November 09, 2008

カードはこっちにある

ぐっちーさんのブログを読んで、ふむふむと思った

CHANGEからCHANCEへ
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/debfc2ad1d640088d057b27bea4afdb0

で、このオバマ世代。まあ、私の世代ね。そして支持率を見るとそれよりみんな若い世代中心だよね。彼ら若い世代はどういう世代かというと、下手をすると野茂をみてあこがれて野球を始めたり、イチローのまねをしてメジャーを目指したり、なんてことがおきてる世代です。 周りに日本が自然に存在した世代、といってもいいかもしれない。
(ポケモン話 略)
恐らく「日本はおもしろいものをつくるね〜」という向うの感嘆符で終わります。そういう関係になりつつある訳ですよ、国全体が。(単なるアニメブームなんて薄っぺらい表現を使ってはいけません)

確かに、これからどうなるかは不明です。ただ、バックグラウンドとしてこれだけ私たちと似たような、かつ均質な価値観をもっている世代が向こう側は思い切りステージに飛び出してきた、ってことはまさにCHANGEでありCHANCEです。それを生かすも殺すも実はこちら次第で、とても大事な転換点だと思っています。 カードはこちらにあるのですよ。

今回、大統領選挙直前にアメリカに行ってきたんだが、駆け足だったしNYとかじゃないんで盛り上がっちゃいなかったんだが、通訳さんの話が面白かった。

息子はアメリカ人として育っているわけだけど、お友達はとにかく日本好きで、日本人とのハーフなんていうと人気者なんだそうである。ポケモンとかドラゴンボールなんてのはもちろんだが、なんだか聞いたことのないような漫画がたくさんあってそれが人気らしいらしい。

小学生の息子の友人たちが集まったのでサンドイッチでも作るかと思ったら、おむすびがいいと子供たちが言うんだそうだ。え〜〜?って思ったら、日本の漫画ですごくおいしそうにおむすびを食べていて、多分「いっただきまーす」とかいって米粒ほっぺたにつけながら食べるあんなシーンなんだろうけど、是非食べてみたいと。で、塩とご飯と海苔で作ってやったらしいんだが、「おいしい」ってすごく喜んだという。

一時、日本の高校に留学しているアメリカ人が、お弁当の時間を撮影したビデオがyoutubeにアップされて人気を博していたけど、そのときも、「おいしそう」とか、「本当にこうやって食べているんだ」とか、「男の子が漫画に出てくる子みたい」とか、コメント欄が恐ろしく盛り上がっていたのを思いだした。

まあ、そんなわけでアメリカでも若い世代では、日本はとても人気のようなのだ。寿司屋も多くて韓国系がやっているところが多い中、本当にうまい寿司屋(日系)は並ぶくらいなのだし。

日本人も知らないうちにソフトパワーでアメリカを席巻していたってわけ。つまり、自分たちがしたいこととか楽しいことは、やはり世界にも通用するってこと。日本異質論なんてどこかに行ってしまっているとしか思えない。

だからもっと日本はどうしたいのか、世界に発信していったほうがいいと思う。アメリカがチェンジしたのだから、日本はチャンスなんだと本当にそう思いますです。

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October 05, 2008

いいも悪いも気分次第

アメリカの経済ストップで、全世界がストップしそうな勢いなので、当然日本もその影響を受けること間違いなし。バブル崩壊後のひどい不況を味わった日本が、もう一度不況を味わうのかと、日本人としては必要以上に身構えてしまうところがあるんじゃないかと思う。

そんな中で、オフィスマツナガさんのところのこのエントリが、しみじみと、いいなあと思ったのでご紹介。まあ、別に私が紹介しなくても十分みなさんご存知だとは思いますけど、メモということで。

我々は、まだまだ頑張れる!日本人だから・・・・
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50721691.html

「我々は、まだまだ頑張れる!とおもう。
 これから、本格的な不況がくるだろう。
 だが、まだまだ、我々は頑張れる。
 まだまだ、能力はある」(ボス談)

もともとは日教組の話の中のエピソード。ボスのお父上とまちの仲間たちが戦後、二宮尊徳の銅像を復活させようと手弁当で直したのに、除幕式の前日、何者かに破壊された。犯人はわからなかったが、学校関係者は無視したそうだ。そのとき呟いたのが、表題の言葉。そして今、ボスはこの経済危機を前に、同じ言葉を発している。

アメリカ人というのは、こういう危機でも意外に明るいな〜と思うわけだが、まあそれは、バブル崩壊後の底なし沼な経済後退をまだ知らないからかもしれない。でも日本はこの10年余り、ずっと挫折を味わってきたので、どうしても悲観的になりがちだ。

だけど、こういう時こそ、心意気ってのはとても大事なことだ。『思考は現実化する』とか『ザ・シークレット』とかの本を出さなくても、想像力、構想力を大きくし、ポジティブに生きないとすぐにつまづいてしまうものだ。目標が大きくないと、小さいことを気に病んでしまったり、すぐ満足してしまったりするからねえ。

そんなエントリをほかにも読んだのでメモ。

地政学を英国で学ぶ
パール・ハーバーと「横綱」が困らない理由
http://geopoli.exblog.jp/9571332/

「横綱」レベルの人間たちも生身の人間ですから、何か困難な事件などが起こると、とりあえずは「困ったなぁ」と感じることはあるみたいです。
ところが彼らが我々とちょっと違うのは、この「困った」というプロセスの捉え方なんです。
では彼らは「困ったこと」をどういう風に捉えているのかというと、その答えは、
「困っているのではなくて、学んでいる」
という風に考えるのです。

ふーむ。ということは私も今、学んでいるわけだ(苦笑)。この1年振り返ってみても、学んでなかったときは2ヶ月くらいしかなかったんだけどなあ。はい、もう一度、頑張ります。

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June 23, 2008

地方を殺すシステム

地方がいよいよ大変らしい。

地方経済を支えるのは、農業と、小さな地場産業と、大企業の工場もしくは大企業の下請けの工場と、そして地域密着の商店や工事店だ。もちろんほかにも、観光産業とかはあるにはあるが、よほどの観光資源でもない限り、そう大きな産業ではない。そして、多分これがほとんどの地方都市の状況だろうと思う。

