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October 30, 2009

医療保険改革、巻き返し中

オバマのTwitterで「Congrats」と言っているので何かと思ったらこれだった。

時事 下院法案、公的保険の導入明記=医療保険改革で−米議会民主党
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009103000028

【ワシントン時事】米下院民主党は29日、オバマ大統領が内政の最重要課題に掲げる医療保険制度改革の実現に向け、下院本会議に提案する法案を発表した。最大の焦点である公的保険制度の導入を明記。政府が「妥当な価格」で加入できる保険を提供することで、全米で約4600万人の無保険者の解消を目指す。11月上旬にも本会議で審議入り、早期可決の上で上院との一本化を加速させる考えだ。

Reuters House takes another step on healthcare reform
http://www.reuters.com/article/topNews/idUSTRE59M4PB20091029

ホワイトハウス
Statement from President Obama on the Affordable Health Care for America Act
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/statement-president-obama-affordable-health-care-america-act

“I congratulate the House of Representatives on the introduction of the Affordable Health Care for America Act, another critical milestone in the effort to reform our health care system.

上院でもリード院内総務の尽力で、公的保険が法案に復活している。

産経 米上院の医療保険改革法案に公的保険復活 リベラル派の巻き返しで
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091027/amr0910271850006-n1.htm

 【ワシントン=渡辺浩生】米上院が本会議に提出する医療保険改革法案に、政府が運営する公的保険の新設方針が盛り込まれる方向となった。民主党のリード上院院内総務が26日、記者会見で明らかにした。財政委員会で先に可決された案では、政府の介入強化に反対する保守派に配慮して導入が見送られたが、導入を強く主張する民主党リベラル派の巻き返しで“復活”した形だ。

上院も下院も法案が通過するかはわからない。リーバーマンは反対すると言っているしねえ。さて、どうなりますやら。

いい話としては、これも。

毎日 米GDP:プラス成長に 5四半期ぶり、年率3.5%--7~9月
http://mainichi.jp/life/today/news/20091030ddm001020023000c.html

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October 28, 2009

お金持ちペイリン


"Going Rogue: An American Life" (Sarah Palin)

WAPO Palin paid $1.25M for book by time she left office
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/27/AR2009102701893.html

元副大統領候補のペイリンが本を出すらしい。本のタイトルは"Going Rogue"っていうんだけど、なんだろ、「ならず者への道」とかかなあ。rogueってならず者国家とかってブッシュが表現したときの言葉だしな。そんで既に125万ドルくらいもらったらしい。ざっと1億2500万円です。買う人いるんですかね? いるんでしょうね。はあ。映画になったりするのかな。ぞ〜っとしますが。

お願いだから出てこないでってば。見たくないのに拾っちゃうんだから。

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オバマがスマートグリッドを推進中

Smartgrid1_2

メガソーラーの中に立つオバマが電力系統強化を発表したそうな。

NYT Obama Promotes ‘Smart-Grid’ Projects
http://thecaucus.blogs.nytimes.com/2009/10/27/obama-promotes-smart-grid-projects/

34億ドルの電力網の近代化に向けた政府投資をするそうで。

ホワイトハウスのホームページにもあった。

ホワイトハウス
The Smart Grid: Creating Jobs, Saving Energy and Cutting Electric Bills
http://www.whitehouse.gov/blog/2009/10/27/smart-grid-creating-jobs-saving-energy-and-cutting-electric-bills

これが発表文書らしい。

President Obama Announces $3.4 Billion Investment to Spur Transition to Smart Energy Grid
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/president-obama-announces-34-billion-investment-spur-transition-smart-energy-grid

WAPO President Obama delivers remarks at solar energy center
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/27/AR2009102701753.html


先週はクリーンエネルギーについてMITで演説。

Remarks by the President Challenging Americans to Lead the Global Economy in Clean Energy
http://www.whitehouse.gov/the-press-office/remarks-president-challenging-americans-lead-global-economy-clean-energy

A Challenge for America
http://www.whitehouse.gov/blog/A-Challenge-for-America

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オバマVS鳩山政権 炎上か??

オバマ来日前に日米関係に亀裂かもというエントリを書いたけど、その後もフォーリン・ポリシーだのウォールストリートジャーナルなどで、対日批判や懸念が続いているらしい。極東ブログ(finalvent)さんが紹介している。

極東ブログ
フォーリン・ポリシー誌掲載マイケル・グリーン氏寄稿をめぐって
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/10/post-cf36.html
ウォールストリート・ジャーナル紙社説は鳩山政権に怒りを表しているようだ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/10/post-2e64.html

極東さんのところにもリンクはあるけど、一応こっちにも原文リンクを貼っておく。

FP Tokyo smackdown By Michael J. Green
http://shadow.foreignpolicy.com/posts/2009/10/23/tokyo_smackdown

WSJ Tokyo Defense Kabuki
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704335904574496433041057944.html

フォーリン・ポリシーのほうのマイケル・グリーンってジャパンハンドラーらしく、いつも懸念を表明するし、ウォールストリートジャーナルもいつも批判的なので、どれくらい深刻なのかいまいちわかりづらい。WSJは現在、不況で不振のUSAトゥデイを抜いて全米1位の読者を誇っているようなんだけどね。さて、どうなんだろう?

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オバマアプリ

オバマアプリって結構あるんだけど、いろいろ増えてきたようなんで、人柱してみた。といっても3つだけど。

まず私が前から持っているのはこれ。

オバマ大統領就任演説 クーリエ・ジャポン バラク・オバマ米国大統領就任演説 Presented by COURRiER Japon

Img_0982_3

音声のほかに、原稿と翻訳が入っていて、文章ごとに音声が聞けるので、聞き取れるまで繰り返し同じところを聞くことができる。115円だけど、まあ就任演説CDを買うより安いのでいいと思う。まあまあです。



最近出たのがこちら。

Obama on Video Obama on Video

Img_0986 Img_0985











こちらはビデオ付き。映像はきれいだが、2本しかないのに350円かよ、と思う。最初の記者会見と食品の安全に関する演説。記者会見はともかく、次の演説の選択って一体…。字幕付きだといってもYoutubeは全部ついているし、日本語訳があるところが価値とだろうがとても読みづらい。

ところでTOEIC600点以上はキャプションなしを選ぶといいでしょう、とあるんだけど、600点以上ある私でも、なしはキツいと思いまっせ。キャプションありで見ればいいだけだけどね。



6月くらいに出ていたらしいけど初めて見たのがこちら。

VOA英語ニュースファイル Vol.2 VOA英語ニュースファイル Vol.2

Img_0983 Img_0984











こちらは音声のみで、読んでいるところが、赤字になっていくというもの。英語ニュースが古い。オバマ演説が2つしかなくて、最高裁判事の指名時と、経済再政策発表時って古いなあ。ノーベル平和賞受賞記念として10月31日まで40%オフで600円なんだそうだけど、正規は1000円? この古さにしてはちと高いように思うが、一応、理解度チェックなどがあるので許そうかと思う…。まあ勉強になればいいねということで。


総合的に見て、お買い得はクーリエ・ジャポンだと思う。いちおうiTunesへのリンクも貼っておくので、ぜひ買ってください。私にお賽銭がちょっとだけ入るから。といってもけなしてばっかなので、買う人いないか(苦笑)。どのアプリもCD買うよりはいいかなあって感じ。なら2004年演説とか、ニューハンプシャー演説とかを入れてほしいな。それにしても、PCならば、Youtubeでも、Jin and Tonicの「オバマ演説」カテゴリでもいい。日本語訳ないけど。左側の検索窓から検索できまっせ。


さて関係ないけど受けたのがこちら。

NewsWalker.NET
iPhoneをかざすと服が透けるアプリ「NUDE IT’ for the iPhone 3GS」
http://news-walker.net/2009/10/18104451.html

上手に作ってるなあ。

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October 25, 2009

オバマ来日前に日米関係に亀裂かも

 

