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December 31, 2007

2007年はインテリジェンスに始まってサブプライムで終わった

いや、ただ、私のブログのことなんだけど。

テッシーと佐藤優の対談とか007とか、あと安部ちゃんとか、そんなのにつられて、インテリジェンスって何よ、とか思ってたのが2007年初頭。結局、日本には決定的にないもんだってことが判明。インテリジェンスって情報収集・分析だけども、それ以前に戦略がないからインテリジェンスもないんじゃない?っていう、前から思っていたところに行き着くわけなんだけど。それより胆力ないかも。日本一重い職業であるはずの首相職を放り出しちゃう事件とかね。

首相職を放り出したころと重なりながら、過熱気味の世界経済もとうとう行き着くところまで行って、後半はサブプライムだったし。サブプライムながら米株とかはあげてたりするんだが、日本株は下がってるし。投資家ってほどでもないので、あまり影響ないんだけど、これはなぜだ~と思って考えてみた。

いろいろあるけど、海外で生産してるのがいけないんじゃないかと。トヨタでもホンダでも、ボロボロ儲かっていそうな会社は海外に生産拠点を置く。これは、メーカーからすれば当然のことなんだけど、日本ってのは加工貿易で成り立っていて、輸出して儲けるのが基本。それを海外に移せば、海外が儲かるわけだ。当たり前だけど。

でも、それは、しょうがないこと。だから、ほかでできることは放っておいて、日本でしかできないものを輸出するしかない。それは自動車部品だったり、原子力の根幹だったり、発電用タービンの重要部品だったりする。でもそれだけじゃなくて、アニメだったり、Wiiだったり、DVDだったりHDDだったり、薄型TVだったりするんじゃないかと。結局、日本人がほしいものだよね。

最終的に自分がほしいものをきちんと追求しましょう、ってことだ。人生楽しみましょう。2008年はこれだな。そして、日本人がほしいものを作っているところにはきちんと、日本人自身が投資しましょうよ。ま、今、お買い得っぽいしさ。それと、地球環境的なことね。世界の温暖化ゲームを上手に楽しみましょう。

というわけで、そろそろハッピーニューイヤーですかね。あけましておめでとうございます。

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December 30, 2007

もしもし、おれ、ビンラディンです

前のエントリ で、ブット元首相が「ビン・ラディンは死んでいる」と発言したために殺されたという説もあり、そうなると時々思い出したかのように出てくるビン・ラディンビデオは、捏造なんじゃん?ということを書いたわけなんだが、そんなときに、ビン・ラディンが声明です。

ロイター ビンラディン容疑者が声明、「米国の狙いはイラクの石油」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29573920071230?feedType=RSS&feedName=topNews

 [ドバイ 29日 ロイター] アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者は、米国政府がイラクの石油資源を手中に収めようとしていると非難 するとともに、米国が進めるイラク統一政府の樹立に反抗するようイラク国民に呼び掛けた。29日に音声テープがインターネット上で配信された。

 同容疑者はまた、イスラエルを国家として容認することは決してないと主張。パレスチナの土地を解放するためのジハード(聖戦)を拡大すると明言した。

 一方、27日に起きたパキスタンの野党指導者ベナジル・ブット元首相の暗殺にアルカイダが関与した可能性を指摘されていることについての言及はなかった。

                   
米国の狙いはイラクの石油って世界中が知っていると思うんだけど。いまさらビン・ラディンが言う必要もない内容で、しかも音声テープだけ。

映像もCGでどうにでも作れちゃう時代だし、音声に至っては、「24」で大統領夫人の声を再現したりしていたくらいだし(まあ、実際のドラマはその技術で作ったわけじゃないと思うけど)、初音ミクも結構なところまでいっているわけですから、その辺、もともとある音源をもっと作りこめば簡単なんじゃないすかね。

にしても、こんなタイミングに音声テープ出してくるって、べたすぎない? オレオレ詐欺じゃないんだからさ。

というわけで、早速ネットゲリラさんが書いてます。
ネットでは誰もビンラディンの生存を信じてない
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/12/post_a8da.html

で、ベンジャミンさんは第三次世界大戦だそうです。
ブット氏暗殺の意図は第三次世界大戦を狙ってか?
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/12/post-25.html

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ブット暗殺とパキスタン

ブット元首相の暗殺で、パキスタン情勢は大混乱に陥っているようだ。いろんな方が書いているので、リンクしてみる。

米流時評さん 米流時評 ブットの暗殺と米国政治
http://beiryu2.exblog.jp/6831035/

ジャパン・ハンドラーズさん ブット元首相は、ビンラディンが既に殺害されたと公表した二ヶ月後、殺害された
http://amesei.exblog.jp/6837167/

あなたはだまされている 
ブット・パキスタン元首相の暗殺の真相
http://gabrico-ovalnext.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_68ff.html
ブット・パキスタン元首相の暗殺の真相(2)
http://gabrico-ovalnext.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_2039.html

ネットゲリラさん ブット暗殺はアメリカの謀略
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/12/post_0818.html

