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March 24, 2009

ガイトナー起死回生の一策

AIGボーナス問題を見逃し、辞任やむなしかとも言われていたガイトナー。部下が揃わないと報道され、AIG問題でスケープゴードとなっていたわけだが、1兆ドル規模の不良資産買い取りを発表して、株価がど〜んと上がったらしい。ガイトナー天才とかいうレベルで歓迎されているようだ。そうすか?

日経 NY株、497ドル高 最大1兆ドルの不良資産買い取り好感
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090324AT3L2400224032009.html

まあオバマもガイトナーをクビにする気はなかったようなのだが、ま、よかったですね。

CNN AIG賞与問題で批判浴びる財務長官、大統領が擁護
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200903220002.html

AIG問題はかなりアメリカ国内でも盛り上がり、あっという間に法案を通し、90%の税率をかけることになったらしい。地方税もあるので100%持っていかれるらしいんだが、こんなときにAIG会長を引き受けたリディ氏の給与は1ドルなんで、この人にはボーナスあげてもいいんじゃないの?と思ってしまう。2ちゃんねるなんかでも取り上げられていたが、この業界の人はどうも給与がめちゃ低くてボーナスでもらうことになっているようで、まあつまり出来高制ってことなんだろうけど、ちゃんと普通に給与を払ったほうがいいんじゃないかと思う。ボーナスは本当に経営が回復したらってことで。

ただしガイトナーやバーナンキはAIGのボーナス支給については聞いていたと言われているし、暗いニュースリンクさんによれば、AIG幹部にボーナスをあげることになったのは、ガイトナーたちが法案から削った文言が原因だといわれているらしい。つまり彼らもウォール街に近い人たちなので、ウォール街の言うことを聞いたんだろうということ。オバマも献金受けているし。

毎日 AIG:CEO「ボーナス支給にFRB同意」
http://mainichi.jp/life/today/news/20090319k0000e020031000c.html

暗いニュースリンク
AIGの巨額ボーナス問題とオバマ政権
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2009/03/aig-5fd7.html


ああ、オバマウォッチャーとしては一応メモ。

CNN オバマ氏が謝罪表明、スペシャルオリンピックス関連発言
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200903210011.html

これ、日本語で「知的障害者大会のようだった」なんて聞いたら「げっ!」と思うわけだが。それより、とにかくこの問題にペイリンが口を出すのが許せない。ま、口出すだろうけど。


そんなことより、少し前にFRBが国債買い取りをするって発表したんだけど、これってどうなんだろうね。日本もしているけど。たこが自分の足を食べているようなものだといわれているけどね。

産経 FRB、米国債29兆円買い取り 資金供給で消費刺激
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090320/fnc0903201051004-n1.htm

日経 【米国債市場概況】急伸、FRBの長期米国債買い取り発表受け
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCRX4384.html

でもドルは下降したんだけど。

日経【外国為替市場概況】ドル全面安、FRBの量的緩和の拡大受け
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCRX4759.html

で、ネットゲリラさんが紹介していたこれが結構恐い。

ネットゲリラ
大予言
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/03/post_e6c2.html

やまはFX
LEAP/E2020の描く恐ろしい未来予測
http://blog.goo.ne.jp/yamahafx/e/604503f8dfa454da185c4727fec8ed45

とりあえず、今後1年くらいはこんな動きらしい。80%の確率であたってきたようだけど、どうすかね? ちょっと暗すぎないだろうか。でもコレくらいが正しいのか?

2009年4月~7月
・米国大企業(GMとクライスラー含む)の倒産
・米国銀行の国有化とそれによる欧州・アジアへの連鎖
・英国の負債について英国中銀以外の資金の出し手がなくなる
・ポンドの崩壊およびIMFとEUの英国デフォルトへの干渉
2009年8月~10月
・中国、日本、産油国の米国国債を買う能力の喪失
・FRBによる米国債直接購入
・ドル崩壊・米国の金融システム、政府のすべてのデフォルト
・世界的失業者の増加
2009年11月~2010年3月
・共通課題の喪失によるG20の継続中止
・米国における失業率20パーセント越え
・中国における各地からの労働者の日々の暴動
・日本における民主党政権の樹立
・欧州の失業者の増大する地域のための欧州共通ファンドの創設
・欧州の大都市における毎日のデモと暴動
・米国における税収入の崩壊による州政府から連邦政府への納税不可能(テキサス・カリフォルニア等)
・米国における反連邦政府攻撃の増加(極右の軍事勢力に主導される)
・予算カットによる米軍の海外の半分以上の拠点からの撤退
・(銀行倒産による重要なサプライルートの喪失による)世界経済システムの脆弱化

ということで、ガイトナーの危機回避策がどこまで有効なのかは、よくわからないな〜と思うのであった。

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