いくらアメリカ様が転けて、中国が大中華になりつつあるっていっても、だからって東アジア共同体とか、戦前に失敗したコンセプトなんて持ってくるんじゃないよと思っていたわけだが、案の定、大変なことになっているらしい。

問題は、東アジア共同体にアメリカが入ってなさそうなことと、普天間基地移転をめぐる原理原則主義的外交姿勢にありそうだ。あのさ、東アジア共同体も原理原則外交も、防衛力があって、食料とエネルギーがある程度確保できる国が言うものであろうよ。

そんなわけで、いろいろ読んだので、それをメモ的に買いて行こうと思う。

まず、東アジア共同体問題。

日経BP 大前研一
「東アジア共同体」を語る前にEUの歴史を学べ
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091019/189495/?ml

   シンガポールのリー・シェンロン首相は10月3日、訪日(10月5日から8日)を前に日本のメディアのインタビューに応じて、「東アジアの地域協力は、米国など域外国との関係も重視しながら進めるべき」「東アジアは米国と経済、安全保障の面で強固な関係を保つべき」との考えを示した。  

 要するにリー・シェンロン首相は、「鳩山さん、東アジアを定義してみてください」と言いたいのだ。岡田外相は先日カンボジアのシェムリアップでの ASEAN会議に出席したが、そこでも東アジア共同体を売り込んでいる。ということは東南アジアも入るのか、ASEAN+3(中国、韓国、日本)とどう違うのか、などでますます混乱が広がった。もっと突っ込んで言えば、「そこに米国は含まれるのですか? 米国を外して、東アジアだけで一つの共同体をつくっても、米国は絶対に許すはずがない。鳩山さん、米国を入れるのかどうか、ハッキリしてください」と指摘したいのだろう。

鳩山首相は中国主導の「元」通貨圏でも作りたいのかね? と思っていたら産経の福島さんも。

福島香織
北京・平河趣聞博客(ぺきん・ひらかわこねたぶろぐ)
行く川のながれは絶えずして…③
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/1282755/

■これら真珠に加えて、さらに最近では中国は、アフガニスタンでアイナクの銅山に巨額投資して、それを運び出すための鉄道敷設計画もあきらかにしている。地図でも分かるように真珠の首飾りはパキスタン・グワダル港(軍港)からはじまって、インド、ASEANを囲い込む形になっている。ASEANにとっては、やんわり首をしめられているような計画だ。クラ運河なんて完成したらシンガポールが日干しになってしまう。こういう状況で東アジア共同体といえば、中国を盟主とする冊封体制のことですか、と言われてしまう。
  ■しかし、もしアフガニスタン、パキスタンで日本が自衛隊による民生支援を実現し、平和をつくることに成功すれば、状況はかわってくる。中央アジア、インド、そしてASEANへの影響力、プレゼンスは中国と日本、どちらが強くなるだろうか。
  ■日本が東アジア共同体を謳うとき、二通りの可能性がある。日本が中国様の冊封体制に喜んで組み込まれる。あるいは、中国と本気で勝負して、東アジアの盟主の地位を確立する。中国とともにリーダーシップを発揮して、なんて考えはありえない。リーダーは普通一人なんだ。中国は後者の方を懸念しているので、鳩山首相が東アジア共同体構想を訴えても、いまひとつ反応がにぶいわけだ。

ここで指摘されている真珠の首飾り計画はこちら。

JBpress 谷口 智彦
北京が欲しがる「真珠の首飾り」と「龍のトンボ」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/420?page=2

 中国の打った布石がそこにあぶり出されるのを見た米国防総省筋は、シーレーン沿いに威力を確保しようとする北京の意思に確固たるものがあると考えた。そして論者の中に、それを「真珠の首飾り」戦略と呼ぶ者が現れたわけである。

マラッカ海峡などを中心とするシーレーンは、中東からの石油輸送ルートとして、現在のところ、日本だけじゃなくて中国にも重要な位置なんだけど、中国からビルマに通じる運河ができてしまうと、中国には関係なくなるわけ。で、増強中の海軍力でマラッカ海峡を封鎖してしまえば、あっという間に、日本も台湾も韓国も干上がってしまう。

そんなわけで、日本にとって一番重要なことは、親中国となってしまっている国々をなるべく中国から離した上で(難しいけど)、中国の軍事力と対抗すべく米国との協力関係を強化することでしょう。それもかなりさりげなく。

だからって別にアメリカのいう通りにならなくてもいいというのは正論なんだけど、問題は普天間基地を巡る争いにアメリカが苛立っているようなのだ。この間、オバマ訪日の地ならしで来たといわれたゲーツ国防長官来日では、原理原則主義の答えに、ゲーツ長官がお食事会も含むいくつかの行事をキャンセルしたらしい。

日経 普天間移設、早期決着を強く要請 米国防長官
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091023AT3S2202022102009.html

共同 首相、普天間移設の決着焦らず 米大統領来日時は困難に
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102301000237.html

時事 米、日韓で違い浮き彫り=普天間移設が影−国防長官歴訪
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300604

産経 対照的な日韓 ゲーツ国防長官訪問 日本では会食ドタキャン
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091024/amr0910241736008-n1.htm

で、アメリカ側があからさまに不快感を表していて、マスコミを使って伝えてきている。「中国よりやっかい」だってさ。

WSJ The Widening U.S.-Japan Security Divide
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704597704574486272405220200.html

WAPO U.S. pressures Japan on military package
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/21/AR2009102100746.html

It no longer is, he said, adding that "the hardest thing right now is not China, it's Japan."

時事 鳩山外交「同盟むしばむ」=普天間見直し、東アジア共同体批判−元米高官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300137

各紙の反応は極東ブログさんがまとめている。

極東ブログ
ウォールストリート・ジャーナル掲載「広がる日米安保の亀裂」について
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/10/post-bf67.html
ワシントン・ポスト紙掲載「米軍一括案の米側圧力」を巡って
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2009/10/post-b7fc.html

まあ、これについてはハンドラーズさんみたいに、対等になったのだ、という考え方もある。ハンドラーズさんは、対等といっても民主党にも対案はない、ということらしいんだけど。

ジャパンハンドラーズ
対等な日米関係とは? 「ああ、そうですか」からの脱却
http://amesei.exblog.jp/10375466/

なんとなく、民主党における防衛の考え方は「対等」まで行ってなくて、かんべえさんの言っているレベルのように思える。

溜池通信 かんべえの不規則発言
http://tameike.net/comments.htm#new

○溜池通信の10月2日号「政権交代後の日本外交」ではこんな風に書きましたが、やっぱり「民主党思考」は国際舞台では通らないんじゃないでしょうか。

 日米関係には以前から、①安全保障、②経済、③グローバルイシューという3本柱がある。この3点をどう考えるかが分かれ道となる。自民党時代の従来型の思考では、この3つを、①イノチ>②カネ>③名誉という序列で考えるので、「安全保障でお世話になっているから、米国には逆らえない」となる。ところが民主党では、①安保=②経済=③グローバルを並列と考える。したがって、①で借りがあっても、②や③で返せば良い。「環境問題などのグローバルイシューで貢献すれば、日米は対等になる」という見方である。

自民党思考:安保(イノチ)>経済(カネ)>グローバル(名誉)→米国には逆らえない。

民主党思考:安保(X)=経済(○)=グローバル(○)→米国とは対等である

かんべえさんの記述ではこんな言葉もあった。

○ワシントンポストの記事はかなりのインパクトがあって、「現下の最難問は中国ではなくて日本だ」というのだから、穏やかではありません。まあ、先方のホンネを正直に言えば、「せっかく韓国でまともな政権が出来たのに、今度は日本で盧武鉉政権が出来ちゃった」ということでしょう。日米関係、ピンチであります。

え〜さすがにノムヒョンよりいいと思うけどなあ。まあ、ただ、オバマ訪問までに何を解決するがカギかも。

杜父魚文庫ブログ
オバマ米大統領の訪日にも影響か? 古沢襄
http://blog.kajika.net/?eid=995190

まあねえ。ハブ空港問題一つとっても、自民党政権下では国益を守るための調整役という政治の根幹が全くダメダメになっていたということがわかったけど、それは既得権益だらけの国内問題であって、国際問題では、属国であり続けるという、ある意味潔すぎる選択をしてきたものの、一応、現実的な対応をしてきたんだろうと思う。よくわかんないけどさ。民主党は国内の既得権益を切って行くついでに、国際問題でもアメリカは既得権益者だったとも言わんばかりに切って行くおつもりだろうか。って、外交ってそんな原理原則とか、国の大きさの違いを乗り越える平等主義とかでできるんですかね?

