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September 30, 2008

金融安定化法案否決!

おいおいおいおい。これじゃ日本だよ。

NYT House Rejects Bailout Package, 228-205; Stocks Plunge
http://www.nytimes.com/2008/09/30/business/30bailout.html

下院が7000億ドルの金融安定化法案を否決してしまった。当然、株価は暴落である。日本株もきっとそうだね。これで今日一日、大混乱必至である。

共和党が裏切ったことになっているけど数字をみると、それだけとも言いがたい。

   全体 民主  共和
賛成 205 140  65
反対 228   95  133
棄権   1   0      1

下院は民主党が過半数を取っているから、民主党が団結していれば法案は通るわけだが、そうもいかず、共和党の協力が必要だったようだ。

土壇場になって共和党議員が反旗を翻したのは、ペロシがスピーチでブッシュ政権の責任だと言ったかららしいんだけど。まあね、言うのもどうかとも思うけど、本当のことじゃん? 共和党だってブッシュには嫌気がさしているのだし、それを党派的な発言というのもどうかと。反対することこそ、マケインを有利にする党派的なもの、といえるのではないすかねえ。国の、世界の一大事だよ?

必要な政策なのになあ。あとはウォール街の大金持ちから金をふんだくる算段を考えりゃいいじゃん。日本がロックフェラーセンターを買ったときに作ったような後付けの法律をさ。

日本の失敗についてアメリカはすごく学んでいるはずなんだが、誰かアメリカに行って、もう一回説明するほうがいいかもね。あ〜あ。

29bailout4_337b_2 ポールソンがどんどん必死な顔になっていく。怖い。

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September 28, 2008

7000億ドル支援が決まった

ポール・ニューマンの記事を見ていたら、NYTのトップに、議会が支援策をまとめたニュースが。とりあえずお知らせ。

ロイター 米議会、金融安定化策で大筋合意=ペロシ下院議長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33968320080928
短いけど、日本語です。

NYT Breakthrough Reached in Negotiations on Bailout
http://www.nytimes.com/2008/09/28/business/28bailout.html
ペロシ議長とリード院内総務はほっとした感じだが、ポールソンの顔はますます暗くなっている。

WAPO Lawmakers Reach Accord on Huge Financial Rescue
Vote is Imminent on $700 Billion Bailout Plan
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/28/AR2008092800064.html

英語なんで、まだ読んでませんが、とりあえず決まったよ〜ということで。アジア市場寄り付きに間に合ったわけだ。

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ポール・ニューマン死す

Thesting2

ポール・ニューマンが亡くなった。83歳ならば仕方がないといえばそうかもしれないけど、老いてからも仕事を続けていた姿はかっこ良かったなあ。日本のニュースの見出しは「明日に向かって撃て」が多いけど、私は「スティング」が一番好きだ。

共和党のニクソン政権がポール・ニューマンを「敵対者リスト」に入れていたのは有名なんだけど、Wikiによると以下の通りである。

Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

ベトナム戦争の敗北を目の当たりにしたニューマンは、積極的な公民権運動ならびに反戦運動を展開。活発な運動と過激な発言は、当時のアメリカ大統領であるリチャード・ニクソンを敵に回す結果になり、1973年にホワイトハウスが公表したブラックリストにその氏名が記載された。

高校時代に友達が大ファンだった私のために切り抜いてきてくれた雑誌のインタビュー(たぶん月刊プレイボーイ)の記憶をたどれば、確か、あるときニクソンの車が駐車場に止まっていたので、ワイパーに短いメモを挟んできたらしい。なんて書いたと言っていたかは覚えていないけど、確か短いメッセージだったと思う。それ以来、どうもニクソンはポール・ニューマンを敵と認識したらしいんだけど、ブラックリストも他をさしおいてトップだったんじゃなかったっけ? ついでにいうと、確か、このリストにはジョン・レノンも入っていたと思うけど。

NYTの評伝を読んでいたら、ジェームス・ディーンが反抗する男であれば、ポール・ニューマンは抵抗する男を体現していたみたいなことが書いてあった。映画でのイメージが、反戦活動などと結びついて、さらに増幅されたと思われる。

ポール・ニューマンの瞳があまりに青いので、何か薬を使っているのだろうとか言いがかりをつけられたこともあったらしいし、そのせいで彼が使っている目薬(バイシンだったと思うけど)が売れたりしていたらしい。「ロード・トゥー・パーディション」で、ダニエル・クレイグが息子役を演じたのも、その青い目が似ていたからとの話もある(ま、それだけじゃないだろうけど)。

そんなわけで、ちょっと感傷に浸ってます。

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September 27, 2008

オバマの勝ちかな

とりあえず、第一回討論会が終わっての感想。

マケインったら竹中かと思ったよ。財政出動をなくすと。歳出抑制が第一だって。それじゃ経済に急ブレーキかけちゃうって。もう、急ブレーキ中なんだからさ。

マケイン、外交問題もなんだかいまいちだったな。歳出を抑制するのに、イラン攻撃とかできないと思うんだが、どうするんですかねえ?

と思うし、CNNの調査でもオバマが勝ちらしいんだけど、共和党支持者はマケインの勝ちだそうです。そうですか。ま、いいけど。

とりあえずのつぶやきでした。

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CNNよかったね

金融危機だから討論会を延期すべき!と主張していたマケインだが、出席することにしたらしい。NYTもワシントンポストもトップで伝えているんだが、よかったですね、CNN。中止されたらたまんないよねえ。

NYT McCain Decides to Participate in Debate
http://www.nytimes.com/2008/09/27/us/politics/27debatecnd.html

ワシントンポスト McCain to Attend Tonight's Presidential Debate
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/26/AR2008092601944.html

マケインはリーマン破綻直前に「経済のファンダメンタルズは好調」なんて言っちゃって、ペイリンに「ファンダメンタルズはアメリカ人の創造力とか働く意欲よ」なんてフォローされる始末だったわけだが、それを挽回しようとして、共和党ブッシュ政権とは違う金融危機回避策を発表し、「オバマは何の政策提案もしていない」と胸を張り、法案が通るまで選挙戦を停止すると一方的に発表。26日の討論会も延期すべきとか言ってたわけだ。

一方のオバマは、私案を提示すると混乱するので民主党の議論とともに歩む方針を示し、討論会は今こそやるべきではと主張。大統領は同時に複数のことができないとね〜といなしていた。

で、この2人の反応はどう捉えられたのか、というと…

goo時事 逆風強まるマケイン氏=金融対策関与が裏目−米
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080926X305.html

米共和党の大統領候補、マケイン上院議員への逆風が強まっている。26日の候補者討論会をけってでも金融安定化法案をまとめると意気込んで政府と与野党の協議に加わったが、公的資金による救済という原案の柱を否定する代替案を示したことで、逆に協議が迷走。民主党から「マケイン氏は妨害している」と批判を浴び、巻き返しを狙った派手な立ち回りが裏目に出た格好だ。

マケイン…痛々しいぞ(涙)。

ブッシュが討論会直前にワシントンにオバマとマケインを呼んだのも、挙党一致体制を取りたいという思いのほかに、これでオバマが来なかったら(協力しなかったら)オバマのせいにできる、との思惑があったに違いないのだが、オバマはあっさり参加して、そつなくこなしたようだ。

で、今日は初の討論会。ワクワクしながら待ってます。マケイン、どうやって挽回するのかな?

おっと、gooの加藤さんがこの件をまとめているのでリンクしておく。

コラム「大手町から見る米大統領選」(58回目)
いかにもマケイン流の戦術だったが…討論会は予定通りか
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080927-01.html
  

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NYTの社説とバフェットの発言

なんじゃこりゃ〜〜?(松田優作風)

goo読売 麻生首相「けんか好きな国粋主義者」とNYタイムズ社説
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20080926-567-OYT1T00611.html

ここで引用されている社説はこれ。

NYT The Return of Taro Aso
http://www.nytimes.com/2008/09/25/opinion/25thu3.html

一貫して、日本をこき下ろしてくれてます。特に後半がすごい。(適当訳なんで、違っていたらすまぬ)

What the United States most needs from Japan is a responsible strategic partner, not a government whose imperial reveries and symbolic muscle-flexing will provoke angry reactions across Asia.
アメリカが日本に求めている最大のものは、責任ある戦略的パートナーになることであり、帝国主義の幻想と武力の誇示によりアジア諸国の怒りを引き起こす政府ではない。

Nationalism is enjoying a disturbing political revival because many Japanese fear that their country, once Asia’s clear economic leader, is losing ground to booming neighbors. The answer for that doesn’t lie in the nostalgic fantasies about Japan’s ugly past for which Mr. Aso has become well known.
日本ではナショナリズムが気がかりな復活をはじめている。復活の背景には、アジアの経済的リーダーだった日本が、隣国の成長とともに、その地位を失い始めているのを多くの日本人が恐れていることにある。しかし、その答えは日本の醜い過去に関するノスタルジックなファンタジーにはない。麻生氏はよくその過去を知っているだろうが。(ちょっと意訳してます)

Instead, Japan needs to modernize its economy by completing the market reforms begun by Junichiro Koizumi, the former prime minister. And it needs to modernize its foreign policy by treating its neighbors as equals. If Mr. Aso can be pragmatic enough to adopt that agenda, he is likely to be a successful prime minister.
むしろ、日本には経済の近代化必要なのだ。小泉純一郎元首相によってはじめられた市場改革を完成させることが。そしてその外交も近代化が必要だ。隣国を対等に扱うことが。もし、麻生氏が実用主義にもとづきこの議題を採用するならば、彼は首相として成功するだろう。

あのな〜〜〜(怒)勝手なこと抜かしてんじゃねえぞ。

日本の醜い過去ってのは、負けたから醜く色付けられたんであって、植民地主義で最もひどくアジアを痛めつけたのは日本ではなく、欧米なんだがね。しかも帝国主義というのは、日本だけではなく、当時の欧州(アメリカはしばらくモンロー主義だったから)がそうだったわけで、日本だけが幻想を抱いていたわけじゃない。スペインがかつての植民地を招いて会議してたりするのは、帝国主義へのノスタルジーにも見えるけどね。

それから経済の近代化って? 小泉によってはじめられた改革なるものは、日本市場をアメリカ化しようっていう近代化だったわけで、そのアメリカ化は今、とんでもない金融危機を招いてますが、それはいいわけ? そんでもって隣国を対等に扱う外交の近代化ね。ぜひやりたいですよ。なんで経済大国の中国や韓国に日本が支援しなきゃいけないのかわかりませんからね。ええ、協力してくださいよ。

別に麻生太郎シンパってわけでもないし、安倍ちゃんとの仲良しぶりには辟易とするんだが、だけどねえ、一国の首相に向かって何を偉そうに書いているんだ?? 戦勝国と敗戦国って構図が、こいつらの頭の中から抜けないらしいな。おめーらこそ、アメリカ帝国主義の幻想に包まれた社説を書いてるんじゃありませんよ。

朝っぱらから切れてしまったわけだが、ま、こういう感じってのはなんとなくわかる。バフェットが今回の金融危機は大恐慌じゃなくて、真珠湾攻撃だって言ったんだそうなんで。

ガーディアン Buffett says: act or face 'economic Pearl Harbor'
http://www.guardian.co.uk/business/2008/sep/25/banking.wallstreet1

リーマンが野村に、モルガンスタンレーが三菱に買収される中、アメリカの国家としての投資銀行でもあったゴールドマンサックスについて、三井住友が支援しそうだったわけだけど、バフェットがお金を出すことになった。というのも、GSだけはアメリカが救いたかったからなんだろうと思うけど、もしかしたら、今回の日本企業によるババをあえて引くような救済買収も、アメリカから見たら、日本のバブルのときにロックフェラーセンターを買ったような、そんな風に捉えられていないだろうか?

だからこの発言、日本人としてはきな臭いなあと思っているわけだけど、そういう意味ではないのかもしれない。

地政学を英国で学ぶ
パール・ハーバーと「横綱」が困らない理由
http://geopoli.exblog.jp/d2008-09-26

では彼はなぜそう言わなかったのかというと、私はこの「真珠湾発言」は二つのアサンプション(前提/仮定)によって成り立っているからだと考えております。

まず一つ目は「挙国一致体制の確立ができた」ということ。

ご存知のようにアメリカは第二次世界大戦突入まで孤立主義で戦争介入大反対であり、当時の民主党ルーズヴェルト大統領も「我々はあなたの息子を絶対に戦場には送りません!」と言って当選したわけですが、日本がハワイで真珠湾攻撃に成功すると国内世論の風向きがガラッと変わり、孤立主義が一気に吹き飛んだ経験があります。

バフェットも今回の危機を真珠湾攻撃と同じような「国難」としてとらえ、今までの規制緩和、市場優先主義的な考えを捨てて、国論をまとめて一気に統制的な経済体制に持って行かなければならない、という考えを持っていることがわかります。

二つ目は、「真珠湾攻撃の危機を乗り越えて、アメリカは勝利した」というもの。

日本ではあまり聞かれませんが、第二次世界大戦というのはアメリカに軍事的勝利と完全雇用と世界不況からの脱出、それに世界経済のトップという立場を一気に手に入れた、アメリカにとっては大成功した事業なのです。

(中略)

もちろんバフェットのコメントの中にも、このように真珠湾攻撃から始まった困難を「第二次世界大戦のような国家事業として成功させたい」という意思があることがわかります。

で、ハンドラーズさんも、これを引用して、考察している。

ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報
米経済はすでに1941年なのか
http://amesei.exblog.jp/8673758/

 まず、バフェットが「1941年」と言ったという重要性。今の金融危機を「1929年」「1931年」だとなぞらえる論調は、ある。ジョージ・ソロスなどの投資家はやっていますし、グリーンスパンなども「大恐慌以来最悪の危機」というわけです。ところが、バフェットは一気に吹っ飛んで「1941年」だと言った。歴史に詳しい人ならば、ローズヴェルト大統領のニュー・ディール政策が本格的に効果を見せるようになったのは、真珠湾後の戦争経済に入ってからのこと、というのを知っているでしょう。戦争経済(ウォー・エコノミー)によって、急激に有効需要を作り出したからであります。

 1929年気分でいるんじゃない、もう41年だ。すごいズラしかたですが、インパクトはある。
 「すでに来ている大恐慌に身構えよ、アメリカ人」とバフェットは言いたいんでしょう。バフェットが原子力発電の会社を買収したり、鉄道会社を買収したりしているのは、上からの統制経済に備えていると見るしかない。次の大統領でも、ポールソン財務長官は留任すべきだとまで、バフェットは「'Hank, do me a favor, stick around another year.'"(ハンク、頼むからもう一年やってくれ)」と自分が大統領だったら頼むだろうと言っています。

 しかし、危ない金融商品(デリヴァティブ)を「金融の大量破壊兵器」だといっていたのもこの人。「戦時」なので対応が違うことを理解せよ、という含みもある。それだけに説得力を持たせたかったんでしょう。

まあ、戦争を持ち出すだけ危機だってことなんだろうけど、真珠湾を持ち出されるとこっちはギクっとするんだよなあ。とはいえ7000億ドルの注入に米国民は猛反発中。でも、入れといたほうがいいよ、と、敗戦国で、バブル崩壊先駆者で、小泉改革を否定中の日本人は思ってます。そこんとこよろしく。

あ、そういえば、小泉元首相引退らしいっすね。投資銀行終焉とともに去りぬーーか?

