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March 31, 2008

マイク・グラベル、民主党を離党

めずらしくマイク・グラベルおじさんがCNNに出ていると思ったら、民主党を離党して、リバタリアン党から大統領選を戦うという話だったようだ。

リバタリアン党とは
Wiki リバタリアン党
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%85%9A_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB)

グラベル氏のホームページから抜粋
http://www.gravel2008.us/content/personal-message-mike

    I wanted to update you on my latest plans before news gets out. Today, I am announcing my plan to join the Libertarian Party, because the Democratic Party no longer represents my vision for our great country. I wanted my supporters to get this news first, because you have been the ones who have kept my campaign alive since I first declared my candidacy on April 17, 2006.

    私はみなさんに新たな計画をお知らせしたいと思います。私は、リバタリアン党に参加する計画であることを発表します。民主党はもはやこの偉大な国に対する私のビジョンを代表していないのです。私は支援者のみなさんにこのニュースを真っ先にお知らせしたいと思いました。みなさんはこれまで私の選挙戦を維持してくださった。2006年4月17日に初めて大統領選への出馬を発表してからずっとです。

    The fact is, the Democratic Party today is no longer the party of FDR. It is a party that continues to sustain war, the military-industrial complex and imperialism -- all of which I find anathema to my views.

    実際、今日の民主党はもはやルーズベルトの党ではありません。民主党は戦争やを軍事産業複合体、帝国主義を維持し続ける党なのです。そのすべてが私の忌み嫌うものなのです。

    By and large, I have been repeatedly marginalized in both national debates and in media exposure by the Democratic leadership, which works in tandem with the corporate interests that control what we read and hear in the media.

    全般的に、私は討論会や民主党首脳陣によるメディア出演の双方において繰り返し過小評価されてきました。こうしたことは、メディアで読んだり聞いたりするものをコントロールするという企業の意図と歩調を合わせています。

    I look forward to advancing my presidential candidacy within the Libertarian Party, which is considerably closer to my values, my foreign policy views and my domestic views.

    私はリバタリアン党で私の大統領選を展開することを楽しみにしています。私の価値観や外交政策や国内政策にかなり近いのです。

    (後略)

これまでの過小評価やオバマとヒラリーの戦いぶりをみると、確かに見放したくなる民主党ではあるよなと思うのであった。

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March 30, 2008

オリンピック開会式不参加まとめ

チベットがらみで国際情勢はあれやこれや動いているわけだが、EUのほうでは地理的に遠いこともあって、首脳のオリンピック「開会式」不参加表明が相次いでいる。

微妙に疑問なのだが、そんなにオリンピックの開会式に各国首脳がん首そろえて出席していたっけ??? そんなにヒマじゃないだろうし、警備も大変だろ。

調べてみた限り、3月10日発行の下のリンクの記事の時点では100人以上出席することになっていたらしい。だが10日にはチベット僧の抗議活動がはじまり14日には大規模騒乱となったわけで、どうなっていることやら。

北京五輪出席の外国首脳、百人以上
http://www.pekinshuho.com/zz/txt/2008-03/10/content_103706.htm

現段階の北京オリンピック開会式不参加表明状況をまとめてみる。
<開会式不参加派>
ドイツ
閣僚不参加 
メルケル首相、外務大臣は出席する予定は最初からなし
ケーラー大統領 現段階では出席しない
※オリンピックには参加
ポーランド
トゥスク首相が欠席表明
チェコ
クラウス大統領欠席の見通し 多忙のため
エストニア
イルベス大統領欠席の見通し 多忙のため
スロバキア
フィツォ首相欠席の見通し
フランス
サルコジ大統領開会式不参加の可能性

<開会式出席派>
スウェーデン
ビルト外相 開会式欠席に反対
スペイン ※バスク問題あり
外相 開会式欠席に反対
ポルトガル ※バスク問題あり
外相 開会式欠席に反対
イギリス
ブラウン首相出席の意向

開会式に出席しないと言っている国は民族自立への戦いをした結果、独立したところが多い。一方、自国内の分裂問題を抱えるスペインやポルトガルは出席を主張している。

アメリカはというと…

米豪首脳、チベット情勢に懸念
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080329/amr0803290951005-n1.htm

ブッシュ大統領はラッド首相を「中国専門家」と呼び、会談で対中国政策を協議したことを示した。チベット情勢については、中国が代表使節を含めたダライ・ラマ側との対話を進めるよう改めて促した。ラッド首相は、チベットの人権状況を懸念するオーストラリア政府の基本姿勢を確認し、「中国政府がダライ・ラマ、あるいはその代表と将来像について非公式に対話することになれば評価すべきだ」と語った。
 チベット問題の前進に向けたダライ・ラマと中国政府の対話について、ダライ・ラマ本人以外の接触も容認する構想はこれまで明示されていなかった。両首脳の見解は、対話のハードルを下げる実質的な対中譲歩といえる。
 ラッド首相は中国語が堪能で、北京の大使館での勤務経験もある。チベットの位置づけについて、同首相はチベットでの中国主権を強調した。

親中派で嫌日派で環境派のラッド首相が何か動くんだろうか。ケッ。

一方、ペロシ下院議長は爆走中である。

五輪の北京開催は「間違い」=チベット問題で中国批判-米下院議長
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008032900198

苦しい立場の中国側は海外メディア批判を始めている。

YOUTUBE Riot in Tibet: True face of western media
http://www.youtube.com/watch?v=uSQnK5FcKas&%22

このビデオ、中国国内の報道でも流れたようなんだけど。真意としては中国の警察じゃなくてもチベット僧を弾圧しているってことですかね(苦笑)。まあ、助けたりしているもん!ってことなんだろうけど、映っているのなんてほんのちょっとだし、暴動そのものはいろいろな要素があるだろうが、問題は暴動を起こさざるをえなかった原因であり、そこへの言及も反省もない。

しかもこんな要素もある。

「兵士が僧侶に変装」とダライ・ラマ 中国に反論
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080329/chn0803292305009-n1.htm

チベット自治区の騒乱について、「中国軍の兵士数百人が僧侶姿に変装していたと聞いている」と述べた。

中国も監視下の中、海外メディアをチベットに入れたら、僧侶が命がけの直訴をしちゃって面目丸つぶれである。

「チベットに自由ない」僧侶ら現地入り外国メディアに直訴
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20080327-567-OYT1T00336.html



で、これについても反論。

海外メディアのチベット報道を批判 中国紙
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080328/chn0803281331003-n1.htm

しかもこんなの取材させたらしい。

「漢民族に不満ない」ラサでの暴動容疑者が外国人記者に
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080328/chn0803280940001-n1.htm
拘束・監視されているチベット人へのインタビューなんて、信憑性ゼロだよ。

で、まだこんな感じ。

ダライ・ラマへの妥協ない=五輪開会式参加問題で中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008032900189

もうね、北京でオリンピックやるの止めたらいいと思うよ。別にオリンピックはいろんなところでやればいいじゃん。アテネやソウルやバルセロナやアトランタやロサンゼルスや東京で分散してやれば? とりあえず北京でやらんでもかまわんだろ?

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所ルントック氏が語る「チベット民族弾圧」 その1

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所ルントック氏が語る「チベット民族弾圧」 その2

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March 24, 2008

台湾とチベット そして五輪

gooロイター 台湾の新総統、北京五輪ボイコットの可能性を示唆
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-309533.html

台湾の総統選で勝利した国民党の馬英九・前党主席は23日、中国チベット自治区での騒乱の事態が悪化した場合、8月に開催される北京五輪のボイコットも検討するとの考えを明らかにした。馬氏は5月20日に新総統に就任する。

CNN 次期台湾総統の馬氏、「訪中予定ない」と
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200803230015.html

国民党の馬英九前主席は23日、公約に掲げた中国本土との関係改善に取り組む意向を表明する一方、近く中国を訪問する予定はないと発言した。

馬さんというのは確か最終的に中国との統一を目指す人だったかと思うんだが。で、民進党がこの総統選で、チベット問題を取り上げて中国からの独立を訴えていたんじゃなかったんだっけ?

で、そんな逆風にもかかわらず、馬さんが勝ったのは、民進党=独立派が新自由主義べったりだったかららしい。ちょっと前のNHKの農業の特集によると、台湾が米の自由化をしたところ、米農家が米を作れなくなってしまったらしい。タイとか中国から安い米が入ってきたからだ。

つまり、一部のIT系企業のためにアメリカの新自由主義と仲良くしたために、国内の基盤を大きく他国に依存することになってしまった。しかも中国に進出してバリバリ儲けている人々は、独立派が多いらしい。台湾は防衛においてアメリカ頼りのために、あまりアメリカに逆らうことはできない模様だが、その状況の中で儲かっている人々が独立派というのが、また、一般の人が国民党に入れた理由だろう。ってすべてテレビの受け売りですが。

話を元に戻すと、冒頭のように中国寄りの馬さんでも、中国と多少距離を置かざるをえない状況になっている。何しろチベットは明日の台湾だから。そういう意味でいえば明日の台湾はあさっての日本かもしれないので、私としては馬さんにもぜひ中国と距離を置いてもらいたいものだと思うし、フフフもこれくらいのことは言っとけと思うけどね。あ、会談があるからだめなのか。

チベット問題についていえば、明らかに中国は工作してチベットをつぶしにかかろうとしたようだ。

或る浪人の手記  支那畜捏造3分クッキング
チベット弾圧:チベット人に扮した警察官がデモ隊を扇動
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-1152.html

3月14日にチベット・ラサ市で発生したデモ隊列と中共軍の衝突事件で、タイ華僑の女性が、デモ隊の中にチベット人を装った警察官が刀を手に潜入していたのを目撃していた。

北京が軍隊を掌握しきれておらず、軍が勝手に発砲して暴動が始まったという話はあるけど、今度は警察官かよ! 

本当に起きたことはこちらを参照
産経 時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか。 
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080323/chn0803230218002-n1.htm
兵糧攻めから始まった模様。

中国もちょっとずつ認めざるを得ない状況に…

ロイター 中国がチベット騒乱での死者数を19人に引き上げ、新疆にも緊張が拡大
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30952120080323

中国国内からもようやく批判が
朝日 チベット鎮圧 中国内からも批判、作家ら「暴力反対」
http://www.asahi.com/international/update/0322/TKY200803220333.html

いよいよ五輪ボイコット説が始まった
東京新聞・共同 欧州議会議長も表明 チベット暴動鎮圧 五輪ボイコット検討
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008032302097603.html

で、またもやダライ・ラマに八つ当たり
ロイター China accuses Dalai Lama of taking Olympics "hostage"
http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSPEK26733920080323

だんだん収拾つかなくなっているんだが、中国が逆切れしないことを望む。ムリか。

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March 23, 2008

ダライ・ラマ in BBC

ダライ・ラマのインタビューがyoutubeにあがっていたので貼り付けてみる。そのあとに、産経新聞に掲載されたチベット人、ペマ・ギャルポさんのインタビューと、ダライ・ラマ法王日本代表部からのコメントもリンクしておく。

産経:挑発に怨念噴出 チベットの哀しみ ペマ・ギャルポ氏
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080321/chn0803212230013-n1.htm

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からのアピール/日本の皆さまへ
http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080319_release.html

リチャード・ギアのCNNインタビューのニコニコ動画も貼り付けてみますた。

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March 22, 2008

テキサス親父、過去の素晴らしい発言

ダライ・ラマ法王がホワイト・ハウスに招かれ中共激怒

あ~ブッシュと会った時ですね。さすがテキサス親父。一貫してますね。

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人種問題とダライ・ラマとリチャードソン

2つ前のエントリでオバマの人種問題演説について、1つ前のエントリで大統領候補のチベット問題関連発言について書いたのは、ワケがあった。なんとなく、この2つはつながっているような気がしていたのだ。まだ、うまく私の中で整理できていなくて、どちらも大して練れたエントリじゃなかったんだが、同じ流れの中にあるような気がして、書いておいた。

流れというのはちょっと前のオバマブームのような熱狂的かつ単純なものではない。そうではなく、経済危機やイラク戦争やチベット問題の奥底で、金融資本主義への深い反省と、そのために置き去りにされた人権の再見直しをはじめようというコモンセンスの醸成が静かに進んでいるという、そんな流れ。アメリカのマスコミとか、金融資本主義者とかは気づかないうちに、中国のやり方に眉をひそめ、金融資本主義者が巻き散らかすはた迷惑な経済危機を憂慮し、ネオコンの強欲ぶりに辟易としている人々が、いよいよ行動を始めようというそんな流れだと思う。アメリカ国内の話なんだが。

そこにまず、米国の人種問題が持ち上がった。たぶんこれをあげつらった人々は、これでオバマがつぶせるとほくそ笑んだことだろう。何しろライト牧師の演説は、この私ですら眉をひそめたくなった。だが、薄っぺらな報道が繰り返されていくうちに、なぜ虐げられた人々(黒人)が、虐げる人々(白人)を「くそ野郎」と言ってはいけないのか、という疑問がわいてくるわけだ。虐げる人々は、虐げられている人々にそれを言ってはいけないという。愛国心の名の下に。