さて、次は支持率低下に歯止めのかかってないオバマについて書こうと思っておりますが、ちとめんどい。支持率下がっているって、なんか常態になってるしなあ。

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October 21, 2009

ボノはオバマ支持

 
 

中村明美のニューヨーク通信
BONOオバマ支持コラム@NYタイムス
http://ro69.jp/blog/nakamura/26757

 

賛否両論のオバマ、ノベール平和賞受賞にボノが絶対支持のコラムを10月18日(日)NYタイムスに掲載した。

理由のひとつとして、先月オバマが国連で「貧困を我々の世代で根絶させることを目標とする」とスピーチしたことを挙げている。

AFP オバマ大統領のノーベル賞は「世界の訴え」、U2のボノ氏が擁護
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2654292/4778148

ボノのNYT記事はこちら
NYT Rebranding America
http://www.nytimes.com/2009/10/18/opinion/18bono.html

ボノ! 先週、スーパードラマで配信された「ザ・ホワイトハウス」(ドラマ)のシーズン7で、民主党大統領候補のサントス議員(オバマがモデル)をボノが支持するってことで、サントス陣営が超盛り上がっていたシーンを見たばかりだったので、笑ってしまった。

でも思い出してみれば、ボノはオバマ大統領就任式の2日前に行われた記念コンサートでライブしていたよね。

記念コンサートの様子はこちらから。
Jin and Tonic
リンカーン記念堂における歓迎式典
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2009/01/post-7cf4.html

まあ、それはともかく、ボノのこの記事や、WAPOのアンケートで5割がパブリックオプションを支持していることを考えると、アメリカが1年前のことをすべて忘れ去ったというわけではなさそうだ。

…と思ったけど、よく考えたら、ボノはアイルランド人じゃん! NYTでも僕はヨーロッパで生まれたけどとか書いてるし。アメリカ人もボノみたいに考えないのかな。それはヨーロッパ的でだめなんだろうか。 

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西川社長辞任

大臣まで罷免した日本郵政問題なんだが、政権交代を受けて、西川社長辞任で落ち着いたわけだ。これは閣議で民営化見直しを決定したからなんだけど。

毎日 郵政民営化見直し:西川社長、辞任を表明 「方針隔たり」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091021ddm001010003000c.html

BSフジのニュースを見ていたら、平沼氏が西川社長は会見の時、取り乱していたというので、youtubeを探してみたが、確かに…。悔しかったんだろうと思うけれど、もっと悔しい思いをしている人も多いので、仕方ありません。

西川社長は小泉元首相に会ったらしいね。


亀ちゃんのコメント

いろいろあったけど、最終的に郵政民営化が自民党をぶっ潰したわけだ。西川を切らなかったから、麻生太郎は潰れた。郵政民営化を否定できなかったから。なのに、1年生議員の小泉の息子とかが偉そうにしているようじゃ、自民党はダメなんじゃね?

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October 20, 2009

健康皆保険、5割支持

オバマ最大の課題である医療保険改革。ずっと難航しまくっているわけだけど、先週大きな動きがあった。

朝日 医療保険改革、法案すべて出そろう オバマ氏一段落
http://www.asahi.com/international/update/1014/TKY200910140168.html

…財政委員会では、オバマ大統領が必要性を訴える公的医療保険の扱いが焦点となった。野党・共和党は、政府の関与が強まりすぎるとして大半が反対を表明。多数派の民主党内でも、導入の是非をめぐって意見が分かれていた。

 このため政府の関与を弱める妥協策として、非営利の協同組合による管理運営方式が法案に盛り込まれた。採決では民主党の13議員全員に加え、共和党穏健派のスノー議員が賛成に回った。

てなわけで、一段落していたんだけど、懸案事項は温暖化とか経済とかアフガンとかあって、オバマも依然窮地にたたされているわけだ。

でも、今日、あれあれ?というニュースがあった。

WAPO
Public option gains support
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/19/AR2009101902451.html
Washington Post-ABC News Poll
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/politics/polls/postpoll_101909.html

パブリックオプションというのは、国営保険のようなものを設置しようという話。ここは争点となっており、共和党は大反対していて、あのペイリンまで出てきた。でも、そこで民主党側が妥協したので共和党のスノーさんが上院委員会で賛成に回った訳だ。

でも、アンケートを取ってみたら、国民の半数はパブリックオプションを支持しているというのだ。まあ健康保険制度が一応整備されている日本では、そんなの当たり前なんだが、アメリカという国は自己責任の国だけに、というか、移民の国で貧富の差も大きいために、この間来たばかりの移民のために費用を出したくないし、或る意味放置しているわけ。だからみんな国民皆保険には反対していると共和党は宣伝していた。でも、本当はみんな自分のこととして考えていて、半数は賛成しているようだ。

そうはいってもオバマの支持率が上がった訳じゃないんだが、久々に世論調査でいい数字。まあ、そりゃそうだよ。自分がいつ失業するかわからない状態なんだから。それなのに、9ヶ月でオバマ無能、ってのはちょっと言い過ぎだと思うね。いろいろ成し遂げたじゃん。ロシアとの軍縮協議に着手したし、景気対策法も通したし、ノーベル賞取ったりしたし。イランや北朝鮮はこれからでしょ?

まあ、勇ましいほうが仕事をやっている感はあるだろうけど、ブッシュのときは、就任直後に京都議定書から離脱し、国家エネルギー戦略を立て、経済対策を取ろうとしたら9.11が起きて戦時体制に突入。その後はアフガン攻撃、イラン攻撃を行い、経済が破綻し今に至るわけだ。それが良かったのかねえ。う〜む。みんな1年前までのことをすっかり忘れてオバマ批判をしているのがよくわからん。

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October 18, 2009

ストリートビューの進化?

日経 グーグル「ストリートビュー」、自然公園などの風景も提供
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091018AT2M1700N17102009.html

ふーんと思ってたんだけど、Twitterで古川さんが拾っていたこのニュースで吹いた。

Tech Crunch
大人が三輪車を漕いで森の中を走る–Google Street Viewが車の行けない場所を撮るためだ
http://jp.techcrunch.com/archives/20091016no-thats-not-the-ice-cream-man-its-the-google-trike-taking-street-view-off-road/

三輪車! そっか、人力なんだ。

すでに始まっているみたい。

道新 旭山動物園、羊ケ丘…自宅でパノラマ旅気分 グーグルが新サービス
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/193412.html

旭山動物園をちらりと見てみたが、サル写ってなかった。BOO

どこまでこの三輪車で行くのかな。そのうちエベレストの頂上とかまでできたりして(苦笑)。

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友愛の海の現状

産経 中国、東シナ海の主権主張 「友愛」無視の強硬姿勢
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20091017014.html

産経【与那国島が危ない】(上)中国野放しの「友愛の海」 自衛隊誘致、町の悲願
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20091014002.html