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September 25, 2008

バートレットVSオバマ

ドラマ「ザ・ホワイトハウス」ファンならば必読であろう記事がNYTに掲載された。なんとオバマVSバートレット(マーティン・シーン)の対談なのだ。もちろん、架空の話なんだが、NHKでも放送されたシーズン4までの脚本家アーロン・ソーキンが書いたものだという。

NYT Aaron Sorkin Conjures a Meeting of Obama and Bartlet
http://www.nytimes.com/2008/09/21/opinion/21dowd-sorkin.html

2chの海外ドラマ板有志が翻訳されているので、ちょっとまとめてみました。540がNYTを紹介すると554から翻訳した人が登場。休みを犠牲にして、翻訳してくれたらしいです。訳の修正を書き込んだ人もいるので、それも組み合わせ、以下に、ちょっと勝手にですが掲載。もしだめなら指摘してください。削除します。

しかしホワイトハウスの英語って、こんなに難しかったとは! まあ難解なのはバートレットだけだけど、オバマがだんだんチャーリーに思えてきた(苦笑)

とにかく、554の人、good job! 

2ch 【シーズン5】ザ・ホワイトハウス part34【スパドラ】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/tv2/1216882523/l50

BARACK OBAMA knocks on the front door of a 300-year-old New Hampshire farmhouse while his Secret Service detail waits in the driveway. The door opens and OBAMA is standing face to face with former President JED BARTLET.
シークレットサービスを道で待たせ、 オバマ氏は、ニューハンプシャーの農場にある300年もののドアをノックした。 ドアが開くと、なんと元大統領のジェドバートレットが直接出てきた!

BARTLET Senator.
OBAMA Mr. President.
BARTLET You seem startled.
OBAMA I didn’t expect you to answer the door yourself.
BARTLET I didn’t expect you to be getting beat by John McCain and a Lancôme rep who thinks “The Flintstones” was based on a true story, so let’s call it even.
OBAMA Yes, sir.
BARTLET Come on in.

バ:やあ、上院議員!
オ:閣下ッ?!!
バ:どうした?
オ:いや、ドアを開けたら貴方がいきなりが出てくるとは思いもしませんでしたので。
バ:「原始家族フリントストーン」が実話だと思ってるような
   マケインやランコムのセールスマンなんかに負けないだろうね?まぁありゃ実話みたいなもんだが。
オ:そうですね。
バ:さぁ入った入った。

BARTLET leads OBAMA into his study.
バートレットはオバマを書斎へと誘った。

BARTLET That was a hell of a convention.
OBAMA Thank you, I was proud of it.
BARTLET I meant the Republicans. The Us versus Them-a-thon. As a Democrat I was surprised to learn that I don’t like small towns, God, people with jobs or America. I’ve been a little out of touch but is there a mandate that the vice president be skilled at field dressing a moose —

バ:党大会は地獄だったろ?
オ:どうも。納得のいくものでしたよ。
バ:いや、共和党のことだよ。アメリカはThem-a-thon(?)と闘っているんだ。
  私は民主党員だが、まさか小さな政府が好きじゃないと改めて学ぶ羽目になるとわ!
  しばらく連絡をとってないが、(小さい政府でも)副大統領に権力は残ってるのかい?ヘラジカを着て狩りに興じてるんじゃないか?

OBAMA Look —
BARTLET — and selling Air Force Two on eBay?
OBAMA Joke all you want, Mr. President, but it worked.
BARTLET Imagine my surprise. What can I do for you, kid?
OBAMA I’m interested in your advice.
BARTLET I can’t give it to you.
OBAMA Why not?
BARTLET I’m supporting McCain.

オ:あの…
バ:さてお次は副大統領専用機はeboyで売る番かい?
オ:お戯れが過ぎますよ、大統領。あれはちゃんと飛んでますよ。
バ:私の驚きったらそりゃないよ。一体どうしてくれるんだい?
オ:あなたの助言が欲しいのです
バ:アドバイスなんてできやしないよ
オ:なぜです?
バ:マケイン氏を支持してるからさ(笑)

OBAMA Why?
BARTLET He’s promised to eradicate evil and that was always on my “to do” list.
OBAMA O.K. —
BARTLET And he’s surrounded himself, I think, with the best possible team to get us out of an economic crisis. Why, Sarah Palin just said Fannie Mae and Freddie Mac had “gotten too big and too expensive to the taxpayers.” Can you spot the error in that statement?
OBAMA Yes, Fannie Mae and Freddie Mac aren’t funded by taxpayers.
BARTLET Well, at least they are now. Kind of reminds you of the time Bush said that Social Security wasn’t a government program. He was only off by a little — Social Security is the largest government program.
OBAMA I appreciate your sense of humor, sir, but I really could use your advice.

オ:いったい何でまた???
バ:彼の公約はどれもわたしの「やるべき」リストにあるからさ。
オ:はぁ…。
バ:それにね、マケイン氏は経済危機に対して最高のチームを用意したと思うよ(笑)
  一体全体なんでまたサラ知事は「連邦住宅抵当公庫と連邦住宅金融抵当金庫は納税者にとって高すぎる買い物だった。」なんて言ったんだろうね?  
  君は何が間違いなのか分かるかい?
オ:その二つは税金で設立されたものじゃないですね。
バ:まぁどっちにせよ今は税金で賄われているんだがね。
  ブッシュ氏は社会保障は国の為すべきことじゃないと言ってたような気がするんだが、実際には予算をほとんど削らなかったよ。
  ということは、つまり社会保障はこの国にとって最も大きな課題だということだ。
オ:ユーモアに富んだアドバイスに感謝します(笑)

BARTLET Well, it seems to me your problem is a lot like the problem I had twice.
OBAMA Which was?
BARTLET A huge number of Americans thought I thought I was superior to them.
OBAMA And?
BARTLET I was.
OBAMA I mean, how did you overcome that?
BARTLET I won’t lie to you, being fictional was a big advantage.
OBAMA What do you mean?
BARTLET I’m a fictional president. You’re dreaming right now, Senator.
OBAMA I’m asleep?
BARTLET Yes, and you’re losing a ton of white women.
OBAMA Yes, sir.
BARTLET I mean tons.
OBAMA I understand.
BARTLET I didn’t even think there were that many white women.
OBAMA I see the numbers, sir. What do they want from me?
BARTLET I’ve been married to a white woman for 40 years and I still don’t know what she wants from me.
OBAMA How did you do it?
BARTLET Well, I say I’m sorry a lot.

バ:ところで私の見たところ,君の問題は僕が二度経験した問題にとてもよく似ているようだね。
オ:といいますと?
バ:ひじょうに多くのアメリカ人が,バートレットは自分が彼らよりも優秀だと思ってるだろう,と考えていたことだよ。
オ:それで?
バ:実際,優秀だったけどね。
オ:どうすればそれらに打ち勝てますかね?
バ:君に嘘はつきたくないからね。まぁフィクションってのは大きなメリットだよ。
オ:おっしゃる意味がわかりませんが?
バ:私はドラマの大統領だよ。君はいま夢の中さ、上院議員。
オ:私は寝ている・・・?
バ:そうさ、君は寝てる間に100万トンの白人女性を失いつつあるぞ?
オ:ええ。
バ:(tonを重さの意味で使った)冗談だったんだが?
オ:ええ,分かっています。
バ:私は,白人女性がそんなに大勢いるとは思いもよらなかった。
オ:数字では理解してますが……。彼女たちが私に求めているのは何なのでしょうか?
バ:私は白人女性と結婚して 40 年になるが,未だに彼女が私に求めているのが何か分からんよ。
オ:それで,どうなさったんですか?
バ:えー,「ごめんなさい(I'm sorry)」をたくさん言うかな。

OBAMA I don’t mean your marriage, sir. I mean how did you get America on your side?
BARTLET There again, I didn’t have to be president of America, I just had to be president of the people who watched “The West Wing.”
OBAMA That would make it easier.
BARTLET You’d do very well on NBC. Thursday nights in the old “ER” time slot with “30 Rock” as your lead-in, you’d get seven, seven-five in the demo with a 20, 22 share — you’d be selling $450,000 minutes.
OBAMA What the hell does that mean?
BARTLET TV talk. I thought you’d be interested.

オ:いや結婚の話でなく、アメリカ人の指示をどのように得たかということです。
バ:またかい、私はアメリカの大統領になったんじゃなくて、「ザ・ホワイトハウス」を見てる視聴者にとっての大統領になっただけさ
オ:(テレビで人気なのは)それはそれで大統領になる助けになりそうですが。
バ:NBCでやってみればどうだい? 木曜日の昔「ER」がやっていた時間帯で今「30ロック(ソーキンが絡んでるコメディ番組)」という番組をやっているがあれに出てみては?
  you’d get seven, seven-five in the demo with a 20, 22 share ? you’d be selling $450,000 minutes.
オ:それがいったい何になるんです?
バ:トーク番組だよ。君が興味あるのかと思ってね。

OBAMA I’m not. They pivoted off the argument that I was inexperienced to the criticism that I’m — wait for it — the Messiah, who, by the way, was a community organizer. When I speak I try to lead with inspiration and aptitude. How is that a liability?
BARTLET Because the idea of American exceptionalism doesn’t extend to Americans being exceptional. If you excelled academically and are able to casually use 690 SAT words then you might as well have the press shoot video of you giving the finger to the Statue of Liberty while the Dixie Chicks sing the University of the Taliban fight song. The people who want English to be the official language of the United States are uncomfortable with their leaders being fluent in it.
OBAMA You’re saying race doesn’t have anything to do with it?
BARTLET I wouldn’t go that far. Brains made me look arrogant but they make you look uppity. Plus, if you had a black daughter —
OBAMA I have two.
BARTLET — who was 17 and pregnant and unmarried and the father was a teenager hoping to launch a rap career with “Thug Life” inked across his chest, you’d come in fifth behind Bob Barr, Ralph Nader and a ficus.
OBAMA You’re not cheering me up.
BARTLET Is that what you came here for?
OBAMA No, but it wouldn’t kill you.

オ:さほど興味ないですね。トーク番組なんてのは、私が国家の救世主かどうかが肝心なようですし。
  私は、思いつきと理解力のよさで話を進めるようにしているのですが、これはどこかマイナスになるでしょうか?
バ:「アメリカ例外主義(アメリカの国是)」の考えは、アメリカ人が特別優秀だとするものではないからねぇ。 仮にSAT試験の言葉を690ぐらいに非常的に言えるとしてだ、ディクシー・チックスが「the University of the Taliban fight song」を歌う中で、自由の女神に手を差し伸べるイメージビデオでも撮った方がいいだろうね。 英語を国語としたがる国民というのは、英語が流暢に話せる人がリーダーになると落ち着かないものだからね。
オ:(会話の方法は)選挙戦とはまったく関係がないことだと仰るのですか?
バ:まぁそんなところだな。賢明さは私を尊大に見せていたようだが、君の場合は高慢に見せているようだ。そしてもし君に黒い肌の娘がいうなら…
オ:2人います。
バ:彼女が未婚の17才で、胸に「サグライフ」と描いたラッパーに憧れるようなやつの子を妊娠したとしてるとしたら、 君は、ボブ・バー氏やラルフ・ネーダー氏、そしてイチジク(?)に次いで5番目(民主党、共和党候補者で2名)の大統領候補者になれるかもね。
オ:私を励ましているのですか。
バ:励ましてもらいたくて来たんだろ?
オ:いやまぁ…良薬は口に苦しということですか。

BARTLET Have you tried doing a two-hour special or a really good Christmas show?
OBAMA Sir —
BARTLET Hang on. Home run. Right here. Is there any chance you could get Michelle pregnant before the fall sweeps?
OBAMA The problem is we can’t appear angry. Bush called us the angry left. Did you see anyone in Denver who was angry?
BARTLET Well ... let me think. ...We went to war against the wrong country, Osama bin Laden just celebrated his seventh anniversary of not being caught either dead or alive, my family’s less safe than it was eight years ago, we’ve lost trillions of dollars, millions of jobs, thousands of lives and we lost an entire city due to bad weather. So, you know ... I’m a little angry.
OBAMA What would you do?
BARTLET GET ANGRIER! Call them liars, because that’s what they are. Sarah Palin didn’t say “thanks but no thanks” to the Bridge to Nowhere. She just said “Thanks.” You were raised by a single mother on food stamps — where does a guy with eight houses who was legacied into Annapolis get off calling you an elitist? And by the way, if you do nothing else, take that word back. Elite is a good word, it means well above average. I’d ask them what their problem is with excellence. While you’re at it, I want the word “patriot” back. McCain can say that the transcendent issue of our time is the spread of Islamic fanaticism or he can choose a running mate who doesn’t know the Bush doctrine from the Monroe Doctrine, but he can’t do both at the same time and call it patriotic. They have to lie — the truth isn’t their friend right now. Get angry. Mock them mercilessly; they’ve earned it. McCain decried agents of intolerance, then chose a running mate who had to ask if she was allowed to ban books from a public library. It’s not bad enough she thinks the planet Earth was created in six days 6,000 years ago complete with a man, a woman and a talking snake, she wants schools to teach the rest of our kids to deny geology, anthropology, archaeology and common sense too? It’s not bad enough she’s forcing her own daughter into a loveless marriage to a teenage hood, she wants the rest of us to guide our daughters in that direction too? It’s not enough that a woman shouldn’t have the right to choose, it should be the law of the land that she has to carry and deliver her rapist’s baby too? I don’t know whether or not Governor Palin has the tenacity of a pit bull, but I know for sure she’s got the qualifications of one. And you’re worried about seeming angry? You could eat their lunch, make them cry and tell their mamas about it and God himself would call it restrained. There are times when you are simply required to be impolite. There are times when condescension is called for!
OBAMA Good to get that off your chest?
BARTLET Am I keeping you from something?
OBAMA Well, it’s not as if I didn’t know all of that and it took you like 20 minutes to say.

バ:2時間に及ぶ特別で格別なクリスマスショー過ごしたことは?
オ:ええ、あります。
バ:Hang on. Home run. Right here.じゃあ妻のミシェル氏が晩秋までに妊娠する可能性だってあるわけですね。
オ:怒りを露わにできないのも問題です。 ブッシュは私を怒れる左派だと呼びますがね。(民主党党大会の開かれる)デンバー州で怒っている人なんて見たことあります?
バ:私たちは間違った戦争を始めてしまった。しかしビンラディンは捕まらずに無事7年目を迎えたことと、アメリカが8年前よりも安全でなくなったことや何兆円にも上る経済危機を受けたこと、 何百万もの失業を抱えていること、悪天候(ハリケーン?)で多くの命や都市を失ったことを祝っている。だから私は少々怒りを感じているよ。
オ:あなたならどうします?
バ:もっと怒れ!(共和党の)奴らを嘘つきと呼べばいい、実際そうなのだから。サラ・ペイリンは『The Bridge to Nowhere(どこにも行けない橋)』と君に批判されたことに、ただありがとうと返しただけだ。 君は、貧しい生活の中でシングルマザーによって育てられた。海軍士官学校育ちで家を8個も持っているようなやつ(マケイン氏)が、君をエリートだなんて呼べるわけないじゃないか。 しかし君に(エリートであること以外)他に何もないなら、今の言葉を取り消そう。エリートであることはいいことだ、平均以上であることを意味しているからね。 私なら、奴らに「優秀で何が悪い?」と問いただしてやるね。ついでに「愛国者」なんて言葉を用いてもいい。 マケイン氏はイスラム過激主義が広がっていることが現在の最も問題となっていることだと言うだろう、 そして彼はモンロー主義やブッシュ・ドクトリンも知らないやつを副大統領候補にしたがこれでは最早自身を愛国者などとは呼べないだろうね。 奴らは嘘をつかなければいけなくなっている。いまや真実は彼らの友ではなくなったのだから。 もっと怒れ!無慈悲に奴らを小馬鹿にすればいいんだ。奴らには当然の報いなんだから。 マケインは不寛容なエージェント(?)を貶した上、図書館の本を燃やせと言えばそれに応じるような奴を副大統領候補にしたんだ。 彼女が地球がたった6日で作られ、アダムとイブが蛇に誘惑され・・・なんてことを本気で信じてるのは別に悪い事じゃないが、学校で他の子供たちにまで、地質学や人類学、考古学そして常識を否定するようなことを教えることを望んでいるのは如何なものか。 彼女が自分の娘に10代で(不良との)愛のない結婚を強いることを悪いとは言わないが、我々の娘達にまでそうさせることを望むというのか? 女性に中絶する権利を与えないと主張するのでは不十分で、強姦魔の子供であっても産まねばならぬと法に記すべきだというのか? ペイリン知事にピットブル並みの執拗さがあるか定かではないが、そうなる素質を彼女は持っている。なのに、君はまだ怒ることを恐れているのか?奴らの弁当を勝手に食って奴らを泣かしてしまえ!そして奴らの母親に言ってしまえ!それでもまだ神はそれを節度ある行動だと言われるよ。時には無礼にならなければいけない時もある、もちろん謙遜さが求められるときもあるがね。
オ:胸の内を語ってもらえて嬉しく思います。
バ:本音を君に隠すとでも思ったかい?
オ:そうではなく・・・語ってもらうのに20分要しましたね(笑)

BARTLET I know, I have a problem, but admitting it is the first step.
OBAMA What’s the second step?
BARTLET I don’t care.
OBAMA So what about hope? Chuck it for outrage and put-downs?
BARTLET No. You’re elite, you can do both. Four weeks ago you had the best week of your campaign, followed — granted, inexplicably — by the worst week of your campaign. And you’re still in a statistical dead heat. You’re a 47-year-old black man with a foreign-sounding name who went to Harvard and thinks devotion to your country and lapel pins aren’t the same thing and you’re in a statistical tie with a war hero and a Cinemax heroine. To these aged eyes, Senator, that’s what progress looks like. You guys got four debates. Get out of my house and go back to work.
OBAMA Wait, what is it you always used to say? When you hit a bump on the show and your people were down and frustrated? You’d give them a pep talk and then you’d always end it with something. What was it ...?
BARTLET “Break’s over.”