そして地方はいよいよ疲弊しているのだ。

私の田舎は、日本のチベットのような山間地の地方都市だが、まず人がいない。過疎化が進み、限界集落もあちこちにある。地場産業も大きく発展するものはない。大企業の工場は残っているが、下請け工場のほうは休眠しているところだってある。不況はまず地方を痛めつけるものだ。

追い打ちをかけるように原油高が響き、車しか足のない地方にとっては大打撃だ。観光だって、こんなにガソリン代が高くては、あんな山間地まで来る都会の客は減るだろう。

増えたのは外国人労働者ばかり。人がいないのかもしれないが、良質な働く場所さえ、日本の地元民から奪われている。

そんなわけで、人もおらず、経済も活性化しようがない地方で、商店街がシャッター街と呼ばれるようになって久しい。我が田舎の商店街もシャッターを締めている店が多い。再開発をして、だいぶ良くなった部分もあるが、それは気休めにしかなっていないようだ。

実家は商店なのだが、実情は大変だという。問題は、企業や自治体がコストダウンのために行う「まとめ買い」だ。

企業ではコスト削減のため一括購入を進めた。ITが発達して、各部署の希望を聞きやすくなったし、物流も発達したから、メーカーなどから一括購入すると割安にしてもらえると、大企業や自治体がこぞって導入したシステムだ。

これがいけない。

思いっきりこうしたところで仕事をしていた実家の商店は大打撃を受けた。すべて注文は都会に行ってしまうのだ。残るのは、都会から送られてきた荷物を届ける人だけ。ただの労働力である。利益はほんのわずかだ。

ああ、またかと思った。

スーパー全盛期、我が田舎にもたくさんのスーパーができた。数階建てのビルなんて見たことの無かった田舎の子供は、スーパーに行きたがったが、親はめったに許してはくれなかった。ライバルだということもあるが、もう一つ、理由があった。

「地元にお金が落ちない」

スーパーだって固定資産税は支払うし、従業員には賃金を支払う。しかし法人税は地方には落とさない。すべて利益は都会に持っていかれるのだ。地方に残る利益は労働対価のみ。そこから自由に新たな産業を生み出す資金も残らなくなる。

そしてその進化系が今のシャッター街なのだ。人はますますいなくなり、労働力だけが求められる。それ以上の利益は地方には落ちない。そして余裕のなくなった人々は都会へ行き、そして地元でものを買う人は少なくなる。

グローバル市場主義は、これを全世界に拡大しただけのことだ。バブルまでの日本経済の勝ち組が大企業で、負け組が地方だったとすれば、現在のグローバル経済における勝ち組はグローバル企業であり、負け組は国家だ。違うって?

トヨタはなぜ、給料を上げないのか。グローバル企業としてグローバルに闘うため。そうだろう。確かにそうだ。人件費を見たら中国と日本では違いすぎる。といって給料を上げない、もしくは派遣労働で人件費を抑えるとどうなるだろうか。日本の年金システムや医療保険システムは、給料があがることを想定して作られているのだ。それを抑える。しかも世界一の企業がそれを抑えたら、日本の社会保障システムが立ち行かなくなるのは当然だろう。

そして日本市場も小さくなる。だって車なんて買えないから。都会では駐車場代がかさむし、田舎ではガソリン代がかさむ。どんなに地球環境によい車ができたとしても、給料があがらなければ、遊びに出かけるのはやめて生活費にまわそうとなるのは当然だ。しかも、今の若者はバブル時代を知らないのだから、とても堅実なのだ。当然、子供だって少なくなる。まず育てられないかもしれないし、将来も展望がないからだ。そして日本の社会制度はますます困窮していく。

もちろん地方にだって努力不足の部分はあるだろう。ITでやられたならITでやり返せ。それもそうだ。しかし、不可抗力ってものは絶対にあるね。社会制度は大企業に有利に動いていくのだから。経団連が消費税で社会保障費をまかなおうというようにね。企業は社会を支えたくないけど、少ない給料の人々で社会を支えましょうみたいな。

10年以上にわたる不況のおかげか、グローバル経済の毒に汚染されまくっている日本企業だが、思いつくのはこの言葉だ。

「金は天下の回りもの」

そろそろ、どこまでも続くコストカット信仰をもう一度見直すべきだろう。社会は企業の利益のためだけにあるのではなく、そこで働く人や、その企業を支える社会があってこそであると認識すべきだろう。

かなり前に聞いた話なので定かではないが、かつて、アメリカでレイオフが吹き荒れたとき、米ソニーはレイオフをしなかったという。仕事はないのだが、教育をしたりしたんだそうだ。社員は大変感謝したし、ソニーはアメリカで尊敬される企業となったという。

今、求められているのは、そんな人や社会を大切にする心意気じゃないだろうか。社会なんて関係ない、利益だけが重要なのであれば、ケイマン諸島にでも本社を移したらどうかと思う。儲かるよ。きっと。

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December 31, 2007

2007年はインテリジェンスに始まってサブプライムで終わった

いや、ただ、私のブログのことなんだけど。

テッシーと佐藤優の対談とか007とか、あと安部ちゃんとか、そんなのにつられて、インテリジェンスって何よ、とか思ってたのが2007年初頭。結局、日本には決定的にないもんだってことが判明。インテリジェンスって情報収集・分析だけども、それ以前に戦略がないからインテリジェンスもないんじゃない?っていう、前から思っていたところに行き着くわけなんだけど。それより胆力ないかも。日本一重い職業であるはずの首相職を放り出しちゃう事件とかね。

首相職を放り出したころと重なりながら、過熱気味の世界経済もとうとう行き着くところまで行って、後半はサブプライムだったし。サブプライムながら米株とかはあげてたりするんだが、日本株は下がってるし。投資家ってほどでもないので、あまり影響ないんだけど、これはなぜだ~と思って考えてみた。

いろいろあるけど、海外で生産してるのがいけないんじゃないかと。トヨタでもホンダでも、ボロボロ儲かっていそうな会社は海外に生産拠点を置く。これは、メーカーからすれば当然のことなんだけど、日本ってのは加工貿易で成り立っていて、輸出して儲けるのが基本。それを海外に移せば、海外が儲かるわけだ。当たり前だけど。