よく、対馬だ竹島だという話があるけど、沖縄はどうなんだろうと思っていたら、やはりこんな状況らしい。

友愛もいいけど、とりあえず日本がしなやかに強くならないと意味がないんじゃないかねえ。対馬問題といい、与那国といい、国内で甘くみられすぎているように思う。

核を持たなくても、給油しなくても、別にいいんだけど、自分の国くらいはきちんと守るべきだと思う。

こんな話も。

杜父魚文庫ブログ
海自に衝撃・中国海軍の実力 古沢襄
http://blog.kajika.net/?eid=995157

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October 17, 2009

追悼 加藤和彦氏

カッコいい人が亡くなると悲しいです。最近こんな話ばっかり。

悲しくてやりきれない
       

タイムマシンにお願い
       

帰ってきたヨッパライ
       

イムジン河
       

あの素晴らしい愛をもう一度
       

追記:日を追うごとにどんどん悲しくなってくる。優しい人がどんどん亡くなっていくこの日本は、やはりどこかおかしくなっているんじゃないだろうか。

 

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October 14, 2009

理性と善意とノーベル平和賞

ノーベル平和賞のオバマ受賞に賛否含め、いろいろ論議があるわけだが、平和賞はスウェーデンじゃなくて、ノルウェーの国会が使命する委員会が決めるらしい。つまりノルウェーの国会が決めるってことだ。まあ歴史的な経緯があってのことらしいんだが、ノルウェーから見ると、オバマは平和への大転換を果たした人なんだろうね。

ノーベル賞
http://nobelprize.org/

毎日 ノーベル平和賞:米国民は驚きと戸惑い 祝賀ムードなく
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091010k0000e030016000c.html

オバマ米大統領の09年ノーベル平和賞受賞が決まった9日、米国内の雰囲気は祝賀ムードにほど遠く、驚きと戸惑い、さらには批判の声さえも聞かれた。最大の理由は、米国民が喜びを共有できる「実績」が大統領にないためだ。「戦時大統領」への「平和賞」というイメージのギャップも大きく、支持層のリベラル派までが祝福を控えた。

昨年の大統領選を戦った共和党のマケイン上院議員は、CNNテレビで「驚いたが、我々は米国民として大統領が誉れ高い賞を得たことを誇りに思う」と祝した。

読売 オバマ氏平和賞「欧州では威光健在?」記者も驚き
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091010-OYT1T00220.htm

驚いたのはホワイトハウス担当記者も同様。ある米国人記者は、「我々は、就任直後に希望を振りまいていた大統領の姿を思い出せなくなっているのに。欧州では、オバマ氏の威光は健在なのか」と首をかしげた。

そんなわけで特にアメリカ国内で今回の受賞について賛否両論があるようなんだが、上記記事のホワイトハウス担当記者の発言もなんだかな〜である。もうブッシュのことは忘れているのだ。私が今ごろ読んでいる「グリーン革命」の冒頭で、トーマス・フリードマンが触れているのは、アメリカの「反知性主義」が、ここまで状況を悪化させたということだ。しかしホワイトハウス担当となるような記者までが、たった1年前までの惨状を忘れているなんて、忘却も甚だしいんじゃないだろうか。

オバマウォッチを続けていて感じるのは、オバマの理想主義は必ずしもうまくいっていないこと。アフガンにもこっそり増派しているし、本当は経済対策だってうまくいってない。核不拡散もそうは進んでいない。でもそれは誰がやってもそうなる結果だろう。そんな中で、果敢にも、超難関の「医療保険改革」に取り組み、さらには気候変動問題にも対処しようとしているというのは評価されるべきなんじゃないの? 忘れすぎじゃないか??

私見だけれど、世界の各国からみれば、アメリカの経済は大事だけれど、そもそもの経済危機は、ITバブル崩壊で経済悪化を招いていたときに起きた9.11と、それにともなう戦争が招いたのではないかと思う。これがなければ、アメリカ経済が極端に疲弊することもなく、ここまでひどくなっていたかどうか、と。

そんなわけで海外からみると、平和的な理念を訴えるオバマは、戦争を押し進めたブッシュからの大転換だったわけだ。ノーベル平和賞を与えたのも、その大転換だけでなく、そのオバマがこの苦境にたたされている現状を打破するため、外部から応援したいという気持ちがあったんだろうなと思う。ジャパンハンドラーズさんが言うとおり、ひいきの引きたおしとなって、国内では受けがよくないだろうけどね。

ただ、日本としては批判したってしょうがないし、建前を言えばおめでたい話である。まあ、各方面からも祝意が届いているし。

読売 国連総長、平和賞に「心からの祝意」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20091005-228909/news/20091010-OYT1T00019.htm

日経 オバマ氏平和賞 IAEA事務局長「もっともふさわしい人物」http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20091010D2M0903Z10.html

産経【ノーベル賞】ダライ・ラマ、オバマ大統領の受賞を祝福http://sankei.jp.msn.com/world/america/091010/amr0910100929008-n1.htm

いや、この人はまあ別ですが。

共同 オバマ氏への授与に疑問 チャベス大統領
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101201000016.html

もうここまで来たら、日本はめちゃめちゃ喜んでることにしたらいいんじゃないだろうか。オバマも来日もすることだし、とにかく、善意だけでめちゃめちゃ祝う。手放しで。だって否定してもしょうがないし。

共同 日本、「核なき世界」構想を支持 国連委に決議案
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101301000942.html

もちろん、それはオバマに広島と長崎をさらに考えてもらうきっかけにしてもらわねばならないだろう。ところで新しい駐日大使のルース氏は広島を今月訪問して、衝撃を受けたらしい。

共同 広島訪問でオバマ大統領に助言へ 米大使、被爆地に「深く感動」
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101301000680.html

中国新聞 ルース米大使会見の要旨
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200910140122.html

そんなわけで、今のところ、なんとか理性と善意が反知性主義に勝っているオバマ政権だが、今後の政権運営によっては、またぞろアメリカにペイリン的反知性主義が力を増しそうだ。

だから平和賞についてはいろいろ考えたけど、もうペイリンは見たくないので、私はオバマのノーベル平和賞受賞を心から喜ぶことにしたい。まあ、心のどれくらいの深さかは別だけど。

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October 10, 2009

オバマのノーベル平和賞受賞声明

久々に訳してみました。例によって適当訳ですので間違いございましたらコメント欄でご指摘ください。それにしても、オバマの演説は難しい…。

REMARKS BY THE PRESIDENT
ON WINNING THE NOBEL PEACE PRIZE

Rose Garden

October 9, 2009
11:16 A.M. EDT

THE PRESIDENT:  Good morning.  Well, this is not how I expected to wake up this morning.  After I received the news, Malia walked in and said, "Daddy, you won the Nobel Peace Prize, and it is Bo's birthday!"  And then Sasha added, "Plus, we have a three-day weekend coming up."  So it's good to have kids to keep things in perspective.

おはようございます。今朝の目覚めがこうなるとは、全く予想していませんでした。このニュースを知らされた後、娘のマリアが来まして、「ダディはノーベル賞を取った日、ボー(犬)は誕生日よ」と言いました。そしてサーシャが付け加えて「プラス、3連休が始まるのよ」。子どもは通常の生活に戻してくれますね。

I am both surprised and deeply humbled by the decision of the Nobel Committee.  Let me be clear:  I do not view it as a recognition of my own accomplishments, but rather as an affirmation of American leadership on behalf of aspirations held by people in all nations.

私はノーベル委員会の決定に、驚きもし、大変謙虚な気持ちになりました。はっきりさせておきたいのは、私は自身の功績が評価されたからではなく、むしろ、すべての国の人々が抱く(平和という)願望のために、アメリカがリーダーシップを発揮するということを確認したのではないかと考えています。

To be honest, I do not feel that I deserve to be in the company of so many of the transformative figures who've been honored by this prize -- men and women who've inspired me and inspired the entire world through their courageous pursuit of peace.

正直申し上げて、私は過去に受賞した力のある多くの人々と肩を並べる資格があるとは思っていません。過去の受賞者の男女は、私の、そして世界中の心を動かしました。彼らの平和を追求する勇気ある行動をもって。

But I also know that this prize reflects the kind of world that those men and women, and all Americans, want to build -- a world that gives life to the promise of our founding documents.  And I know that throughout history, the Nobel Peace Prize has not just been used to honor specific achievement; it's also been used as a means to give momentum to a set of causes.  And that is why I will accept this award as a call to action -- a call for all nations to confront the common challenges of the 21st century.