バ:私に欠点があるのは知っているが、まず欠点を認めるのが第一歩かね。
オ:その次は?
バ:そこまで面倒見きれないよ
オ:So what about hope? (希望については?)  Chuck it for outrage and put-downs? (怒り、こき下ろすために希望を捨てろと?)
バ:いや、君はエリートだし、両方ともうまくやれると思うよ。4週間前、君にとっては選挙期間中で最高の1週間を経験したが、そして - 当然のように、不思議なものだが - 続けて最悪の1週間を経験した。 それでもまだ、統計の上で接戦を演じているじゃないか。君の名はいまや海外にだって知られている。ハーバード大出身の47才の黒人で自身の国家展望を持ち、襟ピンだって(いつも?)同じじゃないし、 統計上は、戦争の英雄(マケイン?)や映画俳優(サラ・ペイリン???キャロル・シェプ???)と互角だ。 上院議員、私の老いた目にはこれらは進歩と同義に見えるよ。 君らにはこれから討論会が4回あるんだ。さぁここから出て仕事に戻るんだ。
オ:最後にひとつ。あなたがいつも使っていたセリフは何でしたっけ? 番組の中で挫折した際や部下が落ち込んでたり不満がある場合に使っていた…元気づけてくれる…いつも締めの言葉に使う…えぇと
バ:「Break’s over(仕事に戻れ?)」

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September 23, 2008

麻生自民党誕生とゴールドマン&モルガンの終焉

ローゼン閣下(この呼び方、懐かしい!)が4度目の正直で自民党総裁になられたわけで、おめでとうございます。

去年の総裁戦は、クーデター事件のあまりのレベルの低さにめまいを覚え、ローゼン閣下を応援していたわけだが、そのクーデターを理由に福田フフンに雪崩を打った人々が、今回はなぜかローゼン閣下に雪崩を打ち、ローゼン閣下が勝利されたわけなので、総裁になったところで有象無象の抵抗勢力がいそうで、嬉しいながらも悩みも深かろうと想像している。今回の総裁選は出来レースすぎて興味ゼロ(投票権もないし)だったんだけど、とにかく閣下が嬉しそうで何よりです。まだ自民党本部前に集まる人たちがいて、良かったですね。

一方、小沢民主党代表も気合いが入っているようで、なかなかいいんじゃないでしょうか。そうやって2つの政党できちんと、オトナの議論をしていただきたい。難局なので、あまり解散、解散といわず、やるべきことをやればいいんじゃないかと。約1党、困るところがあるみたいだけど、別に放っておいていいんじゃね?

海外ニュースもとりあえずクリップしてみた。
WAPO Ruling Party Picks Aso to Be Japan PM
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/22/AR2008092200488.html

NYT Japanese Party Chooses Aso as Leader
http://www.nytimes.com/2008/09/23/world/asia/23japan.html

さて、そんなときに、ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーなんだが、何、これ??

日経 ゴールドマンとモルガン、銀行持ち株会社に FRB承認
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080922AT2M2200R22092008.html

FRBによると銀行持ち株会社となる2社の証券子会社に対し、預金を扱う銀行と同じ担保条件で傘下のニューヨーク連邦準備銀行を通じて直接融資できるようになる。

どうも証券会社だとFRBが融資できないので、持ち株会社となって銀行と同じ担保条件にすると融資できると…。でもその担保案件がそもそもだめだからこんな状況になっているんじゃ…。

ロイターによれば、FRBの管理下に移ることで自己資本規制比率に縛られ、そうするとレバレッジ型の商売はできなくなるんだそうで。

ロイター GSとモルスタが銀行持ち株会社に、投資銀行モデル終えん
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33879520080922

 米ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが米国で銀行持ち株会社に移行することになった。両社の監督権限は証券監視委員会から連邦準備理事会(FRB)に移り、自己資本規制比率に縛られることになる。

 邦銀関係者からは「借入金を膨らませて高収益を上げてきたハイ・レバレッジ(てこの原理)のビジネスモデルは終わった」との声も漏れ、GSやモルスタが生き残りのために、米国の商業銀行の買収に走るとの見方も出ている。

 米国型投資銀行ビジネスモデルの1つのあり方は、自己資本規制の適用を受けずに市場から割安の資金を調達し、レバレッジを効かせて投資し、高収益を稼ぎ出してきた点だ。自己資本を極力少なく抑え、借入金を膨らませれば膨らませるほどハイ・リターンを得ることができる

どーりで、NYTが「一つの時代の終わり」って見出しを打っているわけだ。第一報は「大転換!」って感じの見出しだったと思うけど。

NYT Shift for Goldman and Morgan Marks the End of an Era
http://www.nytimes.com/2008/09/22/business/22bank.html

つまり、さんざんレバレッジ効かせた博打を胴元となって打ち続け、金を庶民から巻き上げたあげく、やばくなると、「私たちがつぶれると困るでしょ?堅気に戻りますんでそこんとこよろしく」と言って国の保護を受けるわけだ。って、そんなのあり?

ぐっちーさんもビックリらしい。そりゃそうだ。全世界が「ガチョ〜ン」だろう。

ぐっちーさんの金持ちまっしぐら
アメリカ金融帝国の終焉
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/de272dbf068e553440b856abd241e182

ロイターと同じ解説をした上で、ぐっちーさんはこう言っている。

棄損した資本の修復はもはや不可能で商業銀行としてFRBの足かせを受けることと引き換えにその資本とブランドの保護を優先した結果がこれだ、と言える。

100年に一度・・・・まさにこれも100年に一度の歴史的ムーヴメントと言っていいだろう。 日本の新聞ももう少しこのあたりをきちんと伝えてもらいたい。

いずれにせよ、純粋な投資銀行という業態は本日をもって消滅したことになる。

GSやモルガンの自己否定によって、レバレッジ投資は終焉を迎えたわけだ。相変わらず日本では、あんまりその辺伝えられてないけど。

ちなみに原油価格は再び上昇している。NHKニュースによれば、FRBの決定により、アメリカの景気が上向くとの見通しとなり、先物に資金が流れ、原油価格が上がったらしいんだが、おいおい、ウソだろう? 日経では米財務省の最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金を投入し不良債権を買い取るとの案が、財政悪化懸念となり、米ドルが対ユーロで下落したために、原油市場と金市場が上昇したという。NYTは日経のほうを採用しているので、多分こっちが本当だと思うけど。そもそもこのGS/MSの意味がわからないと、そういう分析になっちゃうんだろう。

で、さすがにアメリカが自腹を斬るそうなんで、日本もおつきあい。というか、相当おつきあいさせられるんだろうな。米国債とか米国債とか米国債とか。

三菱UFJ、モルガンに出資 金融の世界再編、日本勢参入
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080923NT003Y26622092008.html
野村、米リーマンのアジア部門買収で合意 欧州は最終調整
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080923NT003Y27622092008.html

三菱がMSの筆頭株主!? 三井住友がGSに出資? 野村がリーマンアジア。すごい役割分担ですね(苦笑)

ぐっちーさんもこれには歓迎だそうで。
そして新たな展開
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/d/20080923

そういうわけで、奇しくも小泉改革を否定する麻生自民党が誕生したその日、小泉改革の後ろ盾である金融資本主義蔓延の原動力である投資銀行が終焉を迎えた。小泉改革の後継者を名乗るマダムすしは地方票を1票も取れなかった。まあ、つまり、NYTが言うとおり「一つの時代が終わった」ってことなんだろう。さて次の時代はどんな時代なんだろう?

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September 20, 2008

オバマとマケインと日本

米流時評さんのペイリン評を楽しく読んでいたら、コメント欄で日米関係を危惧する発言があったので、一応関連のニュース記事をまとめてリンクしてみる。ご判断は各自でどうぞ。

米流時評
経済危機と大統領選・ペイリンは共和党の自爆装置?
http://beiryu2.exblog.jp/8632122/

朝日 オバマ外交、日米深化 外交・安保顧問が共同論文
http://www.asahi.com/international/president/TKY200806260277.html

産経「オバマ政権になっても日米は結束」モンデール元駐日大使
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080825/amr0808251833008-n1.htm

毎日 特集ワイド:米大統領選 オバマ氏勝てば…「日本たたき」心配なし
http://mainichi.jp/select/world/news/20080904dde012030012000c.html

日経NETアイ
米大統領選と日米関係(1)「オバマ外交を先読みする」
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20080204n9b24000_04.html
米大統領選と日米関係(2) ヒラリー・ランドの大番頭と日本軽視論
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20080324n9b3o000_24.html
米大統領選と日米関係(3) ケリー・イニシアティブとマケイン政権の動向
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20080515n9b5f000_15.html
米大統領選と日米関係(番外編) 次期国務長官候補・リーバーマン米上院議員に聞く
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20080609n9b69000_09.html
米大統領選と日米関係(4) 米朝融和路線巡る「ねじれ現象」と日米同盟
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20080704n9b74000_04.html
米大統領選と日米関係(5) 普天間の悲劇と米大統領選
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20080806n9b86000_06.html

ざっと読んだ感想としては、オバマについては、北朝鮮問題ではヒルが残るかもしれないし(Oh,No! でも、もはや将軍様健康問題でそれどころじゃないか)、オバマのアフガン重視政策には自衛隊が付き合わされる可能性が高いような気がするんだが、対日政策顧問団には尖閣諸島問題を除き、安心できる人材がそろっている感じだし、日本にアピールしたいという意思も見える。クリントン政権時のような日本叩きはなさそうだ。

今までの継続という意味では、マケインのほうが安心はしていられるだろうけど、マケインになってもアフガンに付き合わされるのは一緒のような気もする。

そんなわけで、心配してもしょーがない。それより日本の舵取りをする人がしっかりすればいいんで、そのほうが重要ではないかと。そして、よりオトナな日米関係を構築すればいいんじゃないですかねえ。

Jin and Tonic 関連エントリ
オバマ時代を見据えよ、と言ってみるテスト
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2008/07/post_25b8.html
オバマの日米戦略
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2008/02/post_5278.html

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すごすぎる、中国

大日本セキュリティ総合研究所さん経由、あるウソつきのブログさん経由、2チャンネルで知ったんだけど、中国が国内で流通するIT製品のソースコードをすべて強制開示させることにしたらしい。

大日本セキュリティ総合研究所
中国経済の自殺。
http://secusou.blog.shinobi.jp/Entry/1048/

あるウソつきのブログ
ウチの会社、いつの間にか中国と縁がきれてた
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/3af8f794810a269689bbf5dd6605155e

2chスレ
【読売】「IT製品、ソースコード開示せよ」…中国が外国企業に要求へ
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1221777044/

『中国政府が外国企業に対し、デジタル家電などの中核となる製品情報を中国当局に開示するよう命じる新制度を2009年5月から導入する方針であることが18日わかった。
 対象はICカードやデジタル複写機のほか、薄型テレビなども含まれる可能性がある。開示を拒否すれば、その製品の対中輸出や中国での現地生産、販売が一切禁止される。企業の知的財産が中国企業に流出するおそれがあるほか、デジタル機器の暗号技術が中国側に筒抜けとなる安全保障上の懸念もある。経済産業省や米通商代表部(USTR)などは制度の撤回を強く求める構えで、深刻な通商問題に発展する可能性がある。』

で、2chではみんなあきれてる。そりゃそうだろう。そんなもん開示したら、例によってコピーするに決まっているわけだし。中国政府がコピーの合法化を促しているようなもんじゃなかろうか。すごい。すごすぎる。

日本企業はこれに屈したりするのだろうか? 人の苦労を無償で奪い取ろうとする中国市場なんて、もはや大事じゃないと思うけど。技術盗まれて、コピー製品を売りまくられたら、それこそ商売あがったりだし。

2chにリンクされていた産経の記事
産経【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(11)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071009/crm0710090342000-n1.htm

この記事によると、「日本、電子政府をつくるぞ→でも、中身はまかせるからコストは削減してね、業者さん→業者低価格入札→業者、中国に投げる→日本の電子政府、中国に筒抜けの図」ってことらしいんだけど。あぶないねえ。何しろ中国が行ったと思われるサイバー攻撃も多いらしいし。

産経 中国がサイバー攻撃発信源 宇宙開発にも警戒感
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080304/amr0803040925002-n1.htm
AFP 仏政府に中国からサイバー攻撃、中国政府コメント拒否
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2280724/2123856

だから日本の電子政府の話はお笑いごとじゃない。どこを攻撃すればいいか、筒抜けなんだから。

結局「安かろう悪かろう」なんだと思う。重要なことにお金をケチってはいけない。もう、コスト削減の時代は終わったんだよ。人が動く、物が動くところに、安いものはない。安かったら、どこかで何かが搾取されているか、適当な不良品か、何かしかけがあるか、どれかだと思った方がいいだろう。

関連エントリ
技術防衛が必要だよ、まったく。
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2008/07/post_bd72.html

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September 15, 2008

リーマン、チャプター11適用へ

NYT After Frantic Day, Wall St. Banks Falter
http://www.nytimes.com/2008/09/15/business/15lehman.html

なんか山一証券を思い出すんだが、さてこれからどうなりますか。大恐慌の時のようだという方が多く、そのあとTVAがあり、そして戦争に至った経緯を思い出すとうんざりします。オバマはTVAっぽい政策を打ちそうですしね。それにしても私の生きている間に第3次世界大戦もあるのかもしれないと思うと、なんとかなんないものかと。

ジャパンハンドラーズさんには80年前の記事が…
the Panic of 2008
http://amesei.exblog.jp/8613285/


田中宇さん
リーマンの破綻、米金融の崩壊
http://tanakanews.com/080915Lehman.htm

今年6月10日、イギリス銀行協会のグリーン会長が「(投資銀行の)レバレッジ金融モデルは破綻した。今後は(預金集めの)伝統的銀行経営に戻らざるを得ない」と宣言し、私は7月にそのことを記事にした。リーマンが破綻し、メリルリンチがバンカメに買収される事態は、まさにグリーンの宣言が当を得ていたことを示している。

