« オバマ大統領の10日間 | Main | It's a Sony! »

January 31, 2009

トルコ、エルドアン首相の気概

ダボス会議ではトルコの首相がスターとなったらしい。

CNN トルコ首相、ガザ問題でイスラエル大統領と激しい応酬 ダボス
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901300021.html

イスラエルのペレス大統領が言いたい放題25分だったのに、エルドアン首相には12分だったそうで、最後に1分時間をくれといって発言し、イスラエルが多くの人々を殺していると非難して席を立った。で、その司会はワシントンポストである。

中東TODAY
NO・1195全ムスリムを代表するエルドアン首相の怒り
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2009/01/no_492.html

エルドアン首相が怒るのも無理はない。司会が恣意的だというだけでなく、いままでイスラエルとパレスチナの仲介役を果たして来たのがトルコだったのだ。それなのにイスラエルは勝手なことばかり言いたい放題。そりゃ、パレスチナ側はロケット弾を撃ったけど、犠牲となる人数が違いすぎる。トルコにとっても聞き捨てならない言い草だったんだろう。しかも仲介役として調整してきたトルコだからこそ言えた言葉かもしれない。

テレビで少しその議論の様子が流れていたのだが、司会の恣意はあるにせよ、中東の首脳がきちんと言い合っていた。これはアジアの首脳陣ではあり得ない姿。文化の違いを感じる。

麻生首相がダボスに行ったようだが、一体何をしてくるのか。何か世界のためになるようなことを、エルドアン首相くらいの気概をみせてほしいものだ。といっても、お金バラまくだけかもしれないので、余計なことはしないでほしいけど。

追記:中東TODAYの佐々木氏によると、あのあとハマスはロケット弾をイスラエル側に打ち込んだそうで…。ガザで行われたデモではハマスの旗とトルコの国旗が掲げられたんだそうだ。

NO・1196エルドアン首相の行動ハマースを刺激
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2009/02/no_493.html

世の中の流れを正確に把握出来ない者は、滅びる運命を辿ることになることを、イスラエルも知るべきではないか。

イスラエルがハマスと交渉することができるのか。事の発端が、選挙前の政治的な事情だっただけに、イスラエルがどう判断するかはわからないが。

|

« オバマ大統領の10日間 | Main | It's a Sony! »

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29180/43909214

Listed below are links to weblogs that reference トルコ、エルドアン首相の気概 :

» 【新聞】ダボス会議と世界社会フォーラムの日経記事、阿比留さん [散策]
今朝1月31日日経新聞の朝刊にダボス会議だけでなく、世界社会フォーラムの記事も載っていて驚きました。世界経済フォーラム年次総会であるダボス会議に対抗してブラジルのベレンで世界社会フォーラムが開催中ですが、ベネズエラのチャベス大統領、ボリビアのモラレス大統領、エクアドルのコレア大統領、ブラジルのルラ大統領、パラグアイのルゴ大統領らが参加と。 ダボスでは、トルコのエルドアン首相がイスラエルのペレス大統領を非難して途中退席。帰国したエルドアン首相は、空港で数千人の市民の熱烈な歓迎を受けたと。(...... [Read More]

Tracked on January 31, 2009 at 04:46 PM

« オバマ大統領の10日間 | Main | It's a Sony! »