でも、それは、しょうがないこと。だから、ほかでできることは放っておいて、日本でしかできないものを輸出するしかない。それは自動車部品だったり、原子力の根幹だったり、発電用タービンの重要部品だったりする。でもそれだけじゃなくて、アニメだったり、Wiiだったり、DVDだったりHDDだったり、薄型TVだったりするんじゃないかと。結局、日本人がほしいものだよね。

最終的に自分がほしいものをきちんと追求しましょう、ってことだ。人生楽しみましょう。2008年はこれだな。そして、日本人がほしいものを作っているところにはきちんと、日本人自身が投資しましょうよ。ま、今、お買い得っぽいしさ。それと、地球環境的なことね。世界の温暖化ゲームを上手に楽しみましょう。

というわけで、そろそろハッピーニューイヤーですかね。あけましておめでとうございます。

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October 11, 2007

違ったので削除します

先日原田武夫通信が廃刊だということで「あらら」というエントリを立てましたが、どうも違うらしく、その後もメールが来ています。メルマガがいくつかあって、ものすごく前に登録したことを忘れていて、いつのまにか休眠していたメールマガジンを廃刊にしたということなんでしょうかね?? 特にホームページでもなにもいわれていないので、よくわかりません。というわけで「あらら」は削除しました。

でも宮崎正弘氏のメルマガでこんな質問があって、あれあれ?と思っています。

(読者の声4) 最近、貴誌が到着しないという読者の声がたくさんありました。
 私もある時期から、メールが届かなくなっていたのですが、「削除済みアイテム」のなかに
自動的に「meiwaku](迷惑メール)として分類されていました。
皆さんが同じ原因かどうか分かりませんが・・・。
今は「削除済みアイテム」から「受信トレイ」に移動して見ています。
他のメルマガはそんなことがないのに何故でしょうか。
  (豊後SH)


(宮崎正弘のコメント) 確実に何処かの国の機関によって妨害されているのですが、
当方は技術的防衛対応がとれません。 
ハッカーにやられても日本政府や日本の企業のHPが対応できなかったように。
半年前でしたか、一晩で五百人の読者が、登録を消されていました。これには驚きました。
話は飛ぶようですが、わが自衛隊はハッカー防衛の専門部隊が必要です。「スパイ防止法」はもちろん必要です。

うーん、あのメルマガ廃刊メールも「どこかの国の妨害」なんでしょうかね。確かに宮崎氏のメルマガもしばらく来ませんでしたし。

とはいえ原田武夫氏は10月15日についていまだ答えを書いていません。いったい何なんでしょうかね?中国の共産党大会以外、なにかあるんでしょうか。

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October 08, 2007

グローバル化は幸せをもたらすのか?

ハイリゲンダムサミットでグローバル化反対派の過激なデモが行われていたと記憶しているが、本当に、グローバル化って大変な事態だなと思うようになった。民営化ってすばらしい?の続きなんだが、かなりとりとめなく、グローバル化を考えてみた。

グローバル化ってのは国際化ではない。国際化っていうのは、国境があるということだけど、グローバル化には国境はない。かつていわれていたボーダーレス化の拡大した概念だと思う。

で、グローバル化が行き着く先というのは、全世界最適化じゃないかと思う。金融も農業も工業も資源も、圧倒的な規模を持つところが勝者となる。業界1社というわけではないが、グローバル化していなければ万単位であったはずの企業が数社に集約されてしまうだろうということは、自動車を見ていればわかるというものだ。そういえばかつて、何カ国もに拠点を置く企業を多国籍企業といったが、いまやグローバル企業と表現するのも、国境という概念がなくなってきていることを象徴しているようだ。

で、全体最適をされてしまうので、グローバル企業に関係できればOKだが、そうでなければどんどん潰れていってしまう。利益は他国に流れ、運よくグローバル企業に関係できたところで、そこでもグローバルに全体最適が行われているので、息が抜けない競争を強いられる。

まあこれは、田舎の商店街が大店法によってダメになっていったのと同じ構図である。大規模で安い物品が、さほど収入の高くない地域に来れば、自動車の普及もあいまってそちらに流れてしまうわけだが、そうすると細々と生きていた商店は立ち行かなくなってしまう。そこで働く人の賃金は多少あがったかもしれないが、働く機会は少なくなった。利益は大都会に吸い上げられ、田舎にはほとんど資金は落ちない。これによって商店街はシャッター街となり人は少なくなり、郊外の幹線道路沿いに、日本全国同じようなスーパーが並ぶようになった。ま、私の田舎のことだが、これはどこの田舎でも同じだろう。

そんでもってグローバル化が進むとどうなるのか―?

三輪のレッドアラートさんの農業阿修羅地獄計画というエントリから農山漁村文化協会のページに飛んだら、こんな記述があった。

三輪のレッドアラートさん 農業阿修羅地獄計画
http://klingon.blog87.fc2.com/blog-entry-378.html

農文協 経済財政諮問会議「EPAの加速、農業改革の強化」を国民的・世界的に批判する より
http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/2007/200708.htm#m6

農業ジャーナリストの大野和興さんが、先月号(7月号)で、農業国・タイの状況を報告している。

 タイ政府は2003年10月1日、中国とのあいだでFTAを発効させ、果物と野菜関税をゼロとした。その結果、9カ月後には、中国からタイへの野菜流入量は 180%増加。ニンニクの価格が35%下落、タマネギ価格は80%下落した。2005年にはタイ豪FTAが加わり、営々と酪農を育ててきた15万人の酪農家がいま危機に瀕している。

 一方、タイはブラジルに次ぐ世界第二位の砂糖輸出国だが、そのタイの砂糖がフィリピンに輸出されて、フィリピンの砂糖産業を構造不況業種に追い込み、フィリピンからは安いココナツがタイに入り、タイ産ココナツを半値に暴落させた。タイの砂糖はカンボジアにも入り、カンボジア農民の伝統的な現金収入の道であるサトウヤシから作る砂糖を衰退に導いている。東北タイのサトウキビ農民は、国際競争に巻き込まれて製糖資本から原料買い上げ価格の引き下げを強いられ、年収の何倍もの借金を抱えて苦しんでいる。