翻ってみると、これは中国がチベットに対して言っていることと同じなのだ。結局、人種だろうがなんだろうが、問題になるのは力や体制を味方につけて支配する側と、それによって支配される側の関係なのだ。この関係では、ほとんどの場合において支配される側の意見のほうが支持されてしかるべきである。白人対黒人、男性対女性、中国対チベット。構造はすべて同じなのだ。日本が中国や韓国に卑屈な態度をいまだにとっているのも、その見識があるからだろう。まあ、日本はもうちょっとちゃんと言ったほうがいいと思うけどね。

だからこそチベット問題について、オバマは大統領候補者の中で真っ先に、そして一番強く中国を非難した。その後、たぶん後世に伝えられるであろうあの人種問題演説を行った。米国建国の地、フィラデルフィアで。

そして今日、リチャードソンが驚くべきことに、このタイミングで、オバマ支持を表明した。リチャードソンといえば、ヒスパニックで、クリントン大統領時代に閣僚を務めた人間である。大統領選撤退後は態度を表明していなかったものの、ヒラリー以外の選択をすることはなかなか難しかったんじゃないだろうか。何しろ、ヒラリーの票はこれまでのところヒスパニック頼り。リチャードソンがオバマを支持すれば、その票のいくばくかをオバマに鞍替えさせる力となるだろう。

リチャードソンがなぜ、オバマを支持したのか。

NYT Richardson Plans Obama Endorsement
http://www.nytimes.com/2008/03/21/us/politics/21cnd-endorse.html

Mr. Obama’s address on race in Philadelphia on Tuesday appeared to sway Mr. Richardson, who sent word to the senator that he was inspired and impressed by the speech, in which Mr. Obama called for an end to the “racial stalemate” that has divided Americans for decades. Aides said the endorsement was locked down over the following two days.
火曜日にフィラデルフィアで行われたオバマの人種問題に関する演説は、リチャードソンの心を揺らした。リチャードソンはオバマに、彼がとても演説に感銘したとの言葉を送った。演説で、オバマは何十年とアメリカ人を引き裂いてきた人種的障害を終わりにしようと呼びかけたのだった。協力者はリチャードソンの支持が2日以内に固められるであろうと述べた。

もう一人、大統領候補者で、オバマの演説に感銘を受けた人がいる。ジョー・バイデンだ。

ワシントンポスト Obama Urges U.S.: 'Move Beyond Our Old Racial Wounds'
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/03/18/AR2008031800200.html

Sen. Joseph R. Biden Jr. (Del.), who competed against Obama in the Democratic race, praised the speech as a powerful statement about racial relations. "He told the story of America -- both the good and the bad -- and I believe his speech will come to represent an important step forward in race relations in our country," Biden said in a statement.
ジョゼフ・バイデンはかつて民主党大統領選で戦っていたが、この演説を人種関係についてのパワフルな声明だとして賞賛した。「彼はアメリカの歴史を語った。良い面も悪い面も。そして私は彼の演説がこの国の人種関係に向けた重要なステップとなると信じている」。バイデンは声明の中でこう話した。

民主党の重鎮の中で、オバマの人種問題演説はこのように高く評価され、オバマへの支持が静かに広がっている。

そして米下院議長ナンシー・ペロシのダライ・ラマとの会談である。

ペロシは先日、オバマが人種問題に足をすくわれているころに、「スーパー代議員が一般投票と反対の行動をしたら、民主党は深刻な事態を迎えるだろう」と発言し、実質的にオバマ支持を表明している。そのペロシがインドへ向かい、チベット騒乱以来、世界の主要政治家として初めて、ダライ・ラマに謁見した。

ワシントンポストPelosi Denounces China's Tibet Crackdown
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/03/21/AR2008032100405.html

"The situation in Tibet is a challenge to the conscience of the world," she said.
「チベットの現状は、世界の良心を試している」と彼女は言った。

"Perhaps it our karma, our fate, to be with you at such a sad time," Pelosi said. "It is our karma, we know, to help the people of Tibet."
「たぶんこれは私たちの業であり、運命である。こんな悲しいときにあなた方とともにいるのは」とペロシは語った。「私たちの業なのです。チベットの人々を助けることは」

ヒラリーは中国との関係が深いため、チベット問題に対して強い態度を取れていない。フランスをみても、サルコジ大統領も経済を優先するために、オリンピックの「開会式」のボイコットを示唆するところまでしかできていない。このままヒラリーになれば、経済を優先するために、民主党の真髄であろう「リベラル」を捨てることになる。それよりも何よりも、西側諸国が、経済のために中国の横暴を認めることになってしまう。

ロイター チベットの騒乱、中国経済の影響力を前に西側諸国は沈黙か
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30925220080320

西側の「人権」なんてそんなモンだろうと思うが、ここはペロシが言うように「世界の良心」が試されている正念場だと思う。

ヒラリーになれば、ロスとかロックとかの大資本は喜ぶだろうし、中国も喜ぶだろうが、自由の国アメリカがそれでいいんですかね? そしてアメリカの属国の日本は、中国と仲良くしたいためにチベットを黙殺している。

リチャードソンはオバマ支持表明の中で、「分裂している場合ではない」とヒラリーに自制を求めた。だが、ABCニュースでは、ボーリングに興ずるペンシルベニアの白人労働者が、ライト牧師の演説は見たがオバマの演説は見ないまま、ヒラリー支持を決めようとしていた。金融資本主義者の愚民政治はまだまだうまくいっているようだ。

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March 21, 2008

チベットと米大統領選

オバマはチベットについて何か発言しているのだろうかと思ったら、AFPにこんな記事が。

AFP White House hopeful Obama condemns Tibet crackdown
大統領候補者のオバマがチベット弾圧を非難
http://afp.google.com/article/ALeqM5gYNrWbklSBpsRs1XZi1FyS8L0qrA

WASHINGTON (AFP) — US Democratic presidential hopeful Barack Obama condemned the Chinese crackdown on protestors in Tibet and called on Beijing to account for the status of Buddhist monks detained.
米大統領候補バラク・オバマは、中国のチベットにおける抗議活動への取り締まりを非難し、北京政府は拘留されている僧侶の状況を説明するよう要求した。

"I am deeply disturbed by reports of a crackdown and arrests ordered by Chinese authorities in the wake of peaceful protests by Tibetan Buddhist monks," the Illinois senator said in a statement late Friday.
「私はチベット仏教の僧侶による平和的抗議活動の結果として中国政府によって行われた弾圧や逮捕の報告を聞いて、とても心配している」とイリノイ州の上院議員は先週の金曜日の声明で発言している。

"I condemn the use of violence to put down peaceful protests, and call on the Chinese government to respect the basic human rights of the people of Tibet, and to account for the whereabouts of detained Buddhist monks."
「私は平和的抗議活動を鎮めるのに暴力を使うことを非難する。そして中国政府にチベットの人々の基本的人権を尊重するよう要求する。そして拘束された僧侶の行方について説明を求める」

Obama said the protests, which Tibet's government-in-exile in India said had resulted in 30 deaths, "demonstrate the continuing frustration of the Tibetan people at the way in which Beijing has ruled Tibet."
オバマは、インドのチベット亡命政府によれば30人の死を招いたこの抗議活動は、「長年の中国の支配に対するチベットの人々のフラストレーションを示すものだ」と語った。

He said this year's Olympics in Beijing are an opportunity for China to demonstrate its progress.
彼は北京オリンピックの年であり中国にとって進歩を示すよい機会だとも述べた。

"But the events in Tibet these last few days unfortunately show a different face of China," said Obama, who is vying for the Democratic party's presidential nomination against rival Senator Hillary Clinton.
「しかしこの数日のチベットでの出来事は、ひどいことに、中国の別の面を見せることになった」とオバマは述べた。オバマは今、民主党の大統領選でヒラリーと争っている。

"Now is the time for Beijing to take steps that would change the image people have of China later this year by changing the reality of how they treat Tibet and Tibetans. Now is the time to respect the human rights and religious freedom of the people of Tibet."
「いまこそ北京は一歩踏み出すときだ。人々が中国に対して持っているイメージを払拭するために、チベットやチベットの人々の扱いの現実を変えるべきだ。チベットの人々の人権や宗教の自由が尊重されるべきときだ」
★JINの適当訳です。誤訳があればご指摘願います。

いろいろ見ていたらヒラリーも声明を発表したようだ。スチューデンツフォーフリーチベットサイトで紹介しているのだが…

Hillary Clinton’s Statement on Tibet
http://blog.studentsforafreetibet.org/2008/03/16/hillary-clintons-statement-on-tibet/

It would have been nice if Senator Clinton had used the word “condemn,” like Senator Obama did.

「condemn(非難する)」という言葉を使わなかったので、ちょっとトーンが薄いらしい。使っているのは「call on(頼む、訴える)」。さすが中国寄りとか言いたくなるね。

同じサイトにマケインの発言も…
Senator McCain “Deplores” Chinese crackdown in Tibet
http://blog.studentsforafreetibet.org/2008/03/18/senator-mccain-deplores-chinese-crackdown-in-tibet/
「deplore」というのは遺憾に思うとかいう意味である。ヒラリーよりさらに薄そう。

声明を出した時期もオバマ、ヒラリー、マケインの順だったらしく、まあ、早けりゃいいわけじゃないんだけど、オバマ陣営の反射神経のよさを感じた一件である。

Continue reading "チベットと米大統領選"

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オバマ、人種問題で演説

今週、メンターだった教会の牧師の暴言問題で、選挙戦最大の危機を迎えていたオバマだが、18日、人種差別問題について演説をし、なんとか沈静化に向かったようである。

その演説のタイトルは「A More Perfect Union」。オバマホームページに演説ビデオと原稿がアップされているので、知りたい方は下のリンクを見てほしい。ものすごく長いので、時間ができたときにでも訳したいと思うが、とりあえずリンクのみ。(追記:訳しました→「オバマ人種問題演説A More Perfect Union」) 

A More Perfect Union
http://my.barackobama.com/page/content/hisownwords/

前夜、2時まで原稿を練っていたというこの演説、報道を見た感じでは、かなり立派な演説だったように思う。感動した人も多いようだ。(私はそこまで英語がわからない…)

人種問題について、米大統領選でこのように真正面から演説をした(せざるをえなかった)大統領候補がいたかどうかはわからないが、黒人初の大統領になるかもしれないオバマが、米国建国の地、フィラデルフィアでこの演説をしたのは、偶然ではあろうが、運命を感じてしまう。

CNN オバマ氏が人種問題で演説 牧師発言の波紋に対応
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200803190005.html

ステージ風発
オバマ候補についに人種問題での危機か――「反米」過激派の黒人牧師とのきずな
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/516560

オバマ氏のこの過激派牧師とのきずなが全米に広く知られると、同氏への支持はかなり激しく落ちました。
ライト牧師の一連の過激なアメリカ弾劾演説がいっせいに報道されたのが3月14日の金曜日、その後の24時間でオバマ氏への全米50%の支持率が一気に44%にまで下がりました。逆にヒラリー・クリントン候補は42%から45%近くにまであがったそうです。

そりゃ支持率下がるよ。CNNとかつけていると、さも重大事とばかりに、ライト牧師の過激演説ばっかりやっていたから。アメリカのメディアは、愛国心という名の不自由もしくは虚構に縛られていることを知りつつ、熱狂的に「愛国心」を振りかざした。オバマのいい攻め手を見つけたとばかりに。それでもって「オバマ候補が劣勢になりました」はないんじゃね~の?(苦笑) それとアメリカを褒め称えるだけが愛国心なのかね?

今はヒラリーの大統領夫人時代の「経験」を検証しているみたいだけど、その一方でマケインはイラクで点数稼ぎしているわけだ。まあ、どっちでもいいけど、まあ今回の感動的演説(の模様)がどう影響してくるのかは、アメリカが本当にどこに行きたいのかを計る、よいリトマス試験紙になるのではないだろうか。

今日でイラク戦争から5年。各候補者がイラク戦争に対し、それぞれ発言した模様だ。余談だが、3月20日というのは、思い出したかのようにビン・ラディンの声明があり、日本では地下鉄サリンから13年で、チベット騒乱も進行中。3月20日というのはいろいろ物騒な季節なんだなと思った。

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March 20, 2008

テキサス親父、チベット報道を批判

プロパガンダ・バスター 「チベットと中共」  さすがです

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日本の片隅でチャイナフリー、フリーチベットを叫んでみる

いきなり低レベルな話で恐縮だが、ダライ・ラマは好きだし、かなり尊敬している。外見は普通の日本人のおっちゃんにしか見えないが、話すことはとてもインテリジェンスにあふれているし。もともと日本のチベット生まれなので、ものすごく親近感がありますです。

とはいえ正直、チベットについて詳しくない。知っていることといえば、ダライ・ラマのいる精神性の高い地域だということくらい。だが、チベット鉄道ができたときのNHK特集をみて、汚い言葉だが、ヘドが出るような思いがした。中国から来たホテル王が、偉そうにチベットの人たちから仏像を奪い、コキ使うのだ。そこにチベット文化への尊敬はなく、金儲けだけが目的だ。そして若者を堕落させていく。本当にヘドが出る光景だった。

しかし、あの中国でNHKが特集できるくらいだから、こんなのは美しいほうだろう。本当はもっともっとひどいことが起きていたはずなのだ。中国は、三国志の時代から、1回の戦争で100万人が犠牲になっても大丈夫な地域だ。数から言えばチベットなどつぶすのは簡単だろう。