ヘッジの帝王ソロスすらリーマンで失敗したらしいので、レバレッジ金融モデルは破綻でしょう。

 米は、1913年に連銀制度が作られて金融政策の中央集権化が進み、1917年に第一次世界大戦に参戦し、1930年代の金融大恐慌への対策としてさらに中央集権化が進み、覇権国になるための体制が固められた。それから約80年たち、今起きていることは1910−30年代の逆回しである。米は、イラクとアフガンの戦争で軍事的な自滅の道を進み、昨年からの金融恐慌で金融的な自滅が起こり、覇権国としての力を急速に喪失している。

 連銀のトップに、グリーンスパンやバーナンキといった自滅主義者が選ばれ、連銀を作ったリーマンやゴールドマンは潰れかけている。いずれ、米は財政破綻も引き起こし、米国債は買われなくなり、ドルも危機になる。金融破綻の急速さから考えて、ドル危機に至るまでの時間も、それほど長くはかからないかもしれない。

こんな状態だと、連銀廃止を訴えているロン・ポールが誰を支持するかは確かに重要かもしれませんねえ、散策さん。

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国家100年の計と金融資本主義

今日CNNを見ていたら「レクサスとオリーブの木」とかで有名なフリードマンが出てきて、これからはグリーンであると訴えていた。つまり環境に優しい製品を発明し、利用することで、経済は活性化できると。それを主張しているのは、ドライブシーズンでもガソリン税を下げるという主張を否定したオバマだと言っていたんだけど。

で、日本は環境とかには強い訳だ。何しろエネルギー資源がないから、とりあえず高効率を目指す。一時、もうこれ以上効率化できないといわれていたエアコンだって、トップランナー方式の導入で格段に進化したわけで。ストイックなまでの開発意欲というのは、日本の長所でもある。電気を作るところから使うところまで、国内では必死で省エネを進めるし、省エネ製品を作るわけだ。エネルギーがなくて第二次世界大戦に負けたところもあるわけだし(それだけじゃないけど)、オイルショックも大変だったし、狭い日本で環境汚染もひどかったので、エネルギーとか環境には気をつけようという意思は日本人全般に共通にある(はず)。だから今のエネルギーブーム、環境ブームにはいい位置につけている。まあでも、どうしても世界展開には弱い。もうさあ、太陽光で中国とかドイツとかにやられてんじゃありませんよ(怒)。

そしてこのニュース。NYTの記事を受けて、議論が盛り上がっているっていうんだけど。

ギズモード
なぜ日本は超高速光ファイバーの愛を独り占めなのか?
http://www.gizmodo.jp/2007/10/post_2395.html

何故日本はそんな懸念そっちのけで財務上ペイする目処もない高速ネットワークの敷設にありとあらゆるキャッシュを投入してるんでしょう?

元記事はこちら。
Unlike U.S., Japanese Push Fiber Over Profit
http://www.nytimes.com/2007/10/03/business/worldbusiness/03broadband.html

アメリカはDSLなんだけど、日本はどうして採算無視で光ファイバーが引けるの?ってことで議論が盛り上がっているらしい。

議論はつきないようなんだが、私見を言えば、アメリカでファイバーが普及しないのは通信自由化でアメリカが結果的にAT&Tを潰したからだと思うな。通信は次々におこる技術開発に対応しての継続的なインフラ投資が必要で、しかも劇的な技術変化がこの10数年で起きたのに、その時期に競争を究極まで進めてしまった。新興通信会社は儲かるところに食いつくし、そこが競争が激しくなると利益が薄くなるため、最終的に儲かるところがなくなってしまう。そしてインフラ投資ができなくなる。特に家庭への光ファイバーはほとんど赤字なので、短期利益主義だと長期的な投資は難しい。

NTTは、AT&Tほどはバラバラにされなかった。持ち株会社でつないでいるし、通信の将来像も示している。インターネットの高速化の時期も、将来は光ファイバーだとして、DSLを選択しなかった。これについてはいろいろ批判もあったし、いい対応ではなかったと思うけど、結局、孫正義の活躍でDSLも普及し、そして光ファイバーも普及したわけだ。

そんなわけで、光ファイバーだけじゃなくて、DSLでも結構高速通信ができるという環境は、短期利益よりも将来の利益を見るNTTが中心にいて、若干の競争があったからこそ、うまく行ったんだと思う。アメリカはNTTを解体したかったみたいだけど、なんとかのらりくらり、しのいできたのが功を奏したと。弊害はいろいろあるけどね。ただし、ソフバンがいくら赤字でも、将来の利益があるという期待から、投資会社も高い評価を与えていたというのもあった。

結局、長期的視点で採算を考えることが、日本の環境技術や光ファイバーの普及に共通している点だと思う。

で、話は変わるんだけど、リーマンが大変らしい。韓国にも買収してもらえなかったリーマンは、とうとう国内で吸収するしかないかとバンク・オブ・アメリカいわゆるバンカメに買収させようとしたが、結局、バンカメとしてはメリルのほうがいいってことになったようだ。何しろリーマンは何もウリの無い会社らしいので。

ぐっちーさん
アメリカに見る金融再編
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/bae5424fd27b7efe870ef944511361bd

リーマンはその意味で何も無い会社です。株式などのブローカー上がりですからアメリカ金融資本や企業資本に重大なコネがある訳でもない。
ベアーのように特別なノウハウも持っていないし、特別な優良資産を持っている訳でもない。その意味では買ってもあまり意味がありませんね。個人顧客リスト位でしょうか、財産は。ですので、多分だれも買わないでしょう。

日本でリーマンといえば、印象深いのはライブドアのニッポン放送買収案件だ。リーマンはニッポン放送買収資金としてライブドアのMSCBを発行した一方で、ライブドア株を借り、ライブドアがニッポン放送の株主になったところで空売りして利益を出したんだっけ。そしてMSCBも空売りによって株が安くなったところで株式に転換して、当初よりもたくさんの株式を得ていた。そしてまた空売りを…。という感じで、よく覚えてないが、荒稼ぎしていたのは確か。

MSCBに関する一考察
http://www15.ocn.ne.jp/~hiro-hmx/mscb5_4753_2.htm

リーマンはそんな会社なんでどっちでもいいわけだが、だからこそ買い手がつかないのもわからんではない。つまり金融資本主義の申し子みたいなところがもう終焉ってわけだ。

結局、金融資本主義というのは、資本が蓄積されたところに入り込み、短期で利益を荒稼ぎして、荒らしまくり、ダメになったらほかの案件を探すというたぐいのものだと思う。彼らだけが儲かって、ほかは荒れ果てるわけだ。でも荒れたところで、人はそれでも暮らしていかなきゃいけない。それに、ある程度資本が蓄積されないと荒稼ぎする差分がなくなっちゃう。だからこれからしばらくは、世界的に国家百年の計に戻るんじゃないかと思う。オバマも国家20年くらいの計になりそうなことを訴えているし。いや、戻ったほうがいいと思うんですが、どうですか?

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September 13, 2008

ペイリンインタビュー詳報

前のエントリでもちらりと触れたんだけど、共和党の輝ける副大統領候補、サラ・ペイリンが、とうとうABCニュースのチャールズ・ギブスン(日本語表記としてはギブソンなんだけど、耳にはギブスンに聞こえます)のインタビューに答えた。

で、最初は「資格があると思う? 目を見て言えますか」なんて、超簡単な質問だったので、私はかなりずっこけたわけだが、そこから会社に行っちゃったし、英語の放送をネットで見ても言っていることはなんとなくわかるけどニュアンスとか事実関係はちっともわかんないし、あとはニュース記事でしか見てなかったので、本当のところはどうだったんだろうか〜と思っていたところでして。

というわけで、英語のわかる事情通のみなさんのレポがアップされてきたので、それをご紹介。

まずは、JMMの冷泉彰彦さんのUSAレポートより引用。ちと長いです。

911七周年を迎えて〜アラスカとNYの光景
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/title3_1.html
(まだ掲載されてないですが)

ABCと言えば、ブッシュ大統領に近いとされるディズニー社の子会社どころか社内の一部門、またギブソンというのは、今でこそ夕方のニュースのメインを張っていますが、つい最近まで主婦層をターゲットとした朝のニュースで女性ファンの多いソフトタッチのキャラクターということで、陣営には油断があったのかもしれません。ギブソンという人も百戦錬磨のTVジャーナリストの一人です。病死したピーター・ジェニングス、イラクで瀕死の重傷を負ったボブ・ウッドルフなどの偉大な前任者の後を継ぐ者として、今回の取材には野心をもって臨んだのは間違いないでしょう。

 インタビューはいきなり「ペイリン知事、あなたは副大統領だけでなく、場合によっては合衆国大統領に就任することもあるわけで、その準備はできていますか?」という質問をぶつけました。万が一の「昇格」に準備はできているのか、という意味ですが、ペイリンは躊躇なく「イエス」と答えた上で「マケイン候補と私は1月20日に就任式に臨む準備は整っています」と質問をすり替えて、マケイン候補に配慮する余裕も見せていました。余裕というよりも予習の成果というところでしょうか。

 ですが、ギブソンはそこからどんどん軍事外交政策の問題に突っ込んでいったのです。「アブハジアと南オセチアの位置づけはどうあるべきですか?」「パキスタンの同意なくパキスタン領内で米軍を展開する意志はありますか?」といった現在進行形の、しかも大統領選で争点となるべき重要な課題を聞いていったのですが、ペイリンの答えはトンチンカンなものでした。少なくとも、「アブハジアと南オセチアは法的にはグルジア領だが、親ロシア勢力による実効支配は今回の停戦でも全世界が認めている」とか「パキスタンは政変の真っ最中であって、米国とパキスタンの共同戦線は転機に来ている」といった問題の核心は全く理解していないようでした。

 それどころか、ギブソンが「グルジアのNATO入りというのは、ロシアがグルジアに侵攻した場合はNATOとロシアの全面戦争になることを意味しますが、それでもNATO入りを支持しますか?」という問いには間髪を入れず「イエス」と言ってしまい、その後で「ロシアはアラスカの隣です。アラスカから見えるんですよ」という意味不明のコメントをつけていました。弁明不可能な範囲ではないのかもしれませんが、やり取りの流れからすると「抑止力としてのNATO入り」というのではなく、本当に戦争を覚悟しているような口ぶりでした。

 話題になったのは「ブッシュ・ドクトリンを支持しますか?」という質問です。ブッシュ・ドクトリンといえば、先制攻撃を正当化した重大な宣言として日本でも有名ですが、ペイリンはこの「ブッシュ・ドクトリン」を全く知らなかったのです。その場を取り繕おうと、トンチンカンな答えを続ける様子は各局のニュースが何度も放映するに至りました。例えば、翌朝のFOX5(ニューヨーク)では、キャスターのジュディ・アップルゲートが「理事長の娘が大学に入れてもらおうと思って、怖い学長先生の面接を受けているみたいですね」(実にうまい比喩ですが)とペイリンに同情的だったものの、「ブッシュ・ドクトリンを知らなかった」という点については何度も首をかしげていました。

 ギブソンは攻撃の手を緩めず「ところで、外国にいらっしゃったことはありますか?」と突っ込みました。「ええ、州兵の激励にクゥエートに、それから傷病兵の見舞いにドイツへ、どちらも素晴らしい経験でした」「分かりました。それ以外には?」「いいえ、ですが歴代の副大統領には国外に出たことのない人も大勢いるんですよ……」どうやらペイリン旋風も風向きが変わっていくことになりそうです。この調子では、ジョー・バイデンとの一対一のTV討論では相当に苦しいことになるでしょう。

ブッシュドクトリンとはこれ。
Wiki ブッシュドクトリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブッシュ・ドクトリン

ワシントンポストでも取り上げています。さすが、共和党寄りのワシントンポスト。ブッシュドクトリンは一つだけじゃないし、と言ってますが。でも多くの人にとってはブッシュドクトリンといえばコレなんでしょ?

WAPO Many Versions of 'Bush Doctrine'
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/12/AR2008091203324.html

一般人がブッシュ・ドクトリンってなんだっけ?って言うのはかまわないと思うし、私も、それなんだっけ?って思った訳だけど、なんと世界一の国の大統領になるかもしれない人が、先代の大統領がおっぱじめた戦争の基本となる思想を知らないとはまずいだろ。しかも同じ党なのに(苦笑)。リーバーマン先生の授業もそこまで間に合わなかったようで。

冷泉さんによると、9月11日はペイリンの息子がイラクに出兵したらしいんだけど、その息子が陸軍に入隊した理由もいろいろあるんだそうです。あんまり引用するのもなんなので、それはメルマガでどうぞ。

次は園田義明さん

園田義明めも
追い込まれるサラ・ペイリン
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/09/13/3761448

ギブソンはマケインに不測の事態が生じた場合でも、大統領代行を務める用意があるかを尋ねると、ペイリンは「わたしにはその用意がある」と答えます。

ギブソンから「いささか自信過剰」と突っ込まれても、副大統領候補への打診を受けた場面を振り返りながら、「躊躇はなかった」と断言。

外交分野では、ロシアのグルジア侵略を「容認し難い」と非難したほか、ウクライナのNATO加盟にも明確な支持を示すなど、特に失言もなく無難に持論を展開していきます。

ところがギブソンから敵対国やテロ組織への先制攻撃も辞さないとする「ブッシュ・ドクトリン」に「同意するか」との問いに対して、ペイリンは答えに詰まってしまう。

ペイリンはブッシュ・ドクトリンの意味を理解できなかったようです。このときの様子を画像に残しておきました。

ギブソンの問い方にも問題があったとは思いますが、残念ながらマケイン応援団の私から見ても、準備不足との印象が残りました。
(中略)
政治的事象などを扱うオンライン先物取引市場「イントレード」。
この市場で気になるのは11月4日の本選挙の前にペイリンが指名辞退する確率。一時18%にまで上昇していたのですが、最近は5%前後で推移。しかし、この番組の影響からか、再び6~7%へ上昇しつつあります。

そうか、指名辞退という手があるんですね。もう一つ、面白いのが園田さんのこのエントリで引用されていたAFPの記事。

致命的なペイリンのパスポート問題
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/09/07/3749177

引用していたのはこれ。
AFP SNSに「米副大統領候補」乱立? ペイリン氏に対抗して「外交経験」を主張
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2514143/3291856

フェースブック内には、「I have more foreign policy experience than Sarah Palin(わたしにはサラ・ペイリンより外交経験がある)」と題されたグループが立ち上げられた。

おお、ペイリンがこれまでに訪ねた国は3カ国。これなら私も、ペイリンより外交経験あるなあ(苦笑)。ロシアもトランジットで寄ったことあるし。

ところで、ペイリンの夫も職権乱用問題で召還されるらしいです。いろいろ大変でつね。

ハフィントンポストって多分相当リベラルな投稿サイトなんですが、そこにこんな記事も。あのミスティーンサウスカロライナのおばかさんと同等に扱われてます。

Huffington Post
Sarah Palin: Foreign Policy Genius
http://www.huffingtonpost.com/bart-motes/sarah-palin-foreign-polic_b_125835.html

でも、今のところ、共和党が優勢らしく、エレクトラルボートっていうサイトでは、現段階ではマケイン勝利なんだそうで。ま、基本的には各州の世論調査がベースなんで微妙なんだけど、ドラマ「ホワイトハウス」によると、選挙などの戦略はこうしたものをベースに練られるはず。POLITICOでは一応まだオバマ優勢になってますけどね。

エレクトラルボート
http://www.electoral-vote.com/

POLITICO
POLITICO's 2008 Swing State Map
http://www.politico.com/convention/swingstate.html