しかし私は知っています。この賞が、そうした男女や、すべてのアメリカ人が求める世界、建国の理念に約束を与える、そんな理想の世界を反映していることも。そして歴史を振り返っても、ノーベル平和賞が特別な功績をたたえるものばかりではなかったことも分かっています。様々な要因に何らかの機運を与えるものとして使われてきたことも。そしてそれが私がこの賞を受け取る理由です。行動を求めるものとして。すべての国に21世紀の共通の難題に立ち向かうことを求めるものとして。

These challenges can't be met by any one leader or any one nation.  And that's why my administration has worked to establish a new era of engagement in which all nations must take responsibility for the world we seek.  We cannot tolerate a world in which nuclear weapons spread to more nations and in which the terror of a nuclear holocaust endangers more people.  And that's why we've begun to take concrete steps to pursue a world without nuclear weapons, because all nations have the right to pursue peaceful nuclear power, but all nations have the responsibility to demonstrate their peaceful intentions.

これらの難題はどの指導者もどの国も単独では克服できないものです。そしてそれが私の政府が新たな約束の時代を打ち立てようとしている理由なのです。すべての国が我々の求める世界に向けて責任を持たねばならないという約束の時代を。私たちは許す事はできません。核兵器がより多くの国に拡散して行く世界を。そしてより多くの人が核による大虐殺というテロの危険にさらされてしまう世界を。そしてそれが、私たちが核兵器のない世界を追求する歩みを始めた理由なのです。すべての国が平和的な原子力利用を追求する権利を持っていますが、しかしすべての国が彼らの平和的な意図を、行動で示す責任があるのです。

JINのつぶやき:この論理でいくと、世界で唯一、原爆を落とした(しかも2発も)アメリカが最悪のテロ国家ってことになるけど…。

We cannot accept the growing threat posed by climate change, which could forever damage the world that we pass on to our children -- sowing conflict and famine; destroying coastlines and emptying cities.  And that's why all nations must now accept their share of responsibility for transforming the way that we use energy.

私たちは気候変動によって引き起こされる脅威が大きくなっていくことを容認できません。子どもたちに引き継ぐ世界に、永遠にダメージを与えてしまうかもしれないのです。争いや飢餓の種をまき、海岸線を破壊し、都市を空にしてしまうような気候変動の脅威を。そしてそれがすべての国がエネルギー使用方法を変更する責任を分かち合うことを受け入れなければならないという理由なのです。

We can't allow the differences between peoples to define the way that we see one another, and that's why we must pursue a new beginning among people of different faiths and races and religions; one based upon mutual interest and mutual respect.

私たちはお互いがどう見えるかで定義される人々の間の争いを許すことはできませんし、それが、私たちが信仰や人種や宗教の違いを乗り越えた新しい時代の始まりを求めなければならない理由なのです。お互いに関心と尊敬の上に立った新しい時代を。

And we must all do our part to resolve those conflicts that have caused so much pain and hardship over so many years, and that effort must include an unwavering commitment that finally realizes that the rights of all Israelis and Palestinians to live in peace and security in nations of their own.

そして私たちは紛争解決に自分の役割を果たさなければなりません。それは何年も大きな痛みや困難の原因となってきました。そしてその努力は、すべてのイスラエルとパレスチナの人々が平和にそして安全に自国内に住める権利を現実化させる揺るぎない約束も含まれなければなりません。

We can't accept a world in which more people are denied opportunity and dignity that all people yearn for -- the ability to get an education and make a decent living; the security that you won't have to live in fear of disease or violence without hope for the future.

私たちは機会や尊厳を奪われる世界を許すことはできません。人々は切望しているのです。教育を受け、そこそこの生活ができるという能力や、病気や暴力の恐れの中、将来への希望もなく生活しなくてもいいような社会保障のある世界を。

And even as we strive to seek a world in which conflicts are resolved peacefully and prosperity is widely shared, we have to confront the world as we know it today.  I am the Commander-in-Chief of a country that's responsible for ending a war and working in another theater to confront a ruthless adversary that directly threatens the American people and our allies.  I'm also aware that we are dealing with the impact of a global economic crisis that has left millions of Americans looking for work.  These are concerns that I confront every day on behalf of the American people.

私たちが紛争が平和的に解決され、反映が広く分かち合えた世界を求めて努力しているのと同時に、私たちは現実世界に立ち向かわなければなりません。私は一国の総司令官であり、一つの戦争を終わらせ、アメリカや同盟国を直接脅している冷酷な敵に立ち向かう戦争地帯の指揮をしています。私はさらに世界経済危機の衝撃に直面していることも招致しています。何百万のアメリカ人が職を探しているのです。これら関連するすべてのことに対し、毎日アメリカの人々のために立ち向かっています。

Some of the work confronting us will not be completed during my presidency.  Some, like the elimination of nuclear weapons, may not be completed in my lifetime.  But I know these challenges can be met so long as it's recognized that they will not be met by one person or one nation alone.  This award is not simply about the efforts of my administration -- it's about the courageous efforts of people around the world.

私たちが立ち向かう仕事のいくつかは、私の大統領任期中には完結できないでしょう。核兵器の廃絶のように。これは私の人生の間にも実現できないかもしれない。しかし私はこれらの難題の解決には長い時間がかかるだろうことはわかっています。一人や一つの国だけでは解決できないとわかっているからです。この賞は、ただ私の政府だけの努力に向けられたものではないでしょう。これは世界中の人々の勇気ある努力に向けられたものなのです。

And that's why this award must be shared with everyone who strives for justice and dignity -- for the young woman who marches silently in the streets on behalf of her right to be heard even in the face of beatings and bullets; for the leader imprisoned in her own home because she refuses to abandon her commitment to democracy; for the soldier who sacrificed through tour after tour of duty on behalf of someone half a world away; and for all those men and women across the world who sacrifice their safety and their freedom and sometime their lives for the cause of peace.

ですからこの賞が正義や尊厳のために戦うすべての人々と分かち合わなければなりません。叩かれ銃弾が飛んできてもなお彼女の意見を聞いてもらう権利を主張するために静かに街を行進する若い女性とともに、民主主義を放棄することを断ったために自宅に軟禁されているリーダーとともに、誰かの、そして世界のために犠牲を払い任務につぐ任務に付く兵士とともに、そして平和のために自らの安全や自由や命をも犠牲にする世界中の男女とともに。

That has always been the cause of America.  That's why the world has always looked to America.  And that's why I believe America will continue to lead.

それがアメリカがアメリカたる所以なのです。それが世界が常にアメリカに期待する理由なのです。そしてそれがアメリカが世界を率い続けるであろうと信じる理由なのです。

Thank you very much.

どうもありがとうございました。

END                                                   
11:22 A.M. EDT

声明全文はホワイトハウスホームページから引用
http://www.whitehouse.gov/the_press_office/Remarks-by-the-President-on-Winning-the-Nobel-Peace-Prize/

こちらはノーベル平和賞発表時の映像。

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オバマの声明と反応

オバマ大統領はノーベル平和賞受賞について声明を発表した。

<以下共同通信より>
目標達成に協力呼び掛け オバマ米大統領が声明
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001079.html
オバマ氏声明詳報(1)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001068.html
オバマ氏声明詳報(2)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001096.html
オバマ氏声明詳報(3)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001101.html
オバマ氏声明詳報(4)
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001106.html
オバマ氏声明詳報(5)完 
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001111.html

日本では名前の同じ市と被爆地は喜んでいるわけだが。

小浜市、「この上ない喜び」 オバマ氏受賞決定を祝福
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001022.html

「核廃絶に全力投球を」 喜ぶ被爆者ら、決意新た
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901000875.html

広島の中高生が11月の訪問時の広島訪問を呼びかけたものの…

米大統領広島訪問を米紙で呼び掛け 中高生ネット
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200910090293.html

やはりここはスルー。

中国新聞 オバマ氏の被爆地訪問は困難      '09/10/9
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910080358.html