グローバル化による全体最適の結果、カンボジアにあったサトウキビ栽培に適した土地や、タイのココナツ栽培に適した土地も荒れ、罪もない農家が生活に困窮する可能性がでてきたわけだ。従来どおりやっていても、弱いところはやられるのがグローバル化だからだ。

つまりグローバル化っていうのは、ごく普通の田舎や、ごく普通の一般人を、いきなり国際競争にさらすってことだ。たとえばある秀才がいて、地域では優秀でも、全国でみるとそうでもない、ということはよくあるように、どんなに優秀だって国際的にみてそこまで秀でているかはわからんし、常に競争であるというのはかなりしんどいことだ。そのしんどいことができなければ優秀じゃないといえばそうだが、そんなにみんな優秀であるべきなんだろうか。しかも、それで優秀じゃないとされた人の才能がもったいないわけだ。土地や産業についても同じだけどね。

このように、勝者はごく少数、あとはすべて敗者にならざるをえないのがグローバル化だとすると、全体最適どころか逆に非効率的になりそうな気もするんだよね。切り捨てる部分が必ず出てくるから。

で、そのグローバル化のルールを作っているのは英米だ。まあ、グローバル化はたぶん最初に金融から始まっただろうから、巨大金融資本を持つ英米が圧倒的に強い。だからグローバル化ゲームは英米が勝者になることは最初から決まっているんじゃないかと疑っている。

とりとめなくなったけど、そんなわけで、グローバル化でどう生き延びるのか、もうちょっと真剣に考えたほうがいいんじゃないかと思う。

まあ、グローバル化の中でも特徴や品質があれば、なんとかうまく生き延びることができる可能性もある。

大資本攻勢が吹き荒れたわが故郷でも、昔からある和菓子店はずっと生き残っているし、おいしい洋菓子店 とか、よい精肉店とかは元気がいいということもあるしね。最近では商店街を再開発して、マンションを建て、市街地に人が住めるようにしたことで、「車なしの生活」という便利な 環境が少しずつ再認識されつつある。

グローバル化にさらされつつある食料問題も、中国野菜や米国牛肉問題で日本回帰中であり、バイオエタノール問題による食料価格高騰でそうそう日本の食料価格も高いとはいえなくなってきていることを考えると、結局、グローバル化の中で生き延びるのは、日本回帰ってことなんじゃないだろうか。中国の工場をやめて日本回帰する企業もあることだし、結局、日本人による日本回帰が一番幸せで最強なのかもしれない、と思う。

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October 04, 2007

単なる覚書

最近のヒット

毎日 特集ワイド:安倍政権の最後 与謝野馨・前官房長官に聞く
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071002dde012010011000c.html
与謝野さんは政策通である。それはちゃんと政治家になってから勉強していたからであり、それに参加しない人たちに憤りを感じていたわけで、「頭がいい」のくだりのあたりに、そのニュアンスがにじみ出ている。バカだと思ってたんだね。ナイス。

最近の困ったニュース

毎日 小沢民主党代表:アフガン部隊参加に意欲…海自給油代替案
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071003k0000m010162000c.html
もう自民党がアホなんで、民主が政権とってもいいかとも思っていたのだが、人権擁護法案とか、これとか、ちょっとなあ…。アフガンはイラクよりも治安が悪いらしいので、自衛隊がISAFなんかに入ったら、完璧に人間に向かって発砲しなければならない。国連軍ならば発砲しても憲法違反にならないってのはちょっと拡大解釈しすぎじゃないかなあ。国連軍っていってもNATOだし、欧米の言うことさえきけば、発砲していいってのもちょっと違うような気がする。

最近のどうなんだろう

みんなの政治 「反米」と見られ日本を孤立させた安倍晋三=日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071003-02-1201.html
麻生太郎の発言はアメリカに不信をもたらしたらしい。それにしては、次は麻生っていわれていたころは(1日だけど)、アメリカの新聞も「麻生なら日米関係OK」とか書いていたように思うんだけど。まあ確かにイラク戦争はお粗末さまだが、外務大臣として発言すべきことじゃないとは思うので、発言には注意してほしいもんである。

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September 29, 2007

ターバン野口!

奥田建次の教育改革ぶろぐろ より
支払いはターバン野口で?
http://kenjiokuda.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_af39.html

購入希望者が何人かいるので研究室でまとめ買いしてるんですが、支払い方法がターバンだったりヘルメットだったりするんですよ。

支払う学生も「すみません、これでもよろしいですか?」などと遠慮気味な態度。

んでもな、どう考えてもわざとやろ? なめとるやろ。

先生、たぶんワザとだと思う。(藁

1コ開いてみたら、お札がシワシワになってたで。 

これでハタとひざを打ってしまった。

この間、デパートだったと思うけど、1000円以下のものを買うのに1万円しかなくて、「大きくてすみませんけど」といいながら支払ったわけだが、そのおつりの1000円札がものすごいシワシワ。しかも何枚も。

そのときは????と思いながら受け取って、今、サイフみたらないんで、どうも使い切った模様なんだけど、なんでこんなシワシワやねん?アイロンかけろや、と思っていたのだが。

たぶんこれだ。ターバンの仕業に違いない。

きっとターバンのまま支払われてしまったお店側が必死で伸ばしたんだろう。もしくは店側が客に伸ばさせたか。で、アイロンで伸ばす暇も、銀行にいく暇もないまま、1万円で支払うバカが現れたと。

それならターバンのままくれたほうがいいんですけど。「9ターバン野口で9000円です」とか。あ、それじゃ1000円札かどうかわからないか。

というわけで、良い子のみなさんはターバンにしないように! 福沢諭吉バージョンもあるらしいけど、まだシワシワ諭吉には出会っていない。

・・・・・・・・・・・・出会うわけないか。諭吉は銀行からの一方通行だもんね。


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September 20, 2007

きっこさん、違うんじゃないすかね

きっこさん、これはだめでしょう…。

おもうわよ
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/09/post_2e00.html

前略

‥‥そんなワケで、2005年8月4日の日記、「フロッピーの割れた日」に詳しく書いてあるけど、マリオネット福田のアテ馬として現在活躍中のフロッピー麻生は、史上最悪のコイズミ政権下で、地方経済を縮小して中央だけが潤うような地域格差を作るために、全国で強引な市町村合併を行なった。そして、その政策の1つとして、この青ヶ島の住民たちを排除して、無人島にするって計画まで練ってたのだ。これは、2004年3月18日の参議院総務委員会でのフロッピー麻生の発言だ。