だがチベットは中国と違い、世界から尊敬されている場所であり、文化であり民族である。

今回の騒乱がCIAに仕組まれたとか、オリンピック前にアピールしたかったとか言う人もいる。まあそういう要素はあるかもしれないが、それでも、命がけでハンストを始めた僧侶に、立ち上がった人々に、そんな要素は関係ないほど、重大な決心があったと思うけどね。

知り合いの中国人in日本もチベット問題には心痛めているらしい。こういう中国人だって当然いるわけで、中国国内からも動きが出てくれるといいのにと思う。

私は本当に詳しくないので、以下のホームページをご参照。というか、昨日、今日で読んだブログです。しっかし、ニュース見ているだけだとサッパリ、チベットの様子はわからないね。

東アジア黙示録
中共軍包囲でラサ戒厳状態…五輪前に恐怖支配強化
http://dogma.at.webry.info/200803/article_5.html  

ネットゲリラ
胡錦濤をチベット国旗で迎えよう!
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/03/post_f092.html

大規模OFF板【胡錦濤来日時に東京をチベット旗だらけにするOFF 】@ wiki
http://www8.atwiki.jp/tibet_wiki/

博士の独り言
チベット「ダライ・ラマ急進派」一考
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-1470.html

国際情勢の分析と予測
チベットでの抗議活動は誰が何のために仕掛けたか?
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/0af508ab4bf7178349e478801f649091

或る浪人の手記
チベット大虐殺の証拠写真公開
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-1148.html

ハートを撃て
☆ボイコット運動、大賛成!
http://plaza.rakuten.co.jp/kazenotabibito/diary/200803190000/

米流時評
フリーチベットか、人間失格か
http://beiryu2.exblog.jp/7520403/

北京趣聞博客
情報統制を越えて漏れ聞こえるラサの悲鳴をきけ!②
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/513692

オルタナティブ通信
チベット動乱の裏側
http://alternativereport1.seesaa.net/article/90126786.html

田中宇
ドルの崩壊が近い
http://tanakanews.com/080318dollar.htm

現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ
報道管制下 チベット弾圧 血の粛清
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50586081.html

gooニュース
チベット騒乱 中国・胡政権、抑制なき強圧/ダライ・ラマ、誇り高き抑制
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20080318020.html?C=S

フランスはオリンピックの「開会式」をボイコットするとか言っている。開会式だけかよ。それって意味あんのか、とは思うが、日本は中国に何も言わないね。中国好きのフフフだから??

私としては、もう別に胡錦濤が来日しなくていいし、洞爺湖サミットに中国が来なくていいし、内戦状態、人権蹂躙かつ環境最悪の国でオリンピックはやらなくていい。そして、それによって日本の面子がなくなったり、アメリカがつぶれたり、世界経済が混乱してもいいんですけど。そりゃ私も困るけど、まあ、なんとかなるでしょ? ああ、防衛はちゃんとしとかないと!

しかし私たちはチベットのために何ができるんですかね? やはり胡錦濤をチベット国旗で迎えることかなあ???あとは資金支援かね?

チベット亡命政府
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/home.html
ホームページの下のほうに支援方法が書いてあります。

ここも活動しているようだ
スチューデント フォー フリー チベット
http://www.studentsforafreetibet.org/index.php
右上のDONATEボタンより支援できます

○米流時評さん紹介のチベット支援団体を追加
リチャード・ギアの団体
http://www.gerefoundation.org/

FREE TIBET
http://www.freetibet.org/support/donate.html

<イベントあり>
TIBET SUPPORT NETWORK JAPAN
中国大使館へ向けて六本木で平和へのアピールを!
3/22(土)チベット武力弾圧に対する中国大使館前アピール&周辺デモ

http://www.geocities.jp/t_s_n_j/index.html


 

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March 16, 2008

オバマ アイオワ勝利演説

Remarks of Senator Barack Obama: Iowa Caucus Night
Des Moines, IA | January 03, 2008

Thank you, Iowa.
ありがとう、アイオワ

You know, they said this day would never come.
みなさんもご承知の通り、彼らはこの日が絶対に来ないと言っていました。

They said our sights were set too high.
彼らは私たちの目標は高すぎると言っていました。

They said this country was too divided; too disillusioned to ever come together around a common purpose.
彼らは言っていました。この国はあまりにも分裂しており、あまりにも幻滅しているので、共通の目的のために結集することなどできないと。

But on this January night - at this defining moment in history - you have done what the cynics said we couldn't do. You have done what the state of New Hampshire can do in five days. You have done what America can do in this New Year, 2008. In lines that stretched around schools and churches; in small towns and big cities; you came together as Democrats, Republicans and Independents to stand up and say that we are one nation; we are one people; and our time for change has come.
しかし、この1月の夜、歴史的なこの瞬間に、みなさんは、皮肉屋がわれわれにはできっこないといったことを成し遂げたのです。ニューハンプシャー州が5日後に成し遂げるであろうことを。アメリカが新しい2008年に成し遂げることを。学校や教会の周りに列をなして、小さな街や大都市で、みなさんは集まりました。民主党員として、共和党員として、無党派等して。立ち上がり、こう言うために。私たちは一つの国であり、一つの人民だと。そして変革の時は来たのだと。

You said the time has come to move beyond the bitterness and pettiness and anger that's consumed Washington; to end the political strategy that's been all about division and instead make it about addition - to build a coalition for change that stretches through Red States and Blue States. Because that's how we'll win in November, and that's how we'll finally meet the challenges that we face as a nation.
みなさんはその時が来たと言ったのです。ワシントンがとらわれている苦しみや狭量や怒りを超えて動く時が。足し算はなく、分裂がすべての政治的戦略を終わらせる時が。赤い州(共和党の州)、青い州(民主党の州)を通して、変革のために提携する時が来たのです。それが11月に私たちがいかに勝つ方法であり、また国家が直面している難題解決に乗り出す方法なのです。

We are choosing hope over fear. We're choosing unity over division, and sending a powerful message that change is coming to America.
私たちは怖れよりも希望を選んでいるのです。私たちは分裂を克服し、団結を選んでいるのです。力強いメッセージを送っているのです。アメリカに変革の時が訪れていると。

You said the time has come to tell the lobbyists who think their money and their influence speak louder than our voices that they don't own this government, we do; and we are here to take it back.
みなさんはそのときが来たと言ったのです。ロビイストは自分たちの金や影響力が私たちの声よりも大きいと考えているけれど、政府は彼らのものではなく、私たちのものなのだと言うときが。そして私たちはここにそれを取り戻すために来たのです。

The time has come for a President who will be honest about the choices and the challenges we face; who will listen to you and learn from you even when we disagree; who won't just tell you what you want to hear, but what you need to know. And in New Hampshire, if you give me the same chance that Iowa did tonight, I will be that president for America.
その時は来たのです。大統領が選択や直面する難題に正直な大統領が求められる時が。みなさんの話を聞き、意見が違ったとしても、みなさんから学ぶ大統領が求められる時が。あなた方が聞きたいことだけではなく、知る必要があることを話す大統領が求められる時が。そしてニューハンプシャーで、もしみなさんがアイオワが今夜行ったことと同じチャンスを私に与えてくれるならば、私はアメリカ合衆国大統領となるでしょう。

Thank you.
ありがとう。

I'll be a President who finally makes health care affordable and available to every single American the same way I expanded health care in Illinois - by--by bringing Democrats and Republicans together to get the job done.
私は大統領となり、すべてのアメリカ市民が支払えて受けることが可能な医療保険を作り上げるでしょう。私がイリノイで医療保険を拡張したのと同じように。民主党も共和党も共にこの仕事をしたのです。

I'll be a President who ends the tax breaks for companies that ship our jobs overseas and put a middle-class tax cut into the pockets of the working Americans who deserve it.
私は大統領となり、海外に仕事を移転する企業への減税を終わらせるでしょう。そして中流階級の減税を行い受けるべき労働者のポケットに戻すでしょう。

I'll be a President who harnesses the ingenuity of farmers and scientists and entrepreneurs to free this nation from the tyranny of oil once and for all.
私は大統領となり、農民と科学者と起業家の才能を利用し、石油業界の圧制からこの国を自由にするでしょう。

And I'll be a President who ends this war in Iraq and finally brings our troops home; who restores our moral standing; who understands that 9/11 is not a way to scare up votes, but a challenge that should unite America and the world against the common threats of the twenty-first century; common threats of terrorism and nuclear weapons; climate change and poverty; genocide and disease.
私は大統領となり、イラク戦争を終わらせ、兵士たちを家に帰すでしょう。私たちのモラルのよりどころを復活させます。9.11は脅して投票させる手段ではなく、21世紀の共通の脅威に対しアメリカと世界を結びつける挑戦なのです。共通の脅威とは、テロリズムであり核兵器であり、気候変動であり貧困であり、大虐殺であり病気なのです。

Tonight, we are one step closer to that vision of America because of what you did here in Iowa. And so I'd especially like to thank the organizers and the precinct captains; the volunteers and the staff who made this all possible.
今夜、私たちはアメリカのビジョンに一歩近づきました。アイオワでの勝利のおかげです。組織の方々や、投票区の責任者の方々、またこれを成し遂げてくれたボランティアやスタッフのみなさんに感謝の念を述べたいと思います。

And while I'm at it, on "thank yous," I think it makes sense for me to thank the love of my life, the rock of the Obama family, the closer on the campaign trail; give it up for Michelle Obama.
みなさんに感謝を述べるとともに、私の人生の中で愛すべきもの、オバマ一家に感謝したいと思います。この選挙戦で最も近くにいる、ミッシェル・オバマに拍手をお願いします。

I know you didn't do this for me. You did this-you did this because you believed so deeply in the most American of ideas - that in the face of impossible odds, people who love this country can change it.
みなさんは私のために行動しているわけではないでしょう。みなさんは大多数のアメリカ人の考えをよく理解しているからこそ、行動している。信じがたい困難にもかかわらず、この国を愛する人々ならば変えることはできるのです。
in the face of ~ odds = ~な困難にもかかわらず

I know this-I know this because while I may be standing here tonight, I'll never forget that my journey began on the streets of Chicago doing what so many of you have done for this campaign and all the campaigns here in Iowa - organizing, and working, and fighting to make people's lives just a little bit better.
私はわかっています。今夜、私はここに立っていますが、私の旅がシカゴの路上で始まったことを忘れないでしょう。みなさんは私の選挙戦のために多くのことを成し遂げてくれました。アイオワでの選挙戦でも多くのことを成し遂げてくれました。組織をつくり、活動し、人々の生活を少しでも良くするために戦ってくれたことを私は忘れません。

I know how hard it is. It comes with little sleep, little pay, and a lot of sacrifice. There are days of disappointment, but sometimes, just sometimes, there are nights like this - a night-a night that, years from now, when we've made the changes we believe in; when more families can afford to see a doctor; when our children-when Malia and Sasha and your children-inherit a planet that's a little cleaner and safer; when the world sees America differently, and America sees itself as a nation less divided and more united; you'll be able to look back with pride and say that this was the moment when it all began.
私は知っています。それがいかに困難なことかを。睡眠不足で、収入はほとんどなく、多くの犠牲を払うことになります。がっかりする日々もあります。しかし時々、時々ですが、今夜のような夜もあります。ある晩、今から何年後かに、私たちが変革を成し遂げた時、より多くの家族が医者にかかるだけの余裕ができた時、私たちの子どもたち、マリアやサシャや、あなたの子どもたちが、少しきれいで安全になった地球を相続する時、世界がアメリカへの見方を変え、アメリカ自身も、分裂が少なくなり、より団結する国になった時、あなたは誇り高く振り返り、今このときがすべての始まりだったということができるでしょう。

This was the moment when the improbable beat what Washington always said was inevitable.
今まさに、この時、ワシントンではありえないといわれてきたうねりが避けられないものになりました。

This was the moment when we tore down barriers that have divided us for too long - when we rallied people of all parties and ages to a common cause; when we finally gave Americans who'd never participated in politics a reason to stand up and to do so.
今まさにこのとき、私たちを長く隔ててきた壁を取り除いたのです。すべての党や年齢の人々共通の目的の下に集まったのです。私たちはとうとう政治に参加することのなかった人々に立ち上がる理由を与えたのです。

This was the moment when we finally beat back the politics of fear, and doubt, and cynicism; the politics where we tear each other down instead of lifting this country up. This was the moment.
今まさにこのとき、恐怖と疑いと冷笑主義の政治を打ち負かしたのです。アメリカを向上させる代わりに私たちを引き裂いた政治を。今がまさにそのときなのです。

Years from now, you'll look back and you'll say that this was the moment - this was the place - where America remembered what it means to hope.
これからの何年間か後に振り返ったとき、あなたはこのとき、この場所だったと言うでしょう。アメリカが希望の意味を思い出したのは。

For many months, we've been teased, even derided for talking about hope.
何ヶ月にもわたり、希望を話すことで、私たちはからかわれ、あざけられてきました。

But we always knew that hope is not blind optimism. It's not ignoring the enormity of the task ahead or the roadblocks that stand in our path. It's not sitting on the sidelines or shirking from a fight. Hope is that thing inside us that insists, despite all evidence to the contrary, that something better awaits us if we have the courage to reach for it, and to work for it, and to fight for it.
しかし私たちにはいつもわかっていました。希望というのは盲目的な楽観主義ではないと。膨大な仕事や行く手に立ちはだかる難関を無視することではありません。サイドラインに座り込み戦いを回避することではありません。希望とは私たちの中で主張するものなのです。さまざまな反証にもかかわらず、何か良いことが待ち受けると。もし私たちが勇気を持って、それをつかみ、そのために努力し、そのために戦おうとするならば。