そして、かんべえさんの不規則発言は意味深である。

かんべえの不規則発言
http://tameike.net/comments.htm#new

○ペイリンは9月11日に陸軍兵士である19歳の長男をイラクに送り出した。これで兵士を持つ多くの母親の支持を取り付けただろう。そうかと思うと、同じ日にABCで初のインタビューを受けた。インタビュアーの容赦ない質問に対し、けなげに答える彼女。でも、「ブッシュ・ドクトリン」が何たるか知らない、という失態を見せて、ああやっぱりという印象を残した。もっとも、これが命取りになるかといえばそれは分からない。アメリカ人の反知性主義を甘く見てはなりませぬ。アメリカで人気を得る手っ取り早い方法は、ヨーロッパの知識人をガッカリさせることである。

反知性主義! かんべんしてくれ〜。 


追記:goo加藤さんの記事をリンク 
コラム「大手町から見る米大統領選」(56回目)
ペイリン候補、はじめて語る 判断は聞く人次第 
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080914-01.html

やっぱ72歳の大統領候補にこの副大統領候補はないんじゃないすかねえ。

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ペイリンのインタビューほか

CNN グルジア情勢で対ロ強硬論、共和党の副大統領候補ペイリン氏
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200809120040.html

ABCのチャールズ・ギブスンが行ったインタビューでこう言ったんだそうだけど、あんた、わかってんのか?という疑問が。知事になるまで、外国旅行もしたことなかったみたいだし。現在のところ、リーバーマンを師匠に猛勉強中らしいので、多分、いわれた通り回答しているんだろうなあとは思う。その意味ではよくできた生徒だよね。この間の演説でもそう思ったけど。

そんなわけで共和党があらん限りのサポートをしているマケイン・ペイリン陣営だ。マケインの選挙戦略はカール・ローブの弟子たちが練り、ペイリンの演説はブッシュのスピーチライターが書いているそうなんで。あの〜これじゃブッシュとの違いが出せないんですけど。

しかしインタビュアーのチャールズなんだけど、一番最初に聞いたことが「私の目を見て、あなたには副大統領の資格が自分にあるといえますか」だったときにはずっこけたぞ。あのな〜。あるっていうに決まってるじゃん。いえ、やっぱりありませんとか言うわけないだろ。今度はオバマに言ってみてほしいね。吹き出すと思う。

日経 ペイリン氏、副大統領職「自信ある」 米テレビ番組で
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080912AT2M1201G12092008.html

で、オバマの選対本部長はこう言ってます。

WAPO Obama Campaign Vows Aggressive Response to GOP Attacks
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/12/AR2008091201259.html

We will not allow John McCain and his band of Karl Rove disciples to make this big election about small things.
私たちはマケインとカール・ローブの弟子たちに、この重要な選挙では、しょーもないことを争点にさせないぞ。(って意味だよね、多分)

しょーもないことって豚に口紅とかだろうな。ケリーのときは軍歴の偽情報だったと思うけど。

ところで、ビルがようやくご機嫌を直したらしい。この間の党大会の演説は素晴らしかったし、みんな褒めてたからね。

日経 オバマ氏とクリントン前大統領が会談
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080912AT2M1200B12092008.html

以下はとりあえずのメモ。

goo マケイン候補とオバマ候補の政策比較 米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080910-02.html

チャベス暴走中。
CNN ベネズエラ大統領、米大使を追放 「ボリビアと結束」と
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200809120008.html


追記:ベンジャミンさんとこで紹介していた記事
Palin: Iraq war 'a task that is from God'
http://news.yahoo.com/s/ap/20080903/ap_on_el_pr/cvn_palin_iraq_war
イラク戦争は神の思し召しだそうです。..........orz


追記2:
gooの加藤さんもペイリンの宗教観について懸念を持っているようだ。

コラム「大手町から見る米大統領選」(55回目)
ブタに真珠ならぬ口紅のおバカさんな季節 
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080912-01.html

オバマ候補が通っていた教会の牧師が「神よ、アメリカを呪いたまえ!」と叫んでいたのも問題だが、ペイリン知事が通っていた教会の牧師が、「イスラエルがテロ攻撃に遭うのは、キリストを殺した罪のせいだ」「やがて最後の審判は来る。その時のため、神はここアラスカに特別な役割を与えて下さっている」などと、大真面目に語っているのも、やはり問題だと思うのだ。

ましてや、YouTubeに張りまくられているこのビデオにあるように、ペイリン知事自身が説教壇に立って、「国の指導者は米兵を、神の使命を果たすために(イラクに)送っている」「そこには意志があり、それは神の意志だと思う。兵士たちが神の意志のままに行動できるよう祈りましょう」とか、「アラスカにパイプラインを通してくださるよう、神に祈りましょう」とか説教しているのも、問題だと思う。

「そういう人が、大統領になるかもしれない。核攻撃を命令することができるようになるかもしれない。とんでもないことだ。恐ろしいことだ」 俳優マット・デイモンがABCテレビにこう語っている映像をみて、「ほんとになあ……」とうなずいた。

イラク戦争だけじゃなくて、アラスカにパイプラインを通すのも神の仕事なんだねえ。よくわからん。記憶を失った工作員ジェイソン・ボーンことマット・デイモンも、こんな人がトップの政府のためじゃ働けませんねえ。神に頼らず、自分の頭で考えようよ。頼むよ。

次のエントリで、かんべえさんの指摘を引用しておいたんだが、加藤さんのエントリにも「間違ってもシェイクスピアを引用したりしたら、大統領にはなれない。アメリカにはそんな側面がある。このブタさん騒動は、そんなアメリカの姿をこれでもかと映し出したもの」とあって、なるほどと思った。でもどうも、オバマにはシェイクスピアのほうが似合いそうだけど。

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もっと痛みを!

マダムすしを小泉元首相が推すらしいんだが、まあ、ほかの人はみんな小泉改革を否定しているわけなんで、当たり前な結論だと思う。あ、ノブテルは改革派だっけ?

毎日 自民総裁選:政界再編にらみ? 小泉元首相の小池氏支持
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080913k0000m010146000c.html

今回の総裁選、ホントーに興味なくて、ニュースもろくにチェックしてないんだが、あれですか? これでマダムすしが優勢になるんですかねえ? 小泉再登板支持派のおばちゃまたちが、「小泉さんが言うんだからマダムすしにするわ」なんて。…といってもこれ、自民党総裁選で、国政選挙じゃないんで関係ないか。

マダムすしは構造改革はまだ途中とか言っているが、構造改革するとどんな社会になるか見せてからにすべきだと思うね。後期高齢者医療制度とか、郵便局閉鎖とか、派遣労働とか、そういう社会をね。で、さらに改革するって何を改革し、それで一体どんな社会になるわけ? 

改革派は「痛みなくして改革なし。改革なくして成長なし」がスローガンなわけなんで、つまりマダムすしの公約は「もっと痛みを!」です。お間違えのなきよう、自民党員の方にはそこんとこ、お願いしますよ。

ところで改革によって成長ってしたんだっけ? 

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September 11, 2008

くだらね〜

朝日 「口紅つけても豚は豚」、オバマ氏発言に波紋 
http://www.asahi.com/international/update/0910/TKY200809100244.html

話題となっているオバマの「豚は豚」発言なんだけど、なんかペイリンを豚と呼んだとか、女性蔑視とか問題になっているらしいんだが。「豚に口紅を塗っても豚」ってのは、その表現自体はあまりいいもんじゃないとは思うけど・・・オバマ、よく言った!と褒めてあげたい。

「口紅を塗ったピットブル」と自分を呼んだペイリンを皮肉ったに違いないけど、まずもって「そんなべたな表現がつまんない」っていうのを、うまく言い表してますね。ペイリンとは言ってないし、犬じゃなくて豚だし、「そういう意味でしょ!」って逆上するほうも過剰反応っぽいわけで。マケインも使ってた表現だし、そこまで考えて使ったと思うね。

ホント、みんな溜飲をおろしているんじゃなかろうか。上品ぶっててもしょうがないし、ま、これでオバマも戦闘態勢に入りましたってことじゃないですかね。それくらいじゃなきゃいかんでしょ。だって、大統領になったら、サーカシビリを「アメリカの男妾め」と罵るプーチンと交渉しなきゃいけないんだから。それに比べれば、とっても上品ですし。

これでペイリン派になる人なんてならしときゃいい、と思います、マティさん。ま、ピットブルとカール・ローブ流汚い戦略に火がつくかもしれませんが。

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September 10, 2008

将軍様が!

産経 金正日総書記、脳卒中で重体か 米情報当局筋 AP通信報じる
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080909/kor0809092328009-n1.htm

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これは米「大統領」選なんだよね?

ロイター Poll shows big shift to McCain among white women
http://www.reuters.com/article/topNews/idUSN097920080909

白人女性の間でマケイン支持が急上昇中だそうである。ペイリンのおかげで。へええええええ。

ま、ここへ来て、各種世論調査は、おおむねマケイン有利である。ABC調査では上記のように白人女性の間でのペイリン効果が認められているようなんだが、ペイリンが女性の代表でいいんだ〜。

ペイリンってば、こんな発言もしているらしいから、まったくの準備不足は否めないと思うけどね。

idiot at the table
Sarah Palin: "What is it exactly that the V.P. does every day?"
http://d.hatena.ne.jp/cuyahoga/20080901/p1

つまり、ペイリンが副大統領って何するの?と聞いていたというんだけど。こちらのブログ、いろいろペイリン関係のニュースもあり面白いのだが、さて、この発言の元のニュースはこの辺。

POLITICO Palin wonders "what is it exactly that the VP does every day?"
http://www.politico.com/blogs/bensmith/0808/Palin_wonders_what_is_it_exactly_that_the_VP_does_every_day.html

暗いニュースリンクさんが取り上げていたジョークにも、この発言が登場していた。

暗いニュースリンク
先週の米国政治ジョーク傑作選(2008/09/01)
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2008/09/20080901_747c.html

ペイリンがこの役割を持ちかけられた時・・・どうやらつい3秒ほど前らしいけど、彼女はこう言ったそうです。これは作り話じゃありませんよ・・・“副大統領って毎日何したらいいの?”私に答えさせてくれ、サラ。副大統領は戦争を開始して、身内を儲けさせて、合衆国憲法をひっくり返して、正面から人を銃撃する。それが副大統領のやってることですよ。

今の副大統領は確かにそうしてるし(笑)。

ペイリンブームは今だけだと思うって、前のエントリでは書いたし、賛同される方もいらっしゃったんですが(コメントありがとう)、でも、ABCの調査で明確になったペイリン支持のおばちゃんたちはやっかいだな。20%も動いたらしいからねえ。彼女たちは頑張っている女性は基本的に応援するし、一度決めたら頑固。ペイリンを支持する女性は多分ペイリンより年上の人が多いと思うけど(米流時評さんによれば日中に有線電話に出られるんだから)、そういう人たちは頑張っている女性が娘みたいに思えてきて、応援するんではないかと。ペイリンは同年代から下の人からみると、自己顕示欲の強さを感じてしまうし悪いニュースも集めるけど、年配の方ってのは自己顕示欲がかわいくみえるしニュースは集めないと思う。だからオバマの選対はこの白人おばちゃん集団は捨てたほうがいいですね。ヒラリーをもってしてもダメだと思う。彼女たちにとってはペイリンはヒラリーの代わりなんだから。

そんでもって、マケイン陣営はいろいろと戦略を練っているらしい。

ちらっと不安になるのは、カール・ローブの影だ。idiot at the tableさんのエントリによれば、カール・ローブの弟子がどうもマケイン陣営を運営しているようだ。このシュミット(?)がそうらしいんだけど。

POLITICO Schmidt takes control of day-to-day operation
http://www.politico.com/blogs/jonathanmartin/0708/Schmidt_takes_control_of_daytoday_operation.html

カール・ローブの戦略に加えて、このニュースもマケインに追い風か。

CNN Bush announces Iraq troop reduction
http://edition.cnn.com/2008/POLITICS/09/09/us.iraq.military/index.html
イラクの兵士を減らし、アフガンで増派するとブッシュが発表した。

またぞろ、イラク戦争は成功だったと話がすり替えられそうな予感。チェイニーはグルジアでうまくやってきたらしいし(そのかわり、ベネズエラとロシアは共同演習するけど)、今はどうもマケインに風が吹いている。

今はマケインの時なのだろうから、オバマ陣営はジタバタしても仕方が無い。しばらくはできることを着実にするしかない。とはいえ、オバマもはっきり言ってやればいいのに。「私のカウンターパートはマケインであってペイリンではない。大統領候補の私と副大統領候補のペイリンを比較するのであれば、マケインに健康不安があるということになります。4年間、責任を負えない可能性があるということですね」とね。これは大統領選なんだからさ。大統領と副大統領を同列に扱うのはおかしいでしょ。議論がねじれているのに、マスコミがそれを垂れ流すのは、やはり共和党、カール・ローブ戦略に巻き込まれている感じがする。

さて、最後にフィナンシャル・タイムズの記事でもリンクしておこう。

米大統領が誰になると世界にとってどういう意味があるのか——フィナンシャル・タイムズ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20080908-01.html

今回の米大統領選は、英米世界覇権の歴史の次章、もしかしたら最終章になるかもしれない次の展開を、決定づけるのかもしれない。問われているのは、アメリカ国民が果して自分たちの伝統におけるどちらを選ぶかだ。対立への本能か、それとも協力への本能か。

マケイン氏もオバマ氏も実際には、片方のみを実践するということはあり得ない。片方のアプローチのみが唯一の正解というのもあり得ない。けれども両候補の、傾向としての違いははっきりしている。アメリカはいま再び、悪と戦う一大聖戦に向かって準備しているのか。それとも国際社会と一緒になってじっくり座って、話し合うつもりなのか。合意と宥和を同じものだと見なすような、そんな視点は、今のこの複雑な世界における正しいアプローチとは言い難い。どちらを選ぶべきかは、はっきりしているように思う。大統領選は、私たちが生きる今のこの時代を、決定する選択になるのだ。

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September 09, 2008

ペイリンブームでマケイン逆転

どう考えてもペイリンブームとしか思えない状況が米大統領選を襲っているわけだけど、そんなわけで大変です。マケインが10ポイントもオバマを引き離しましたよ〜〜〜! よかったね、共和党びいきのみなさん!

マイiPhoneが調子悪いので、こんな時間まで起きているわけだが(もう復元2度目だよ)、そのついでにメモしておくと、USATodayでは10ポイントの差をつけてマケインが勝っていて、CNN調査ではタイらしいです。ここへきて、オバマが抜かれましたね。いや〜ペイリンすごいなあ。

USAtoday Poll: Convention lifts McCain over Obama
http://www.usatoday.com/news/politics/election2008/2008-09-07-poll_N.htm

CNN Poll: Race dead even
http://politicalticker.blogs.cnn.com/2008/09/08/cnn-poll-race-dead-even/

そうはいっても、今だけだと思うなあ。なんとなく。

ただ、マケインの演説の英文を読んでみると、とっても素直な英語で、わかりやすいと思う。まだ全部読んだわけじゃないけど、私はいい英語だなあと思った。オバマの演説はカッコいいんだろうけど、難しいもんね、やっぱり。共和党からみると、スカしてる感じがするんだろう。

以下、大統領選ニュース

日経 民主党の人材を閣僚に、マケイン氏が表明 米大統領選
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt219/20080908AT2M0800408092008.html
だったら共和党にいなくていいと思うんですけど…

日経 オバマ・マケイン両候補が声明、同時テロ追悼式典そろって出席
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt219/20080907AS2M0700707092008.html
9.11は休戦だそうです。

日経 米情報機関、オバマ氏への情勢報告開始
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt219/20080905AS2M0501I05092008.html
へ〜。

J-Cast ペイリン副大統領候補の日本製メガネ 米国で注目され大流行?
http://www.j-cast.com/2008/09/08026468.html
そ、そうですか。

中岡さんのブログもリンクしておこう。
米副大統領候補を評価する(1):ジョセフ・バイデン民主党副大統領候補
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=259
米副大統領候補を評価する(2):サラ・ペイリン・アラスカ州知事とは何者か
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=260

◆米大統領選・今後の主要日程
・9月26日(日本時間27日午前) 第1回大統領討論会
・10月2日(日本時間3日午前)副大統領討論会
・10月7日(日本時間8日午前)第2回大統領討論会
・10月15日(日本時間16日午前)第3回大統領討論会
・11月4日 本選挙
・2009年1月20日 新大統領就任式

関係ないですが…
★グルジア情勢メモ
日経 ロシア、グルジア撤退表明 「1カ月以内」と大統領
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080908AT2M0804808092008.html

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September 06, 2008

マケイン指名受諾演説

John McCain's Acceptance Speech

By John McCain
September 5, 2008

一応、これもエントリしておかないといけないでしょう。
やる気になったら訳しますが、多分、訳さないと思います(苦笑)
最後にgooの加藤さんの訳をリンクしておきます。

Thank you all very much. Tonight, I have a privilege given few Americans -- the privilege of accepting our party's nomination for President of the United States. And I accept it with gratitude, humility and confidence.