「御存じのように、東京でいえば八丈島の南七十キロぐらい行ったところに、青ヶ島というところにたしか人口二百人切ったぐらいの今一番小さな村がありますが、そこに人が住んでいる。その住んでいることによって極めて財源としては大きな負担に国としてはなっているとは思います。」

文法がおかしいのは、しゃべった通りに一字一句書き写してる「国会議事録」をコピーしたからで、フロッピー麻生がバカだからなんだけど、もちろん、こんな支離滅裂な大バカ計画は、実現されなかった。だけど、その代わりに、全国で多くの市町村がムリヤリに合併させられて、数え切れないほどの人たちが故郷を失い、かけがえのない地方の文化の多くが失われてしまったのだ。これは、コイズミによる数々の歴史的大罪のうちの1つであり、絶対に許されないことだ。

後略

このエントリだが、青ヶ島の方言で、「さようなら」は「おもうわよ」という。その「おもうわよ」がたくさん出てくる詩をきっこさんが紹介するというとても美しい話なのである。でも唐突に麻生太郎の話が出てくるんだよね。まあ、思い出したんだろうけど。

で、引用している部分、国会議事録をコピーしたんだよね? そのコピー部分から、市町村合併の話に結び付けているんだけど、支離滅裂な壮大な計画って、財政負担が多いから、無人島にするってこと??そりゃひどい。

そう思って、2004年3月18日の参議院総務委員会での麻生総務大臣の発言を見てみる。

↓こちらをご参照ください。
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=13684&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=8&DOC_ID=8966&DPAGE=1&DTOTAL=1&DPOS=1&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=13819

以下答弁を引用

○国務大臣(麻生太郎君) 
…略…
 その交付税の額を、先ほどの言われた、平成十五年度でしたか、あのときの計画に基づいてこれを折半でするということになった経緯がありますので、元々この交付税の話のそもそも論からしていただかぬと話になりませんので、この交付税というものが、仮に町村合併が大幅に進んだとして、この交付税というものは今後なくなるかといえば、私どもは、地域に住んでおります人口比で単純に割りますといかがなことになりますかというのは、もういろいろ各地域で問題にされておりますのは御存じのとおりでして、これは人口が集中しているところの人口の多いところ、法人の極めて多いところに非常に厚くなり、そうじゃないところにえらく損を、損というか、負担が掛かることになる。じゃ、その地方に付いていないと、人口いないからいいじゃないかといえば、御存じのように、東京でいえば八丈島の南七十キロぐらい行ったところに、青ヶ島というところにたしか人口二百人切ったぐらいの今一番小さな村がありますが、そこに人が住んでいる。その住んでいることによって極めて財源としては大きな負担に国としてはなっているとは思います。しかし、同じような話を、これは竹島で同じようなことが起きて、そこに、もしあそこに人間が住んでいれば今日竹島の問題はなかったであろうというようなことを、大陸棚の話を含めて、国全体のことを考えて判断すべきが本来の大蔵省だったんですが、財務省になって少し違ったかなと、正直嫌みを言えばそういうことになるんですが、勝さんがおられますので、きっとそこらのところはしっかりやっていただけるものと心から期待をしております。


あれ~。なんか違う話なんですけど。青ヶ島は人口が少ないし、国としては大きな負担だけど、場所が場所だけに、財政負担があってもいいんじゃないか。全国一律で地方交付税削減というのはだめだよ、って麻生さんは言ってないですか? 無人じゃだめだって言っているように思いますが。つぶそうとなんてしてないじゃん。まあ、文化があるからじゃないけども。

これは今、総裁候補としての麻生さんが言っていることと合致していて、逆に「一貫しているなあ」と思うんだけど。とはいえ、国語苦手だからなあ。読み違えてます?

このエントリ、その前まではいい話だったし、そのあともいい話だし、市町村合併の話はそりゃそうだったかもしれないけど、この青ヶ島のところはちょっと違うんじゃないかなあ。

ま、そんなわけで、きっこさんの中には、民主党の人か、読売の人が入っているんだろうなと妄想してます。福田さんになったほうがいいんだろうなあ。たぶん。

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September 13, 2007

明日?

明日の9月14日に再度、アメリカでテロがあるんじゃないかと言っている人が・・・。

ベンジャミン・フルフォード
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/09/post-10.html

あなたはだまされている
http://gabrico-ovalnext.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/14_c376.html

この間、米軍が核兵器を無断で運んでいたという事実が発覚したばかり。関係あるんですかね? ま、フルフォード氏はそう書いていますが。眉唾ではありますが、一応心にとめておかないと・・・。

核兵器のニュースはこちら
米流時評
http://beiryu2.exblog.jp/6108607/

10時間後にはブッシュ大統領がイラクが治安改善したとして、増派した分をもとに戻すという発表をするらしいんだけど、関係あるんでしょうか?

ワシントンポスト
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/13/AR2007091300492.html

Continue reading "明日?"