まあ、危ない橋を渡っている場合じゃないからね。

海外はもっと醒めた目。というか、アメリカだって???って感じなんだから盛り上がっていたのは選考委員だけかも。

暗いニュースリンク(gloomynews)さんが怒濤のTwitterアップをしていて面白いのだけど、海外メディアによれば、ワレサもボルトンもタリバンも共和党も、みんな驚いて、というかあきれているらしい。

特にここはそうだろう。

共同「なぜ、オバマ?」 戦火のアフガン、疑問の声
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901001027.html

あまり関係ないけどクリップ。

日本の給油活動にこだわらず アフガン大統領
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901000684.html

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オバマにノーベル平和賞

オバマ大統領、ノーベル平和賞受賞おめでとうございます。2007年2月から追っかけてきたかいがありました(ρ_;) …と、とりあえず言っておこう。

それにしても驚いた。ま〜ビックリ。オバマはまだ大統領在任中だし、大統領に就任して1年もたってないし、まだ何にも平和的なことしてないじゃん? アフガンで戦争中だし、イランの核開発も解決してないし。思いつく事と言えばプラハ演説である。どうもそれが受賞理由みたいなんだけど、あれって、別にアメリカが核兵器をゼロにするって話じゃないしな。ゴアの受賞といい、ノーベル平和賞ってちょっと恣意的すぎない? 

日経 ノーベル平和賞にオバマ氏 「核なき世界」提唱を評価
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091009AT1C0900909102009.html

ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2009年のノーベル平和賞を、米国のバラク・オバマ大統領(48)に授与すると発表した。同委員会は授賞理由について「国際外交や人々の協力関係を後押しする傑出した努力」を続けたと説明。「核兵器のない世界」を提唱し、核軍縮への新しい潮流を生み出した同氏の功績をたたえた。在任中の米大統領の受賞は、最近ではきわめて異例となる。

日経 欧州、米の協調推進に期待 オバマ氏ノーベル平和賞
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091009AT2M0903109102009.html

米国のバラク・オバマ大統領へのノーベル平和賞授与について、ノーベル賞委員会のヤグランド委員長は9日の記者会見で「賞は過去の業績に対して贈るものだが、これによって世界の対話を求めるオバマ氏の努力が前進することにも期待している」と述べた。

共同 オバマ氏授賞理由要旨 ノーベル賞委員会が発表
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100901000917.html

アメリカでもメディアの予想に入ってなくて、ビックリみたい。

NYT In Surprise, Nobel Peace Prize to Obama for Diplomacy
http://www.nytimes.com/2009/10/10/world/10nobel.html

WAPO Barack Obama Wins Nobel Peace Prize
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/09/AR2009100900914.html

CNN Obama awarded 2009 Nobel Peace Prize
http://edition.cnn.com/2009/WORLD/europe/10/09/nobel.peace.prize/index.html

医療保険制度改革難航中、オリンピックの敗退など、最近ではあまりいい話のなかったオバマなので、いい話といえばそうかも。でも誰もが「え?」って感じだし。ダライ・ラマにも会ってないし。

そんなオバマの現在の状況を考えると、ノーベル賞は共和党の神経を逆なでしそうなんだけど。と思ったら案の定である。

POLITICO Rush Limbaugh pounces on Barack Obama's Nobel Peace Prize
http://www.politico.com/news/stories/1009/28124.html

保守派の論客ラッシュ・リンボーが、馬鹿げているといったらしい。「選考委員たちは、オバマにアフガニスタンの状況を改善したり、イラン攻撃をしたしてほしくなくて、なによりアメリカを骨抜きにしたがっている」と言ったそうです。メールでだけど。この手の批判は多分、明日以降火がつくだろうな。レーガンだって受賞してないのにってね。

産経の元中国特派員で、今官邸詰めをしている福島さんのツイッターを見ていたら、核不拡散を唱えてオバマが取れるなら、池田大作先生にも、志位委員長にも、鳩山首相にもあげなきゃいけないと言い合っていたそうで。それを言うなら、みずほたんとか忘れちゃだめでは…。みずほたんは「オバマおめでとう会見」をしたらしいし。どうでもいいけど。

まあ、日本の反応はともかく、最近先鋭化を加速しているオバマ批判がどうなるか、ちょっと心配。1994年にノーベル平和賞を受賞したアラファト、ペレス、ラビンを考えるとねえ…。

オバマが会見したけど、嬉しそうというより、厳しい感じだった。また詳細は後ほど。

受賞のキッカケとなったプラハ演説はこちらからどうぞ。

Jin and Tonic
オバマのプラハにおける核廃絶演説
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2009/04/post-c97d.html


CDでという方はこちらで。しかし施政方針演説まであるとは(笑)

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October 08, 2009

追悼 中川(酒)

中川昭一元財務大臣の死を悼んで、G7のときのエントリを再掲します。このとき、舞台裏では、最後にいろいろ工作してきたアメリカの代表団を怒鳴りつけたりして頑張っていたらしいですよ。

もう中川(酒)とか呼べなくなって残念です。どうも私は過去に、「アル中を治さない限りだめだろうし、アル中は治らない」と同僚に言っていたようですが、伝聞でしか知らない人間の言葉通りにならなくてもいいじゃないかと思ってしまう今日このごろです。

ご冥福をお祈りします。合掌。

中川(酒)というか日本のG7での活躍
http://jinandtonic.air-nifty.com/blog/2009/03/g7-0f5d.html

どなたかしらないがコメントを寄せてくれた人によれば1000億ドルのIMF融資なんて、日本にとっては大したことないそうなんだが、よそはやってないみたいだし、確か褒められていたよな〜・・・と思ってたんだけど。

youtubeで青山さんの発言を見ていて思い出した。これだこれだ。

AFP IMFへ1000億ドル融資、中川財務相が署名
http://www.afpbb.com/article/economy/2571597/3794950

日本語は素っ気ないんだけど、英語版だとこう。(以下すべてJIN適当訳にて、間違いがあっても許してね)

AFP Japan signs pact lending 100 billions dlrs to IMF
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jROjJUX2J-JDW_29jU1T3M8K8nYg

Strauss-Kahn said: "This commitment is the single-largest supplemental financing contribution by an IMF member country ever, and it clearly demonstrates Japan's leadership and continuing commitment to a multilateral approach to global economic and financial challenges."
ストロスカーンIMF専務理事は「この合意は、 IMF加盟国の中で、一国での追加融資としてはこれまでで最大の貢献となる。そしてこれは日本のリーダーシップを明確に物語るものであり、世界経済と金融危機への他国間による対応策が継続されるということの証である」と述べた。

ストロスカーン氏とは
Wiki ドミニク・ストロス・カーン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%B3
フランスの大統領候補者にもなったことがある大物らしい

英語で検索してみると、日本の貢献記事は結構たくさん流れている。

テレグラフ
IMF chief Dominique Strauss-Kahn warns second wave of countries will require bail-out
http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/4625430/IMF-chief-Dominique-Strauss-Kahn-warns-second-wave-of-countries-will-require-bail-out.html

"The biggest concrete result of this summit is the loan by the Japanese... now I will continue with the objective of doubling the Fund's resources."
「このサミットの最大の成果は日本による融資である。私は基金の資金を2倍にするために努力を続ける」

ロイター G7, IMF fret about emerging market finance gaps
http://www.reuters.com/article/topNews/idUSTRE51E15320090215

Japan led the way on Friday, signing a loan of $100 billion for IMF coffers.
日本は金曜日にその道を開いた。IMF基金への1000億ドルの融資にサインした。

Other countries are expected to follow suit. The G7 underlined their commitment to new cash.
他国もそれに続くことが望まれる。G7は新しい資金の合意を強調した。

European countries have agreed that they will provide new money but they are waiting to see how much China, which is seeking a greater voice at the IMF, is prepared to contribute from its huge surplus.
欧州諸国は新たな資金供与に合意したものの、中国の出方を待っている。中国はIMFで発言権を高めたいと考えており、巨額の余剰資金からどれだけ貢献しようとしているのかを見極めようとしているのだ。

