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January 05, 2012

フェア・ゲーム

実は英語で読もうと思っていたんだけど、絶対無理だよなあと思ってほうっておいたら日本語版が出ていた。


ブッシュ政権時代の政権によるCIAスパイ漏洩事件。CIA工作員のヴァレリーはブロンド美人で、夫は元大使ときたから、一大スキャンダルとなった。元大使がイラク攻撃の原因となった疑惑を否定したため、報復としてリークされたらしい。その前後の顛末をスパイと名指しされたヴァレリーが書いたのがこの本だ。

なにせこの写真だから印象深い(笑) 雑誌の取材を受けた時の写真らしいんだけど…おい…。
Vf_wilson_plame

漏洩の主犯は当時の副大統領であるチェイニーといわれているが、捕まったのは、副大統領の主席補佐官のスクーター・リビーだった。カール・ローブも辞めたっけ。

リークをうけて一番最初に新聞記事として書いたのは、有名なコラムニストのロバート・ノバックだったけど、どちらかというとその後書いた記者のうち、NYTの記者が情報源を秘匿したとして、逮捕されたんだっけ。なんだかよくわからない展開だったな。

暗いニュースリンク CIA工作員名漏洩事件:カール・ローブ暗躍中
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/07/cia_f6ce.html

本の中では、2人が政府からどんな目に会ったか、どう戦ったかが書かれている。いやいや国家を相手にするのは、こんな上流そうな人たちでも大変なんだなあと思う。それと美人スパイって本当にいるんだって単純に驚く。スパイになるには相当な訓練をされるそうだ。ただし中東系のスパイが少ないという。日本系はいっぱいいそうだけど。

ただし、この本には彼女がどんなスパイ活動をしていたかは全く書いてない。CIAが出してはいけない部分を墨塗りしていて、そのまま出版しているので、もしかしたら書いているのかもしれないが、スパイ小説のような切った張ったのハラハラシーンはございません。それにしても墨塗りしている本って、戦後の教科書くらいなもんだと思っていたのだが、現代にもあるのね。

苦言を言えば、この本に上杉隆氏の寄稿はないほうがよかった。必要ない。


この事件が去年映画化されたのは知っていたのだけど、日本では今ごろ公開されているとは知らなかった。面白そうなので見てみたいが、もう終わってそう。

フェア・ゲーム
http://fairgame.jp/

追記:DVDも出ましたね

これも読んでみたい。

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