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August 16, 2007

終戦記念日だから考えてみる

敗戦からもう62年である。いつまでも敗戦国扱いなのはどうか、と日本人は考えている。けれど、外国は、特に直接利害関係のある西側諸国やアジア諸国は、敗戦国のクセに金があるドイツと日本は、ていのいいカモにしておくのがいいわけだ。特にアジアの日本はね。だから外国は日本が負けたことも忘れないし、日本から被害を受けたこと(西側は自分たちの権益を失った恨み)も、そして核爆弾が落とされた唯一の国であることも、忘れてはいないのだ。

それがよく現れたのは、中越沖地震で、柏崎刈羽原子力発電所が停止したときだ。BBCは「奇妙なことに、日本は唯一の被爆国なのに、原子力発電にこだわっている」との書き出しの記事を掲載しているし(エネルギー自給率が低いことはそのあと述べているが)、イスラエルのYnetnewsでは「60年の時を超えて、再び日本から核の警告が発信された(最初は2度の原爆)」というようなことを書いていた。そんなわけで広島と長崎に落とされた原子爆弾については、世界中がやはり、「ひどいこと」として認識しているんだなと改めて確認することになった。

久間発言以来、今年は、アメリカの「地上戦になったらもっと多くの被害を出していた。戦争を早期に集結するためには必要だった」といういい分を繰り返し聞かされた(歴史的事実についてはもっと違うところにあると思うが、それについてはもっと詳しい内容を示したサイトを見てほしい)。そのいい分が正しいならば、なぜ今やらないのか?ひどい内戦状態になっているイラクやアフガニスタンでどうして使わないのか?

イラクでの死者はすでに100万人を超えたそうだ。アフガンはどうなんだろうか? もし、本当にアメリカの言い分が正しければ、早く終わらせられるんじゃないのか? 

結局、それをやらないのは、核兵器を使うことはやはりタブーだからだ。核戦争が始まってしまう可能性があることも、当時と今は条件が異なっているというかもしれない。しかし大量破壊兵器がみつからなかったイラクには反撃はできまい。その他核保有国が、自国に打ち込まれたと間違えてアメリカに攻撃することも考えにくいだろう。イラン…持っているかもしれないが、圧倒的に保有数が異なるアメリカにそれをやるだろうか?

結局のところ、アメリカの言い分は正当化するための詭弁だし、当時としても国際法に反しており(東京大空襲もだが)、人道的にも間違っている行為であったってことだろう。アメリカが国としてそれを認めることは絶対にないだろうが、核兵器は使ってはならないものだということはわかっているのだろう。

…と思っていたのだが、やっぱりそうでもなさそうだ。

暗いニュースリンクさん
イラク駐留米軍:狙撃兵の従軍拒否宣言 より

2008年度のアメリカ大統領選候補者のうち、ヒラリー、オバマはいずれも米軍のイラク駐留について“撤退”ではなく“中東再配備”を主張する。オバマは米国はパキスタンに単独攻撃を仕掛けるべきと主張し、ヒラリーは核攻撃も選択肢から外してはならないと発言して憚らない。

そのもととなるワシントンポストの記事
ウィリアム・アーキン Obama and Clinton Go Nuclear

オバマが、アルカイダ掃討作戦でも、アフガンやパキスタンに核兵器を使うことには反対だと発言したとき、ヒラリーが「大統領たるもの、核兵器を使うか使わないかについて明確に言うべきではない」とかお説教したらしい。冷戦のときは戦争抑止力があったという理由だ。(オバマは、イラク戦争に賛成票を投じるという間違いを犯した人に言われる筋合いはないと反論したらしいが)

しかし冷戦は終わり、世界への米ソのにらみがきかなくなった今、核兵器はインドやパキスタンや北朝鮮も持てる一般兵器に近いものになってきてしまっている。つまり、より使われる可能性が高くなってしまったということだ。

それだけに核兵器がどれだけの被害を与えるのか、それがどれだけひどいものなのか伝えていく義務が、日本にはあるんじゃないのだろうか。二度と、人類に核兵器を使わせないために。

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June 17, 2007

最近、外人多くない?

まあ、勤めている場所が外人が多くても仕方がない場所なのだが、それにしても最近、外国人、しかも白人が多いような気がする。

中国人、韓国人、タイ人、ベトナム人と思われるアジア人も増えてはいるんだが、それよりもなによりも白人だよなあ。今年に入って、めきめき増えているような気がするんだが。いっておくけど差別しているわけじゃないからね。あくまで、多いなという感想。

為替を確認してみると、1月から1ドル=120円台、1ユーロ=156円台に入り、その後さらに下落しているわけだ。ユーロなんて1年前は140円台前半だったんだから、かなりの高騰ぶり。ユーロって導入されたころ80円台じゃなかったっけ? あ、確認してみたら、2001年ごろが85円くらい。もういまや165円台だから、この6年で、価値がほぼ倍になったわけだ。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=EURJPY=X&d=c&t=ay&l=off&z=b&q=l&k=c3&a=v&h=on&p=m130,m260,s

どうりで白人が多くなるわけだよ。ビジネスマンだけじゃなくて、結構若い白人観光客(団体)もいるもんね。とはいえ、円が全面的に安くなっているので、人種もいろいろで、微妙にるつぼだ。だから、この間ちょっと丸の内を歩いたら、写真の撮り方によってはちょっとアジア人の多いNY?って風にできるかもと思った。まあ、NYにしちゃきれいだけど。

原油価格や金の価格も、下落中のドルや円からみると相当あがっているが、ユーロからみると、ドルや円で感じるほどではないらしい。う~む。こんなにドルに連動しなくてもいいのに。

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May 25, 2007

ゆるいマスコミ考

マスコミ業界の超超隅っこにいる者からみても、最近の新聞の凋落ぶり、テレビの適当ぶりには、かなり愕然としている。従軍慰安婦問題についての朝日新聞の態度(種まいた責任とらね~のかよ)とか、日経のアオリぶり(アメリカさんの思い通りに誘導すんじゃね~よ)とか、どうでもいいけどあるある問題とか(クロレラは正しいのかな?)とか、古館の意味のない感想しゃべりとか。イラクとかイランの問題が深刻化していても、ヒマネタ延々と流していたりとか。

かつては立派だと思っていた大マスコミが、ことごとく崩れていく。昔のマスコミ像は幻想だったのかもしれないけど、仕事の現場で一緒になった新聞記者たちは、まじめに仕事をしていていい人も多かっただけに、どうしてなんだろうなと思う。これではネットによって情報が無料化し「新聞を殺す」どころではなく、新聞が自滅していくんじゃないかと思わざるをえない。あ、テレビは自滅というより、意識的に滅亡したいんじゃないかと思う番組のつくりだけども。

特にこの件については、そう思ってしまう。

サーベラス毎日問題(驚愕!)
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50382689.html
サーベラスってクライスラー買ったところだよな…。