驚いたことは、ビン・ラディンは死んでいるらしいってことだ。しかもビン・ラディンを殺したのは元MI6の工作員らしい。ブットだけじゃなくて、ムシャラフも、かつてビン・ラディンは死んだと言ったことがあったはずなので、パキスタンの中枢にいる人たちにとっては常識なのかもしれない。

これが正しければ、米英とも、ビン・ラディンは死んだにもかかわらず、それを伏せているということだ。とすれば、時々、思い出したかのように送られてくるビン・ラディンの最新映像は、たぶん、生前にたくさん撮っておいたビデオを小細工したものだろう。まあ、そんなことは今時簡単だろうからね。ネオコン集団からすれば、戦争を継続するために、ビン・ラディンは死んではいけないのだろう。「テロとの戦い」はなんだったんだってことになりかねないし。

ブット暗殺の首謀者は、アメリカとムシャラフとアルカイダもしくはそれ以外のイスラム過激派という3つの説があるようだが、どの説もありうるし、真相は現段階では藪の中だ。

しかし、まあ多少混乱していても普通の国なら、国の中のこととして納まるが、パキスタンには核兵器がある。

パキスタンって、イスラムだからインドと別れた国であるにもかかわらず、親米路線というのが、まず無理があるわけだ。しかし核兵器持っているんで、アメリカとしては、新米でないと困っちゃうわけだ。

また当然といえば当然だが、アメリカはパキスタンの核兵器がどれだけあって、どこに、誰が保管しているのか、どのような指揮系統で核が管理されているかを知りえていないらしい。

NYT So, What About Those Nukes?
http://www.nytimes.com/2007/11/11/weekinreview/11sanger.html

ムシャラフは核の管理はきちんとしていると言っているが、人気は落ちてきており、政権転覆の可能性だってある。もしムシャラフが倒れたら、イスラム政権になる可能性もあり、そうなると核兵器を持つ初のイスラム国家になってしまう。そこまでいかなくても政権が混乱し、核管理に支障がでて、核がイスラム過激派に流れる可能性だってあるし、第二のカーン博士が出る可能性もあるわけだ。

ということで、ブット亡き後のパキスタン情勢は結構大変なんじゃないかと思う。ムシャラフ後が一層、流動的になったわけだから。さて、ライスで解決できるんだろうか。

wiki パキスタン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

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December 24, 2007

サブプライム終わってない模様

クリスマスなんだけど風邪引いててそれどころじゃない。しょうがないんでネットサーフィンして、サブプライムってどうなったんだろと調べてみたわけだが、やっぱ終わってないじゃん。基金設立しなくても大丈夫なんて強がりばかり。

まだ海外から出資をあおっていないゴールドマン・サックスだってこの体たらくだ。

マネージン サブプライム・ローン危機に、高笑いするヘッジファンド
http://moneyzine.jp/article/detail/7941?p=2

 ところが、その宣伝文句とは裏腹に、このグローバル・アルファ・ファンドはあえなくサブプライム・ローン破綻の津波に飲み込まれ、このままでは 100億ドルを超える損失もありうるほどの体たらく。ゴールドマン・サックスの看板を信用し、多額の資産運用を任せた投資家にとっては、かつてない失望をもたらす恐れが出てきた。

 この危機的状況を潜り抜けようとし、ゴールドマン・サックスはアメリカのメディアを使った禁じ手に近い情報操作に手をつけ出した。それは2007年の11月半ばに発表した史上最高額のボーナス大盤振る舞いのニュースから始まった。何と一人7500万ドルを頭に、運用成績に応じて破格のボーナスをファンド・マネージャーたちに支払ったというもの。業績は悪くないとの演出だ。

 また、時を同じくして、ゴールドマン・サックスのOBたちが経営危機に陥ったシティ・グループやメリル・リンチの建て直しに取り組むことになったとか、ゴールドマン・サックス出身のポールソン財務長官やゼーリック世界銀行総裁らが、サブプライム・ローンの救済基金を設立するらしいといった情報が相次いで流された。

 市場はこれらのニュースを好感し、他の金融大手が軒並み値を下げる中、ゴールドマン・サックスの株価のみ一挙に13%近くも跳ね上がったのである。このチャンスを逃さず、同社はすばやく値上がり分を売り抜け、アルファ・ファンドの損失をカバーしたというわけである。


というわけで、ぐっちーさんもおっしゃってますが、まだまだらしいっす。

ぐっちーさん  メリークリスマス!
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/7e26db20811e855fe4c5b05c44766cf3
100兆円までいくそうです。

そもそもサブプライムってのは、担保もない人に金を貸すというローンで、そのローンはゆとり融資制度つき。最初の2年は金利がやすいんだけど、その後は高くなるらしい。住宅価格が高くなっていれば、2年後に新しいローンを借り替えて、しかも借りられる額が高くなっているので、資金に余裕が!!っていう夢のような仕組み(苦笑)。

