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October 14, 2007

ノーベル平和賞ときたか

アル・ゴア前米副大統領とIPCCがノーベル平和賞をもらうらしい。

AFP ノーベル平和賞にゴア元副大統領、米各紙が称賛http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2297494/2238404

ノーベル平和賞って、金大中とかラビン&ペレス&アラファトとかカーターとか見るとわかるように、その後うまくいかなくても、そのとき話題の政治的成果を上げていれば、もらえるもんである。金大中とかカーターは対北朝鮮問題、ラビンらはパレスチナ問題で一瞬成果をあげたように見えたが、その後の経過は見てのとおり。ヨーロッパ側からみた国際政治的な意向が大きく働くわけだ。ゴルビーとかもそうだしね。

地球環境問題というのは、今の段階で温暖化しているとしても、それは人間が出す二酸化炭素が多くなったからなんだろうかっていう疑問符はずっとついていて、そのデータを集めるような研究に従事する科学者の物言いは慎重になることが多い。

とはいえ、地球が長い時間かけて、植物や動物として溜め込んできた二酸化炭素を、石油や石炭として一気に大気に放出しているのは間違いない(無機起源説を取らなければだが)。それがどの程度、地球環境に影響を与えるのかは、誰も経験したことがないのでわからないわけだけど、なんとなく暑くなっているし、一応、二酸化炭素は温室効果ガスなんだそうだし(理由がいまいちわからないが)、人工起源の二酸化炭素が温暖化に影響しているってIPCCがお墨付きを与えちゃったので、みんな反論できなくなって、あくまで仮説のはずの温暖化が証明された説のように言われるようになった。

しかし、仮説に疑いはあったとしても、本当に暑くなっちゃったら困るので、とりあえず取り組んでみるというのはいいんじゃないかと思う。イラクに大量破壊兵器が見つからないうちにアメリカはイラクに攻め込んでいるし、まあ、仮説で動くことは国際的にもあるわけですよね、って皮肉ですが。

だけど、石油や天然ガスや石炭の残り年数をみると、あと40年とか70年とか160年とかといわれているんだよね。

世界のエネルギー資源確認埋蔵量
http://www.fepc.or.jp/thumbnail/zumen/1-05.html

最悪6度くらいあがってしまうらしい2100年まであと93年ほどあるわけだが、それまでに石油も天然ガスもなくなっていて、石炭しかなくなるかもしれない。石油なんて30年ほど前にあと30年といわれていたわけではあるが、最近はオイルピーク論もかまびすしいので今度こそ本当かもしれない。

だから暑くなるぞと心配していても、人間がバンバン地球を温暖化できるのはあと30年程度なんじゃないかと。

しかし30年のうちに、温暖化が進んで海洋大循環がとまって、映画の「デイ・アフター・トモロー」みたいに極地が凍りついてしまうとしたら、暖房用の燃料がなくなってしまうのもまずい。というわけで仮説であっても、温暖化は防ぐ努力をしたほうがいいし、温暖化防止って結局、省エネか新エネルギー開発にいきつくから、広い心で見守っているんだけどね。

海洋大循環
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%A1%A9%E5%BE%AA%E7%92%B0

さて、表題の「ノーベル平和賞ときたか」っていうのは、米大統領選である。

大統領選だが、最近ぜんぜん追ってなくて、もし気にしている方がいたら申し訳なかった。でも民主党でいえばオバマはともかくヒラリーに魅力を感じないし、共和党もジュリアーニはなんかいまいちだし、いくら俳優のトンプソンが出てきても、そういい感じでもないし、私の中でかなり盛り上がりに欠ける。ロン・ポールやマイク・グラベルはいいんだけど無理でしょ?

今のところ民主党、共和党を通してみても、ヒラリーがジュリアーニを抑えてぶっちぎりトップのようなんで、ヒラリーは女性だし、がんばってほしいね~とは思うのだが、いかんせん、好きになれないというのが痛い。それはなんとなくアメリカでも同じようなんで、ゴア待望論ってのが結構前からあったわけだ。民主党の支持率では、現在、ヒラリー43%、オバマ24%、エドワーズ10%。ゴアは出馬もしていないのに現在でも10%くらいの支持がある。

勝手にゴアを担いでいるサイトもある。
ドラフトゴア
http://draftgore.com/

しかしいかんせん、最近では時期を逸した感はあった。アカデミー賞を取ったあたりとか、ライブアースとかのころならともかく、予備選が2月に始まっちゃうから、あと3ヶ月しかなくて、もはや遅いなと。ゴアに何か秘策でもあるのかと思っていたのだが、ノーベル平和賞とはね! 

これまでも時々触れているけど、本当に地球温暖化防止したいなら、伝道師ではなく、政治家となったほうがいいじゃないすかね。ティーチャーよりプレーヤーになれってことですが。もう、お膳立ても整ったことだしね。

というわけでリンク
今日の覚書さん
アル・ゴアのノーベル賞受賞で大統領への声
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/a7f99bb2c717dfabd534ceb0cf68aa94

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