大企業やその他いろんな勢力(あえてぼかす・苦笑)が力を持ってきた背景には、やはり、バブル崩壊があると思う。それまでは大企業の力も、その他の勢力の力もあったけれど、マスコミにも力があったし、一応、「第4の権力」としての存在感はあった。だけど、バブル崩壊で、企業のカネが流れなくなり、マスコミもそれによって疲弊し、有力顧客の言うことを聞かねばならない部分が大きくなったんだと思う。それは隅っこにいる者だけに、すごくよく感じるんだが。

それにバブル期までに大企業幹部やその他勢力の子弟が大企業に入っており、さらにバブル後はコネによる選別によって濃度が高まり、大企業人とそうでない人の2極化が進んでいった。大企業の範疇にはもちろん大マスコミも入っているから、同質な人たちになっていくわけで、利害関係も同じになっていくと…。被害妄想だって? そんなことないと思うけどね。

CNNが素晴らしいとは思わないけど、日本ではデジタル化であんなに電波を増やしたのに、きちんとした独立ニュースチャンネルはひとつもできなかった。新聞も迷走中。そんな日本では、ネットが新聞を殺すのではなく、ネットが崩壊しつつあるジャーナリズムの受け皿になるんじゃないかな。そんな気がする。

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May 24, 2006

どまん中、ストレートってことすか

日本版ポリティカルコンパスっていうものをやってみた。これは政治的立ち位置を判定するというもので、アメリカだかどっかで開発されたものを日本にあうように変えたものらしい。
その結果がこれ↓
Mannaka

ど真ん中・・・。
私は保守右派だそうだ。

自他共に認める左な人だったのに、いつからこんなど真ん中な人間になっちまったんだか(笑)

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March 02, 2006

どっちの味方でもないんだが

ライブドア問題から永田問題にすりかわっているような…。
自民党はごねて、話をすりかえて、逃げ切りって感じですかね?
ほかに重要なことがあると思うんだが、両サイドともこの問題にかまけてていいのかと。

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January 20, 2006

某著名人からの返信メール

ライブドアが大変ことになっているが、とりあえず無視してみる。そんな粉飾ができるなら誰が手引きしたのか? 監査法人や銀行や証券会社はどんな役回りをしたのか? それと、なぜNHKは午後4時の段階で「強制捜査に入った」という現在進行形でスクープしたのか? どこからのリークだったのか。 そんなところは知りたいけど。

という雑感はともかくとして、最近、大変感激したことがあったので、覚え書きを。

仕事上で知り合った知人から、某・インターネット界の著名人(アメリカ人)と連絡を取りたいと相談された。知人は元通信会社の社長で、社長時代にその人とひょんなことから意気投合し、一時、頻繁に交流していたのだが、知人も社長を退き、その著名人もいろいろ変わったために、連絡が取れなくなってしまったのだという。だから連絡先を探して欲しいと。

直球で広報にメールしてもだめだろうなと思ったので、ルートを知っていそうな友人に助けを求めたが、返事もない。仕方なく、いろいろ検索してみたら、これかな?というメールアドレスがあった。それを知人に教えたのだが、「メールしてみたが返事が来ない。ここではだめでは?」というメールが来た。

だいたい私も聞いたことがあるような大変な著名人である。知人がどのようなメールを出したかまではわからないが、著名人には1日に何百通もメールが来るに違いないので、ものすごくわかりやすいサブジェクトじゃないとだめだろうと、自分でも出してみた。サブジェクトには「○○さん(知人)がコンタクト取りたいそうです」と入れて、知人のメールアドレスを本文に入れて。ま、二人が連絡取れればいいわけだからと、超シンプルでぶしつけなくらいの英作文。ドラゴン桜によれば、減点主義の東大英語だったらバッチリ落とされているような間違いっぷりだった。

しかし、なんと、その著名人から返信が来たのだ。「ご親切にありがとう」などと書いてある。もちろん、たった3行なんだけど、何百通も来るであろう中の、見ず知らずの私のメールにわざわざ定型文じゃなくて返信してくれたわけである。

知人にもめでたくメールが行き、どうやら再び交流が始まったようだ。私も義務を果たしたという安堵感だけでなく、その著名人の心遣いを大変うれしく思ったし、とても感激した。さすがにネット界の著名人だけあって、素敵な人である。3行の返信メールは、永久保存版にしようと思っている。

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January 04, 2006

さすが西原

りえぞう画伯作 2006年の干支(笑)
http://www.toriatama.net/freeware/dog_02b.jpg

画伯、ちょっと具合が悪いようで心配。

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December 10, 2005

新幹線のネット決済

貧乏ヒマなしで忙しい中、大阪まで出張する機会があった。

新幹線の予約をしなくちゃなと思っていたが、年末年始もあって、地元の駅のみどりの窓口は激混みである。並ぶ気力をなくし、やはりここは「えきねっと」かと思い、予約した。

ただ、以前、東北新幹線を予約していて、きちんと切符が買えなくてあせった経験があったので、前日、食事の時間を削って、会社の近くの駅の「みどりの窓口」に買いに行った。その駅ではえきねっと端末が見当たらず、どうも窓口で買うしかなさそうだった。

20人は並んでいただろうか。窓口では3人が応対しているのだが、遅遅として進まない。なんだかわからないがすごく面倒な事態に陥っている客1人と、数人分の切符を取り直しているらしき客がいるだけで、20分は動かない。さっきまで1分を争うように仕事をしていて、時間をつくってきたのに、なんだかなあって感じである。

イライラするわけだが、ヒマでもあるので、窓口処理時間を計ってみた。すごく面倒な事態の客を別にすると、だいたい4、5分くらい、短くて3分というところ。でも、引っかかる人が3人に1人くらいの確率でいて、平均すると7,8分くらいになってしまいそうな勢いだった。

面倒な事態の客は20分くらいたってから、自分から気を使って後回しになっていたが、それで、なんとか少しずつ動いて、30分くらいでようやく自分の番になった。私に要した時間はえきねっと効果で3分である。3分のために30分待ったわけだ。せっかくネットで予約し、キャンセルする場合はお金もとられるのに、みどりの窓口がこれでは全く意味がない。職員が楽になるだけで、買うほうはほとんどメリットないじゃん。