Hope is what I saw in the eyes of the young woman in Cedar Rapids who works the night shift after a full day of college and still can't afford health care for a sister who's ill; a young woman who still believes that this country will give her the chance to live out her dreams.
希望とは、セダーラピッズであった若い女性の目の中に見たものです。彼女は大学で一日学んだ後、夜働いていました。それでも病気の妹の医療費を払うことができないのです。でも、その若い女性は今も、この国は彼女の夢を生かすチャンスをくれると信じています。

Hope is what I heard in the voice of the New Hampshire woman who told me that she hasn't been able to breathe since her nephew left for Iraq; who still goes to bed each night praying for his safe return.
希望とは、ニューハンプシャーの女性の声なのです。彼女は私に、甥がイラクに行って以来、生きた心地がしないと話してくれました。彼女は今も、毎晩ベッドで彼の生還を祈っています。

Hope is what led a band of colonists to rise up against an empire; what led the greatest of generations to free a continent and heal a nation; what led young women and young men to sit at lunch counters and brave fire hoses and march through Selma and Montgomery for freedom's cause.
希望は植民地の人々を帝国からの独立に向けて立ち上がらせ、この偉大な世代を、大陸を自由にし国を癒す方向へと導きました。希望は、若い男女を昼のカウンターに座らせ、消防車のホースをものともせず、自由を求めてセルマからモンゴメリーまで行進させたのです。(血の日曜日事件)

Hope-hope-is what led me here today - with a father from Kenya; a mother from Kansas; and a story that could only happen in the United States of America. Hope is the bedrock of this nation; the belief that our destiny will not be written for us, but by us; by all those men and women who are not content to settle for the world as it is; who have the courage to remake the world as it should be.
希望、希望は今日、私をここに導きました。ケニア出身の父、カンザス出身の母とともに。そしてアメリカでしか起こりえない(私の)人生とともに。希望とはこの国の基盤です。そして、私たちの運命は私たちのために書かれるのではなく、私たちによって書かれるのだという信念です。私たちとは、今の世界のままであることに満足せず、あるべき世界へと作り直す勇気を持った、すべての男女なのです。

That is what we started here in Iowa, and that is the message we can now carry to New Hampshire and beyond; the same message we had when we were up and when we were down; the one that can change this country brick by brick, block by block, calloused hand by calloused hand - that together, ordinary people can do extraordinary things; because we are not a collection of Red States and Blue States, we are the United States of America; and at this moment, in this election, we are ready to believe again. Thank you, Iowa.
それ(希望)は、わたしたちがここアイオワで始めたことであり、ニューハンプシャーやそれに続く州でも続けられるというメッセージなのです。私たちが勝利しようが敗北しようが同じメッセージを受けたでしょう。この国を変えることができると。一つ一つ、硬く強ばった手によって(労働者の手という意味であろう)。普通の人々が一体となれば、驚くべきことを成し遂げられるのです。なぜなら私たちは赤い州や青い州の集まりではないからです。私たちはアメリカ合衆国なのです。そしてこのとき、この選挙で、私たちはそれをもう一度信じようではありませんか。ありがとう、アイオワ。

○原文
http://www.barackobama.com/2008/01/03/remarks_of_senator_barack_obam_39.php

参考にしました
ニコニコビデオ
【字幕付】2008 1.3 オバマ候補 アイオワ州 勝利演説【大統領選挙】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2042084

★JINの適当訳です。かなり間違いがあるかもしれません。誤訳などありましたらご指摘ください。直します。

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March 15, 2008

ペンシルベニアまで1ヶ月もあるが

ミシシッピは楽勝だったオバマだけど、仕上がりとしてはどうなんだろうな。共和党員がヒラリーに投票したってウワサがあったけども、票差はこんなもんだろうとも思うし。

毎日 アメリカの選択:大統領選予備選 オバマ氏、ミシシッピも制す 勢い取り戻す
http://mainichi.jp/select/world/news/20080312dde007030062000c.html

次のペンシルベニアまで1ヶ月以上あるので、しばらく見なくていいなあと思っていたら、またもや爆弾が(苦笑)。

オバマ候補は「黒人だから今の地位」 クリントン氏支援のフェラーロ氏発言
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2008031302094872.html
ワシントンポスト Ferraro Cuts Ties with Clinton
http://blog.washingtonpost.com/the-trail/2008/03/12/ferraro_cuts_ties_with_clinton_1.html

フェラーロってモンデールが民主党の大統領候補だったときの副大統領候補なんだけど。

「オバマ氏が白人男性や女性だったら、今の地位にはいないだろう。彼は(黒人で)ラッキーだ」と発言。女性が大統領になりにくい政治状況を嘆いた上で、「特にメディアはクリントン氏に対して厳しい。性差別者であり、だから彼女が嫌いなのだ」とメディアを批判した。

ワシントンポストではこう書いてある。
"If Obama was a white man, he would not be in this position. And if he was a woman of any color, he would not be in this position. He happens to be very lucky to be who he is. And the country is caught up in the concept."

う~ん。こんなんが副大統領候補だったことのほうが恐ろしくないか? 

大統領選というのは、人種差別とか男女差別とかを解消するために行っているわけではない。それを越えて、誰が適任なのかを諮る場なので、ここでヒラリーは女性で差別されているといったら、それで負けになるんじゃないのかなあ。

黒人男性だったからラッキーってのは、白人の顔をしていたらダメだったってことかい??? もう単なるヤッカミでしょう。だってそれを言うなら、ヒラリーこそビルの妻でラッキーだし、ブッシュだってパパがパパブッシュでラッキーなんだから。

オバマについて人種問題について触れることは、ヒラリーについて女性問題に触れることになると思うけど。ヒラリーは女性だからここまで来られたのかもしれないし。それよりフェラーロこそ、女性だから副大統領候補になれたんじゃないかね? よく知らないけど、こんな発言するんだったらって思うわけだ。

さて、スピッツアー問題については、ヒラリーが大きな後ろ盾を失ったってこと以外、あまり問題なさそうだ。

ステージ風発
ニューヨーク州知事の醜聞はヒラリー候補をどう傷つけるか――買春事件の余波
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/509330/

CNNとかみていると、売春婦のほうが暴かれててちょっとかわいそう。客のほうを暴けよ。

Call girl 'Kristen' in Spitzer scandal identified: Ashley Alexandra Dupre
http://www.newsday.com/news/local/state/ny-stgirl0313,0,7060642.story

そうこう思っているうちに、オバマにも爆弾投下が。

ワシントンポスト Obama Condemns Pastor's Remarks
http://blog.washingtonpost.com/the-trail/2008/03/14/obama_condemns_pastors_remarks.html
NYT Obama Denounces Pastor's 9 / 11 Comments
http://www.nytimes.com/aponline/us/AP-Obama-Pastor.html

オバマが属していた教会のライト牧師が過激発言をしていたために、オバマの考えは大丈夫かってことになったらしい。もう、なんかABCでもCNNでも、むちゃむちゃ長く特集しているんだけどね。

で、どんな過激な発言をしたのかというと…

''We bombed Hiroshima, we bombed Nagasaki, and we nuked far more than the thousands in New York and the Pentagon, and we never batted an eye,'' Wright said. ''We have supported state terrorism against the Palestinians and black South Africans, and now we are indignant because the stuff we have done overseas is now brought right back to our own front yards. America's chickens are coming home to roost.''
「われわれは広島を爆撃し、長崎を爆撃した。私たちはニューヨークやペンタゴン(で犠牲になった人々)よりもはるかに多い人々に核爆弾を落とし、顔色一つ変えなかった」とライトは言った。「私たちはパレスチナや南アフリカの黒人に対する国家テロリズムを支援してきた。そして今、われわれは憤慨している。海外でやってきたことがわれわれの目の前にもたらされたからだ。アメリカの過去の悪事が問題を起こし始めたのだ」
・not bat an eye=目をしばたたかせない、顔色一つ変えない、動揺の色を見せない、動じない、びくともしない、一睡もしない
・chickens come home to roost=if you say that chickens are coming home to roost, you mean that bad or silly things done in the past are beginning to cause problems.

えらい真っ当なご意見ですが…。なんで問題なの~?

''The government gives them the drugs, builds bigger prisons, passes a three-strike law and then wants us to sing 'God Bless America.' No, no, no, God damn America, that's in the Bible for killing innocent people. God damn America for treating our citizens as less than human. God damn America for as long as she acts like she is God and she is supreme.''
「政府は麻薬を彼らに与え、より大きな刑務所を建て、三振即アウト法を通し、『アメリカに神の祝福あれ』を歌うことを望んでいる。いや、いや、神はアメリカを非難しているのだ。聖書は無実の人を殺すことを非難している。だから神はアメリカを非難する。神は市民を人間以下として扱うアメリカを非難する。神は自分が神で最高だという彼女(アメリカ?)の行動を非難する」
・Three strikes law=(米)三振即アウト法:重罪を2度犯すと, 3度めの犯罪が軽罪でも25年以上の刑になる.

聖書にはそう書いてあるんだろうしなあ。それで黒人はアメリカを非難すべきと言ったそうなんで、そこが問題か。

'Barack knows what it means to be a black man to be living in a country and a culture that is controlled by rich white people,'' Wright told a cheering congregation. ''Hillary can never know that. Hillary ain't never been called a nigger.''
「バラクはこの金持ち白人にコントロールされたこの国と文化の中で、黒人として生きる意味を知っている」ライト牧師は聴衆に向かって話した。「ヒラリーはそれを知ることはない。ヒラリーはニガーと呼ばれたことなどない」

黒人の本音だろうけど・・・・・・・・・・・・。

アメリカ人じゃない、黄色人種の一人からみると、普通の意見と思えるが、大統領になりそうな人の精神的支柱と自伝に書いてある人だけに問題なんだろうね。

アメリカではアメリカを誇りに思わないといけないらしい。そんなに素晴らしいわけないじゃん、という批判精神は、公には受け入れられない。ちょっと前に、オバマの妻のミシェルさんが「今はじめてアメリカを誇りに思った」と言ったら、今まで誇りに思っていなかったのかと非難轟々だったのも、それが原因だ。素直な感想だったと思うんだけどねえ…。

黒人のこういう発言に毎回、過剰なほど敏感になるということは、オバマになって支配層=上流白人社会が仕返しされるのを怖がっているんだろう。現在、支配層の錬金術が崩壊中だしね。今回の選挙戦で控えめだった人種問題に、いよいよ本音が出てきたってところか。

いろいろ考えるに、アメリカには禅宗あたりの仏教徒の大統領候補が出るべきかもしんない、と思います。あ、そうなると聖書に手を当てて忠誠を誓えないか。

追記:
オバマがこの問題ついてHUFFINGTON POSTに投稿している
On My Faith and My Church
http://www.huffingtonpost.com/barack-obama/on-my-faith-and-my-church_b_91623.htm

追記2
この牧師の説教をyoutubeで見たが、う~ん、これは…(苦笑)。ライト牧師の言い分がイスラム過激派の言い分を正当化しているというのが、一番の問題なんでしょうね。アメリカ的には。しかもその熱狂振りが怖いって感じかな。オバマのミドルネーム問題もここに絡んでくるわけだ。

いずれにせよオバマ陣営としては、今までで一番痛い失点になりそうな予感。

それにしても、ヒラリーになったら、ホワイトハウスで祈祷会開くとか言っているし、ブッシュはキリスト教右派から支持されているし、アメリカはキリスト教国家なんだとつくづく思う。イギリスではブレアがカソリックに改宗して、「神のための戦いだったのか」(イラク戦争)と批判されるなど、一定のブレーキが効いているわけだけど。

オバマ、仏教徒になったらいいんじゃない? 禅宗とか、欧米で尊敬されそうなところに。難解すぎてだめ?

Wiki 禅
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%85

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チベット騒乱

チベット鉄道ができて、ますます中国支配が決定付けられそうなチベットで、とうとう大規模な抗議活動が起こった。

CNN チベットで商店放火などの「暴動」、僧侶らの反中デモも
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200803140028.html
AFP チベットの抗議活動、治安部隊の発砲で2人死亡か
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2364667/2738802

チベットについて詳しくないのだが、NHKの特集をみるとやはり別の国なんじゃね~の?っていう感じがする。ダライ・ラマを精神的支柱としているという点で、チベットの人々の高度な精神性を感じるけどね。

で、やっぱり中国はダライ・ラマのせいにしているようだ。

「ダライ・ラマ一派が策動」=チベット暴動の早期沈静化狙う-中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008031500096

まあ、ダライ・ラマのせいにすれば楽だけど、問題はそこじゃないだろ。中国のように広大で人口も多い他民族国家を、押さえつけるような方法で治めるのはムリってことだ。だいたいロシアだって失敗しているんだし。もう独立を認めたらいいんじゃないだろうかねえ。そうすると資源がたくさんある新疆ウイグル地区が独立を求めるからダメなのか?? 

