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March 08, 2008

ヒラリー復活?

3月4日の4州予備選では「ヒラリー健闘」が当たってしまったわけだが、そりゃフィクサー・レズコとオバマの関係をあんなに投票日に流されたら、私でも躊躇するよなと思うわけだ。

ヒラリー復活?の理由について、皆さんのご意見を並べてみる。

コラム「大手町から見る米大統領選」の加藤さん
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080306-01.html

(1)「午前3時の電話」CMと(2)「NAFTA密約」が、大きく影響したのではないか。特にオハイオで得票率が開いたことを見ると、(2)の「NAFTA密約」は大きかったのではないか。

NAFTA密約、そんなに問題だったのか! 選挙参謀の発言は大学教授の意見として言っただけだというオバマの言い訳もちょっと苦しい。まあ、2枚舌といわれても仕方ないが、ヒラリーも立場的には同じだと思うけどねえ。

ただ、あの途中で帰っちゃった会見の質問はNAFTAというよりREZKOにみえる。きっとその前にNAFTAがあったんだろうけど。まあ、ちょっと苛められたくらいで、帰るのはよくない。未熟といわれてもしょうがないかも。

ただ、オバマのレズコとの不動産売買疑惑報道は2006年までさかのぼるわけで、オバマはずっとこの問題について聞かれ続け、答え続けているらしい。疑惑の内容については前のエントリを読んでいただくとして、1月28日にレズコが逮捕され、3月3日に裁判が始まった。

シカゴトリビューン
Rezko put in jail; bail is revoked 1月28日
http://www.chicagotribune.com/news/local/chi-rezko-arrested_webjan29,0,2320595.story
Rezko team aims to put star witness under fire 3月3日
http://www.chicagotribune.com/news/chi-rezko-strategymar03,0,2723854.story

1月28日 サウスカロライナでオバマが圧勝した2日後。次の予備選はスーパーチューズデー。
3月3日 ヒラリーのがけっぷち選挙(4州予備選)の前日

つうことでさまざまな想像が働いちゃう日程である。

さて、それはともかく、このCM問題なんだけど。

私から見ると「ヒラリーならいいの?」って感じのCMなんだが効果的だったらしい。

ぐっちーさん 
大接戦
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/ce8614ec0d905479a80af709ed08a21c

テキサスにいる私の友人はアンケート調査通りの行動を自分はとってしまったと、苦笑いをしていました。つまりほんとに間際になってこのコマーシャルが頭をよぎりヒラリーにいれてしまったという、ほんとかよ、といいたくなるような笑える話です。

え~~~~!!!なぜ?? でも溜池通信のかんべえさんもそう言っている。

溜池通信
http://tameike.net/pdfs8/tame386.PDF

ヒラリー陣営が流したテレビCM が流れを変えたという見方もある。

CM のメッセージは明快である。「オバマのような未経験者を大統領にしていいんですか」「世界は危険が一杯ですよ」「世界の指導者を知り、軍事にも強いヒラリー・クリントンなら安心です」「ホワイトハウスの電話を取るのは誰か。決めるのはアナタですよ」

ビルつきヒラリーだから安心なのか?(苦笑) でもこれで入れちゃうんだねえ。

それより、かんべえさんのこの分析が気になる。

 もうひとつの可能性として、共和党員の票が一部、ヒラリーに向かったことも考えられる。オハイオ州とテキサス州はともに「オープン・プライマリー」で、無党派層も選挙に参加できる。共和党員であっても、簡単な操作で民主党に投票することができるのだ。
 投票日直前、過激な保守派ラジオトークショーのホスト、ラッシュ・リンボーが「ヒラリーに投票しよう」と呼びかけている。保守派はもともとマッケインのことが好きではない。だったら彼に投票するよりも、民主党のヒラリーの得票を上積みし、選挙戦を長引かせてやれ、という形を変えた民主党イジメ、ヒラリーいびりの「愉快犯」である。おそらく選挙結果には、そういう投票行動も少しは影響していただろう。

ありうる~(苦笑)。民主党の大統領候補がヒラリーになれば、ヒラリーの「経験」はマケインには負けるので、共和党の勝ちっていう可能性が高いわけだ。テキサスの場合、党員集会はオバマだったから、ヒラリーが勝った一般投票にどれくらい共和党が入っているかわからないよねえ。

まあ、しかし、オハイオとテキサスはヒラリーがもともと強い州である。

かんべえさん続き

オバマメモでは、Crucial Tuesday の結果を「オハイオ、テキサス、ロードアイランドで負け、バーモントで勝ち」と正確に予測している。

というわけで、効果的なCMがあったり、レズコ報道があったりしても、オバマが大きく票を落とさなかった、という分析もアリかもしれない。

しかしヒラリーが勝つことになっているらしいよ。

アカシックレコードさん
http://www.akashic-record.com/y2008/hllryp.html

そうなった場合でもなおヒラリーが勝つような伏線が、すでに張られている。実は、全米50州のうち2州の民主党支部が、民主党全国委員会の許可を得ずに勝手に予備選を前倒ししたため、党全国大会に代議員を送る権利を失ったのではないかと見られており、オバマもその考えをとっているが、ヒラリーはそれに同調していない。

その2州とは、ミシガン州とフロリダ州だ(またしてもフロリダ!?)。1月15日と29日に前倒しされたミシガン、フロリダ両州の予備選については、オバマもヒラリーもはまったく選挙運動をせずにパスしたが、両州ともにヒラリーが圧勝し、州選出代議員を獲得した……と両州内ではみなされている。

実際に、フロリダとミシガンを数えようかと画策中らしい。この2州は大票田で、しかもたぶんヒラリーが強い。というか、オバマってなんで大票田で弱いの?

POLITICO Mich., Fla. consider do-over primaries
http://www.politico.com/news/stories/0308/8871.html

The Michigan governor, along with top officials in Hillary Rodham Clinton's campaign and Florida's state party chair, are now saying they would consider holding a sort of do-over contest by June.

ヒラリーのトップオフィシャルといっしょに。ああ、そうですか。

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