前述の、東北新幹線のあせった経験とはこうだ。例によってみどりの窓口が込んでいる上に、前日昼には買いに行くタイミングがなく、その夜の帰りも遅くなり、結局前もって買えなかった。乗る便は朝早かったし、いつも使う改札にはみどりの窓口はなかったので、まず「えきねっと」で予約して、翌日は東京駅まで早めに行って、改札の中の窓口で切符をもらうことにした。その日は、30分前に東京駅についた。だが、窓口には10人以上並んでいて、少しも前に進まない。処理能力が遅い上に、人員が足りないのだ。例によって面倒な客ばかり。「えきねっとで予約した切符は、みどりの窓口で受け取るように」と書いてあったし、普通の券売機は対応してないみたいだし…と考えているうちに、もうあと5分くらいになってしまった。

仕方ないので新幹線乗り場の改札の前までいくと、えきねっと端末があった。「なんだ、あるのか」と早速買ったのだが、この端末では乗車券が買えないのだorz。「どうするんだあああ」とあせりつつ、もう時間が無いので、やむなく「乗車券が買えないんですけど、乗らなきゃいけないんです!」と訴えたら、どうもそういう人は多いらしく、通してくれた。乗車券代はついた先で支払えということだった。しかし、これならネット予約しないほうがいいくらいである。指定はいっぱいだったけど、自由席なら乗れるんだし。

今回の話に戻ると、大阪からの帰りの切符は買っていなかったので、出張先のパソコンを貸してもらって、「えきねっと」で予約しようとした。金曜日って単身赴任の人が帰るから、いい時間の切符はすぐなくなってしまうからだ。だが今度は、「JR東日本のみどりの窓口じゃないと受け取れません」ときた。

仕方ないので、新大阪の駅で買うことにした。大変使いやすい券売機で購入し、やれやれと思っていると、なにやら端末の前に長蛇の列。JR東海のエクスプレス予約だった。ネット決済できるみたいだが、調べてみたら東京-新大阪間だけ(新神戸まで拡大するみたいだが)。しかもクレジットカードつくんなきゃいけないらしい。

飛行機はネットで買えるのに、新幹線のネット決済が3種類もあって、それぞれ相容れないというのは、イマどきのサービスとしては相当悪いと思う。確かにJRは分割されたんだろうけど、新幹線はそれぞれの地域に乗り入れたりしているわけだし、一括で買えるほうが顧客サービスにつながるのでは? 機械化すればほかのサービスを充実できるんだし、窓口もすくというもの。せっかく民営化したのだから、顧客主義でサービスを見直して欲しいものだ。せめて、共通ネット用券売機を各駅に置いてくれ。

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November 04, 2005

サービスを極める

あくまで一傍観者として眺めた感想なのだが、ビジネスが大きく成功する時というのは、自分の理想の生活を実現できるものを生み出したときなんじゃないだろうか。

例えばアップル。一度追い出されたスティーブ・ジョブズが戻ったら、急に勢いづいた。それはジョブズにやりたいことがあるからなんじゃないかと思うのだ。

まず、カラフルなiMacでコンピューターのインテリア性を高めた。そしてiPodで自分の好きな音楽だけを何時間もシャッフルで聞くことができるようにした。走りながらだって聞けるように軽いシャッフル専用機も作った。さらにiTunesミュージックで、アルバムの中の好きな曲だけを買うこともできるようにした。

多分それはジョブズがやりたいことで、それがアップルのビジネスとなっている。そして、その目的があるからこそ、音楽の著作権問題も軽々と飛び越えた。「だって、みんなそのほうがいいでしょ?」ってね。

ソニーだって、ウォークマンを初めて出したときは、音楽をポケットに入れて持ち歩きたいという目的があったと思う。みんなそう思っていたし、だからあんなにヒットしたのだ。ソニーはベータの失敗で、コンテンツに傾注したために、その結果コンテンツに縛られて、デジタル時代の音楽プレーヤーではiPodに遅れを取ってしまったが、iPodの概念は、ソニーが作り上げたといっても過言ではないだろう。薄型ノートPCもVaioが作り出したようなものだ。

そんな思いを持ちながら、TBSと楽天の提携話を見ていると、楽天が何がしたいのか、さっぱりわからない。

楽天がTBSを買収したら、楽天で、TBSのコンテンツや、放送内で取り上げたものは独占的に売れるようになると思う。だが、それは両刃の剣でもある。他局のコンテンツが提供されなくなるかもしれないし、将来的に通信と放送の融合話でよく出てくるような、連動型サービスでも縛りが出てくる。例えばドラマの中で女優が着ていた洋服を売るとした場合、楽天の中のショップで売っているもの以外は使えず広がりがなくなる可能性があるし、他局は別のショッピングモールを使うことになるだろう。加盟している商店は、多数のネット商店街に加盟しなければならなくなり、ひいては、楽天の地位低下になるのではないだろうか。

一方で、TBSが考えているamazonとの提携は理にかなっていると思う。TBSがamazonにコンテンツを提供するだけだから。

楽天がここまで成功したのは、インターネットが普及し始める初期の段階で、いち早く、通常の商店にも、簡単にネットショップを立ち上げられる道を開いたからだ。購買する側も、安い商品を全国から探すことができるわけで、そんなことはこれまでできなかった。「こうなったらいい」を実現した、その点は素晴らしいと思う。

だがTBSを買うことは、楽天グループを大きくするという以外の部分においては、メリットがわからないのだ。まあ、ただ大きくして、資金繰りをよくして、もっとデカイことをしたいというだけかもしれないけど。それなら、そう言ったほうがいい。デカイことの内容によるが、それが夢のような話であれば、みんな乗ってくるだろう。例えば、BSデジタルをニュースチャンネルにしたいから、TBSを買収して実現するんだとかさ。ま、私の願望なんだが。「アジア版CNNみたいなの、作りたいんですよ」とか言ってみてくれ。

冗談はさておき、楽天の本業である商店街ビジネスモデルは、今、各商店のデジタルリテラシーの向上と、グーグルなどの検索エンジンの高度化とそれに連動する広告ビジネスに