BBCが中国でチベットに関するニュースを流そうとすると、その放送を切断されたらしい。それでなくても記者が逮捕されまくる中国に記者団から抗議行動が起こっている。

国境を越える記者団が着ている反北京五輪Tシャツ
http://www.rsf.org/article.php3?id_article=25057

これカッコイイよね。日本語バージョンもある。

ツラン堂
http://www.j-turan.jp/?pid=4712936

チベット問題といえば、最近ではやはりビョークでしょう。

CNN ビョーク、上海コンサートで「チベット独立」叫ぶ
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200803040019.html

北京五輪をめぐって、ミア・ファーローとかスピルバーグとかがダルフール問題でいろいろ騒いでいたわけだけど、ダルフールよりチベットだろって思う。ダルフールは中国にとって外国のことだが、チベットは国内問題で、隠し放題だ。だいたいイラクに侵攻しているアメリカ人に言われるのもどうかと思うし。その前に国内のイラク問題をなんとかしろよってねえ。だから全面的にビョーク支持です。捕鯨賛成だし。

それよりなにより、大気汚染が最悪の北京でオリンピックって無謀じゃね? だって、このひどさだし。

AFP「鳥の巣」もかすむ、深刻な北京の大気汚染
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2363679/2727537

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March 11, 2008

と、キッパリ。

ビラリーご推薦のヒラリー・オバマチケットだが、オバマはキッパリ断った。当たり前だが。

CNN オバマ氏、副大統領を希望せず 前大統領の構想を拒否
http://www.cnn.co.jp/campaign2008/CNN200803110009.html

だいたいアレだけオバマの悪口を言っておいて、「一緒に走ろう、私がトップね?」はないだろ。人として。

米流時評さんによると、「午前3時のCM」に出演していた女の子がオバマ派だったので、ブラックジョークと化しているようだ。しかも、このニュースの最後がまた…。

CNN「クリントン氏CMは嫌い」出演少女がテレビで告白
http://www.cnn.co.jp/campaign2008/CNN200803100021.html

クリントン氏CMへの出演歴が明らかになってからは、オバマ氏陣営からノウルズさんに連絡があった。ノウルズさんが対抗CMの製作を提案したところ、オバマ氏陣営は面白いと評価。オバマ氏陣営が実際に対抗CMを製作し、ノウルズさんを起用する可能性もあるという。

も~ヒラリーも踏んだりけったりである。せっかく効果的なCMだったのにねえ。今頃、荒れているんじゃないすかね。自業自得ですが。

NY州知事の売春も関係あるのか?

ジャパンハンドラーズさん
現代の「エリオット・ネス」が買春疑惑
http://amesei.exblog.jp/7457726/

しかし高級売春婦って、TVドラマ「ホワイトハウス」そのまんまじゃん。へえっ!

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ミック~!

スコセッシ監督がストーンズを撮った「Shine A Light 」4月4日公開。ただしアメリカで。日本公開はいつ?
http://www.shinealightmovie.com/

ビルも出てます(笑)

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March 09, 2008

バイバイ、ビル

恐ろしくビルが嫌いになった。

以下、ただのつぶやきだけど、ちょっと腹が立ったので。

その理由がコレ。

Bill Clinton: A Clinton-Obama ticket would be 'unstoppable'
http://politicalticker.blogs.cnn.com/2008/03/08/bill-clinton-a-clinton-obama-ticket-would-be-unstoppable/

ビルが言うには、ヒラリー・オバマチケットは止められないだろうってさ。

"I know that she has always been open to it, because she believes that if you can unite the energy and the new people that he's brought in and the people in these vast swaths of small town and rural America that she's carried overwhelmingly, if you had those two things together she thinks it'd be hard to beat."
「彼女はいつもその考えにはとてもオープンなんだ。だってオバマが導き出したエネルギーや新しい人々と、ヒラリーを圧倒的に支持しているさまざまな地域の人たちをまとめることができるからね。もしこの2つを持っていたら、打ち負かすことはできないだろうって彼女は考えているのさ」★JIN適当訳につき自信なし

これってすごくイヤらしい仕掛けである。

まず現在の状況を考えてみよう。

1.ヒラリーはオバマに「汚い戦略」を仕掛けている。オバマはクリーンな選挙をうたい、ちょっとしたヒラリー攻撃をした顧問をクビにするほどイメージには気を使っている。

2.その手法もあって民主党の中にもヒラリー嫌いは多く、ヒラリーが勝ったら、民主党は分裂する。オバマが勝った場合は、分裂する可能性は少ない。それどころか共和党ですら入れる人がいるだろう。

3.ヒラリーは何が何でも勝つ戦略だ。フロリダとミシガンを数えて。ビルのおかげで、その力はあるだろう。

4.しかしたとえそんな手でヒラリーが選出されても、民主党が分裂してしまい、対マケインでの勝算は少ない。オバマの場合、副大統領を「重鎮」にすればあまり問題なく対応できそう。

…という状況の中で、ヒラリー側が「ヒラリー・オバマ」チケットを喧伝しているわけだ。なぜならオバマが「一つの国家」を強調しているから。

これをオバマが拒否すれば、「一つの国家を目指しているという君なのに分裂を君が導き出しているんだね」といえるだろうし、オバマが良いよと言ったら「経験不足で弱気のオバマ」を宣伝できるわけだ。やっぱりヒラリーの経験が必要だってね。

ずるいなあ。ずるい。しかも、ヒラリーが言うならともかく、ビルが言っているのが気にいらねえ。

90年代の政権中、どんなに日本をたたいていようが、ビルはまあ好きだった。モニカ事件なんて正直どうでもいいし、日米自動車協議やスーパー301条はいい加減にしろよと思ったけど、結局、アメリカの産業が自助努力できなくて仕方なくなんだろうと思っていた。ビルは戦争もしなかったし、ITへの投資もぶち上げたし(ゴアだけど)、中東問題解決にも努力して(ノーベル平和賞狙いだけど)、北朝鮮問題はダメだったけど、いい大統領だったんじゃん?とは思ってたよ。米国債問題で橋本がアメリカによって失脚させられたとか対日本のことは抜きにすれば、ビル時代は今から見れば幸せなアメリカだったし、平和な世界だったと思う。

だが、なんだろう、この大統領選でのビルは。前大統領が、こんな風に私情ありありで大統領選で影響力ある発言をしている。しかもイヤらしい戦略を使って。ヒラリーは候補者だからいいとしても、前大統領として大所高所からの視点があるべきビルから、一つも今のアメリカのために何かしようという心が感じられない。

オバマはとりあえず無視を決め込んだようだ。

In an interview with CNN affiliate KTVQ in Billings, Montana, Obama called the notion "premature," saying he has won twice as many states as Clinton and a greater share of the popular vote, and he believes he can maintain a delegate lead.
モンタナでのCNNのインタビューで、オバマはその考えは時期尚早だとし、彼はクリントンの2倍の州で勝っているし、一般投票でより多くのシェアを得ていて、代議員の数ではリードしているはずだと述べた。

"You won't see me as a vice presidential candidate, you know, I'm running for president," said Obama.
「私を副大統領候補だと思っていないでしょう。私は大統領候補なんだよ」とオバマは言った。

なんでビラリーは偉そうにそんなこと言ってんの?という問題はさておいて、オバマのインテリジェンスというか上品さが泣けてくる。アメリカの若者は、オバマが勝てるアメリカにしたいと強く思うに違いない。

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オバマバブル崩壊byCNN

オバマ氏の「バブル」がはじけた CNN分析
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200803080003.html
原文はこちら
Defeats puncture the Obama bubble
http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/03/07/mann.obama/index.html

早いなあ。もう??

アメリカの国内の感じはどうなんだろう? まああの午前3時のCMでやられた人も多いらしいし、バブルははじけるものなんですがね。

問題は、最近のオバマの演説が、元気ないように見えることだ。レズコだの、NAFTAだの、「ヒラリーはモンスター」で外交顧問辞任だの、一気に問題が噴出してきちゃったから、しょうがないとは思うけど。関係なく元気よくして、冗談バリバリのほうがいいと思うけどね。ところで「ヒラリーはモンスター」は、どこが悪いのかねえ?? 「オバマは未熟」「恥を知れ」とドッコイドッコイだと思うけど。

そうはいいながらワイオミングでは61対38で勝利したオバマ。

NYT Obama Wins Wyoming Caucuses
http://www.nytimes.com/2008/03/09/us/politics/09wyoming.html

 ワシントンポスト Obama Wins Wyoming Caucuses
http://blog.washingtonpost.com/thefix/2008/03/obama_wins_wyoming_caucuses.html

やっぱり党員集会にはオバマは強い。ここの党員集会も大勢集まったらしいし。しかし、本当はもうちょっと差をつけて勝たねばならなかった模様。

そして残る9州は全部、予備選挙らしい。

代議員数が多いところを拾ってみると
3月11日 ミシシッピ 40
4月22日 ペンシルベニア 188
5月6日 インディアナ 84
      ノースカロライナ 134
5月13日 ウエストバージニア 39
5月20日 ケンタッキー 60
      オレゴン 65

そしてしばらくオバマがリードしていた全国平均の支持率は、ギャロップやラスムッセン調査ではヒラリーがわずか1ポイントだが逆転した。ニューズウィークはオバマのほうが1ポイント上回っているが。

REAL CLEAR POLITICS
http://www.realclearpolitics.com/epolls/2008/president/democratic_primaries.html

各州の最新の人気ぶりは?
ミシシッピ オバマ53 ヒラリー39(ラスムッセン)
ペンシルベニア ヒラリー52 オバマ37 (ラスムッセン)
ノースカロライナ オバマ47 ヒラリー40 (ラスムッセン)

ペンシルベニアがすごい差だが、とりあえずオバマは次のミシシッピでがんばらないとダメですな。ヒラリー陣営ではビルも行ってるんで。

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とうとう…(涙)

CNN 共和党のポール議員が選挙戦縮小、「撤退」 米大統領選
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200803080005.html

共和党候補が決まったので、まあ当然ではあるのだが。この間は勇み足してごめんね~。

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March 08, 2008

カックイーですな

YES WE CANに続き新たなオバマ応援ビデオ。一般の人がオバマの言葉を言ったり、感想を言ったり(?)しているらしい。例によってWill i am作。



これもカッコイイかなと。これはモロ、オバマキャンペーンですが。

なんというか、うまいよねえ。深夜3時の電話よりいいと思うんだけど。

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ヒラリー復活?

3月4日の4州予備選では「ヒラリー健闘」が当たってしまったわけだが、そりゃフィクサー・レズコとオバマの関係をあんなに投票日に流されたら、私でも躊躇するよなと思うわけだ。

ヒラリー復活?の理由について、皆さんのご意見を並べてみる。

コラム「大手町から見る米大統領選」の加藤さん
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080306-01.html

(1)「午前3時の電話」CMと(2)「NAFTA密約」が、大きく影響したのではないか。特にオハイオで得票率が開いたことを見ると、(2)の「NAFTA密約」は大きかったのではないか。

NAFTA密約、そんなに問題だったのか! 選挙参謀の発言は大学教授の意見として言っただけだというオバマの言い訳もちょっと苦しい。まあ、2枚舌といわれても仕方ないが、ヒラリーも立場的には同じだと思うけどねえ。

ただ、あの途中で帰っちゃった会見の質問はNAFTAというよりREZKOにみえる。きっとその前にNAFTAがあったんだろうけど。まあ、ちょっと苛められたくらいで、帰るのはよくない。未熟といわれてもしょうがないかも。

ただ、オバマのレズコとの不動産売買疑惑報道は2006年までさかのぼるわけで、オバマはずっとこの問題について聞かれ続け、答え続けているらしい。疑惑の内容については前のエントリを読んでいただくとして、1月28日にレズコが逮捕され、3月3日に裁判が始まった。

シカゴトリビューン
Rezko put in jail; bail is revoked 1月28日
http://www.chicagotribune.com/news/local/chi-rezko-arrested_webjan29,0,2320595.story
Rezko team aims to put star witness under fire 3月3日
http://www.chicagotribune.com/news/chi-rezko-strategymar03,0,2723854.story

1月28日 サウスカロライナでオバマが圧勝した2日後。次の予備選はスーパーチューズデー。
3月3日 ヒラリーのがけっぷち選挙(4州予備選)の前日

つうことでさまざまな想像が働いちゃう日程である。

さて、それはともかく、このCM問題なんだけど。

私から見ると「ヒラリーならいいの?」って感じのCMなんだが効果的だったらしい。

ぐっちーさん 
大接戦
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/ce8614ec0d905479a80af709ed08a21c

テキサスにいる私の友人はアンケート調査通りの行動を自分はとってしまったと、苦笑いをしていました。つまりほんとに間際になってこのコマーシャルが頭をよぎりヒラリーにいれてしまったという、ほんとかよ、といいたくなるような笑える話です。

え~~~~!!!なぜ?? でも溜池通信のかんべえさんもそう言っている。

溜池通信
http://tameike.net/pdfs8/tame386.PDF

ヒラリー陣営が流したテレビCM が流れを変えたという見方もある。

CM のメッセージは明快である。「オバマのような未経験者を大統領にしていいんですか」「世界は危険が一杯ですよ」「世界の指導者を知り、軍事にも強いヒラリー・クリントンなら安心です」「ホワイトハウスの電話を取るのは誰か。決めるのはアナタですよ」