In my life, no success has come without a good fight, and this nomination wasn't any different. That's a tribute to the candidates who opposed me and their supporters. They're leaders of great ability, who love our country, and wished to lead it to better days. Their support is an honor I won't forget.

I'm grateful to the President for leading us in those dark days following the worst attack on American soil in our history, and keeping us safe from another attack many thought was inevitable; and to the First Lady, Laura Bush, a model of grace and kindness in public and in private. And I'm grateful to the 41st President and his bride of 63 years, and for their outstanding example of honorable service to our country.


As always, I'm indebted to my wife, Cindy, and my seven children. The pleasures of family life can seem like a brief holiday from the crowded calendar of our nation's business. But I have treasured them all the more, and can't imagine a life without the happiness you give me. Cindy said a lot of nice things about me tonight. But, in truth, she's more my inspiration than I am hers. Her concern for those less blessed than we are -- victims of land mines, children born in poverty and with birth defects -- shows the measure of her humanity. I know she will make a great First Lady.

When I was growing up, my father was often at sea, and the job of raising my brother, sister and me would fall to my mother alone. Roberta McCain gave us her love of life, her deep interest in the world, her strength, and her belief we are all meant to use our opportunities to make ourselves useful to our country. I wouldn't be here tonight but for the strength of her character.

My heartfelt thanks to all of you, who helped me win this nomination, and stood by me when the odds were long. I won't let you down. To Americans who have yet to decide who to vote for, thank you for your consideration and the opportunity to win your trust. I intend to earn it.

Finally, a word to Senator Obama and his supporters. We'll go at it over the next two months. That's the nature of these contests, and there are big differences between us. But you have my respect and admiration. Despite our differences, much more unites us than divides us. We are fellow Americans, an association that means more to me than any other. We're dedicated to the proposition that all people are created equal and endowed by our Creator with inalienable rights. No country ever had a greater cause than that. And I wouldn't be an American worthy of the name if I didn't honor Senator Obama and his supporters for their achievement.

But let there be no doubt, my friends, we're going to win this election. And after we've won, we're going to reach out our hand to any willing patriot, make this government start working for you again, and get this country back on the road to prosperity and peace.

These are tough times for many of you. You're worried about keeping your job or finding a new one, and are struggling to put food on the table and stay in your home. All you ever asked of government is to stand on your side, not in your way. And that's just what I intend to do: stand on your side and fight for your future.

And I've found just the right partner to help me shake up Washington, Governor Sarah Palin of Alaska. She has executive experience and a real record of accomplishment. She's tackled tough problems like energy independence and corruption. She's balanced a budget, cut taxes, and taken on the special interests. She's reached across the aisle and asked Republicans, Democrats and Independents to serve in her administration. She's the mother of five children. She's helped run a small business, worked with her hands and knows what it's like to worry about mortgage payments and health care and the cost of gasoline and groceries.

She knows where she comes from and she knows who she works for. She stands up for what's right, and she doesn't let anyone tell her to sit down. I'm very proud to have introduced our next Vice President to the country. But I can't wait until I introduce her to Washington. And let me offer an advance warning to the old, big spending, do nothing, me first, country second Washington crowd: change is coming.

I'm not in the habit of breaking promises to my country and neither is Governor Palin. And when we tell you we're going to change Washington, and stop leaving our country's problems for some unluckier generation to fix, you can count on it. We've got a record of doing just that, and the strength, experience, judgment and backbone to keep our word to you.

You know, I've been called a maverick; someone who marches to the beat of his own drum. Sometimes it's meant as a compliment and sometimes it's not. What it really means is I understand who I work for. I don't work for a party. I don't work for a special interest. I don't work for myself. I work for you.

I've fought corruption, and it didn't matter if the culprits were Democrats or Republicans. They violated their public trust, and had to be held accountable. I've fought big spenders in both parties, who waste your money on things you neither need nor want, while you struggle to buy groceries, fill your gas tank and make your mortgage payment. I've fought to get million dollar checks out of our elections. I've fought lobbyists who stole from Indian tribes. I fought crooked deals in the Pentagon. I fought tobacco companies and trial lawyers, drug companies and union bosses.

I fought for the right strategy and more troops in Iraq, when it wasn't a popular thing to do. And when the pundits said my campaign was finished, I said I'd rather lose an election than see my country lose a war.

Thanks to the leadership of a brilliant general, David Petreaus, and the brave men and women he has the honor to command, that strategy succeeded and rescued us from a defeat that would have demoralized our military, risked a wider war and threatened the security of all Americans.

I don't mind a good fight. For reasons known only to God, I've had quite a few tough ones in my life. But I learned an important lesson along the way. In the end, it matters less that you can fight. What you fight for is the real test.

I fight for Americans. I fight for you. I fight for Bill and Sue Nebe from Farmington Hills, Michigan, who lost their real estate investments in the bad housing market. Bill got a temporary job after he was out of work for seven months. Sue works three jobs to help pay the bills.

I fight for Jake and Toni Wimmer of Franklin County, Pennsylvania. Jake works on a loading dock; coaches Little League, and raises money for the mentally and physically disabled. Toni is a schoolteacher, working toward her Master's Degree. They have two sons, the youngest, Luke, has been diagnosed with autism. Their lives should matter to the people they elect to office. They matter to me.

I fight for the family of Matthew Stanley of Wolfboro, New Hampshire, who died serving our country in Iraq. I wear his bracelet and think of him every day. I intend to honor their sacrifice by making sure the country their son loved so well and never returned to, remains safe from its enemies.

I fight to restore the pride and principles of our party. We were elected to change Washington, and we let Washington change us. We lost the trust of the American people when some Republicans gave in to the temptations of corruption. We lost their trust when rather than reform government, both parties made it bigger. We lost their trust when instead of freeing ourselves from a dangerous dependence on foreign oil, both parties and Senator Obama passed another corporate welfare bill for oil companies. We lost their trust, when we valued our power over our principles.

We're going to change that. We're going to recover the people's trust by standing up again for the values Americans admire. The party of Lincoln, Roosevelt and Reagan is going to get back to basics.

We believe everyone has something to contribute and deserves the opportunity to reach their God-given potential from the boy whose descendents arrived on the Mayflower to the Latina daughter of migrant workers. We're all God's children and we're all Americans.

We believe in low taxes; spending discipline, and open markets. We believe in rewarding hard work and risk takers and letting people keep the fruits of their labor.

We believe in a strong defense, work, faith, service, a culture of life, personal responsibility, the rule of law, and judges who dispense justice impartially and don't legislate from the bench. We believe in the values of families, neighborhoods and communities.

We believe in a government that unleashes the creativity and initiative of Americans. Government that doesn't make your choices for you, but works to make sure you have more choices to make for yourself.

I will keep taxes low and cut them where I can. My opponent will raise them. I will open new markets to our goods and services. My opponent will close them. I will cut government spending. He will increase it.

My tax cuts will create jobs. His tax increases will eliminate them. My health care plan will make it easier for more Americans to find and keep good health care insurance. His plan will force small businesses to cut jobs, reduce wages, and force families into a government run health care system where a bureaucrat stands between you and your doctor.

Keeping taxes low helps small businesses grow and create new jobs. Cutting the second highest business tax rate in the world will help American companies compete and keep jobs from moving overseas. Doubling the child tax exemption from $3500 to $7000 will improve the lives of millions of American families. Reducing government spending and getting rid of failed programs will let you keep more of your own money to save, spend and invest as you see fit. Opening new markets and preparing workers to compete in the world economy is essential to our future prosperity.

I know some of you have been left behind in the changing economy and it often seems your government hasn't even noticed. Government assistance for unemployed workers was designed for the economy of the 1950s. That's going to change on my watch. My opponent promises to bring back old jobs by wishing away the global economy. We're going to help workers who've lost a job that won't come back, find a new one that won't go away.

We will prepare them for the jobs of today. We will use our community colleges to help train people for new opportunities in their communities. For workers in industries that have been hard hit, we'll help make up part of the difference in wages between their old job and a temporary, lower paid one while they receive retraining that will help them find secure new employment at a decent wage.

Education is the civil rights issue of this century. Equal access to public education has been gained. But what is the value of access to a failing school? We need to shake up failed school bureaucracies with competition, empower parents with choice, remove barriers to qualified instructors, attract and reward good teachers, and help bad teachers find another line of work.

When a public school fails to meet its obligations to students, parents deserve a choice in the education of their children. And I intend to give it to them. Some may choose a better public school. Some may choose a private one. Many will choose a charter school. But they will have that choice and their children will have that opportunity.

Senator Obama wants our schools to answer to unions and entrenched bureaucracies. I want schools to answer to parents and students. And when I'm President, they will.

My fellow Americans, when I'm President, we're going to embark on the most ambitious national project in decades. We are going to stop sending $700 billion a year to countries that don't like us very much. We will attack the problem on every front. We will produce more energy at home. We will drill new wells offshore, and we'll drill them now. We will build more nuclear power plants. We will develop clean coal technology. We will increase the use of wind, tide, solar and natural gas. We will encourage the development and use of flex fuel, hybrid and electric automobiles.

Senator Obama thinks we can achieve energy independence without more drilling and without more nuclear power. But Americans know better than that. We must use all resources and develop all technologies necessary to rescue our economy from the damage caused by rising oil prices and to restore the health of our planet. It's an ambitious plan, but Americans are ambitious by nature, and we have faced greater challenges. It's time for us to show the world again how Americans lead.

This great national cause will create millions of new jobs, many in industries that will be the engine of our future prosperity; jobs that will be there when your children enter the workforce.

Today, the prospect of a better world remains within our reach. But we must see the threats to peace and liberty in our time clearly and face them, as Americans before us did, with confidence, wisdom and resolve.

We have dealt a serious blow to al Qaeda in recent years. But they are not defeated, and they'll strike us again if they can. Iran remains the chief state sponsor of terrorism and on the path to acquiring nuclear weapons. Russia's leaders, rich with oil wealth and corrupt with power, have rejected democratic ideals and the obligations of a responsible power. They invaded a small, democratic neighbor to gain more control over the world's oil supply, intimidate other neighbors, and further their ambitions of reassembling the Russian empire. And the brave people of Georgia need our solidarity and prayers. As President I will work to establish good relations with Russia so we need not fear a return of the Cold War. But we can't turn a blind eye to aggression and international lawlessness that threatens the peace and stability of the world and the security of the American people.

We face many threats in this dangerous world, but I'm not afraid of them. I'm prepared for them. I know how the military works, what it can do, what it can do better, and what it should not do. I know how the world works. I know the good and the evil in it. I know how to work with leaders who share our dreams of a freer, safer and more prosperous world, and how to stand up to those who don't. I know how to secure the peace.

When I was five years old, a car pulled up in front of our house. A Navy officer rolled down the window, and shouted at my father that the Japanese had bombed Pearl Harbor. I rarely saw my father again for four years. My grandfather came home from that same war exhausted from the burdens he had borne, and died the next day. In Vietnam, where I formed the closest friendships of my life, some of those friends never came home with me. I hate war. It is terrible beyond imagination.

I'm running for President to keep the country I love safe, and prevent other families from risking their loved ones in war as my family has. I will draw on all my experience with the world and its leaders, and all the tools at our disposal -- diplomatic, economic, military and the power of our ideals -- to build the foundations for a stable and enduring peace.

In America, we change things that need to be changed. Each generation makes its contribution to our greatness. The work that is ours to do is plainly before us. We don't need to search for it.

We need to change the way government does almost everything: from the way we protect our security to the way we compete in the world economy; from the way we respond to disasters to the way we fuel our transportation network; from the way we train our workers to the way we educate our children. All these functions of government were designed before the rise of the global economy, the information technology revolution and the end of the Cold War. We have to catch up to history, and we have to change the way we do business in Washington.

The constant partisan rancor that stops us from solving these problems isn't a cause, it's a symptom. It's what happens when people go to Washington to work for themselves and not you.

Again and again, I've worked with members of both parties to fix problems that need to be fixed. That's how I will govern as President. I will reach out my hand to anyone to help me get this country moving again. I have that record and the scars to prove it. Senator Obama does not.

Instead of rejecting good ideas because we didn't think of them first, let's use the best ideas from both sides. Instead of fighting over who gets the credit, let's try sharing it. This amazing country can do anything we put our minds to. I will ask Democrats and Independents to serve with me. And my administration will set a new standard for transparency and accountability.

We're going to finally start getting things done for the people who are counting on us, and I won't care who gets the credit.

I've been an imperfect servant of my country for many years. But I have been her servant first, last and always. And I've never lived a day, in good times or bad, that I didn't thank God for the privilege.

Long ago, something unusual happened to me that taught me the most valuable lesson of my life. I was blessed by misfortune. I mean that sincerely. I was blessed because I served in the company of heroes, and I witnessed a thousand acts of courage, compassion and love.

On an October morning, in the Gulf of Tonkin, I prepared for my 23rd mission over North Vietnam. I hadn't any worry I wouldn't come back safe and sound. I thought I was tougher than anyone. I was pretty independent then, too. I liked to bend a few rules, and pick a few fights for the fun of it. But I did it for my own pleasure; my own pride. I didn't think there was a cause more important than me.

Then I found myself falling toward the middle of a small lake in the city of Hanoi, with two broken arms, a broken leg, and an angry crowd waiting to greet me. I was dumped in a dark cell, and left to die. I didn't feel so tough anymore. When they discovered my father was an admiral, they took me to a hospital. They couldn't set my bones properly, so they just slapped a cast on me. When I didn't get better, and was down to about a hundred pounds, they put me in a cell with two other Americans. I couldn't do anything. I couldn't even feed myself. They did it for me. I was beginning to learn the limits of my selfish independence. Those men saved my life.

I was in solitary confinement when my captors offered to release me. I knew why. If I went home, they would use it as propaganda to demoralize my fellow prisoners. Our Code said we could only go home in the order of our capture, and there were men who had been shot down before me. I thought about it, though. I wasn't in great shape, and I missed everything about America. But I turned it down.

A lot of prisoners had it worse than I did. I'd been mistreated before, but not as badly as others. I always liked to strut a little after I'd been roughed up to show the other guys I was tough enough to take it. But after I turned down their offer, they worked me over harder than they ever had before. For a long time. And they broke me.

When they brought me back to my cell, I was hurt and ashamed, and I didn't know how I could face my fellow prisoners. The good man in the cell next door, my friend, Bob Craner, saved me. Through taps on a wall he told me I had fought as hard as I could. No man can always stand alone. And then he told me to get back up and fight again for our country and for the men I had the honor to serve with. Because every day they fought for me.

