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January 09, 2008

鉄の女になりきれないヒラリー、選ぶ自分が誇らしいオバマ

米流時評のysbee-2さんをはじめ、TVニュースにも先を越されたが、ヒラリーが涙ぐんだらしい。

米流時評さん 墓穴を掘ったヒラリー
http://beiryu2.exblog.jp/6918303/

ロイター An emotional Clinton vows to fight on
http://www.reuters.com/article/politicsNews/idUSN0264367920080107

…ここで泣くか?ヒラリー?? タカ派(ホークとかいわれてた)ヒラリーはどこへ行った? サッチャーなら泣かないぜ。

追記:youtubeのほうがわかりやすかったので追加。これもyoutubeで最も見られたビデオだったようだ

世界一見られた動画もこれだそうである。今は2位になってるけど。この間のディベートで「反論させて!」と言ったくだりだ。

これが散々、さらされるなんて、よっぽどみんな、ヒラリーが嫌いなんだね。ちょっとかわいそうだ。

ニューハンプシャーもオバマの勝ちだろう。ヒラリーの可能性はどんどん狭まっている。

しかし、それにしても、なぜ皆が嫌いな女性がトップランナーだったのか。これが疑問で仕方かなったのだが、米流時評さんのエントリを読んで、膝を打った。

今期の選挙戦が始まる昨年までは、ヒラリーは過ちを犯した旦那を許した寛大な女性と思っていたし、ニューヨーク州から上院議員に選出されたあとの議員活動も活発で、頼もしい政治家と捉えていた。(今考えればその当時から選挙活動として意識していたのだろうけれど)大統領選に出馬を表明した時点では、米国にも女性大統領が選ばれる時代が来た、とメディアにも大々的に取り上げられたのは記憶に新しい。
しかし、政策や選挙運動のアドバイザーに米国でもトップクラスの配陣を敷いたにもかかわらず、「人柄」のアドバイザーまではいなかったものと見える。

なんと、ヒラリーは寛大な女性だったんですか!! えええ!!

同姓からみると、ヒラリーがビルを許したのも、自分の体裁を繕うために許したことにしただけで、愛してはいるかもしれないけど、許してはいないだろうと思う。1992年の選挙中に浮気の大失点を挽回して、大統領にしてあげたにもかかわらず、また大衆の面前で恥かかせるのかって思うはず。というか、私ならそう思う。手嶋隆一氏によると今回の立候補にあたりビルの意見は聞かなかったらしいのだが、これが原因だろう。今は手伝ってもらっているけど。

パイクッキーを焼くような女性になりたくないと言ったヒラリーを好きでいられるアメリカ女性は、エリート思考である人が多いと思う。あとはそうしたくても時代が許さなかった高齢の女性か。報道機関にいる女性は上昇志向も高く、ヒラリーと同じジャンルに入る人が多いだろうからヒラリー支持が多いわけだ。男性はその辺、たぶんわからないだろうし。

しかし、彼女がいう「経験」にも実は裏づけがないんじゃないかと思う。上院議員としての実績として、イラク戦争への賛成が残ってしまっている。彼女の場合、ビルが情勢をよく知っているはずにもかかわらず、なのが痛い。

別の経験でいえば、ファーストレディー時代に医療保険改革をやろうとし失敗したこともマイナスだ。意思は立派ではあるが、ファーストレディーは自ら国民に選ばれてなるものではなく、権限があるわけでもなく、いなくてもいいものだ。ファーストレディーに何の権限があるのかと疑問だったし、アメリカ人もそう思っていて失敗したのだ。

つまり経験という言葉は、ブーメランのようにヒラリーに帰ってきていた。にもかかわらず、それを自覚してなかったのだ。それすらわからないんじゃ、大統領としてはダメだろ。

女性ばかりの応援団も男性が近寄れないからダメ。ファッションもよくない。タイトなパンツスタイルは動きやすいだろうけど、エレガントじゃない。エレガントにスカートをはきましょうよ。冬は寒いというならパンタロンもしくはブーツでしょ、って最初から言ってるのになあ。ヴェルサーチにも言われてたし。

エレガントな上に、強い意志。カッコイイと思わせる言葉や身のこなし。イラクから帰ってきても暖かく迎えてくれそうな包容力。残念ながらこうした魅力は、今現在、ヒラリーにはなく、オバマにあるんじゃないかな。

もちろんysbee-2さんが言うとおり、ヒラリーの最大の敗因は本人の人柄です(苦笑)。しかも演出がヘタすぎて、冷たいイメージが払拭できなかった。

女性としてはヒラリーに期待していたはず。でも今では、最初の女性大統領が勘違いヒラリーじゃなくていい、と米国女性は思っているのでは? 同じ初ものなら、カッコイイ、オバマで。黒人を選ぶ自分たちがカッコイイ。そんな感じじゃないですかね。特に若者。

未熟というのは、失敗もするけれど、成長も望めるということだから。経験豊かなはずのブッシュ一族によって、2度もアメリカ経済はダメになったんだし、経験なんて大してあてにならないわけだ。ビルが大統領になったころ、アメリカはこれ以上、下がることがないというくらい、経済的にはどん底だったわけで、そのときビルは47歳だったんですよ。ま、知事経験はあったけどね。オバマは今、46歳です。

パウエルもオバマを応援しているようです。パウエルが最初の黒人大統領になると思ってたのにな。

時事 「障害打破」とオバマ氏絶賛=パウエル前米国務長官-米大統領選
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008010800650

【ワシントン8日時事】「アフリカ系米国人が直面すると考えられていた古い障害を打破した」-。パウエル前米国務長官は8日未明放映されたPBSテレビのインタビューで、アイオワ州党員集会で勝利した民主党の大統領候補、オバマ上院議員を絶賛した。
 ブッシュ政権1期目に黒人初の国務長官を務めたパウエル氏は「ニューハンプシャー州予備選やその後のキャンペーンが楽しみだ」と語り、党派を超えてオバマ氏にエールを送った。

次は1月15日のミシガン。選挙人数17の大票田だけど、どうなりますか。あ、まだニューハンプシャー決まってないですね(苦笑)。

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