青山さんも言ってたけど、欧米は中国待ちってことらしい。G7に中国は都合よく入っていないので、4月のG20待ち。どうせ後だしじゃんけんで日本より多く出すんじゃないですかね。もしくはビタ一文ださないか。

というわけでほめられてんじゃん。これがどうして報道されないのか。

〜〜と思ったけど、多少報道されていた。扱いがそれほどでもないのは、少し前に出すって宣言しているからなんだけど、こういう国際機関への出資って、出すって宣言しても実行しない国もあるらしいと聞いたことがある。予算と違って出しやすかったんだろうけど、一番最初に言い出したし(早く言い過ぎな面はいなめないが)、それが有言実行だから喜ばれた。

共同 日本、9兆円融資文書に署名  IMFの融資財源を強化
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021401000181.html

署名に当たりストロスカーン専務理事は「人類史上最大の融資貢献ではないか」などと日本の取り組みを高く評価したという。

日経 最大1000億ドルの支援 IMF専務理事「日本、過去に例ない貢献」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090214AT2C1400114022009.html

毎日 IMF:融資、日本と正式合意
http://mainichi.jp/select/world/news/20090215ddm008020185000c.html

ついでにガイトナーと何を話したかというと…第二次世界大戦だった。13日まではかなりまともだな。

毎日 中川財務相:保護主義の流れけん制 米長官と会談「世界が懸念」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090214dde001020034000c.html

さらに中川財務相は1930年代の保護主義の波が第二次世界大戦につながったとして、「日米とも断固として保護主義に反対すべきだ」と迫った。ガイトナー氏は「全面的に同意する」と述べた。

そりゃ酩酊しているように見える会見はフォローしようがないけど、日本人が日本をおとしめる必要はないんじゃない。アホクサ。

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11月12、13日はオバマの日

共同 オバマ氏が来月12、13日来日 首相と会談
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100701001097.html

オバマ米大統領が11月12、13両日に初来日する日程が7日、固まった。複数の日米関係筋が明らかにした。

 大統領は14、15日にシンガポールで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ日中韓3カ国を訪問する予定で、日本がアジア訪問での最初の訪問国となる。

 

11月12、13日にオバマ来日が決まった。私は追っかけるわけにもいかないんだけど…(といいつつ、追っかけたくなっているわけだが)。どこか学術的なところで演説するらしい。東大か早稲田かってところだろうが、広島大学なんかで演説したら泣く。多分。

東アジアに向けた演説を日本でするかどうかは調整中らしいけど、普通、今だったら会議の場でするか、中国でするんじゃないすかね?

というのも、オバマは14日と15日に開かれるアジア太平洋経済協力会議の前に日本に寄るわけだけど、会議のあとにその足で、中国と韓国に行くらしい。それで今、来米中のダライラマに会えなくて、案の定、批判の声が上がっているそうだ。

産経 オバマ大統領、ダライ・ラマとの会談先送りで風圧
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091007/amr0910071655008-n1.htm

今回の訪米を前に、オバマ政権はジャレット大統領上級顧問らをチベット亡命政府のあるインド・ダラムサラに送り、会談は、年内に改めて実現するとの根回しを終えていた。ダライ・ラマ側も、「(今回は)適切な時期ではない」(ロディ・ギャリ特使)と訪米後に述べるなど、米側への配慮を見せた。

 ところが、ダライ・ラマがワシントンに現れると、「なぜ大統領は会わないのだ」と批判が吹き出した。ダライ・ラマが、米大統領との会談抜きでワシントンに滞在したのは18年ぶりとされ、オバマ大統領の対応は中国の顔色を気にする「弱腰」と受け止められた。授賞式会場では、「オバマ大統領がこの仏教僧をただちにホワイトハウスに招くよう求める」との文書が配布された。

しかし、産経はこういうオバマネガティブ情報はきっちり抑えるね(苦笑)。一応ダライ・ラマも大人だから、事情は分かっていると思うけど。

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October 07, 2009

記者クラブ問題と記者会見開放問題

金融担当大臣は2回記者会見をしているらしい。記者クラブに会見の開放を求めたが、断られ、自ら記者会見開放を行ったそうな。

J-CAST news 
http://www.j-cast.com/2009/10/06051134.html

「(記者クラブは)頭が古いので、自分でやることにしました」

毎日 亀井静香氏:記者クラブ非加盟社向けに会見実施
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091007k0000m040071000c.html

クラブ側は「閣僚主催の会見では、運営が公的機関の一方的判断で左右される危険があり、クラブ主催の会見は重要」などとする日本新聞協会の見解を踏まえ、従来通り、幹事社の了解で出席を認めるとの方針を回答していた。同時に「クラブは開かれた存在であるべきだ」との新聞協会の見解も伝えた。

亀ちゃん、やるねえ。やんやの喝采を送りたい。

記者会見問題は多少関係があるのであまり書きたくないんだけど、大手一般紙の記者クラブが独占していた定例の大臣会見、事務次官会見などに入れる入れないなど、かつていろいろ経験したことがある。今は関係ないけども。10年以上前は一般紙とそうでない媒体の間には大きな壁があった。その後、だんだん入れてくれるようになって、最近はだいぶ変わったと聞いていたんだけど。

排除された側ではあっても記者クラブはあってもいいと思っている。的確に効率的にマスメディアに伝えるにはいいシステムかもしれないから。簡単に人を集めてレクもできるし、相手の顔も見えるし、取材される側も文句もいいやすい。

だからこの問題は記者会見開放問題であって、記者クラブ問題じゃないと思っていたのだが、どうも一般紙のみなさんはそう思っていないようだ。

日経BP
記者クラブ制度批判は完全な誤りだ
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090924/183116/

この花岡記者のいいたいこともわかる。だけど、そもそも民主党の会見開放は、真正面から記者クラブを否定するものではなかったはずだ。問題は情報の独占であって、その組織じゃないのに。

なのに、どういうわけか花岡記者をはじめ、Twitterで見た一般紙の記者さんのご意見も含め、大手マスコミさんたちは「記者クラブ解体」を心配しているようだ。だから記者会見開放に頑ななんだろうか。でもそれがかえって記者クラブ不要論を招いているように思う。

会見を開放したところで、すべての会見に多くの人が来られるわけじゃないし、事前登録制とかにすればいい。記者クラブにそんな事務をする人員はいないかもしれないので、事務手続きが面倒だというなら、そこの部分は広報マターということで、記者クラブじゃなくて広報が行ってもいいと思うんだが。どうでしょう。記者会見はクラブと行政の共同開催でいいじゃない?

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October 06, 2009

ダライ・ラマに会わないという選択

正直、最初からリオっぽかったオリンピックでダメだしされても大した話じゃないと思うんだが、これだけはいただけない。

日経 オバマ大統領、訪米中のダライ・ラマと会談せず
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091006AT2M0600Q06102009.html

米国務省は5日、ワシントンに10日まで滞在予定のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と、オテロ国務次官(地球規模問題担当)が会談することを明らかにした。11月に初の訪中を控えるオバマ大統領は会談しない予定。中国政府と、国内の対中強硬派の双方に配慮した対応とみられる。

CNN ダライ・ラマ訪米 オバマ米大統領との会談予定なし
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910060006.html

ダライ・ラマは2007年の訪米時、当時のブッシュ米大統領から米議会名誉黄金勲章を授与され、米中関係を傷つけるものだとする中国の批判を招いた。

産経 オバマ米大統領、訪中後の年内にダライ・ラマと初会談へ
http://sankei.jp.msn.com/world/china/091006/chn0910062015004-n1.htm

チベット亡命政府のロディ・ギャリ特使は5日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、オバマ米大統領と年内に初めて会談することを明らかにした。会談は11月中旬に予定される大統領の公式訪中後とされる。米中首脳会談ではチベット問題も議題になるとみられている。