I fell in love with my country when I was a prisoner in someone else's. I loved it not just for the many comforts of life here. I loved it for its decency; for its faith in the wisdom, justice and goodness of its people. I loved it because it was not just a place, but an idea, a cause worth fighting for. I was never the same again. I wasn't my own man anymore. I was my country's.

I'm not running for president because I think I'm blessed with such personal greatness that history has anointed me to save our country in its hour of need. My country saved me. My country saved me, and I cannot forget it. And I will fight for her for as long as I draw breath, so help me God.

If you find faults with our country, make it a better one. If you're disappointed with the mistakes of government, join its ranks and work to correct them. Enlist in our Armed Forces. Become a teacher. Enter the ministry. Run for public office. Feed a hungry child. Teach an illiterate adult to read. Comfort the afflicted. Defend the rights of the oppressed. Our country will be the better, and you will be the happier. Because nothing brings greater happiness in life than to serve a cause greater than yourself.

I'm going to fight for my cause every day as your President. I'm going to fight to make sure every American has every reason to thank God, as I thank Him: that I'm an American, a proud citizen of the greatest country on earth, and with hard work, strong faith and a little courage, great things are always within our reach. Fight with me. Fight with me.

Fight for what's right for our country.

Fight for the ideals and character of a free people.

Fight for our children's future.

Fight for justice and opportunity for all.

Stand up to defend our country from its enemies.

Stand up for each other; for beautiful, blessed, bountiful America.

Stand up, stand up, stand up and fight. Nothing is inevitable here. We're Americans, and we never give up. We never quit. We never hide from history. We make history.

Thank you, and God Bless you.

★演説原本
John McCain.com
http://www.johnmccain.com/Informing/News/Speeches/ef046a10-706a-4dd5-bd01-b93b36b054bc.htm

★全訳 goo 加藤さん
ジョン・マケイン指名受諾演説・全文
 http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080911-01.html

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共和党大会が成功してよかったね

どうもNHKは共和党大会大成功ってことで、特集を組んでいたらしい。見たわけじゃないんでアレなんだが、どうも日本は共和党に勝ってもらいたいようだ。よかったですね(棒読み)。政治家にもいつも思うんだが、そんなふうに共和党びいきしてていいのか? 民主党が勝ったら、民主党びいきに変わるわけ??

そんなわけで、やはり宗主国様のいまの権力者、共和党大会についても書いておかないといけないかなあと思うんだが、なんかやる気なし。感想をまとめてみると、こんな感じ。

1. グスタフのおかげでブッシュの影が消せてよかったね。チェイニーなんて、グルジアだし。だけど北朝鮮問題は大失敗だったみたいだねえ。グルジアも失敗なんだけど、どうすんのかね?
2.下品でスマートじゃないけど図太くて印象の強いペイリンを選んでよかったね。確かに、選挙戦は上品なロムニーやフィオリーナじゃシェイクアップしなかったからね。ただし、なんというか、中道マケインが「毒」を飲んだ感じだけど。
3. マケインの捕虜としての功績がよくわかりました。すごいなあ。リアル・ジャック・バウアーだね。ただジャックほど兵士のお仕事はできなかったみたいだけど、まあ、そこはいいです。耐えただけですごいです。でも軍人じゃないと大統領になれないの? じゃあ、ほかのみんなも、なれないね。

番外:ところでペイリンの長女の彼氏ジョンストン君は本当に結婚したかったの?

以上。

民主党はさ、内政的で、平等主義で、まじめすぎるんだよね。マイケル・ムーアも言ってたけど、「マケインのいいところなんて民主党員が言わなくていい」ってこと。勝つためにはもっと図太くあっていい。マケインに変化なんてできるわけないじゃん、とか、マケインが経済のことわかるわけないじゃん、とか、マケインが公職のトップについたことはないじゃん?とかね。ああ、ペイリンはオバマがグアンタナモの捕虜の心配をしているというけど、マケインも同じこと言っているじゃん?とかね。

日本でいえば年金不払い期間問題で、小沢民主党党首が辞任したのに、小泉首相はケロっとした顔で居座ったみたいな感じで、共和党は図太い訳よ。それに話のすり替えがうまいというかすり替えて強硬に申し立てるのが上手い。ま、日本もアメリカも、民主党はそれを見習ったらどうでしょうか。人の良さが民主党の良さなんだろうけど、それは終わるまで封印したほうがいいでしょう。

中絶反対派ペイリンが変革なんて、ちゃんちゃらおかしいが、アメリカ人には人気らしい。

goo時事 ペイリン氏が好感度トップ=マケイン、オバマ両氏上回る−米調査
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080906X186.html
だから大統領選をお笑いで評価するなって何度言ったらわかるんだよ。ブッシュで懲りてないのかよ(怒)

goo時事「イラクでの勝利は視野に」=ペイリン氏
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-AFP019206.html
息子が従軍するからって、軍事に明るいとでもアメリカ人は思っているのだろうか?

<必読記事>

gooの加藤さん
コラム「大手町から見る米大統領選」(53回目)
マケイン候補、共和党の失政認め 変化のため「一緒に戦おう!」と
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080905-01.html

ペイリンについては米流時評さんで
スキャンダルクィーン サラ・ペイリン
http://beiryu2.exblog.jp/8561429/
サラ・ペイリンはマケインのパーフェクトストーム
http://beiryu2.exblog.jp/8550371/
   

かんべえさんの溜池通信
共和党大会とマッケインの逆襲
http://tameike.net/pdfs8/tame399.PDF

かんべえさんからの助言 不規則発言より

○ヒラリー支持者1800万人は、おそらく「マッケイン=ペイリン」には投票してくれないでしょう。むしろ共和党側の思惑としては、これでリベラル派の女性たちがペイリンを嫌いになって、彼女をバッシングしてくれたら万々歳だ、ということでしょう。4年前と同じで、おなじみ「憤兵は敗れる」のパターンですよ。古い手口なんだから、これは引っかかる方がお馬鹿さんというものです。

そうですねえ。品のないものに怒ったところで、上品になるわけじゃないし、無視する、ってのが一番だと思います。へえ。

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September 04, 2008

コメディー映画かよ。

さて、マケインが副大統領候補に選んでしまったペイリン女史である。共和党大会で副大統領の指名受諾演説を行った。これが「ホームラン」、つまり相当できの良い演説だったと、褒められているわけだが、そうか〜〜〜? わたしにはリーズ・ウィザースプーンのコメディー映画を、田舎っぺにして嫌らしくした感じにしか見えないんだけどねえ。リーズの映画は好きですが。さて以下がその演説である。

ごく平凡な田舎の女性が、PTA会長をきっかけにチャンスに恵まれてあれよあれよと副大統領候補になり、上の娘の妊娠がバレちゃったりしてすったもんだしたけれど、持ち前の明るさとタフさで、下の娘の愛らしさもあいまって選挙にも勝ちました。ちゃんちゃん。

ハリウッドが作りそうな安易なストーリーだな〜。またペイリンの演説ぶりも、そんなコメディエンヌにしか見えない。ま、アメリカ人が喜びそうなジョークも飛ばしたし。これをアメリカンドリームというなら、本当にドリームだろう。マケインが倒れでもしたら、大統領だよ? こんなドリームはないだろう。

演説を聴いていて思ったのは、敵への敬意が全く感じられないってことだ。ガラスの天井発言のときもそう思ったんだけど、あんたヒラリー尊敬してないだろ。それに確かにオバマには経験はないといえるが、これまでの18ヶ月、何千人も、もしかしたら何万人もを率いて選挙戦を戦ってきた。それはすごいことじゃない? それに人口7000人の平和な町の町長と、危険がいっぱいの人口290万人のシカゴの社会活動家を比較して、社会活動家をバカにする権利はねえだろ? 社会活動家に本物の責任がないなんて、よく言えるな。

しかもマケインすら慎重姿勢な自然公園での原油掘削を進めたいらしい。アラスカ州知事だからだろうねえ。まあ、マケインは本当は反対だけど、とりあえず原油高だから賛成しているわけだが。あとね、息子がイラクに行くのはかまわないが、母親が副大統領候補だったら行かなくてすむようにすべきなんじゃねえ?

でも、どういうわけかCNNとかABCとかのキャスターが褒めているんだよなあ。うけりゃいいのかよ。まあブッシュはジョークがうまいわけなんだが。

私が今回はものすごく民主党びいき(もうネオコンはたくさんだし)というのは差し引いても、なんかものすご〜〜〜〜くイヤな感じしか受けない。ヒラリーには怒っているだけで、嫌いというわけじゃない。ある意味カッコいいと思うし、多少尊敬しているし。だけどペイリンはだめだなあ。

ABCのチャールズ・ギブスンが、マケインになぜロムニーでなかったのかと聞いたら、マケインが彼女のほうがロムニーよりいい、と答えていたのには驚いた。いいわけないだろ。マケインはどうしても今回の大統領選の争点をエネルギーにしたいみたいだが、そうはいってもやっぱり経済なんじゃない? グルジア紛争で結果的にロシアが経済危機に陥りそうになっているように。そうするとロムニーだったと思うんだけど。

しかし、ブッシュを人好きがするからって2回も選んだ国民だからなあ(まあ1回目は盗んだんだけど)。世界が投票したらオバマになるのに、このコメディエンヌのおかげでもう一度アメリカが道を誤るならば、それは悪夢だな。そうなったらアメリカはもうだめじゃない? 

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共和党大会スピーチ

あんまり興味ないんですが、やってます(苦笑)。明日がマケインの登場です。ペイリンはまたあとで。

ローラとブッシュ

マケインが副大統領候補にしたかったリーバーマン

ジュリアーニ

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伊藤さんの件

AFP アフガニスタン日本人拉致殺害、パキスタン情報機関が関与か
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2513293/3286813

アフガニスタンで非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が拉致・殺害された事件で、アフガニスタン情報当局は3日、事件に関与したとして逮捕したパキスタン国籍の男が、パキスタン情報機関に雇われて拉致に協力したと供述していると発表した。

阿修羅 CIAとパキスタン情報機関の関係
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/125.html

 ISIは要員15万人を擁し、パキスタンの「国家の中の国家」という異名をとり、世界最精強の諜報機関と呼ばれるイスラエルの猛者度に匹敵する力があるとの評価を受けている。もともと「CIAの協力と米軍の巨額な援助によって巨大な権力を獲得した」(1999年11月・12月号米『フォーリン・アフェアーズ』誌)とされ、その歴代トップの人事はすべて米国の意向が反映される。そして主な活動もCIAの意向を担い、米国が直接手を下せない秘密工作などを請け負うことから「CIAの出先機関」とも呼ばれている。

 

ベンジャミン氏が正しかったようで。

しかし許せない。彼はアフガンの人のために働いていたのに、テロ特措法だか自衛隊派遣だかなんだか知らないが、国を動かすために善意の人を殺すのか? しかもバレてるし。

結局、アフガン戦争はアフガンの人のためにしているわけではないということなんだろう。とはいえタリバンだってだめなんだが。



追記:実際にアフガンへの自衛隊派遣をアメリカは強硬に要請していたらしい。

5日付日経1面 福田辞任ショック(下)より引用

 主要国首脳会議(洞爺湖サミット)の開幕前日の7月6日。福田首相とブッシュ米大統領の会談には、未公表のやり取りがあった。「現状では難しい」。政府が復興支援策として検討していたアフガニスタンへの自衛隊派遣を巡り、福田首相が事実上、断念の意向を伝えたのだ。
 ブッシュ大統領はやむを得ないとの表情を見せたが、「米政府当局者らは納得せず、どうして無理なのか、サミット後に日本側に厳しく言い寄ってきた」(政府関係者)。7月にはボビー・ウィルクス国防副次官補(中央アジア担当)らが急きょ来日し、事情を聴いて回ったという。

 
この事実は日本では報道されていないのだが、それはなぜか? まあ、議論になれば派遣できなくなるだろうからね。それだけでなく、結局公明党のおかげで、テロ特措法延長までできなくなった。アメリカが苛立つさまが目に浮かぶな。

その中で伊藤さんが殺害された。確証はないが状況証拠は、伊藤さんの件が見せしめであるというベンジャミン氏の見方を否定できないと示しているだろう。

ところで、NHKでは伊藤さん殺害犯の証言が報道されないのだが、なぜだろうか。重要な証言だと思うのだが。もちろん、タリバン側の工作かもしれないが、そう伝えればいいじゃないか。やはりNHKにはアメリカコードがあると思われる。

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プーチンとメドベージェフ

プーチンが虎を退治したらしい。正確にいうと罠から逃げ出したアムール虎が、一緒にいたカメラマンを襲いそうになったので、プーチンが麻酔銃で仕留めたそうなんだけど、これは奥山さんが詳しい。

地政学を英国で学ぶ
プーチンの虎退治/イラン攻撃:オランダからの情報
http://geopoli.exblog.jp/9416763/

プーチンは極東のパイプラインの視察に行ったついでに、アムール虎の視察に行ったと。しとめたあとは「トラの歯の計測や、首の周囲に衛星発信機を装着する仕事も手伝った」そうなんですがね。そんな仕事手伝わなくていいです(苦笑)。

もうねえ「北朝鮮みたいに伝説化してる?」って声もあるわけですが、「虎も倒せる素晴らしい指導者プーチン」ってどうなんでしょう? ま、今ロシアがしているのはヒトラーのドイツのようなことだという声もありますがね。

とにかく、やはり大国の指導者たるもの、狩猟はうまくないといけません。アメリカには人を撃った副大統領もいらっしゃいますし。どちらも殺してはいないわけで(チェイニーが銃撃した相手は亡くなってはいないはず…)、やはりここは日本もクレー射撃の名手、麻生太郎とすると、お揃いでいいのではないかと。

ま、冗談はこのへんにして、さて、気になるのがプーチンとメドベージェフの関係なんだけど。

佐藤優の地球を斬る
メドベージェフの“乳離れ” 
http://www.business-i.jp/news/sato-page/rasputin/200809030002o.nwc

ロシア・グルジア戦争の結果、メドベージェフ現大統領はプーチン前大統領(現首相)よりも「力の外交」を好むことが明らかになった。その戦争によって、プーチンからの乳離れが加速し、メドベージェフのカリスマ性が高まっている。嫌な時代になった。

う〜ん、ちょっと私は混乱している。グルジアの件は、プーチンが糸を引いているといわれているし、そうとしか思えないのだが、ロシア専門家の佐藤氏からみるとそうでもないらしいのだ。確かに、プーチンが大統領として登場した当時、「西欧風の洗練された外交」が売り物だったし、先ほどの虎退治の記事でも、「アムール虎の保護に西側が支援してくれた」と感謝の意まで示しているようだ。MD計画のときも、なかなか上手い切り口で切り返していたし(西側の論理をうまく自国有利に使うのはロシアが得意とするところらしいけど)、突然、強行派に転換するのもなあ。もしかしたら、自分がやるとイメージダウンなので、メドベージェフにやらしているのかもしれないが、メドベージェフがカリスマなのか??