ビルつきヒラリーだから安心なのか?(苦笑) でもこれで入れちゃうんだねえ。

それより、かんべえさんのこの分析が気になる。

 もうひとつの可能性として、共和党員の票が一部、ヒラリーに向かったことも考えられる。オハイオ州とテキサス州はともに「オープン・プライマリー」で、無党派層も選挙に参加できる。共和党員であっても、簡単な操作で民主党に投票することができるのだ。
 投票日直前、過激な保守派ラジオトークショーのホスト、ラッシュ・リンボーが「ヒラリーに投票しよう」と呼びかけている。保守派はもともとマッケインのことが好きではない。だったら彼に投票するよりも、民主党のヒラリーの得票を上積みし、選挙戦を長引かせてやれ、という形を変えた民主党イジメ、ヒラリーいびりの「愉快犯」である。おそらく選挙結果には、そういう投票行動も少しは影響していただろう。

ありうる~(苦笑)。民主党の大統領候補がヒラリーになれば、ヒラリーの「経験」はマケインには負けるので、共和党の勝ちっていう可能性が高いわけだ。テキサスの場合、党員集会はオバマだったから、ヒラリーが勝った一般投票にどれくらい共和党が入っているかわからないよねえ。

まあ、しかし、オハイオとテキサスはヒラリーがもともと強い州である。

かんべえさん続き

オバマメモでは、Crucial Tuesday の結果を「オハイオ、テキサス、ロードアイランドで負け、バーモントで勝ち」と正確に予測している。

というわけで、効果的なCMがあったり、レズコ報道があったりしても、オバマが大きく票を落とさなかった、という分析もアリかもしれない。

しかしヒラリーが勝つことになっているらしいよ。

アカシックレコードさん
http://www.akashic-record.com/y2008/hllryp.html

そうなった場合でもなおヒラリーが勝つような伏線が、すでに張られている。実は、全米50州のうち2州の民主党支部が、民主党全国委員会の許可を得ずに勝手に予備選を前倒ししたため、党全国大会に代議員を送る権利を失ったのではないかと見られており、オバマもその考えをとっているが、ヒラリーはそれに同調していない。

その2州とは、ミシガン州とフロリダ州だ(またしてもフロリダ!?)。1月15日と29日に前倒しされたミシガン、フロリダ両州の予備選については、オバマもヒラリーもはまったく選挙運動をせずにパスしたが、両州ともにヒラリーが圧勝し、州選出代議員を獲得した……と両州内ではみなされている。

実際に、フロリダとミシガンを数えようかと画策中らしい。この2州は大票田で、しかもたぶんヒラリーが強い。というか、オバマってなんで大票田で弱いの?

POLITICO Mich., Fla. consider do-over primaries
http://www.politico.com/news/stories/0308/8871.html

The Michigan governor, along with top officials in Hillary Rodham Clinton's campaign and Florida's state party chair, are now saying they would consider holding a sort of do-over contest by June.

ヒラリーのトップオフィシャルといっしょに。ああ、そうですか。

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March 07, 2008

オバマ、米大統領選立候補演説

Senator Barack Obama's Announcement for President
Springfield, IL | February 10, 2007

Let me begin by saying thanks to all you who've traveled, from far and wide, to brave the cold today.
はじめに、ここに集まったすべての人に感謝を述べたいと思います。遠く離れたところから、この寒い日をものともせず、ここまで来られた人に。

We all made this journey for a reason. It's humbling, but in my heart I know you didn't come here just for me, you came here because you believe in what this country can be. In the face of war, you believe there can be peace. In the face of despair, you believe there can be hope. In the face of a politics that's shut you out, that's told you to settle, that's divided us for too long, you believe we can be one people, reaching for what's possible, building that more perfect union.
私たちはこの旅をある理由で続けています。謙遜しているように見えるかもしれませんが、しかし私は心からわかっています。みなさんが私に会いにきただけではないということを。みなさんはこの国のあるべき姿を信じているからここに来たのです。戦争に直面している今も、平和を信じています。絶望に直面しても、希望があると信じています。政治はあなた方を締め出し、あなた方にその場所にとどまるよう仕向け、私たちを長い間分裂させてきました。けれども、あなた方はわれわれが一つであり、可能なことに手を伸ばし、より強固に団結できることを信じています。

That's the journey we're on today. But let me tell you how I came to be here. As most of you know, I am not a native of this great state. I moved to Illinois over two decades ago. I was a young man then, just a year out of college; I knew no one in Chicago, was without money or family connections. But a group of churches had offered me a job as a community organizer for $13,000 a year. And I accepted the job, sight unseen, motivated then by a single, simple, powerful idea - that I might play a small part in building a better America.
この旅に私たちは今日、出発します。しかし、どうやって私がここまで来たかを言わせてください。ほとんどの方はご存知でしょうが、私はこの偉大な州で生まれ育ったわけではありません。私は20年前にイリノイ州に移ってきました。私は若者でした。前年に大学を出たばかりでした。私はシカゴに誰も知り合いはいませんでした。お金も、親類もいませんでした。しかし、教会のグループが私に仕事を提供してくれたのです。その仕事は地域の世話役で、年収1万3000ドル(約140万円)でした。そして、私はその仕事を得て、見えないものを見、一つのシンプルな力強い考えに至りました。私がより良いアメリカを構築するための小さな部分を担っているのだと。

My work took me to some of Chicago's poorest neighborhoods. I joined with pastors and lay-people to deal with communities that had been ravaged by plant closings. I saw that the problems people faced weren't simply local in nature - that the decision to close a steel mill was made by distant executives; that the lack of textbooks and computers in schools could be traced to the skewed priorities of politicians a thousand miles away; and that when a child turns to violence, there's a hole in his heart no government alone can fill.
私の仕事はシカゴも最も貧しい人々の対応に没頭することでした。私は牧師や信徒たちと一緒になり、相次ぐ工場閉鎖で荒れた地域社会に対応しました。私は見ました。人々が直面する問題は、実際は単なる地域の問題ではないことを。鉄鋼工場の閉鎖は、遠く離れた重役によって決定されました。学校における教科書やコンピューターの不足は、何千マイルも離れた政治家のゆがんだ優先順位が原因となっています。子どもたちが暴力に走るとき彼の心には暗い穴があり、その穴は、どんな政府であっても、政府だけでは満たすことができないのです。

It was in these neighborhoods that I received the best education I ever had, and where I learned the true meaning of my Christian faith.
こうした隣人たちの間で、私は素晴らしい教育を受けました。私はそこでキリスト教徒として信仰の本当の意味を学びました。

After three years of this work, I went to law school, because I wanted to understand how the law should work for those in need. I became a civil rights lawyer, and taught constitutional law, and after a time, I came to understand that our cherished rights of liberty and equality depend on the active participation of an awakened electorate. It was with these ideas in mind that I arrived in this capital city as a state Senator.
この仕事を3年続け、私はロースクールに行きました。こうした法律を必要とする人に、法律がどう働くべきなのか理解したかったからです。私は公民権の弁護士となり、憲法を教えました。しばらくして私は理解したのです。私たちの大事な、自由と平等の権利が、意識の高い有権者の積極的参加に頼っていることを。心に浮かんだこれらの考えに従い、私は州都で州議員になりました。

It was here, in Springfield, where I saw all that is America converge - farmers and teachers, businessmen and laborers, all of them with a story to tell, all of them seeking a seat at the table, all of them clamoring to be heard. I made lasting friendships here - friends that I see in the audience today.
そしてここ、スプリングフィールドでは、アメリカのすべてが集まっていました。農民も教師も、経営者も労働者も、彼らのすべてに物語があり、彼らのすべてに話し合いにつく椅子を探しています。彼らのすべてが話を聞いてもらおうと大きな声で主張しています。私はここで長く続く友情を培ってきました。その友人たちは今日、この聴衆の中にいます。

It was here we learned to disagree without being disagreeable - that it's possible to compromise so long as you know those principles that can never be compromised; and that so long as we're willing to listen to each other, we can assume the best in people instead of the worst.
そしてここで、私は不愉快にならずに意見を戦わせることを学びました。問題を解決することは、屈服させることのできない信念さえあれば可能なのです。そしてお互いの意見に耳を傾ければ、われわれは悪い行いの代わりに、最も良い行動を取ることができるのです。

That's why we were able to reform a death penalty system that was broken. That's why we were able to give health insurance to children in need. That's why we made the tax system more fair and just for working families, and that's why we passed ethics reforms that the cynics said could never, ever be passed.
それが私たちが、もはや機能していない死刑制度を変えることができる理由です。私たちが子どもたちが必要とする健康保険を与えることができる理由です。私たちが労働者階級に対する税制をより公平にした理由です。冷笑主義者が絶対できないと言う倫理改革法案を通すことができた理由です。

It was here, in Springfield, where North, South, East and West come together that I was reminded of the essential decency of the American people - where I came to believe that through this decency, we can build a more hopeful America.
ここスプリングフィールドで、東西南北から人々が集まったこの場所で、私はアメリカ人の本質的な寛大さを思い起こしました。この場所で、この寛大さを通し、私たちはもっと希望あふれるアメリカを構築できると信じられるようになりました。

And that is why, in the shadow of the Old State Capitol, where Lincoln once called on a divided house to stand together, where common hopes and common dreams still, I stand before you today to announce my candidacy for President of the United States.
そしてこれが歴史あるこの州議会の陰で、リンカーンが分かれたる家に共に立ち上がろうと呼びかけたこの地で、共通の希望と共通の夢がまだあるこの場所で、私はみなさんの前に立ち、アメリカ合衆国大統領への立候補を表明します。

I recognize there is a certain presumptuousness - a certain audacity - to this announcement. I know I haven't spent a lot of time learning the ways of Washington. But I've been there long enough to know that the ways of Washington must change.
私はこの立候補表明に、はっきりとした推測、はっきりとした希望があると認識しています。私にはわかっています。私がワシントンの政治手法を十分に学ぶ時間があったわけではないことについては。しかし私はワシントンの手法が変わらなければならないことがわかるには十分な時間をワシントンで過ごしました。

The genius of our founders is that they designed a system of government that can be changed. And we should take heart, because we've changed this country before. In the face of tyranny, a band of patriots brought an Empire to its knees. In the face of secession, we unified a nation and set the captives free. In the face of Depression, we put people back to work and lifted millions out of poverty. We welcomed immigrants to our shores, we opened railroads to the west, we landed a man on the moon, and we heard a King's call to let justice roll down like water, and righteousness like a mighty stream.
アメリカ独立の祖は素晴らしいことに、政治体制を変えることができるよう設計しました。そして私たちはその真髄を発揮すべきなのです。なぜなら私たちは以前からこの国を変え続けてきたのですから。暴政に直面し、団結した愛国者はある帝国(イギリス?)を跪かせたのです。南部11州の脱退に直面し、われわれは国を統一し、奴隷を解放しました。大恐慌に直面し、われわれは人々をしごとに戻し、何百万人もを貧困から脱出させました。私たちは海岸にきた移民を歓迎しました。西へと鉄道を敷きました。月に人類を送りました。キング牧師の「公正を水のように渦をまいて落とし、正義を強力な流れのように下させよう」という呼びかけを聞きました。

Each and every time, a new generation has risen up and done what's needed to be done. Today we are called once more - and it is time for our generation to answer that call.
いつ何時も、新しい世代がやってきて、必要なことを行ってきました。今日、私たちはもう一度声を上げましょう。そして今こそ、私たちの世代がその要求に応えるときなのです。

For that is our unyielding faith - that in the face of impossible odds, people who love their country can change it.
強い信念を、不可能に思えることに直面していても、国を愛する人々ならば変えることができるということを求め、応えましょう。

That's what Abraham Lincoln understood. He had his doubts. He had his defeats. He had his setbacks. But through his will and his words, he moved a nation and helped free a people. It is because of the millions who rallied to his cause that we are no longer divided, North and South, slave and free. It is because men and women of every race, from every walk of life, continued to march for freedom long after Lincoln was laid to rest, that today we have the chance to face the challenges of this millennium together, as one people - as Americans.
これはエイブラハム・リンカーンが理解していたことです。彼は疑いを持っていました。彼は敗北も経験しました。彼は後退も経験しました。しかし彼の意思と彼の言葉を通し、彼は国を動かし、人々を自由にしたのです。それは、われわれはもはや北部と南部、奴隷と自由人とに分かたれることはないという彼の主張に集まった人々でした。それはあらゆる人種の男性、女性でした。あらゆる身分の人々がいました。自由を求め、リンカーンのあとを行進し続けました。リンカーンは今、安息の眠りについていますが、今日、この世紀にともに難題に直面する機会を得ました。一つの人々として、アメリカ人として。
people in every walk of life=あらゆる職業(階級)の人々

All of us know what those challenges are today - a war with no end, a dependence on oil that threatens our future, schools where too many children aren't learning, and families struggling paycheck to paycheck despite working as hard as they can. We know the challenges. We've heard them. We've talked about them for years.
私たちはすべて、今日の難題が何であるかを知っています。終わりのない戦争であり、将来を脅かす石油依存であり、多くの子どもたちが学ぶことができない学校であり、できる限り一生懸命働いても給料日から次の給料日まで苦しい生活を強いられている家族なのです。