ついでに、住宅価格が下がっても、物件を渡すだけで借金チャラになるというノンリコースっていう仕組みがある。この制度、日本のバブル崩壊のころに、延々と高いローンを払い続ける日本人サラリーマンらがうらやましがった仕組みである。日本にはなぜその仕組みがないのだといわれていたと記憶しているが、ま、なくてよかったのかも。あったら銀行はもっと悲惨なことになってたかもね。

結局、夢はあくまで夢なんであるというか、世の中にそんなに都合のいい話はないことがわかったわけだ。で、アメリカの不動産価格上昇とともに資産を増やしてきた「金持ち父さん」ことロバート・キヨサキがなにを言っているかというと…

第42回 サブプライム問題という大惨事を乗り切る
http://money.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person4/071128_person4.html

 実は、今は不動産投資家にとって最高の時代だ。現在、多くの市場で不動産価格は下がり続けている。おまけに金利は低い。つまり、サブプライム・ローンの問題は、売り手にとっては悪いニュースだが、買い手にとっては良いニュースなのだ。

ということで、勇者は今こそ米不動産投資だ!そうです。 バフェットがカントリーワイドの株を買うことを検討しているというニュースがあったけど、その後どうしたかな。先ほどのマネージンの記事ではソロスが買ったといってたけど。

ロイター バフェット氏、米カントリーワイドの一部買収の可能性
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-27481120070821

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December 23, 2007

奇妙な話

閣僚のUFO話、ロイターで世界に配信されてます。

UFO debate invades politicians' space
http://www.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idUSN2125757420071221

このニュースが配信されているカテゴリーは「oddly enough」。奇妙な話、とか、不思議なことに、って意味らしい。

この記事の中で引用されている二階さんの発言にように、「もっと話すべきこと」があるんじゃないすかね? いや、本当に重要なことであればいいけどさ。

C型肝炎問題がようやく決着しそうだけど、サブプライムとかさ、まだ、いろいろ話すべきことは山積みだと思うんだが、政治家ってどういう感覚しているんだろう。聞くほうも聞くほうだけど。マジメばっかがいいとは思わないが、今じゃないだろ。

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サブプライムは終わったの?

11月からずっと忙しくて世の中の動きについていってないんだけど、サブプライム問題は終わったんですかね? 米株価は上がって、円安になって、日本株がガタガタですが。

ということで日経のサブプライム問題特集から記事を拾ってみると…

12/21 3メガ銀、サブプライム基金の協力見送り
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20071220AS2C2002920122007.html

 三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンク3行は、米銀から要請を受けていた信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)対策基金への融資枠の設定について、日本時間20日の回答期限までに受諾の回答をせず、協力を見送った。米金融当局による基金構想の後押しという「無言の圧力」を感じつつ、自行の株価急落=市場の圧力を前に、選択の余地は乏しかった。

12/21 米シティなど3行、サブプライム基金創設見送り
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20071222AS2M2200T22122007.html

みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行の邦銀2行が保証枠を供与するシンジケート団への不参加を伝えるなど、日欧主要銀の協力が得られない見通しとなったため。シティなどは資金繰りが悪化している簿外の運用組織を連結化し、自前で支援する。

欧州だって痛手を負っているし、日本の銀行だって米当局の無言の圧力があったところで、自分の体力がなくなったら元も子もない。しかし、日本の株価を売り買いしているのは6割以上が海外投資家ってことなんだけど、海外ファンドが自分とこを支援してくれそうな日本の銀行株を、支援したらだめだからって売っているわけで、それじゃタコが自分の足を食べているみたいな感じじゃないかと。確か基金は最初1000億ドルとかいっていたのに、500億ドルに減額されたりなんかして、あまりうまくいってなさそうだったけど。

それにしても日本はモルガンとかに出資もさせてもらってないし、なんでおいしいところだけ中国やアラブで、日本には損失押し付けるのかと。日本が出資する度胸がなかっただけなのだろうか? それとも中国とかアラブは、基金より本体に出資させろと言ったのかも。

米モルガン・スタンレー、中国政府系が5700億円出資
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20071219AS2M1903N19122007.html

シンガポール政府系、米メリルに出資へ・米紙報道、最大5600億円で交渉
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20071221AS2M2101D21122007.html

米シティ、8000億円出資受け入れ・アブダビ投資庁から
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20071127AS2M2702027112007.html

この動きを見ていると、この国際金融世界にすむ、大金持ちの投資家のみなさんは、中国やアラブ世界が、輝けるフロンティアだと思っている気配がする。第二次世界大戦のころヨーロッパ人がアメリカ大陸を目指したように。少しでも早く中国に行って、よい位置を築き、国づくりにも参加しちゃおうという感じ。「24」でもそうだったし。しかし、そんなに中国がいいかね? 

1月の半ばになったら、またぞろサブプライム問題が話題になるんだろうか。それより大統領選か。

参考にしますた。
ネットゲリラさん 日本の銀行が出さないので基金断念
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/12/post_da45.html

ぐっちーさん いってしまったねー・・・
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20071220

切り込み隊長 アメリカの”サブプライム損失”救済資金集まらず
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/12/post_5f5d.html#more

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