停電と『24』
10月12日に発生した停電ですが、私の所属する弱小メディアでも、その影響を大きく受けました。
打ち合わせ中に、目の錯覚かと思うような瞬時電圧低下があり、「ちょ、瞬低じゃない?」とつぶやいたものの、そこにいる人たちは、あまり関心がなかったようです。いや、みんな、ウェブ担当だったんですけど。
その後、すぐに会議が終わって、席に戻ったら、瞬停が再度あり、「あ、また瞬低」とつぶやいたところ、隣の重鎮は気づかなかったようでした。
とそのすぐあとにまたあったので、サーバールームを見に行きますと、すでに先ほどの打ち合わせメンバーが確認作業中。さすが、私より先にウェブ担当になっただけあります。
と思っていたら、ど~んと停電となりました。うえ~。まじか。
弱小メディアにもサーバーなるシステムがたくさんありまして、私は何もできないわけですが、同僚たちはいきなりシャットダウン作業に入りました。その姿は、さながら犯人に脅され、サーバールームに入ってカギを開けたりしようとする『24』の登場人物のように、必死の形相で、ラックからどでかい設定用のラップトップパソコンを引き出し、手順と首っ引きで、作業にかかっておられました。まあ、いろいろありましたが、なんとかなりました。尊敬するばかりです。それと、サーバールームに懐中電灯は必須です(苦笑)。あと、電子キーを使っている場合は、カギとドアを開けっ放しにするためのストッパーも。
さて、私にはそんな技術はないので、物事が収まってから(マジ、収まって良かったよ!!!)、今回の問題点を抽出し、どう対応するかをまとめる役でも、ということで、今やっております。しかし緊急対応すべき点の多さったら。
ただ、一応いろいろ書き出してみると、本当にこれいる?ってところもありまして、緊張感のあるうちに、こういうことをやるべきと言い聞かせ、面倒がらずにやろうと思います。
今回の事故についていえば、OFケーブルという油絶縁のケーブルが燃えてしまったようですね。ポリ絶縁のCVケーブルよりも大電力が送れるんですが、今は安全で扱いやすいCVに置き換わりつつあるそうです。ただ、東京はどうしても大電力が必要になりますもんね・・・。
東京電力では「お知らせ」のページで事故原因等を発表しています。
それにしても、隣のより古いビルは停電していないのに、停電してしまうウチのビルの非常用電源が柔すぎるような・・・。
1時間くらいの停電に耐えられるUPS? 発電機の間違いでしょう? う~む。
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