What's stopped us from meeting these challenges is not the absence of sound policies and sensible plans. What's stopped us is the failure of leadership, the smallness of our politics - the ease with which we're distracted by the petty and trivial, our chronic avoidance of tough decisions, our preference for scoring cheap political points instead of rolling up our sleeves and building a working consensus to tackle big problems.
この難題の立ち向かうことを妨害しているものは、信用できる政治の不在でも、賢明なプランの不在でもありません。われわれを妨害しているのはリーダーシップの欠如なのです。その政治の狭量なのです。それは、安易にささいでありふれたものに悩み、難しい決定を長期間回避し、安易な政治的ポイントを稼ぐことを優先させています。腕まくりをして、大きな問題に取り組むために実用的な意見の一致を構築するかわりに。

For the last six years we've been told that our mounting debts don't matter, we've been told that the anxiety Americans feel about rising health care costs and stagnant wages are an illusion, we've been told that climate change is a hoax, and that tough talk and an ill-conceived war can replace diplomacy, and strategy, and foresight. And when all else fails, when Katrina happens, or the death toll in Iraq mounts, we've been told that our crises are somebody else's fault. We're distracted from our real failures, and told to blame the other party, or gay people, or immigrants.
この6年間、増え続ける借金は問題ないと説明されてきました。アメリカ人が感じる、増加する医療コストや伸びない賃金への不安は錯覚だと説明されてきました。気候変動は冗談だと説明されてきました。そして粘り強い対話や十分な考えなしの戦争は、外交や戦略、展望を変化させることができると。そしてすべてが失敗したとき、カトリーナが発生したとき、またはイラクでの死者が増加したとき、この危機は誰かほかの人の失敗だと説明されました。私たちは、本当の失敗をごまかされていたのです。そしてもう一方の政党やゲイの人々や移民を責めるように言われてきたのです。

And as people have looked away in disillusionment and frustration, we know what's filled the void. The cynics, and the lobbyists, and the special interests who've turned our government into a game only they can afford to play. They write the checks and you get stuck with the bills, they get the access while you get to write a letter, they think they own this government, but we're here today to take it back. The time for that politics is over. It's time to turn the page.
そして人々が幻滅や失望から目を離したとき、私たちは何が空虚を満たしているのかを知りました。皮肉屋やロビイストや、私たちの政府を彼らだけが参加できるゲームに向けさせてしまった特別な利害関係者たちなのです。彼らは小切手を書き、あなた方は請求書で行き詰まってしまう。彼らは通行権を得る一方で、あなた方は手紙を書くようになりました。彼らはこの政府を自分たちのものと思っていますが、私たちは政府をこの手に取り戻すために、今日、ここに集まったのです。今こそページをめくる時です。
get stuck=行き詰まる

We've made some progress already. I was proud to help lead the fight in Congress that led to the most sweeping ethics reform since Watergate.
私たちはすでに少し前進をしています。私は、誇らしく思っています。国会においてウォーターゲート以来、最も徹底的な倫理規定の改定へ向けた戦いをリードするのに貢献できたことを。

But Washington has a long way to go. And it won't be easy. That's why we'll have to set priorities. We'll have to make hard choices. And although government will play a crucial role in bringing about the changes we need, more money and programs alone will not get us where we need to go. Each of us, in our own lives, will have to accept responsibility - for instilling an ethic of achievement in our children, for adapting to a more competitive economy, for strengthening our communities, and sharing some measure of sacrifice. So let us begin. Let us begin this hard work together. Let us transform this nation.
しかしワシントンへの道は長いものです。それは易しいものではないでしょう。だから、私たちは優先順位をつける必要があります。難しい選択を行う必要があります。そしてたとえ政府は私たちの必要とする変革について決定的な役割を果たすけれども、より多くの資金と計画だけが、私たちが行くべき場所に到達させるわけではないのです。私たちの一人ひとりが、私たちの人生の中で、責任を認識せねばなりません。子どもたちの心に道徳をしみこませ、より競争的な経済に対応し、地域社会を強化し、そして犠牲の推測をシェアするという責任を。さあ、始めましょう。この大変な仕事を共に始めましょう。この国を変革しましょう。

Let us be the generation that reshapes our economy to compete in the digital age. Let's set high standards for our schools and give them the resources they need to succeed. Let's recruit a new army of teachers, and give them better pay and more support in exchange for more accountability. Let's make college more affordable, and let's invest in scientific research, and let's lay down broadband lines through the heart of inner cities and rural towns all across America.
米国経済をデジタル時代に競争できるよう作り変える世代となりましょう。高い水準の学校にし、子どもたちに成功に必要な能力を与えましょう。新しい大勢の教師をリクルートし、より重い責務の代わりによりよい支払いと支援を与えましょう。大学(の学費)を支払いやすくしましょう。そして、研究開発に投資しましょう。国中の都市や田舎町の中心にブロードバンド回線を敷設しましょう。

And as our economy changes, let's be the generation that ensures our nation's workers are sharing in our prosperity. Let's protect the hard-earned benefits their companies have promised. Let's make it possible for hardworking Americans to save for retirement. And let's allow our unions and their organizers to lift up this country's middle-class again.
そして米国経済を変え、労働者が繁栄を分け合えることを確実にする世代となりましょう。企業が約束した厳しい勤労の利益を守りましょう。一生懸命働いている国民が、老後へのたくわえができるようにしましょう。そして、労働組合や組合員に、中流階級を再び持ち上げるようにさせることを許しましょう。

Let's be the generation that ends poverty in America. Every single person willing to work should be able to get job training that leads to a job, and earn a living wage that can pay the bills, and afford child care so their kids have a safe place to go when they work. Let's do this.
国内の貧困を終わらせる世代となりましょう。働きたいというすべての個人が、職業訓練が受けられるようになるべきです。そして生活できる給料を稼ぎ、税金を払えるようにし、彼らが働いている間、子どもたちが安全な場所で過ごせるような余裕ができるようになるべきなのです。これを行いましょう。

Let's be the generation that finally tackles our health care crisis. We can control costs by focusing on prevention, by providing better treatment to the chronically ill, and using technology to cut the bureaucracy. Let's be the generation that says right here, right now, that we will have universal health care in America by the end of the next president's first term.
医療保険の危機に取り組む世代となりましょう。予防に集中することによってコストを制御できます。慢性的な病気によりよい扱いを与え、技術によって官僚主義を排除することによって。私たちは今ここで、次の大統領の最初の4年間の終わりまでに、全米医療保険制度ができることを宣言する世代となりましょう。

Let's be the generation that finally frees America from the tyranny of oil. We can harness homegrown, alternative fuels like ethanol and spur the production of more fuel-efficient cars. We can set up a system for capping greenhouse gases. We can turn this crisis of global warming into a moment of opportunity for innovation, and job creation, and an incentive for businesses that will serve as a model for the world. Let's be the generation that makes future generations proud of what we did here.
ついにアメリカを石油の圧制から自由にする世代となりましょう。私たちはエタノールのような国内で育つ代替燃料を利用することができます。また燃費の良い自動車の生産を促すことができます。私たちは温室効果ガス排出権システムを作ることができます。私たちは地球温暖化の危機を、新技術開発や、仕事の創出、世界の模範となるようなビジネスのインセンティブに向ける好機にすることができます。私たちの行ったことを将来の世代が誇らしく思うような世代となりましょう。

Most of all, let's be the generation that never forgets what happened on that September day and confront the terrorists with everything we've got. Politics doesn't have to divide us on this anymore - we can work together to keep our country safe. I've worked with Republican Senator Dick Lugar to pass a law that will secure and destroy some of the world's deadliest, unguarded weapons. We can work together to track terrorists down with a stronger military, we can tighten the net around their finances, and we can improve our intelligence capabilities. But let us also understand that ultimate victory against our enemies will come only by rebuilding our alliances and exporting those ideals that bring hope and opportunity to millions around the globe.
私たちのほとんどは、9.11に起きたことやテロリストと私たちが受けたすべてのことを絶対に忘れない世代になるでしょう。政治はもはやこの件で私たちを分けることはありません。私たちは共に国の安全を守るために働くことができます。私は共和党のディック・ルーガー上院議員とともに働きました。世界の最も致命的に管理されていない武器を確保し破壊する法律を通過させたことがあります。私たちはより強い軍隊とテロリストを追跡するために共に働くことができます。テロリストの資金を締め上げることができます。諜報能力を進展させることができます。しかし理解しなければならないのは、敵に対する最終的な勝利は、同盟関係を再構築し、希望と機会を世界中の何百万の人々にもたらすこれらの理想を輸出することでしか得られないということです。

But all of this cannot come to pass until we bring an end to this war in Iraq. Most of you know I opposed this war from the start. I thought it was a tragic mistake. Today we grieve for the families who have lost loved ones, the hearts that have been broken, and the young lives that could have been. America, it's time to start bringing our troops home. It's time to admit that no amount of American lives can resolve the political disagreement that lies at the heart of someone else's civil war. That's why I have a plan that will bring our combat troops home by March of 2008. Letting the Iraqis know that we will not be there forever is our last, best hope to pressure the Sunni and Shia to come to the table and find peace.
しかし、すべてはイラク戦争を終わらせない限り成し遂げられないでしょう。ほとんどの方は、私がこの戦争に初めから反対していたことをご存知でしょう。私はこの戦争が悲劇的な誤りであると考えました。今日、私たちは愛する人を失った家族に、壊れてしまった心に、続くはずだった若い命に、深い悲しみを感じています。アメリカは、兵士を家へ帰す時がきたのです。どんなに多くのアメリカ人の命が犠牲になっても、他国の内戦の中心にある政治的な不一致を解決することはないということを認めるときが来たのです。ですから私は2008年3月までに私たちの戦闘部隊を戻そうと計画しているのです。イラクの人たちに私たちがずっとそこにいるつもりはないことを知らせることは、スンニ派とシーア派に、交渉のテーブルに着き平和の道を探させるようにできるのではないかという私たちの最後の最大の望みなのです。

Finally, there is one other thing that is not too late to get right about this war - and that is the homecoming of the men and women - our veterans - who have sacrificed the most. Let us honor their valor by providing the care they need and rebuilding the military they love. Let us be the generation that begins this work.
最後に、もう一つ、この戦争で正しいことを行うにはまだ遅くないことがあります。それは最も犠牲になった軍人たちである男女が家に帰ってくることです。彼らの勇気をたたえ、必要とするケアを供給し、彼らの愛する軍隊を立て直しましょう。この仕事を始める世代となりましょう。

I know there are those who don't believe we can do all these things. I understand the skepticism. After all, every four years, candidates from both parties make similar promises, and I expect this year will be no different. All of us running for president will travel around the country offering ten-point plans and making grand speeches; all of us will trumpet those qualities we believe make us uniquely qualified to lead the country. But too many times, after the election is over, and the confetti is swept away, all those promises fade from memory, and the lobbyists and the special interests move in, and people turn away, disappointed as before, left to struggle on their own.
私たちにこれらのすべてのことができると信じない人がいることはわかっています。懐疑主義については理解しています。結局、4年間ごとに、どちらの党の大統領候補者も似たような約束をするのです。そして今年も何の違いもないでしょう。大統領を目指す私たち全員が全国をまわり、10の計画を提案し、偉大な演説をするでしょう。私たち全員が、われわれが信じる特質が、唯一、この国を率いるに足るものだと喧伝するでしょう。しかしあまりに何度もあったことですが、選挙が終わり、紙吹雪が掃除された後、これらのすべての約束は記憶から消えていき、ロビイストと特別な利害関係者が入ってくるのです。そして人々は後ろを向き、前と同じようにがっかりし、彼らの戦いは残されたままになるのです。

That is why this campaign can't only be about me. It must be about us - it must be about what we can do together. This campaign must be the occasion, the vehicle, of your hopes, and your dreams. It will take your time, your energy, and your advice - to push us forward when we're doing right, and to let us know when we're not. This campaign has to be about reclaiming the meaning of citizenship, restoring our sense of common purpose, and realizing that few obstacles can withstand the power of millions of voices calling for change.
だからこそ、この選挙戦は私だけのものではないのです。これは私たちのものでなければならないのです。私たちが共に何ができるのかを問うものでなければならないのです。この選挙戦は好機とし、手段とし、みなさんの希望や夢とならねばなりません。私たちを前進させ、正しいことをするように、そして私たちが(前述のようなこととは)違うことがわかるように。この選挙戦は、公民権の意味を再生し、私たちの共通の目的への意思を復活させ、変革を求める数百万の声の力の前には障害物はほとんどないと理解させるようなものでなければならないのです。

By ourselves, this change will not happen. Divided, we are bound to fail.
私たち自身によって、この変革は起こらないでしょう。分かたれた私たちは失敗する運命にあります。

But the life of a tall, gangly, self-made Springfield lawyer tells us that a different future is possible.
しかし背が高くやせこけ、たたき上げのスプリングフィールドの弁護士(リンカーン)は、私たちに別の未来があることを教えてくれています。
self-made=自力で出世した

He tells us that there is power in words.
彼は私たちに言葉の力の存在を教えてくれます。

He tells us that there is power in conviction.
彼は私たちに信念の力の存在を教えてくれます。

That beneath all the differences of race and region, faith and station, we are one people.
人種と地域の違い、信仰と立場のすべての違いのもとに、私たちは一つなのです。

He tells us that there is power in hope.
彼は希望に力があることを教えてくれます。

As Lincoln organized the forces arrayed against slavery, he was heard to say: "Of strange, discordant, and even hostile elements, we gathered from the four winds, and formed and fought to battle through."
リンカーンが奴隷制廃止へむけて軍を編成したとき、「奇妙で、仲が悪く、敵対的な分隊が、四方から集まり、軍が編成され、戦い抜いた」と言いにくかったでしょう。???

