡々とメモ。

★イラク情勢、どうなるんだか?
CNN ブラウン英首相がイラク電撃訪問、英兵千人の撤退を発表
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710020028.html
治安、よくなっているんですかね?

★プーチン、今から首相に??
CNN プーチン氏、ロシア下院選に立候補へ 首相就任も「現実的」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710020004.html
そんなのあり?

★イスラエルVSシリア+北朝鮮
CNN 標的は未使用の軍建物とアサド大統領、イスラエル機の「空爆」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710020031.html

★好きにやってくれ。ただし日本を巻き込むな。
CNN 韓国大統領が訪朝、金総書記出迎え 南北首脳会談へ
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710020001.html

NIKKEI NET 韓国の不安
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/20070928n5a9s000_28.html
韓国は日本を盾に米中の風圧を防ごうと思っているらしい。おいおい。

★ビルマは大変だし
ワイルドインベスターズさん 「もうひとつの導火線」 
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_6208.html
中国はビルマに海軍基地を作っているそうだ。マラッカ海峡が封鎖されても石油が入ってくるって公算か。あ、中国が封鎖できるね(汗)

米流時評 「ミャンマー恐怖の弾圧!数千人の僧侶を焼殺?」
http://beiryu2.exblog.jp/6285578/
ビルマはやっぱりとても大変なことになっている。

★アメリカもわけわからん
ジャパン・ハンドラーズさん 「静かにアメリカが内戦に突入している」
http://amesei.exblog.jp/6253144/
アメリカ国内では軍内部の対立が凄いことになっているらしい。

★でもって、アメリカがいよいよイラン攻撃??
さっきのエントリでも取り上げたベンジャミンさん
イランの核施設で働いているロシア人が急撤退:攻撃を避けるため?
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/10/post-1.html
とうとうロシアまで逃げましたか・・・。

★小沢さん、国会戦闘体制
「戦争そのものなんですよ、油供給するってのは」
http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20071002ozawa_v300.asx
そりゃそうです。それにしても民主党さん、音悪すぎ。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

October 02, 2007

10月15日?

突然ですが10月15日って何かあるんですか?

というのもメールマガジンの原田武夫通信(10月1日号)でこんな記述があったから。

10月15日(月)
何かが変わる…。

このメルマガでは、ワイマール憲法とかについて書いていて、前段に

1930年代当時を振り返ると、ドイツでは、資本主義の急激な深化が起こりました。

その資本主義に適応できなかった人々の多くは、エゴイスティックな国粋主義へと走ったのです。

今や日本も、「金融資本主義」社会となりました。

しかし、その変化に適応できない人々が、「格差社会」「拝金主義」と言って「金融資本主義」の現実を見ようとはしません。

とあって、唐突にあの記述になるんだけど、10月15日になにがあるかは何にも書いてない。

gooブログにもちらりと書いてあるんで、セミナーでもあるのかと思えばそうでもないようだ。
原田武夫国際戦略情報研究所公式ブログ
http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/53269d5888c47cdca44fbba690a9770f

そんでもって、本日、ベンジャミンさんのところでこんなのが。

イランの核施設で働いているロシア人が急撤退:攻撃を避けるため? http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/10/post-1.html

それからアメリカ軍は今月15日から20日の間に、戒厳令を想定した軍事演習をやる予定です。
いよいよネオコンたちの最後の賭けが始まりそうだが、それまでに彼らを止めるためにアメリカでクーデタは起きるのか?

双方に関係あるんですかね? どちらも10月15日なんだけど。10月15日になにがあるか誰か教えて!

| | Comments (4) | TrackBack (0)

« September 2007 | Main | November 2007 »