ただ、ここまでプーチンの傀儡と言われた場合、メドベージェフはどう思うだろうか。きっと違いを出したいと思うだろう。そしていつか、プーチンを追い出そう、と思うのではないだろうか。今回のグルジア紛争も、メドベージェフの判断だとすれば、これを成功させることで、プーチン色を消していくことを狙っているのかもしれない。西側が与し易かったロシアは終わったと。それだけの手腕があるかどうかは知らないが、プーチンが選んだんだから、そうそう悪くはないだろうし。

その一端がメドベージェフドクトリンなのかもしれない。またもや奥山さんなんだけど。

地政学を英国で学ぶ
メドベージェフ・ドクトリン
http://geopoli.exblog.jp/9423862/

1、ロシアは国際法を遵守する
2、「一極世界」というアメリカの支配状態を拒否し、多極世界を実現する
3、他国との友好関係を維持する(孤立化は望まない)
4、国外にあるロシア国民の生命と尊厳、そしてロシア企業の利益を守る
5、親露的な地域での特権的利益、つまり「影響圏」を持っていることを宣言する

もちろん重要なのは最後の5番なんですが、これがけっこうあやふやというか、とりあえずは「ロシアの国境周辺」ということになっているわけですが、大統領はその地域だけに限定されないということも言っているみたいです。

うーん、私はもっとこの「5原則」に世界は注目してもいいと思うんですが。これは将来的にもかならず「メドベージェフ・ドクトリン」と呼ばれるようになると思いますよ。

思うに、プーチンは98年のロシア財政危機のころFSB長官として登場し、99年には首相に、2000年には大統領となり、それ以来、苦しい経済情勢の中、なんとか切り盛りしてロシア復活の糸口をつけた政治家だ。その間、西側にも助けてもらった。だが、それによってアメリカはロシアをなめくさり、なんとゴールドマンサックスにいたっては「BRICs」と新興国と一緒くたにした。最初、これを聞いたとき、経済がいくら落ち込んでいたって、これはないだろうと思った。大国なんだからさ。

ロシアの人々は忸怩たる思いだったに違いないと思う。別にシンパシーは感じてないけど。そして、いまやロシア人は復活に酔いしれている。

日経 ロシア、強まる国家主義 グルジア紛争、メディアが政権擁護
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080903AT2M0200T02092008.html

「世界で最も強い影響力を持つ国を目指すべきだ」と答えた国民は82%に上った。

新しい世代の代表がメドベージェフなんだろうな。苦労して切り盛りした時代は終わったのだ。

そんなわけで、新しい米露+中関係が出てくるだろうということで、リアリストが求められているそうです。

ジャパン・ハンドラーズさん
ゲルブ:リアリストよ団結せよ!
http://amesei.exblog.jp/8544209/

この時のリアリストというのは、アメリカに対する他の大国(パワー)の脅威に対抗するために、同盟国やパートナーを利用したり、外交政策を利用したりするやり方のことで、武力の行使は最後の最後に行うべきと考えている人たちの事を指します。

で、リアリストの対極はリベラルなんだそうです。

リアリストに対向するのは、国家間の抗争に「価値観」や「理想」を過度に持ち込む、アイデアリスト(リベラルズ)の対義語だと思って構いません。

そしてオバマ時代にはこうなると。

CFRの戦略が見えてきましたよ。オバマ政権は、「新型リアリスト政権」を標榜することになるんでしょうね。 


論文の原本はヘラルド・トリビューン
Realists unite
http://www.iht.com/articles/2008/09/01/opinion/edgelb.php

今日もグルジア情勢は動いている。以下、日経より。

米、グルジアに1080億円支援
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080903AT2M0303503092008.html
ウクライナ政権、大統領派が離脱表明 ロシアが首相派に接近
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080903AT2M0302W03092008.html
プーチン首相、NATOに対抗示唆 艦船の黒海派遣で
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080903AT2M0203702092008.html
G8から排除、恐れず ロシア大統領
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080903NTE2INK0303092008.html

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麻生太郎でいいけど、麻生太郎はそれでいいんかい?

投票権もないのでどうでもいいんですが総裁選です。まあ、そんなことを言ったら、米大統領選なんてもっと投票権ないからねえ。

さて、マダムすしも名乗りを上げるようなんだけど、私個人は、この人、恐ろしくダメなんだよね。TVに出てるとチャンネルを変えるようなタイプ。でも女性票は取れるみたいなんだよね。同僚の奥様は「小池百合子がいい。女性だから」と言っていたそうなんで、そういう人は意外に多いかもしれない。つまりマダムすしなら全体の半分、取れるってことか。私はどうもその半分じゃないみたいなんで入れませんけど。って投票権なかったですね。ええ。

マダムすしはともかく麻生太郎氏は、お隣韓国から嫌われているようで。

朝鮮日報 福田首相辞任:後任には麻生太郎氏が有力か
http://www.chosunonline.com/article/20080902000017

特に、韓日間の歴史問題などに関連し妄言を繰り返したことがある人物であることから、麻生氏が首相になった場合、韓日関係にも影響を及ぼす可能性がある。

妄言って、あれか、「韓国に悪いこともしたがいいこともした」とか「創氏改名発言」とかかな。日本から見れば、妄言ではないと思うけど。まあ、でもそうやって、いつまでも日本が悪いとか言っていればいいじゃん。そう思いたいならかまわん。もう立派なOECD加盟国なんだから、一人で立ってね。

でも、そうも言っていられない事情が、お隣の国にはあるようだ。

ネットゲリラ
首相退陣の本当の理由
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2008/09/post_dc3b.html

韓国経済がもうすぐ破綻するから、です。ウォンが叩き売られてもはや秒読み段階に入っているんだが、一週間保たないとも言われてるな。で、韓国経済なんか潰れてもザマミロなんだが、困った問題がひとつある。それは、2006年の2月に結ばれたこの協定なんだが、(中略)
日本通貨危機時、韓国が50億ドル支援へとなってます。なんかインチキ臭いね。話は逆で、日本が通貨危機に陥ることはあまり考えられないが、ウォンなんざいつでも通貨危機になる。つうか、もうすぐなる。来週なります。なので、一兆円取られます。

なに〜〜〜〜〜!!!!!! 

といっても結構前から、韓国経済危機はあちこちで流れていた。なんでもファニーメイとかフレディーマックにたくさん突っ込んでいたらしい。というわけで、こんな感じ。

共同 韓国ウォンが急落  金融不安の9月危機説で
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090301000831.html

ゲリラさんが書いている通り、韓国が通貨危機に陥ると通貨スワッピング契約で、100億ドルも支援しなきゃなんない。しかもあとちょっとでそうなりそうな勢いなわけだ。

う〜む、これはひどい。前にIMFに救済されたときだって、日本は相当救済したぞ。

平成11年度版 通商白書
http://www.meti.go.jp/hakusho/tsusyo/kakuron/H11/03-01-01.html

③なお,97年11月,金融改革法案の不成立を背景に,韓国の金融システムに対する懸念から外国金融機関の資金引き上げが発生し,これにより深刻な外貨不足を来すこととなった韓国はIMFに支援を要請した。韓国政府の要請に対し,IMF,G7等は,韓国に対する総額570億ドルを越える支援(うち日本は 100億ドルを支援)を決定。その後,100億ドルの支援前倒しや日米欧の民間銀行との短期債務218億ドルの長期債務への転換等の支援が行われるとともに,我が国も,日本からの輸入決済のための1,300億円の輸銀融資(98年5月契約),韓国経済活性化のための30億ドル相当の輸銀融資(金大中大統領訪日時合意)等の支援を行っている。

げ、この時は100億ドル支援+42億ドルの融資(1300億円+30億ドル)かよ。どうせ韓国では知られていないんだろう。(※計算間違いしてました。直しました)

そもそも韓国人が自力で成し遂げたと思っている「漢江の奇跡」も日本の莫大な援助があったからなんだけど、それも韓国人は知らないからなあ。助けても感謝されないなら、しなくてもいいんじゃね? もはや韓国は立派なOECD加盟国ですから! 

yahoo!知恵袋 なぜ韓国は「漢江の奇跡」を日本のおかげと思わないの?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1018709640
聞いた人、偉い。

だからなるべく支払わないためには、あちらさんの大嫌いな麻生太郎さんにでもなっていただいて、「助けられたくない」と言っていただくのが一番かと。そうしたらやんなくていいじゃん。マダムすしとか、小沢さんとかだと、頼られると気前良くあげちゃいそうだし。

で、太郎会が本格始動だそうなんだけど、オフィスマツナガのボスが言う通り、あんまり余裕ぶっこいていると危ないと思います。古賀氏がそんな簡単に引き下がるわけないじゃん。

オフィスマツナガ
「麻生太郎」実働部隊、「太郎会」本格始動!
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50703890.html

「麻生たんも、邦夫たんも、ボンボンだな。あと10㎝のパットが外れて、敗戦ということはゴルフではよくあること。だいたい、オレとやって、オレが、ガードバンカーから、チップインして逆転したことを思い出すように。うん?当然、相手にハンデをあげた上でのことだぞ!」(ボス談)

だいたい森・中川(女)が仲間割れしてんだから。

日経 森元首相、小池氏擁立は「問題」 中川元幹事長にくぎ
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080903AT3S0303Z03092008.html
もうどうでもいいんだけど、数があるからなあ。

しかしここで麻生太郎がなったところで、選挙管理内閣だ。長くて1年弱、公明党に屈して数ヶ月、下手すると1ヶ月もないかも。麻生さん、そんなんでいいんですか?

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September 02, 2008

パキスタンとテロ特措法とフフフの辞任

ベンジャミン・フルフォード氏
伊藤さんは政治的な理由でアメリカに殺された可能性が高い
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2008/09/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E6%94%BF%E6%B2%BB%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%81%8C%E9%AB%98%E3%81%84.html

日本は洞爺湖サミットで検討していたアフガニスタンへの自衛隊派遣を、公明党の反対により断った。そのすぐ後に伊藤さんは拉致され、殺害されてしまった。
これはアメリカにとっては都合の良い話である。自衛隊を派遣しなかった日本に対して「人道支援は危険である」という状況を作り出す「見せしめ」であった可能性が高い。

アフガンの伊藤さんの件は偽タリバンという噂もあるんだけど、つまりCIAなのかな? とにかく伊藤さんが拉致され、殺害される理由ってあまりないはずだし、地元の人は彼らを守ってくれていたはずなので、ということは外部の誰かが、わざわざ伊藤さんを狙ったということ。だから、ベンジャミン氏のいうような可能性も捨てきれないということで、一応眉につばをつけてから頭の隅に置いておこうと思う。

これがもし本当ならフフフへの脅しかもしれない。なにしろ今国会の懸案事項には、テロ特措法延長もあるわけだ。アフガンへの自衛隊派遣どころかテロ特措法の成立も難しそうなわけで、昨日の辞任はそこに原因があったりして。アベッチ辞任もこの問題だったし。とっとと国会を開会して、時間切れで無理矢理延長させたいのに、東京都議会選と某宗教団体トップの証人喚問がらみで国会を早く始めさせてもらえなかった。そこに伊藤さんの事件。フフフが辞任を表明した昨日は伊藤さんの葬儀がありました。

産経【主張】国会会期 給油継続へ延長も辞すな
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080827/plc0808270254001-n1.htm

政府・与党は臨時国会を来月12日に召集し、会期を70日間とすることで合意した。インド洋での海上自衛隊の給油支援を継続するための新テロ対策特別措置法改正案を、会期中に成立させるのは事実上困難になったことを意味する。

 来年1月以降、再び支援活動が途絶える事態が危惧(きぐ)される日程が組まれたのは極めて残念である。福田康夫首相はもっと長い会期を求めていたが、8月召集を断念したのに続き、短い会期を主張する公明党に押し切られた形だ。

テロ特措法というのは、日本がアメリカからわざわざ給油用の油を市場価格より高く買い、アメリカに儲けさせるとともに、石油を無料でアメリカだけでなく、パキスタンのムシャラフ政権に渡して、アメリカに協力させるっていう構図があったらしい。だが、ムシャラフがいなくなった今、テロ特措法を延長するのは、意味があるのかね。パキスタンの次期政権をアメリカ側になびかせる手だてになるんだろうが、しばらくは混乱するだろうしな。そうこうしているうちに大統領選も間近だ。マケインになればまあ継続だろうが、オバマになったらそれもどうなることか。オバマもアフガン強化をうたっているから変わらないかもしれないが。 さてさて、どうなりますことやら。

阿修羅
テロ特措法による給油事業はパキスタン軍事独裁政権を延命させるためのものでもある。
http://www.asyura2.com/07/senkyo41/msg/893.html
日本がタリバンに間接的に資金を提供していた?件に注目集まる可能性
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/1001.html

Wiki 自衛隊インド洋派遣
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B%E6%B4%BE%E9%81%A3
アメリカに次いで給油回数が多いのはパキスタン

二階堂ドットコム
■ 俺が寝ているときに事件は起こる(笑)。
http://www.nikaidou.com/2008/09/post_1608.php

以下、アメリカ筋の話。

「今後、総裁選をやって、麻生太郎が勝って総理になります。テロ特は無理にでも通します。テロ特解散があるのでは、という人もいますが、準備期間が少なくて無理。解散はしばらくないでしょう。」

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September 01, 2008

投げ出すくらいなら、去年総裁選に出るなといいたい

あ〜あ〜。2代連続「放り出し」ですか。

ええ、ええ、あのフフフの総理大臣の辞任会見ですよ。

アベッチといいフフフといい、まだ小泉のほうがマシだと思ってしまうのがなさけない。なんてなさけないんだろう。2代とも、総理大臣を命がけでやってないんだよ。まったくなんというか。民主党のせいにもしているが、そもそも国会日程が決まらないのは公明党のせいだし、ねじれているのはフフフがやめても変わらないから今後も政治的に重要な案件が全く進まないことは予想できるのに、しかも去年総理大臣になったときからそんなことはよくわかっていたはずなのに、それを乗り切る覚悟がなくて、なんであんたは立候補したんだ? すべてお膳立てが終わっていたあとに御神輿に乗っただけだとは知っているけど、御神輿に乗る人間にはそれなりの資格が必要だ。資格とは度胸と責任感と判断力。全部なかったね。

本性が出たのがこの発言だ。
「自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです」
ここに客観的に見ていないフフフがいるわけですが。アホですか。

田勢さんによると、自分で選挙をする気はなさそうで、次の人にバトンを渡すことだと言っていたそうだ。それは麻生太郎なのか? それとも中川(女)?

アメリカ大統領選で、みんな命がけで取り組んでいるのを見てきただけに、自国のプアな政治環境にはうんざりするばかりだ。

次は麻生さんといわれているけれど、ホントになるのかな? 誰かほかの人に、またもやかっさらわれるんじゃないの? 小泉上げ潮派の小池百合子という話もあるらしいが、それはだめでしょう。国民をバカにしないように。

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グスタフで共和党大会縮小

日本もアメリカも台風や豪雨で大変になっている。日本は、なんだか今までないようなところで、とんでもない豪雨で亡くなられている方もいて、いたたまれない気持ちになる。

さて、グスタフだ。また、ルイジアナを襲いそうなんだが、さすがに2回目なので、ルイジアナ市民も避難を開始。ABCに出ていたカトリーナのとき避難しなかったという元警官のおっちゃんも、今回もピストルを用意し備えていたが、とりあえず避難することにしたらしい。「俺は臆病者ではない」とそのおっちゃんは言っていたが、避難することが彼にとっては臆病なことだったらしい。…違うだろ(笑)。

今回は市も、州も、ブッシュも準備していて、ABCのチャールズ・ギブスンまで行っている。それでブッシュは共和党大会出席を見送ったそうだ。

毎日 米大統領選:共和党大会日程、「グスタフ」が影響 大統領出席見送る
http://mainichi.jp/select/world/news/20080901ddm002030137000c.html

共和党としてはブッシュが来ないほうがいいだろうし、陣頭指揮でも取っていてくれたほうが人気が出るだろうからね。党大会の内容も派手なものはなく、事務的手続きに徹するそうで、いい、宣伝になるんじゃないですかね? 安全保障は海外だけじゃなくて、国内もあるからね。 でも派手な共和党大会見たかったな。

ロイター 米共和党大会、ハリケーンで一部の日程中止
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK824754720080831

マケインはこれで、ブッシュと違うというところを見せたいそうだが、あの〜2回目ですからね。カトリーナのときに、マケインが何をしていたか、じゃないでしょうかね?? 共和党はこの辺の論理のすり替えが上手いからな。

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