That is our purpose here today.
しかしそれは私たちが今日ここに集まった目的なのです。

That's why I'm in this race.
それが、私が大統領選に出る理由なのです。

Not just to hold an office, but to gather with you to transform a nation.
ホワイトハウスを握るだけでなく、国をみなさんと一緒に返信させるために。

I want to win that next battle - for justice and opportunity.
私は来る戦いに勝ちたいのです。公正と機会のために。

I want to win that next battle - for better schools, and better jobs, and health care for all.
私は来る戦いに勝ちたいのです。より良い学校と、仕事と、みなのための医療保険のために。

I want us to take up the unfinished business of perfecting our union, and building a better America.
私は、私たち自身で、私たちの連帯を完成させ、より良いアメリカを築くという未達成の仕事に取りかかりたいのです。

And if you will join me in this improbable quest, if you feel destiny calling, and see as I see, a future of endless possibility stretching before us; if you sense, as I sense, that the time is now to shake off our slumber, and slough off our fear, and make good on the debt we owe past and future generations, then I'm ready to take up the cause, and march with you, and work with you. Together, starting today, let us finish the work that needs to be done, and usher in a new birth of freedom on this Earth.
もし皆さんがこのありえない戦いに参加してくださるならば、みなさんが運命の呼びかけを感じているならば、私が見ているもの、私たちの前に広がる限りない未来の可能性を、みなさんも見ているならば、私が感じているもの、眠りから目覚め、恐怖をかなぐり捨て、過去や未来の世代にわれわれが追う責務に答える時がきたことを感じるならば、私はその活動に取り掛かり、みなさんとともに歩み、みなさんとともに働く準備が整っています。ともに、今日から始めましょう。やるべき仕事を終わらせましょう。この地球に新しい自由が誕生するよう導きましょう。

○原文
http://www.barackobama.com/2007/02/10/remarks_of_senator_barack_obam_11.php

★JINの適当訳です。かなり間違いがあるかもしれません。誤訳などありましたらご指摘ください。直します。

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テキサス親父、再び

例の日本びいきのテキサス親父。海の羊飼いをテロリストと喝破しております。さすが!


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March 05, 2008

オバマからの手紙

まあ、一応取り上げておくか。

スポニチ 小浜市にオバマ氏から礼状届く
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/03/05/05.html
AFP 福井県小浜市にオバマ上院議員から署名入りの礼状
http://www.afpbb.com/article/politics/2359760/2702312
その他多数報道されております。

最近「ホワイトハウス」を見ているので、ああ、たぶんほかの人が一生懸命書いているんだろうなと思うわけだが、よかったっすね。

しかしオバマもあまり関係のないところまで気を使わなきゃいけないんで大変である。

「オバマ氏には親近感を感じる。彼が大統領に選ばれたらホワイトハウスも訪問したい。訪問を受け入れてくれるとうれしいですね」と語った。

あのねえ…

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ヒラリー陣営の謀略とコメディ

ヒラリーも、さすがただじゃ転ばない。民主党の位置をどんどん悪くしているような気もするが、以前から脅しに使っていた例の事件を、ここで持ってきたようだ。

Washington Post ボブ・ノバックのコラム
Obama and the Fixer
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/03/02/AR2008030201858.html

間違っているかもしれないが、全容はこうだ。

シカゴのフィクサーで、オバマの友人でもあり政治献金もしていたレズコという人の汚職事件の裁判が、このタイミングで始まったらしい。この汚職事件だが、タイミングの良いことに、確か予備選挙が始まる直前か直後くらいに、レズコが逮捕され、以前にも話題になっていた話だ。

問題になっているのは、2005年にオバマが行った不動産売買である。オバマが家を買ったのと同じ日に、レズコが隣接する小さい土地を買い、レズコが後で、オバマの家を市場価格より高いお金で買い取ったという。レズコからオバマがその土地を市場価格より安く買い取った(かな?ちょっとわかりづらい)。 それだけなら、あまり問題になりそうにないのだが、レズコのその資金は、イラクの大金持ちから金が出ていたのではないか、と疑われている。このイラクの大金持ちはフセインのマネーロンダリングをしていたんじゃないかと政府が見ている人物だ。レズコの汚職事件はなんだかよくわからないし、オバマは関係ないらしいのだが、それとは別に(?)、不動産売買をめぐってオバマに渡ったお金がフセインの金だったかもしんないという疑惑である。たぶん。

この話はどうも例によってヒラリー陣営から流されたようだ。ヒラリー陣営は以前からオバマの決定的なスキャンダルを握っているというウワサを流していて、それはたぶんこの件なのだが、ノバックはそれをニクソン的戦略と批判していた。

FOX Novak Stands by Obama Dirt Story, Compares Clinton Campaign Tactics to Nixon
http://www.foxnews.com/story/0,2933,312153,00.html

オバマは不動産売買の件について「バカなことをした」と言い、どうして当時から悪いウワサのあったレズコと付き合っていたのかと聞かれ「明確な証拠がなかったから」と答えている。レズコに法律上問題があるとわかってからは接触を一切絶っているともしている。

そんでもって、3日から裁判が始まるので、この件が再度取り上げられたわけだ。ヒラリー決選の投票日にテレビで何度もこの件の映像が流れることになった。

オバマのネガティブニュースが流れる中で、CNNにもあったとおり決戦直前にヒラリーはコメディ番組に出現。

NBCサタデーナイトライブ


コメディーセントラル


そんなわけで、相当汚い手を使った一方で、先日の討論会のビデオでも披露したコメディエンヌぶりを見せたヒラリー。結構、健闘するんじゃないですかね? まあ、そんな手で予備選に勝っても、本選では勝てそうにないけどねえ…。これじゃオバマに入れた人は、ヒラリーに入れないんじゃね?

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March 02, 2008

もし私がヒラリーの選挙参謀だったら

米流時評さんが訳していた記事が面白かったのでご紹介。

土壇場のヒラリー最後の秒読み
http://beiryu2.exblog.jp/7384599
終幕へのベルが鳴るヒラリー最後の舞台
http://beiryu2.exblog.jp/7390037/

ヒラリーは好きじゃないが、女性初の米大統領というのも見てみたいなとは思っていた。

しかし、米流時評さんのエントリを読んでも、「shame on you」が敗北の決定打になりそうな気配。大統領になろうという人が、しかもこともあろうにもう60になる分別ある女性が、公の場でこれを言うなんて。しかも選挙には付き物のよくあるネガティブビラの話である(苦笑)。ヒステリーといわれても仕方ない。で、ヒスを起こす大統領は見たくないものだ。ボブ・ノバックも「誰がヒラリーの首に鈴をつけるか」って言ってるし。

ワシントンポスト Who Will Tell Hillary?
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/02/24/AR2008022401666.html
まあ、ビルじゃないすかね?

去年の今頃、ヒラリーは大本命だった。でも、ヒラリーが選挙事務所を作ったころだから、07年1月ごろだろうか。ヒラリー陣営は「イエスウーマン」で固められており、ビルの言うことはまったく聞いていないと知って、こりゃヤバイなと思った。客観的に見られる人がいないんじゃないかと。ビル時代からのエスタブリッシュな後見人は、悪いことは言わないだろうし、そうなると誰もヒラリーにノーを出さないんじゃないかと。

ヒラリーヘイター以外で公にヒラリーにノーを言ったのは、私が知る限りなのでとても狭いが、ヴォーグ編集長のアナ・ウインターくらいだ。表紙への登場をヒラリーに断られ、ウインターは昨年2月号の編集後記でこう書いている。

"The notion that a contemporary woman must look mannish in order to be taken seriously as a seeker of power is frankly dismaying."
同時代の女性が、マニッシュじゃなきゃ権力を求める者として真剣に受け止められないと考えるなんて、正直言って失望した。

「プラダを着た悪魔」の編集長のモデルになった人だけあって遠慮ない言葉だが、ここにヒラリーの敗因が凝縮されているように思う。ヒラリーは何度もヴォーグに出ているのに、今回はフェミニンに見えすぎるという理由で断った。ヒラリーの意思なんだろうが最悪の選択だ。

ヒラリーヘイターが多い中で、共和党の女性票をどう取り込むかが共和党との勝負なのに、女性らしさを捨てたらせっかくの50%の票が読めなくなってしまう。それがイエスウーマンたちにはわからなかったんだろうか。

「女性らしさ」の重要性はニューハンプシャーで証明されたと思ったんだけどね。だって少し女性らしさを見せたら、あんなに得票できたんだから。でもそんな分析は行われなかったららしく、活動方針の修正は行われず、今に至るわけよ。

というわけで昨年1月に戻り、私が選挙参謀になっていたら、どうするかを考えてみた。

1.ヴォーグの表紙に出て、ついでにキャンペーン期間中の服装をヴォーグにまかせる。モード過ぎず、強く見えるようにするという条件をつける。(たぶん大張り切りでやってくれると思う)
※女性初ならばカッコよさは非常に重要であろう。

2.ビルの話を聞く。選挙参謀にうるさ型オヤジをそろえる。女子チームは3分の1くらいにする。チェルシーに話す訓練をさせる。チェルシーは基本的にビルと行動を共にし、ビルが浮気など余計なことをしないかを監視させる。

3.子どもたちと会う機会をたくさん作る。演説会をする場合、必ずその前にその土地の小学校や幼稚園、病院などに行く。そしてテレビに映像を撮らせる。そこで聞いたことを演説で話し、どうしてもイラク戦争を終わらせ、医療保険改革を行うために、大統領になりたいのだと訴える。チェルシーにも母のそんな点を強調させる。
※ヒラリーって、子どもたちといるときはとっても穏やかなんで、とてもいい案だと思うけど。

4.オバマを褒めちぎる。素晴らしいピュアな政治家で将来が期待できるという。女性も黒人も大統領になろうとがんばれるアメリカは素晴らしいと思うことを強調。その上で、自分のほうがいい点をアピール(どこだろう?経験??)

5.経験だといえるものについて詳細に語る。自分の手腕がどこで発揮されたかを明確に話す。

6.大事なことを忘れてた。日本を重視する(笑)

まあ、ある程度はやっていそうなんだけど。ま、絶対やってないのは1と4ですか。ほめ殺し作戦ってアメリカじゃダメですかね。弱腰とか言われるのかな??

ああ、もう仕事しなきゃ。ではでは。

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グラベルおじさんはどうしているのか…

暗いニュースリンクさんが久々にマイク・グラベル氏のエントリをあげていたので、思い出した。まだグラベルおじさんは選挙活動中なのだ。バスの切符、まだ買っているのかなあ??

暗いニュースリンクさん
マイク・グラベル:インタビューで親日ぶりをアピール
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2008/03/post_0097.html

マイク・グラベルといえばベトナム戦争関連の極秘文書ペンタゴン・ペーパーを国会で読み上げて議事録に記させた、というのが有名だ。

ペンタゴン・ペーパーというのは、ウィキによるとこうだ

Wiki ペンタゴン・ペーパーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BA

米国政府は正確な情報(当初20万人規模の軍隊が必要とされた)を知りながら国民に隠し、政府高官はお互いの異なった思惑から、泥沼に引きずり込まれるように介入していった過程が明らかにされている。特に、約50万人を上限とする政治的限界(予備役招集が越えられない壁だった)と勝利への見通しがないことが明らかになった。この文書から米国民の「信頼性のギャップ」が深まり、後の撤退決断の遠因となった。

つまり、ベトナム戦争も、本当に勝利するなら相当な兵士投入が必要だったのに、資金とか人員とか世論とかの問題で、国民にそれを説明しないまま、ちょっとずつ「逐次投入」していったために、泥沼化したってわけだ。イラクと同じじゃん?

ペンタゴン・ペーパーの検索をしていたら、このとき、情報を漏洩したエルズバーグが、イラク戦争が始まる前に発言している記事を見つけた。検索したら2番目に出てきただけなんだけど。

WIRED 『ペンタゴン・ペーパーズ』のエルズバーグ氏、米のイラク攻撃に異議
http://wiredvision.jp/archives/200211/2002110104.html

 「われわれは騙されてベトナムに駆り出された。そして、今また騙されて新たな戦争に駆り出されようとしている」。エルズバーグ氏は28日夜(米国時間)、『サンフランシスコ・クロニクル』紙の編集幹部であるフィル・ブロンスタイン氏との対談の中で、『コモンウェルス・クラブ』の会場を埋め尽くした聴衆にこう呼びかけた。

 エルズバーグ氏は、ベトナム戦争への米国の介入を招いた米議会によるトンキン湾決議と、現在のイラク情勢を比較した。議会の指導者たちが現在の対立について十分な情報も得ないまま、先日、大統領に武力行使の権限を与えたと非難したのだ。

で、グラベルおじさん若かりし日のペンタゴンペーパー読み上げ事件はコレ。

カッコいいじゃん! このころのまま、今立候補していたら、オバマよりいけるかもよ!!

暗いニュースリンクさんのところに掲載されているインタビューによれば、グラベルおじさんはペンタゴン・ペーパーを読み上げる前に、日本に来て核兵器反対論者になったらしい。

そんなわけでグラベルおじさんのホームページに掲載されていた、ロッキーのようにがんばりますよビデオも貼り付けておこう。

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