まあね。ブッシュは微妙に米国との対立関係を演出していたが、オバマのほうは米国版友愛なわけで、とにかく融和を打ち出しているわけだ。しかも、米国債を一番買ってくれているのは中国。だから訪中前に中国に悪い顔はできないんだろうなあと思う。思うけどね。ダライ・ラマが来米して会わなかった大統領はオバマが初めて、というレッテルが貼られてしまうわけだ。あ〜あ。

チベットについて、今日、BS朝日の上杉隆氏の番組で、東京新聞中国特派員の清水さんという人が話していたわけだが、胡錦濤国家主席にはいろいろ事情がありそうだ。まあチベット弾圧でのし上がった胡主席だけど、本来は胡耀邦さんに引き立てられたらしい。まあ、なんつうか、前任の江沢民に比べて人柄が良さそうな顔なわけだ。で、話は端折るが、今、胡主席の中国での立場は結構危ういんだそうで。

まあ、そんなわけで中国の会談を成功させるにはダライ・ラマに今、会う訳にいかないんだろうけどね。どうですかね。大統領候補者だったときは一番最初にチベット弾圧を非難していたのに。だから会談ではかならず言ってほしいなとは思うが、どうだかね。経済的に依存しているからなあ。

そんなわけで、ダライ・ラマと会うためにはお金がないとだめなんだろう。訪中後に会うというのも、お金の確約ができてからというわけか、とじっと手をみる。

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October 05, 2009

オリンピックは予定通りリオ

2016年のオリンピック開催はリオに決まった。シカゴが一番先に落選していて、そこは多少びっくりしたけど(最初は東京だと思ってたのに)、それだけオバマの、というよりアメリカの人気がなかったってことだろうね。オプラっつってもアメリカ国内だけの人気だし。

感想を言わせてもらえば、そもそもブラジル、スペイン、アメリカ、日本というラインアップからみて、どう考えても残るのはブラジルしかない、というのが本音じゃないだろうか。理由は以下の通り。

リオ 南米初という意味あり
マドリード グローバル化の折、ロンドンのあと続けて欧州ってあり得ない
東京 グローバル化の折、北京→ロンドン→東京もあり得ない
シカゴ 4回に1回アメリカでやるには、今、国として人気なさすぎ

まあアテネ→北京→ロンドンもあったわけだけど、アテネはオリンピック発祥の地だし別格だろう。それにオリンピックって、国が立派な国になったって海外にお披露目する場になっているわけだしさ。ソウルや北京を例に出すまでもなく、64年東京だってそうだったわけで。発展途上の都市といえばリオしかないし。

そもそもオバマや鳩山が不利でも行ったのは、ロンドンに決まったとき、IOC総会にブレアは来ていて、対抗馬パリのシラクは来てなかったことが影響したということらしい。でも全員来ている中で、もしアメリカが勝ったなら、IOCは大国におもねる(しかも凋落傾向なのに)と思われてしまう。本部がコペンハーゲンにあるってことは「欧州の牙城」なんだから、冷静終結後はアメリカびいきにならないことは間違いない。

みなさんブログに書いているので、見てみよう。

米流時評
五輪ショック! 東京・シカゴ落選で南米初のリオに決定
http://beiryu2.exblog.jp/10291934/

シカゴが落ちた理由は何なんでしょう?………やはり、テロに狙われやすいから?

ミュンヘンみたいになったら大変ですしねえ。

今日の覚書
ちょっとムカつくスピーチ
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/2326789672abeb25caef9ddc23ead00c

インパクト:東京チーム唯一の本物の個性からの、ちょっとムカつくスピーチ。

本物の個性って鳩山らしい(苦笑)。宇宙人ですから。

ニュースな英語
ドン・キホーテ的と言われてしまったオバマ大統領の痛い判断ミス
http://dictionary.goo.ne.jp/study/newsword/monday/20091005-01.html

いきなり乗り込んでいって得意の演説をすれば、IOC委員もコロッと説得できるだろう——と実際に思っていたかどうかはともかく、そういう風に見えてしまった。「傲慢だ」「スター気取りもいい加減にしろ」と、保守派に攻撃材料をわざわざ提供してしまったのですから。上記のフィナンシャル・タイムズ記事では、オバマ氏の今回の顛末を「quixotic(ドン・キホーテ的、英雄気取りで妄想的に浮ついた)」と評しているほど。

行かなきゃ行かないでいろいろ言われそう…。

日暮れて途遠し
オバマのオリンピック招致飛び入り
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/10f7e8328e6cca21802d7effb8138fd1

大量のスピーチと際限のない登場で、オバマは偏在するようになったが効果がない。
彼はすべてを語るが実質上なにも成し遂げない。
彼は唯一の国内問題を成し遂げた…失敗した財政刺激策だ。
彼の外交政策は混乱している。

ウェブ上ではかなり辛辣なこと言われてるんだなあ。

いずれにせよこの間、日本でもアメリカでもすごい資金がオリンピック招致に使われたわけだ。石原都知事は「充足感がある」とか「みえない政治力が働いた」とか言っているけど、投票行動を見る限り、第一戦敗退のシカゴ票は米州のリオに、第二戦敗退の日本票もリオに入って、次点のマドリードはサマランチへの感謝票だった。これを見ると東京は数合わせの上では可能性はあったかもしれないが、状況は不利そのものだったんじゃない? 東京を立候補させるために当て馬にされた福岡のお金も足すと大変だぞと。石原さん、あんたの充足感はどうでもいい。超財政赤字の折、これまで使ったお金どうすんねん?? 新銀行東京は??

翻ってオバマだけど、完ぺき、貧乏くじを引きにコペンハーゲンまで行ったことになった。行ってほしいと要請してきたのは、お世話になったシカゴ利権の皆様方らしい。オバマも普通の政治家ですな。

そんなわけで、ほかにも重要案件があったのに、無理を押して行って、しかも招致失敗という今回の事態を、保守派はいい攻撃材料にしているようだ。それはそれで意味ないなと思うので、オリンピックはきっぱり忘れて別の案件にかかったほうがいいっすね、オバマ大統領。それにしても保守派の攻撃は、危険な匂いを帯びているようなので、心配だなあ。

 

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山川の歴史教科書

"もういちど読む山川日本史" (山川出版社)

 
 
  今日、書店に行ったら、なんとこの2冊が並んでいた。別の書店に行ってもあったから、売れているんだろうと思うけど、そう、高校時代に習ったあの山川の歴史教科書がそこに山積みに…。
 
  うわ〜〜〜〜〜!
 
  私は20数年前の山川の歴史教科書をまだ大事にとってあって、リビングに常備してあるのだ。だって歴史って時々どうしても知りたくなるから。特に中東や日本の近現代史。中東はそもそもなんでこうなったんだっけとか、日本の明治以降の歴史はどうだっけ、という、教科書には載っているけど学校ではあまり習っていない内容を確認するのにいいのですよ。あと、映画や大河ドラマを見たときも、その時代背景を調べたりとか。いろいろ歴史解説書みたいのも買ってあるんだけど、トピックスだけを丁寧に解説していたりするので、すべてを簡単に網羅しているオーソドックスなこれが一番いい。本当は、勉強用に使っていた横長の副読本もあると、いつ何時、世界のあちこちで何が起きていたかわかるからいいんだけど。
 
  そんなわけで書店でこの2冊を見たときは、「捨てちゃったけど、もう一度どうしても山川の歴史教科書が読みたいというニーズに答えたんだ!!」と思って感動した。感動して買おうかと思って手に取ったんだけど、内容はあまり変わらなそうだし、ホンマモンの自分の教科書と違ってマーカーが引いてない(当たり前だよ)。で、家にせっかくあるんだしと思って、そのまま戻してきたんだけど。
 
  大人になるにしたがって歴史は重要だとひしひしと感じます。アマゾンの評価はなぜかとっても低いので(苦笑)、気になる人は書店で手にとってからご購入を検討してくださいませ。 
 
 

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